2024年7月、無線型のイヤホンを数多く手掛けるSoundPEATS(サウンドピーツ)は、同社の最新モデル『SOUNDPEATS Capsule3 Pro+』をリリースしました!
MEMSドライバーと12mmダイナミックドライバーを組み合わせたハイブリッド構成を採用しており、高音から低音にいたるまで、解像度の高い躍動感のあるサウンドを楽しめるようになっています。
ハイレゾ相当の高音質を誇る「LDAC」に対応し、標準のBluetoothオーディオコーデックSBCと比べて最大約3倍の情報量を伝送。原音を忠実にトレースし、ハイレゾ音源の繊細なニュアンスを描き出すことができる、高性能ワイヤレスイヤホンです。
今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基に良かった点・悪かった点を分かりやすく紹介していきます!
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ブランド | SOUNDPEATS |
モデル名 | SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ |
タイプ | 無線(ワイヤレス) |
形式 | カナル型 |
本体操作 | タッチ式 |
ドライバー | 12mmダイナミックドライバー |
再生周波数帯域 | 20Hz—40KHz |
対応プロファイル | HSP、HFP 、A2DP、AVRCP |
対応コーデック | AAC、SBC、LDAC |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
マイク | 内蔵(片側3基・計6基) |
最大持続時間 | イヤホン単体:約6.5時間 ※60%音量 ケース込み:約43時間 ※60%音量 |
本体サイズ | ケース込み:50.07×67.31×25.9mm |
本体重量 | イヤホン単体(片側):約5g ケース込み:約48g |
充電時間 | 約2時間 |
充電ポート | Type-C |
Adaptive ANC | 対応(最大-45dB低減) |
通話用(ENC)ノイズキャンセリング | 対応 |
マルチポイント | 対応 |
風ノイズ低減 | 対応 |
ゲームモード | 対応(70ms低遅延) |
専用アプリ | Google Play「PeatsAudio」はこちら App Store「PeatsAudio」はこちら |
防水性能 | IPX4 |
受賞実績 | VGP 2024 SUMMER 金賞 VGP 2024 SUMMER コスパ大賞 |
今回紹介する『SOUNDPEATS Capsule3 Pro+』は、Bluetooth5.3接続に対応するワイヤレスイヤホンです。
MEMSドライバーと12mmダイナミックドライバーを組み合わせたハイブリッド構成を採用しており、高音から低音にいたるまで、解像度の高い躍動感のあるサウンドを楽しめるようになっています。
ハイレゾ相当の高音質を誇る「LDAC」に対応し、標準のBluetoothオーディオコーデックSBCと比べて最大約3倍の情報量を伝送。原音を忠実にトレースし、ハイレゾ音源の繊細なニュアンスを描き出すことができる、高性能ワイヤレスイヤホンです。
※マルチポイント接続時にLDACは使用できません。
▼解像度の高いサウンドを楽しめます。
アクティブノイズキャンセリングにハイブリッド方式を採用。左右2つずつのマイクで的確にノイズを拾い出して除去します。さらに最大1.8kHzの超広帯域ノイズ周波数に対応し、可聴域で最大45dB(当社による測定値)というノイズ低減効果を実現しました。周囲の雑音や装着状態、耳の形状に応じてノイズキャンセリング効果を自動調整することができます。
効果的に騒音をカットしつつ、ノイズキャンセル時の閉塞感を低減し、長時間の利用に耐えられる快適性も備えています。
※ANCをオンにすると、外耳道の構造と装着状態に適したノイズキャンセルレベルを検出するアルゴリズムのため、音楽が再開するまで約2秒かかります。
コンパクトながら圧倒的な再生時間を誇っており、イヤホン単体で約6.5時間(ANCとAAC有効時約5時間)、ケースと併用すれば最大43時間というパワフルなバッテリーを搭載しています。オンラインミーティングや旅行先など、長時間の使用でもバッテリー残量を気にする必要はありません。
