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ガジェットレビュー スマホ・タブレット

『PlimPad P50』レビュー!格安価格でそこそこ使える性能の中華タブレット

2021年12月14日

リモートワークやウェブ会議、オンライン授業などの広がりに伴い、タブレット端末などの需要が高まりつつあります。

当サイトでは今までに数多くのスマホ・タブレット端末類をレビューしてきました。

今回も、手ごろなタブレットを求めている方にオススメの、格安なAndroid中華タブレットPlimPad P50について紹介していきます!

▼10.1インチ型タブレット

ブランド Plimpton
型名 PlimPad P50
ディスプレイサイズ 10.1インチ, IPSディスプレイ
解像度 1920×1200
OS Android 11
CPU UNICSOC T610(8コア)プロセッサー
RAM(メモリ) 4GB
ストレージ 64GB
通信規格 Wi-Fi, Bluetooth, GPS
SIMカード 非対応
マイクロSDカード 対応(最大512GBまで)
内蔵カメラ フロントカメラ:5メガピクセル
リアカメラ:13メガピクセル
本体サイズ ‎24 x 16 x 0.8 cm
本体重量 約520 g

今回紹介する『PlimPad P50』は、10.1インチ、1920×1200(フルHD)解像度ディスプレイ搭載のAndroidタブレットです。

OSにはAndroid11を採用しており、CPUにはUNICSOC T610オクタコアプロセッサーを搭載。RAMは4GB積んでいるなど、大抵の作業を快適にこなせるだけのスペック構成となっています。

ストレージは64GBを用意しており、必要に応じてマイクロSDカードを別途挿入することで、最大512GBの拡張が可能です。

▼2つのステレオスピーカーを内蔵。

Wi-Fi, Bluetooth, GPSなど一般的な通信規格に対応しています。一方で、SIMカードの挿入には非対応のため、4G・5GなどLTE回線での通信は行うことが出来ない点に注意が必要です。

筐体の前後にはそれぞれ5メガピクセル・13メガピクセルのカメラを内蔵。ソニー製の高性能カメラで綺麗な映像を映し出すことが出来ます。

▼ウェブ会議やオンライン授業などにも活用可能!

そして本製品は、専用のキーボードケース(別売)を装着することで、タブレットPCとしての2-in-1利用が可能となります。

▼専用キーボードケースの接続で、ノートPCのようにタブレットを利用できる!

このように充実したスペック構成の一方で、価格は1万円台半ば~2万円ほどとなっており、中々コスパに優れたモデルであると言えます。

今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を元に良かった点・悪かった点などをレビューしていきます!

製品本体および付属品

製品本体および付属品について紹介していきます。

▼製品外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧

  • タブレット本体
  • 説明書一式
  • 充電アダプタ
  • USB Type-Cケーブル
  • カードスロット開閉用ピン

▼説明書は日本語にも対応しています。

タブレットの外観

▼本体正面。デザイン自体はオーソドックスなタブレットそのものです。中央に5メガピクセルのフロントカメラを内蔵しており、ウェブ会議やオンライン授業にも活用できます。

▼本体裏面の様子。そこまで高級感は感じられませんが、造り事態はシッカリとしています。右上に13メガピクセルのリアカメラを内蔵。

▼本体重量は約520グラムほどであり、持ち運びに適した軽さ。

▼長時間持ち続けたり、カバンなどに入れて持ち運んでも疲れづらいコンパクトさです。

▼厚みは約8ミリ。下手なノート本よりも薄いです。

このように、デザイン自体は軽量かつコンパクトなタブレットとなっています。

インターフェース紹介

続いて、タブレット本体のインターフェースについて紹介していきます。

▼タブレット上部。画像左から『電源ボタン』『音量調節ボタン』『USB Type-Cポート』が用意。

▼本体右側面には『カードスロット』および『3.5mmイヤホンジャック』が用意。

▼付属のピンを利用してカードスロットを開き、マイクロSDカードの挿入が可能です。SIMカードの挿入には対応していません。

▼反対側(本体左側面)には、2基のスピーカーと、専用キーボードケースを取り付けるための端子が用意されています。

▼専用キーボードケースを取り付けることで、ノートPCのような利用方法が可能となります。

このように、コンパクトな筐体に必要最低限のポート類がすべて詰め込まれたインターフェースとなっています。

3.5mmジャックが用意されているため、有線タイプのイヤホンや外付けスピーカーを接続できる点は個人的に嬉しいですね。

AnTuTuベンチマークスコア結果

『PlimPad P50』の AnTuTuベンチマークスコア を計測してみました。

AnTuTuベンチマークとは?

