新型コロナウイルスによる "リモートワーク"や "ウェブ会議" の定着により、最近ではパソコンを持ち運び、外で仕事を行う人が増えてきました。
しかし、持ち運びに適した小型ノートPCって価格が高めなので、少し手が出づらいですよね。
そこで今回オススメしたいのが、タブレットにもかかわらず、PCのように利用することも出来る『VANKYO 2 in 1 タブレット P31』です!
ブランド | Vankyo |
シリーズ | MatrixPad P31 |
ディスプレイ | 10.1 インチ(10点マルチタッチ対応) |
解像度 | 1920×1200 |
OS | Android 10 |
RAM(メモリ) | 4 GB(DDR4 SDRAM) |
CPU | 8コア Octa-CoreA55 プロセッサー |
ストレージ | 64 GB(SSD) |
色 | 黒 |
本体重量 | 1.48 kg(キーボードケース込) |
通信規格 | Bluetooth5.0, Wi-Fi, GPS |
カメラ | 背面カメラ:13メガピクセル 前面カメラ:5メガピクセル |
『VANKYO 2 in 1 タブレット P31』は、その名の通り "タブレット" と "PC" のいずれの用途にも使用できる、便利なAndroidタブレットです。
製品本体に キーボード搭載の『本体カバー』および『タッチペン』が同梱されており、購入してすぐに仕事やゲームで利用することが出来ます。
付属しているタッチペンは1,024段階の筆圧検知に対応しており、アイデアやデザインを思いついたら、すぐさま直感的にタブレットへ記録しておくことが可能です。
CPUには強力なパフォーマンスを発揮する『Octa-CoreA55 8コア』を採用しており、4GBのRAM(メモリ)と64GBのストレージを搭載。ウェブブラウジングや動画視聴はもちろん、ゲームアプリも快適に遊ぶことが出来ます。
Bluetooth5.0 や Wi-Fi、GPSなどの通信規格にも対応しているため、ワイヤレスで様々な外部デバイスと接続することが可能。
そして何より、これだけスペック・機能性が充実しているにもかかわらず、2万円台で購入することが出来るのです!
▼なお記事執筆時点において、Amazon商品ページのクーポンを利用することで、さらに5,000円OFFの価格で購入可能でした。
下手なノートPCよりも、はるかに格安な価格で購入することができ、持ち運び性能も優れたオススメのタブレットとなっています。
今回はこの『VANKYO 2 in 1 タブレット P31』について、実際に使用した感想を元にレビューしていきます。
ゲーミング性能などについても確認してみたので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください!
製品本体および付属品について
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子。
▼フタを開けると、タブレット本体がすっぽり収まっています。
▼さらに下には『キーボード付きカバー』やコード類が入っている。
▼そして一番下には、説明書(日本語対応)および『タッチペン』が入っています。
ペンは付属の電池を入れて使用します。
▼なお箱のフチには、SDカードスロットを開くためのピンが入っています。見逃しやすいので要注意。
▼内容物をすべて取り出した様子。
10.1インチディスプレイを搭載したタブレット自体は 非常に軽量かつコンパクト です。
▼タブレット本体。購入時には裏表に保護シートが貼ってあります。
ディスプレイの大きさに対してベゼル幅が抑えられているため、全体的にコンパクトな大きさに収まっています。
▼メタリックな光沢が見られる、高級感のある質感。
搭載ポートについて
タブレット本体に搭載されているポートについて紹介していきます。
▼本体前面には5メガピクセルのフロントカメラと、顔認証センサーが搭載。
顔認証によるセキュリティロックの解除機能に対応しています。
▼本体上部にはUSB Type-Cポートおよびマイク穴が搭載。
カメラとマイクが搭載されているので、リモートワークやウェブ会議などにも利用できます。
▼本体右側面には電源ボタン、音量調整ボタンおよび3.5mmイヤホンポートが用意。なお、電源ボタンの隣にはリセット穴が用意されています。
▼本体下部には2期のスピーカー(デュアルスピーカー)が搭載。立体的なサウンド出力が可能です。
▼本体左側面には、マイクロSDカードスロットが用意。
付属のピンを使うことで、スロットを開けることができます。
本体には64GBのストレージが搭載されていますが、もしも容量に不足を感じた場合は別売りのマイクロSDカードを挿入することで増量できます。
▼本体裏面には、13メガピクセルのカメラとライト発光部も搭載されています。
扱いやすいキーボード搭載型タブレットケース
本製品にはキーボード一体型のタブレットケースが付属しています。
▼Bluetooth接続ではなく、きちんと専用の端子を備えたキーボードケース。
嬉しいことに日本語対応キーボードとなっており、英語/日本語変換キーも搭載されています。
▼日本語で大量の文字を入力する際には非常に便利です。
▼キーボードには多少の押し込みストロークがあり、ちゃんと打っている感があります。
1つのキーは1.3センチとなっており、打ち込みやすい大きさです。実際に本記事もこのタブレットを使って作成していますが、スムーズに入力することができています。
▼タッチパッドの手触りも良く、タップ機能にも対応しています。
▼本体ケース側面にはタッチペンを収納可能。
▼ケースの端子をタブレット側面に接続することで、PCのようにキーボードを利用することができます。
▼タブレットを接続した様子。
▼ケースはスタンド代わりとしても機能します。
▼ケース内にタブレットとタッチペンを収納した様子。非常にスタイリッシュな外観で、持ち運びやすいデザインとなっています。
ちなみに、ケースを閉じると、自動的にタブレットのディスプレイも消灯するようになっています。消し忘れを防止してバッテリーの節約にも貢献できます。
このように、タブレットとしてもノートPCとしても利用できる、優れた機能・デザイン性となっています。
AnTuTuベンチマークテスト結果
『VANKYO 2 in 1 タブレット P31』の AnTuTuベンチマークスコア を計測してみました。
AnTuTuベンチマークとは?