左右合わせて6基の高性能マイクを内蔵し、通話中に周囲の音を検出してノイズを軽減。騒がしい環境でも通話相手の声がクリアに聞こえ、自分の声もノイズのないクリアな音質で相手側に届けられます。さらに「ゲームモード」をオンにすると、遅延を 0.07sまで減らすることができ、動画視聴やゲームプレイの体験を向上させます。
そして最新アプリ 「PeatsAudio」に 対応。Capsule3 Pro+の機能を詳細に調整できます。 タッチ操作の機能や、10バンドイコライザーによる音質調整、ノイズキャンセリングや外音取込モードのON/OFF、音声通知の切り替えなど、 イヤホンを自分好みにカスタマイズできます。
マルチポイント機能に対応しており、アプリでマルチポイント機能をオンにすると、同時に2台のデバイスに接続可能。片方からの着信でも、接続を切り替えることなく通話が可能です。
※マルチポイント接続時にLDACは利用できません。マルチポイント接続を使用する際は「PeatsAudio」アプリ上で機能をオンにしてください。
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧
- チャージケース
- イヤホン本体
- USB Type-Cケーブル
- 予備イヤーチップ×2セット
- ユーザーマニュアル
- ブランドシール
▼ユーザーマニュアルは日本語にも対応。
予備のイヤーチップが付属しており、耳穴の大きさに適したチップに変更できます。
チャージケース
製品には収納とイヤホンの充電器を兼ねた、チャージケースが付属します。ワイヤレス充電には対応していません。
▼チャージケースの外見。肌触りが良く艶があり、高級感を感じるデザインです。
▼手のひらに収まるほどのコンパクトサイズ。
▼底部には充電用のType-Cポート、およびファンクションボタンが搭載されています。
非常にコンパクトかつ軽量なサイズに収まっているため、ズボンのポケット等にもラクラク収まります。
そして上部のフタをカパッと開けると、左右のイヤホンがスッポリ収まっています。
イヤホン本体
イヤホン本体も非常にコンパクトなサイズとなっています。
▼気を付けないと紛失し兼ねないほど小さいです。
▼片耳で約5gと非常に軽いです。
▼イヤホン側面(ロゴの部分)にはタッチ操作パネルが仕込まれています。
左右イヤホンのタッチパネルを利用して、各機能へ瞬時にアクセスすることが可能です。機能は後述する公式アプリより自由にカスタマイズすることが可能です。
AirPods Proとの比較
▼本製品(左)とAirPods Pro(右)を並べた様子。
ケース、イヤホン本体ともにAirPods Proと同程度のサイズとなっています。
▼形状も似ており、今までにAirPodsを使用したことのある方であれば、違和感なく装着できるでしょう。
デバイス側で "SOUNDPEATS Capsule3 Pro+" が表示されるので、選択することで接続(ペアリング)が完了します。
これだけの手順で接続を完了できます!
次回以降は、ケースのフタを開くだけで自動的に接続されるようになるため、この手のデバイスの扱いが苦手な方でも、全く問題なく使用することができるでしょう。
なお、ケース正面のインジケータの点灯・点滅の仕方によって、バッテリー残量を把握することが出来ます。
専用アプリのインストールを推奨
ちなみに、本製品にはiOS・Android対応の公式アプリ(無料)が用意されており、デバイスにインストールしておくことで様々な調節を行うことが可能となります。
▼公式アプリ『PeatsAudio』
▼アプリ画面。イヤホンの充電残量や接続状態、音質に関する各種パラメータの調節などを行うことが可能。
ゲーミングや音楽視聴など、用途に応じてカスタマイズすることが可能。ノイズキャンセリングや外音取り込み機能の切り替えもここで行えます。
▼イヤホンの音声ガイダンス言語を切り替えられます。
▼ノイズキャンセリングや外音取り込みなど、モード切替を行うことも可能。
「ゲームモード」をオンにすると、遅延を 0.07sまで減らすることができ、動画視聴やゲームプレイの体験を向上させます。
なお、音質を自動調整する新機能「アダプティブイコライザー機能」も用意。
▼テストを実行して、装着者に最適な音響設定を自動調整。
柔軟な使い方が出来る点も、本製品の魅力の1つです。
非常に快適な装着感
実際にイヤホンを装着してみました!