スマートフォンやタブレットなどのデバイスの性能を測るための、標準的なベンチマークのこと。

結果は 約16万点 でした!

1万円台半ば~2万円という価格に対して、なかなか健闘したスコア結果であると思います。

16万点の性能があれば、ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、軽~中程度のゲームアプリであれば快適に遊ぶことが出来るでしょう。

ただし、同価格帯で19万点のスコアを記録した『BMAX MaxPad I10』と比べると、性能面でのコスパ的にはやや劣っていると言わざるを得ません。

『BMAX MaxPad I10』はSIMカードに対応している点なども考慮すると、『PlimPad P50』が勝っているのは、キーボードケースの装着で2-in-1利用が可能な点くらいしか上げられないかもしれません。

『BMAX MaxPad I10』レビュー!ゲーミング性能も確認 - 超高コスパAndroidタブレット

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他機種とのベンチマーク比較

以下に、最新スマホ・タブレットの機種別ベンチマーク比較表を紹介します。

【最新スマホ&タブレット 性能ランキング】

種別 機種名 AnTuTuスコア 価格
スマホ moto edge X30 約 993,000点 6万円前後
スマホ Xiaomi 12 約 943,000点 7万円前後
スマホ Redmi K50 Gaming Edition 約 852,000点 7万円前後
スマホ OPPO Find N 約 837,000点 14万円前後
タブ Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021 約 720,000点 5万円 前後
スマホ POCO X3 GT 約 600,000点 4万円 前後
タブ Xiaomi Pad 5 約 570,000点 4万円 前後
スマホ POCO M4 Pro 約 350,000点 3万円 前後
スマホ Xiaomi Redmi Note 10 Pro 約 330,000点 3万円 前後
タブ Blackview Tab 13 約 257,000点 3万円 前後
タブ ALLDOCUBE iPlay40 約 250,000点 3万円 前後
タブ Teclast T40 Pro 約 244,000点 2.7万円 前後
タブ ALLDOCUBE iPlay40 Pro 約 244,000点 3.3万円 前後
タブ ALLDOCUBE iPlay40H 約 240,000点 2.6万円 前後
スマホ moto g50 5G 約 238,000点 2.3万円 前後
タブ Teclast T40 Plus 約 234,000点 3万円 前後
タブ BMAX MaxPad I11 約 216,000点 3万円 前後
タブ Teclast M40 約 200,000点 2.3万円 前後
タブ BMAX MaxPad I10 約 190,000点 1.7万円 前後
タブ TECLAST M40SE 約 188000点 1.8万円 前後
タブ VASTKING KingPad K10 約 159,000点 1.6万円 前後
タブ New Fire HD 10 Plus 約 155,000点 1.9万円 前後

ぜひ参考にしてみてください!

実際に使用した感想

それでは、『PlimPad P50』を実際に使用した感想について紹介していきます。

大抵の作業を快適にこなせる性能

実際に『PlimPad P50』を使って、ブラウジングから動画視聴まで色々なことを試してみました。

ブラウジングに関しては、画像がたくさん掲載されている重めのウェブサイトでも、快適に閲覧することが出来ました。

▼フルHD対応ディスプレイのおかげで、小さな文字もしっかりと判別できます。

▼ページスクロール時にカクつきが生じるなど、ストレスに感じることは起きませんでした。

また、YouTubeやネットフリックスなど、動画サイトにおける映像視聴も問題なしでした。

▼最高画質設定で動作を再生した場合でも、スムーズに再生されます。

▼フルHD解像度対応のIPSディスプレイは発色も良好であり、実車映画からアニメまで、満足度の高い体験が可能です。

CPUに『UNICSOC T610オクタコアプロセッサー』を搭載していることもあり、ウェブブラウジングや各種アプリの使用、動画視聴といった通常のタブレット利用において、パフォーマンスに支障をきたすことはほとんどありませんでした。

