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ガジェットレビュー スマホ・タブレット

『ヴィヴィメイジ E10』レビュー!様々な用途に活用できる格安Androidタブレット

2022年5月25日

テレワークやオンライン授業などの広がりに伴い、最近ではタブレットを購入する方々が増えてきましたね!

現在では、格安で購入できるAndroidタブレットが人気です。

しかし、安すぎるモデルを購入した場合、

  • 性能が低すぎて使い物にならなかった...
  • ゲームアプリがカクついてまともに遊べない...

なんて事態にもなりかねません。そのため格安タブレット選びには慎重になる必要があります。

今回は、リーズナブルな価格と実用的な性能を併せ持ったAndroidタブレットVIVIMAGE E10について紹介したいと思います!

▼10.1型Androidタブレット

ブランド VIVIMAGE(ヴィヴィメイジ)
型名 E10
ディスプレイサイズ 10.1インチ
解像度 1920×1200(FHD+)
リフレッシュレート 非公表(おそらく60fps)
OS Android 10
CPU MT8168 Quad-core Cortex-A53
RAM 3GB
ストレージ 32GB
マイクロSDカード 対応(最大512GBまで)
SIMカード 非対応
対応通信規格 Wi-Fi, Bluetooth, GPS
搭載カメラ フロントカメラ:5メガピクセル
リアカメラ:8メガピクセル
バッテリー容量 6,000mAh
本体サイズ 242.8×161.8×8.5mm
本体重量 約527g

『VIVIMAGE E10』は、Android 10搭載の10.1インチタブレットです。

ディスプレイ解像度は 1920×1200(FHD+)に対応しており、美しい映像を楽しむことができます。

▼リフレッシュレートの公称値は不明ですが、おそらく上限60FPSです。

筐体下部には2基のスピーカー(デュアルスピーカー)を内蔵しています。

CPUにはMT8168 Cortex-A53 クアッドコアプロセッサーを採用しており、RAM(メモリ)は3GBを搭載。一般的なタブレット用途であれば問題なくこなせる性能を擁しています。

ストレージ容量は32GBを搭載。大量のアプリやデータを保存しておくには不足気味ですが、マイクロSDカードの挿入で最大512GBまでの容量拡張が可能となっています。

通信規格はBluetooth、Wi-Fi、GPSに対応しています。一方でSIMカードの挿入に対応しておらず、モバイルデータ通信を行うことが出来ないため注意が必要です。

前面には5メガピクセルのフロントカメラを、背面には8メガピクセルのリアカメラを内蔵しており、ウェブ会議やオンライン授業といった用途にも問題なく活用できます。

そして本製品は専用のマグネット式ドッキングキーボードに対応しており、装着することでタブレットPCのような利用方法が可能となります。

▼ドッキングキーボードはタブレットケースとしても機能します。価格がリーズナブルな点もGOOD。

以上のように、バランスの良いスペック構成に対して価格は1万円台後半と比較的安価であり、数ある格安ミドル級タブレットの中でも、優れたコストパフォーマンスのモデルとなっています。

製品本体および付属品

製品本体および付属品背について紹介していきます。

▼製品外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧

  • タブレット本体
  • 電源アダプタ
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • 保証カード
  • カードスロット開閉用ピン

▼説明書は日本語にも完全対応しています。

タブレットの外観

▼タブレット表面。シンプルかつスタイリッシュなデザイン。

▼前面中央には5メガピクセルのフロントカメラを内蔵。

▼背面の様子

▼背面には8メガピクセルのリアカメラを内蔵。

▼本体サイズは242.8×161.8×8.5mm。10.1インチタブレットとしては一般的な大きさです。

▼本体重量は527gと軽く、持ち運びに適しています。

▼手触りや質感的に高級感はありませんが、しっかりとした造りになっています。

▼厚みは8.5ミリと非常に薄く、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないでしょう。

インターフェース構成

続いて、タブレットのインターフェース構成について紹介していきます。

▼本体右側面の様子。『電源ボタン』および2基のスピーカー(デュアルスピーカー)が内蔵。

▼反対側(本体左側面)には、専用のドッキングキーボードを装着するためのマグネットポートが用意されています。

ポートに接続するタイプのため、キーボードの反応性は良好です。

▼本体上部には『3.5mmオーディオジャック』『音量調整ボタン』『Type-Cポート』『mini HDMIポート』『カードスロット』が用意。

mini HDMIポートを利用することで、外部モニターへ映像を出力することが出来ます。

また、付属のピンを用いてスロットを開き、最大512GBまでのマイクロSDカードを挿入することが出来ます。

本体のストレージ容量が32GBと少ないため、必要に応じてマイクロSDカードの購入をオススメします。

▼本体下部には特に何もありません。

以上の通り、薄型の筐体に必要なポート類をすべて集約したインターフェース構成となっています。

AnTuTuベンチマークスコア結果

『VIVIMAGE E10』の AnTuTuベンチマークスコア を計測してみました。

AnTuTuベンチマークとは?