まずペアリング済みのイヤホンをケースから取り出し、両耳にはめる。カナル型のため、イヤホン先端が耳奥まで到達するよう、耳にシッカリと装着しましょう。
イヤホンは片耳で約5gほどしかなく、装着しても重さや不快感などは一切感じませんでした。
装着した状態で動き回った場合でも落ちてしまうことはなかった。長時間装着し続けても耳が痛くなったり、疲れも皆無。
数あるワイヤレスイヤホンの中でも、実に快適な装着性を実現できていると言えます!
高音から低音にいたるまで、解像度の高い躍動感のあるサウンドを楽しめる
実際に本製品を使用して様々な楽曲を視聴してみました。
音質は非常に良好であり、1万円台のワイヤレスイヤホンの中でも実に高いサウンドクオリティを実現しています。
以前紹介した同ブランドの前モデル『SOUNDPEATS Air4 Pro』と比べても、明らかに音の解像度が高いです。様々な楽器の音色が響き渡るオーケストラ等の楽曲においては、背景の1つ1つの楽器の存在感が消されることなく、繊細な音を楽しむことができました。
▼ボリュームを上げても、音漏れはそこまで気になるレベルではありませんでした。外出先でも安心して利用できるでしょう。
MEMSドライバーと12mmダイナミックドライバーを組み合わせたハイブリッド構成を採用しているおかげで、高音から低音にいたるまで、解像度の高い躍動感のあるサウンドを楽しめます。中~高音域に関して爽快に響き渡る一方で、耳がキンキンと痛くなるような不快感は無く、長時間聴き続けていても疲れやストレスは感じません。ホワイトノイズ等も特になく、高音でも割れることはありませんでした。
クリアな中音域を保ちつつ、ダイナミックな低音の響きも生み出すことに成功している印象です。ボリュームの調整幅も広く、音量を6~7割ほどに調整しても十分な音圧を感じることができました。
この価格帯のワイヤレスイヤホンの中では、間違いなくトップクラスのサウンドを実現できていると言えるでしょう!
扱い方が簡単
実際に『SOUNDPEATS Capsule3 Pro+』を使用すると、取り回しが実に楽なことに気が付くでしょう。
まずケースからイヤホンを取り出すと瞬時にペアリングされ、耳に装着する頃にはサウンドを出力する準備が完了しています。ワイヤレスイヤホンによってはペアリングに時間のかかるタイプもありますが、本製品はその点でストレスに感じることはありません。
そして使用後は、チャージケースに収納することでBluetooth接続が解除され、充電が行われます。
この流れが非常にシンプルでラクなため、日常の中でストレスなく自然に使用し続けることができます。ユーザービリティに優れた設計が成されていると感じられました。
イコライザー(EQ)による調節が可能
公式アプリにはイコライザー(EQ)調節機能が用意されており、イヤホンの音質を自分好みにカスタマイズできます。
▼イコライザーによる詳細なカスタマイズが可能。
また、イコライザーを細かく調節するのが面倒な方向けに、複数のEQプリセットも用意されています。
EQプリセットでは、低音抑制や低音強調、ヒップホップ、クラシックなど、視聴する音楽種別に最適なサウンド環境をワンタッチで実現できます。
選択するプリセットによって全く異なる傾向のサウンドを楽しむことが出来る。しかも微々たる違いではなく、同じ楽曲でも体験がガラリと変わるほど、各プリセットが差別化されていました。
音響にあまり詳しくない方にとって、イコライザーをイジるのは敷居が高いですよね。しかしアプリ上でプリセットが用意されていることにより、音の変化を気軽に楽しめるのは優れた機能であると感じました。なお、どの設定が最適か分からない場合は、上述した「アダプティブイコライザー機能」を利用して自動調整を行ってもらっても良いでしょう。
タッチパネルの機能カスタマイズが可能
イヤホン側面のタッチパネルをタッチした際の機能に関しては、公式アプリより詳細なカスタマイズが可能となっています。
▼操作方法に応じて様々な機能を設定可能。
ただし、イヤホンユーザーによっては、イヤホンに搭載されたタッチパネルを誤って触れてしまい、誤操作を起こしてしまった経験もあると思います。
人によっては誤作動にストレスを感じることがあるかもしれません。その場合は、前述したアプリの設定画面でタッチ操作をOFFにしておくこともできます!