スマートフォンやタブレットなどのデバイスの性能を測るための、標準的なベンチマークのこと。
ベンチマークテストの結果は、約10万点でした。
決して低くはないスコアです。ブラウジングや動画視聴、仕事用のアプリを動かす分には問題ないスペックです。
ただし、重めのゲームアプリをプレイすると、少しカクつきを感じます。
もしも同じ2万円台のAndroidタブレットを探していて、キーボードが不要な方には『Teclast M40』(約21万点)の方がオススメです。
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他機種とのベンチマーク比較
以下に、最新スマホ・タブレットの機種別ベンチマーク比較表を紹介します。【最新スマホ&タブレット 性能ランキング】
種別 | 機種名 | AnTuTuスコア | 価格 |
スマホ | moto edge X30 | 約 993,000点 | 6万円前後 |
スマホ | Xiaomi 12 | 約 943,000点 | 7万円前後 |
スマホ | Redmi K50 Gaming Edition | 約 852,000点 | 7万円前後 |
スマホ | OPPO Find N | 約 837,000点 | 14万円前後 |
タブ | Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021 | 約 720,000点 | 5万円 前後 |
スマホ | POCO X3 GT | 約 600,000点 | 4万円 前後 |
タブ | Xiaomi Pad 5 | 約 570,000点 | 4万円 前後 |
スマホ | POCO M4 Pro | 約 350,000点 | 3万円 前後 |
スマホ | Xiaomi Redmi Note 10 Pro | 約 330,000点 | 3万円 前後 |
タブ | Blackview Tab 13 | 約 257,000点 | 3万円 前後 |
タブ | ALLDOCUBE iPlay40 | 約 250,000点 | 3万円 前後 |
タブ | Teclast T40 Pro | 約 244,000点 | 2.7万円 前後 |
タブ | ALLDOCUBE iPlay40 Pro | 約 244,000点 | 3.3万円 前後 |
タブ | ALLDOCUBE iPlay40H | 約 240,000点 | 2.6万円 前後 |
スマホ | moto g50 5G | 約 238,000点 | 2.3万円 前後 |
タブ | Teclast T40 Plus | 約 234,000点 | 3万円 前後 |
タブ | BMAX MaxPad I11 | 約 216,000点 | 3万円 前後 |
タブ | Teclast M40 | 約 200,000点 | 2.3万円 前後 |
タブ | BMAX MaxPad I10 | 約 190,000点 | 1.7万円 前後 |
タブ | TECLAST M40SE | 約 188000点 | 1.8万円 前後 |
タブ | VASTKING KingPad K10 | 約 159,000点 | 1.6万円 前後 |
タブ | New Fire HD 10 Plus | 約 155,000点 | 1.9万円 前後 |
ぜひ参考にしてみてください!