スマートフォンやタブレットなどのデバイスの性能を測るための、標準的なベンチマークのこと。

結果は 約11.3万点 でした!

同価格帯のタブレットとしては、そこそこのスコアを記録できていると思います。

ウェブサイト閲覧や動画視聴まで、一般的なタブレット用途は問題なくこなせる性能を擁しています

ゲーミングアプリも、画質設定を妥協することである程度スムーズに動作するでしょう。

ただし、スコア自体は同価格帯のタブレット『Teclast P30HD』が約11.8万点であったことを考えると、価格に対する性能の高さ(コスパ)は、やや劣っているように感じられます。

他機種とのベンチマーク比較

以下に、最新スマホ・タブレットの機種別ベンチマーク比較表を紹介します。

【最新スマホ&タブレット 性能ランキング】

種別 機種名 AnTuTuスコア 価格
スマホ moto edge X30 約 993,000点 6万円前後
スマホ Xiaomi 12 約 943,000点 7万円前後
スマホ Redmi K50 Gaming Edition 約 852,000点 7万円前後
スマホ OPPO Find N 約 837,000点 14万円前後
タブ Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021 約 720,000点 5万円 前後
スマホ POCO X3 GT 約 600,000点 4万円 前後
タブ Xiaomi Pad 5 約 570,000点 4万円 前後
スマホ POCO M4 Pro 約 350,000点 3万円 前後
スマホ Xiaomi Redmi Note 10 Pro 約 330,000点 3万円 前後
タブ Blackview Tab 13 約 257,000点 3万円 前後
タブ ALLDOCUBE iPlay40 約 250,000点 3万円 前後
タブ Teclast T40 Pro 約 244,000点 2.7万円 前後
タブ ALLDOCUBE iPlay40 Pro 約 244,000点 3.3万円 前後
タブ ALLDOCUBE iPlay40H 約 240,000点 2.6万円 前後
スマホ moto g50 5G 約 238,000点 2.3万円 前後
タブ Teclast T40 Plus 約 234,000点 3万円 前後
タブ BMAX MaxPad I11 約 216,000点 3万円 前後
タブ Teclast M40 約 200,000点 2.3万円 前後
タブ BMAX MaxPad I10 約 190,000点 1.7万円 前後
タブ TECLAST M40SE 約 188000点 1.8万円 前後
タブ VASTKING KingPad K10 約 159,000点 1.6万円 前後
タブ New Fire HD 10 Plus 約 155,000点 1.9万円 前後

ぜひ参考にしてみてください!