私はよくミスタッチを起こすので、個人的には非常に嬉しい機能の1つでした!
長時間持続するバッテリー
このサイズにしては、本製品の充電は比較的長持ちする部類です。
イヤホン本体のスタンドアローン状態で約6.5時間、チャージケースを併用することで約43時間の使用が可能になり、外出先に1週間ほど持参しても平気で充電が持続します。
ケース本体のバッテリーが低下した場合は、Type-Cケーブルを接続して充電できます。Type-Cポートがケース下部に位置しており、充電時にデスク上へ置きやすい点もGOOD。
実際に1週間ほど試用してみましたが、1日に4時間程度使用する分には、1週間で1, 2回ほど充電を行うだけで事足りました。いちいち充電する手間を省くことが出来る点は実に嬉しいですね。
ただ、個人的にはワイヤレス充電にも対応していてほしかったところです。
高音から低音まで躍動感のある音を楽しめる高性能ワイヤレスイヤホン
今回紹介した『SOUNDPEATS Capsule3 Pro+』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 優れた音質
- 軽量かつコンパクト、高級感もあるチャージケース
- バッテリー持続時間が長い
- 長時間装着し続けても疲れない・痛くない
- ペアリングが簡単(スムーズ)
- 便利なEQプリセット
- マルチポイント接続対応
- 低音にも強い
- 外音取り込み機能に対応
- タッチ機能のON/OFFに対応
悪かった点
- ケースがワイヤレス充電に非対応
以上の通り、価格以上のパフォーマンスを発揮するワイヤレスイヤホンとなっています!
1万台のワイヤレスイヤホンの中でも音質が優れており、特に中~高音域に関しては満足度の高いサウンド体験が可能です。
中~高音域が爽快に響き渡る一方で、耳がキンキンと痛くなるような不快感は無く、長時間聴き続けていても疲れやストレスが皆無。ホワイトノイズ等も特になく、高音でも割れることはありませんでした。
そして、MEMSドライバーと12mmダイナミックドライバーを組み合わせたハイブリッド構成を採用しているおかげで、高音から低音にいたるまで、解像度の高い躍動感のあるサウンドを楽しめます。クリアな中音域を保ちつつ、ダイナミックな低音の響きも生み出すことに成功している印象です。ボリュームの調整幅も広く、音量を6~7割ほどに調整しても十分な音圧を感じることができました。
また、「ゲームモード」をオンにすると、遅延を 0.07sまで減らすることができ、動画視聴やゲームプレイの体験を向上させます。
イヤホン側面のタッチ操作パネルの感度も良好な一方で、タッチ機能を無効化出来る点も嬉しいです。
バッテリー持続力も非常に優れており、外出先でもケース携行で長時間の連続利用が可能。ただ、欲を言えばケース自体がワイヤレス充電に対応していてほしかったところですね。
なにはともあれ、1万円台で性能の良い完全ワイヤレスイヤホンを探している方には、是非オススメしたい製品です!
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- クーポンコード利用期限:2024年7月11日(木)0:01 ~ 2024年8月18日(日)23時59分
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