ブラウジング・動画視聴は快適
続いて、ブラウジングや動画視聴時のパフォーマンスについて確認してみました。
まずブラウジングについて。画像がたくさん掲載されている重めのサイトでも、スムーズに閲覧することが出来ました。
▼YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトでも、快適に視聴することが可能。
▼特にカクつきなどを感じることもなく、フルHDの美しい映像を楽しむことができます。
ネットフリックスなどのビデオオンデマンドサービスでも動画を視聴してみましたが、こちらもスムーズに閲覧することができました。
▼実写・アニメのいずれにおいても、カラフルでクリアな映像が楽しめる。
発色に関しても薄すぎたり濃すぎたりといった問題はなく、自然な色温度で表現されます。
▼なお、映像の色温度等に関しては設定で調節できます。
音質に関してはそこそこ(及第点)といった感じで、低音こそ響かないものの、普通に映画やアニメを楽しむ分には十分です。
ネットサーフィンや動画視聴目的で購入した方でも、十分に満足できるクオリティであると思います。
カメラ性能はそこそこ。ウェブ会議用としては十分
前面・背面にそれぞれカメラが搭載されており、いずれもまずまずの画質となっています。
キレイな風景を撮影しようと思うとiPhoneなどの最新機種には劣ります。
しかし、リモートワークやウェブ会議などで自身の姿を映す分には十分な性能となっています。
暗所での顔認証精度が悪い
本製品は顔認証によるロック解除機能に対応しており、明るい場所では顔をかざすだけで、タブレットのロックを解除できます。
しかし、暗い場所では顔の認証精度が悪く、エラーとなってしまう場合がほとんどでした。
暗所でタブレットを利用する際は、パスワード(PINコード)でロックを解除する必要があります。
ゲーム時のパフォーマンスについて確認
続いて、肝心のゲーミング性能についても確認してみました!
今回はテストとして『PUBG』と『マインクラフトPE』をプレイ。
『PUBG』プレイ時のパフォーマンス
『PUBG』のグラフィック設定では、標準クオリティまで選択可能でした。
実際に試合に参加してみましたが、基本的にはスムーズに動作しました。
ただし、他プレイヤーが密集する場所や、乗り物などで高速移動した場合などには、フレームレートが低下してカクつくことがあります。
普通に遊ぶ分には問題ありませんが、上位順位を狙った本格的なプレイにはキツいと思います。
『マインクラフトPE』プレイ時のパフォーマンス
続いてマイクラPEをプレイ。
基本的にはスムーズに動作しており、チャンク読み込み時に若干のフレームレート低下は感じるものの、ゲームプレイにそこまで支障をきたすレベルではありませんでした。
▼アドオンを入れて遊ぶことも出来ました。
ただしマイクラPEの場合も、ジャングルなどの負荷がかかるバイオームでは、カクつきとフレームレート低下が発生します。
また、フレンドとマルチサーバーでプレイする場合などには、顕著な描画の遅れが発生するため、ヒトによってはストレスを感じるかもしれません。
以上の通り、動作が重いゲームアプリを遊ぶことにはあまり適していないと言わざるを得ません。
快適にゲームを遊びたいのであれば、『Teclast M40』もしくは『MaxPad I10』の方をオススメします。
タッチペンの操作は快適、だが若干の遅延が発生する
付属のタッチペンを使用した操作は、反応が良くて快適です。
▼画面を指紋でベタベタにしたくない場合は、タッチペンを使って操作すると良いでしょう。
ただし、イラストや文字を描いたりする場合などには、コンマ数秒の入力遅延が発生します。
そのため、本格的なイラスト作成などにはあまり向いていないでしょう。
タッチペンは、あくまでタッチ操作のオマケ程度に考えておいたほうが良いです。
購入時に貼ってある保護フィルムの質が悪い
上述した通り、タブレットのディスプレイには、購入時点ですでに保護フィルムが貼られています。
しかし質があまり良くなく、指紋が付着しやすいため、すぐにベタベタで目立ってしまいます。
そのため、タブレットと一緒に以下の『指紋防止保護フィルム』の購入を強く推奨します。
▼2枚セットになったお得な保護フィルム。
『VANKYO 2 in 1 タブレット P31』のまとめ
今回紹介した『VANKYO 2 in 1 タブレット P31』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- キーボード一体型のタブレットケースが付属
- 日本語仕様のキーボード
- 軽くてコンパクトなデザイン
- 綺麗で発色の良いフルHDディスプレイ
- リモートワークやウェブ会議に適したカメラ性能
- ノートPCに対してリーズナブルな価格
悪かった点
- AnTuTuベンチマークスコアは低め
- 重いゲームアプリのプレイにはあまり適さない
- 購入時に貼ってある保護フィルムの質が悪い
- タッチペン入力時に遅延が発生
以上の通り、タブレットとしてもPCとしても利用可能な、便利な製品となっています。
- 外出先でもメール返信や書類作成作業などを行いたい!
- ウェブ会議用の手軽な端末が欲しい!
といった方には特にオススメです。
ただし上述したように、キーボード付きケースが付属している分、同価格帯のAndroidタブレットと比較して、本体スペックは若干低めとなっています。
重めのゲームアプリを遊ぶ際には、設定を下げないと顕著なフレームレートの低下・カクつきを感じるでしょう。
もしも "キーボードなんていらないよ!" という方には、『Teclast M40』もしくは『MaxPad I10』の方が、安くてスペックが高いのでオススメです。
自身の用途に合ったタブレットを選んでくださいね!( ゚∀゚)
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