実際に使用した感想

それでは、実際に『VIVIMAGE E10』を使用した感想について紹介していきます。

一般的なタブレット用途は快適

一般的なタブレット用途に利用した際のパフォーマンスを確認してみました。

まずはブラウザアプリを用いて複数のウェブサイトを閲覧してみましたが、いずれの場合もスムーズかつ迅速にページが表示されました。

▼画像多めのサイトでもスピーディーに読み込まれます。

▼FHD+解像度のディスプレイのおかげで、細かま文字まで鮮明に読み取ることが出来ます。

ページスクロール時に読込遅延やラグが発生することもなく、ストレスのないウェブサイト閲覧が可能でした。

続いて、YouTubeやネットフリックスなどで動画を視聴してみました。

この場合も、スムーズに動画を再生することが出来ました。

▼再生中に動画がストップしたり、ラグったりすることもなく、安定した再生が可能。

ディスプレイの発色もカラフルで、映画からアニメまで、深みのある色合いで楽しむことが出来ました。

このように、ウェブサイト閲覧や動画視聴など、大抵のタブレット用途を快適にこなせるだけの性能となっています。

リモートワークやオンライン授業、ウェブ会議用にタブレットを購入した場合でも、ストレスなくタブレットを利用できるでしょう。

スピーカー品質はイマイチ

続いて、音楽を再生した際の "サウンド(スピーカー)品質" についても確認してみました。

正直、音質に関してはイマイチといったところ。

中~高音域に関してはある程度クリアに響くため、アニメや映画におけるセリフなどは支障なく聞き取ることが出来ます。

しかし一方で低音が完全に潰れてしまっており、搭載スピーカー数が2基のみのため立体感に欠け、音圧も弱く感じられます。

サウンド品質はそこまで期待しない方が良いでしょう。

カメラの品質もそこそこレベル

続いて、カメラ性能についても確認してみました。

▼フロントカメラで撮影した映像

動いたときに気になる残像などは発生しませんでしたが、全体的に画質がイマイチであり、発色も薄く感じられます。

ウェブ会議やオンライン授業など、オンライン通話に用いる分には問題ありませんが、あくまで最低限レベルでしょう。

続いて、背面(リア)カメラについて。

▼実際に撮影した画像

フロントカメラよりは画質が良いものの、やはりリアカメラも色合いが薄く感じられます。

旅行時の記念撮影用として利用するには微妙な品質ですが、何かの記録用に用いる分には問題ないと思います。

以上の通り、前後のカメラ性能に関しては価格相応のクオリティとなっています。

軽めのゲームアプリであればスムーズに動作

最後に、いくつかゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスを確認してみました。

『PUBG』プレイ時

まずはオンラインバトルロワイヤルゲーム『PUBG』プレイ時について。

▼グラフィック品質は "HD" まで設定可能でした。

実際にいくつか試合に参加してみましたが、たまにテクスチャの貼り遅れが生じる程度であり、プレイヤーの密集する場所などでもカクつきを感じることはありませんでした。

▼普通にゲームを遊ぶ分には問題のないパフォーマンスを実現できています。

▼激しく動き回ったり視点移動した場合でも、フレームレート低下やラグを感じることはあまりありませんでした。

画質をある程度妥協すれば、PUBGクラスのゲームアプリでもいたって快適に楽しむことが可能となっています。

『マインクラフト』プレイ時

続いて『マインクラフト』(旧マイクラPE)プレイ時について。

実際にワールドを作成して入ってみましたが、こちらも『PUBG』の場合と同様、スムーズで快適にプレイすることが出来ました。

▼遠くのチャンクまで素早く読み込まれます。

▼処理の重めなバイオームを歩き回っても、気になるカクつきは感じられませんでした。

大規模なチャンクを読み込む場合でも、特にフレームレートが低下することも無く、スムーズに操作することが可能です。

たくさんのMOD(アドオン)を導入してマイクラPEをバリバリ遊びたい方や、友達と一緒にマルチサーバーで遊びたい場合でも、問題なく快適に動作するでしょう。

『原神』クラスのゲームアプリはキツい

他にも『原神』など処理の重いゲームアプリも遊んでみましたが、フレームレート低下が激しく、カクつきも生じるため、お世辞にも快適とは言えないパフォーマンスとなってしまいました。

さすがに原神クラスのゲームアプリの動作はキツいと言えます。

上で紹介した通り、『PUBG』や『マインクラフト』あたりのゲームアプリであれば問題なく動作します。

様々な用途に活用できる格安Androidタブレット

【個人的な評価】

  • 性能:(☆3.5)
  • デザイン:(☆4.5)
  • 扱いやすさ:(☆5)
  • 価格(コスパ):(☆4)
  • 総合評価:(☆4)

今回紹介した『VIVIMAGE E10』について、特徴をまとめると以下の通りです。

良かった点

  • コンパクトかつ軽量な筐体
  • リーズナブルな価格
  • ドッキングキーボードに対応
  • 外部モニター出力に対応
  • 一般的なタブレット用途は快適
  • 設定を妥協することで、ゲーミングアプリもある程度スムーズに動作

悪かった点

  • カメラ性能はイマイチ
  • サウンド品質は低い
  • SIM(モバイル通信)非対応
  • 内蔵ストレージ容量が少ない(32GB)

以上の通り、一般的な用途であれば比較的快適にこなせる格安Androidタブレットとなっています。

筐体は薄く軽量なため、外出先への持ち運び用途に適しています。

FHD+解像度に対応したディスプレイは美しく、発色も良好です。映像視聴目的でタブレットを探している方でも、満足度の高い体験が可能でしょう。

ゲーミングに関しても、原神など一部の激重ゲームアプリを除けば、画質設定をある程度妥協することで十分快適に遊ぶことが出来ました。

一方で、カメラ性能とスピーカー品質はイマイチであり、これらの点に関してはあくまで価格相応といった感じです。

また、SIMカードの挿入に対応していない点は残念ですね。ストレージ容量も32GBと少なく、別途マイクロSDカードの購入が必要となります。

しかし、専用ドッキングキーボードが非常にリーズナブルな価格で販売されており、装着することで、仕事や軽作業などを快適にこなせるデバイスに早変わりします。

出来るだけ価格を抑えつつ、専用ドッキングキーボードに対応したAndroidタブレットを探している方には、是非オススメしたい一品です。

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