テレワークやオンライン授業などにも耐えうる性能であると言えます。

サウンド品質はまずまず

スピーカー音質に関しても、いろいろな音楽を聴いて確認してみました。

正直に言って、音質はまずまず(及第点)と言った感じ。

中~高音域に関しては比較的クリアに響くため、ヒトの発声やボーカル音などの聞き取りの点では問題ありません。

一方で低音に関してはほとんど響かず、音圧も弱いため、低音をガンガン響かせるEDMやロック音楽、映画の爆発音などに関しては迫力が半減してしまうでしょう。

とはいえ、単純な音の聴き取りに関しては問題のないレベルです

もしも満足度の高いサウンドを体験したい方は、イヤホンやスピーカーを接続して視聴することをオススメします。

実用的なカメラ性能

続いて、カメラ性能についても確認してみました。

▼フロントカメラで撮影した映像

上画像を見ても分かる通り、全体的に明るく発色も良好であり、肉眼で見た場合に近い色合いを実現できていました。

ヒトの表情から背景の様子に至るまで、クリアに映し出しています。

激しく動いた場合でも気になる残像などは見られなかったため、ウェブ会議やオンライン授業用タブレットとしても十分に活用できると思います。

▼リアカメラで撮影した映像

リアカメラの場合も発色は肉眼で見た場合に近く、自然な色合いの風景を撮影できました。

解像度はリアカメラの方が上であり、遠方の景色までクリアに映し出すことが出来ます。

昨今の高解像度カメラ搭載のスマホには当然負けますが、それでも、単純な映像・画像記録用カメラとしては問題なく活用できる品質だと言えます。

ゲーム時のパフォーマンスについて確認

最後に、ゲーミング性能について確認していきます。

『PUBG』プレイ時のパフォーマンス

『PUBG』のグラフィック設定では、HDクオリティまで選択可能でした。

実際にいくつか試合をプレイしてみましたが、HDクオリティでも、終始安定したゲームプレイが可能でした。

▼所々でジャギは目立つものの、スムーズな移動&アクションが可能。

▼遠景まで比較的キレイに描画されます。

プレイヤーが密集する場所などにおいても、遅延や映像のラグなどが発生することはほとんどありませんでした。

PUBGを普通に楽しむ分には、まったく問題のないパフォーマンスでした。

『統合版マインクラフト』プレイ時のパフォーマンス

続いて『統合版マインクラフト』(旧マイクラPE)をプレイしてみます。

コチラも結果的に、何の問題もなくスムーズに動作していました。

▼チャンク読み込み時もラグを感じることなく、滑らかな移動が可能です。

▼森林や海洋など、負担のかかるバイオームでも快適に動作することが出来ました。

▼スムーズな動作で、サバイバル生活から建築まで、快適に楽しむことが出来ました。

マイクラに関しても、1人でサバイバル生活を楽しんだり、フレンド達と多人数サーバーで遊んでも問題のないパフォーマンスとなっていました。

以上の通り、マイクラやPUBGレベルのゲームアプリであれば、いたって快適に遊ぶことが可能です。

しかし一方で、『原神』のような激重ゲームに対してはさすがにスペック不足であり、フレームレートが著しく低下してまともに遊ぶことが出来ませんでした。

もし『原神』などの激重ゲームを快適に遊びたい場合は、より高性能なタブレットの購入をオススメします。

▼AnTuTu70万点超えの化け物スペックモデル

安価でまずまずの性能を発揮する、2-in-1利用対応タブレット

【個人的な評価】

  • 性能:(☆4)
  • デザイン:(☆4)
  • 扱いやすさ:(☆4.5)
  • 価格(コスパ):(☆3.5)
  • 総合評価:(☆4)

今回紹介した『PlimPad P50』について、特長をまとめると以下の通りです。

良かった点

  • コンパクトかつ軽量なデザイン
  • 専用キーボードケースの装着で2-in-1利用が可能
  • 大抵の作業を快適にこなせる性能
  • 実用的なカメラ性能
  • リーズナブルな価格

悪かった点

  • SIMカード非対応
  • サウンド品質は及第点レベル
  • コスパ的には『BMAX MaxPad I10』に劣る

以上の通り、ウェブサイト閲覧や動画視聴、ゲームアプリに至るまで、大抵の作業を快適にこなせる性能を発揮する格安タブレットとなっています。

サウンド品質はイマイチなものの、映画やアニメのセリフなどを聴き取る分には問題ありません。

カメラ性能は比較的優れており、ウェブ会議やオンライン授業にも十分に活用できる品質です。

また専用キーボードケースの装着により、ノートPCのような2-in-1利用が可能となる点も、ビジネス利用には向いていると言えます。

しかし一方で、SIMカード非対応のため、購入する際には注意が必要です。

また、根本的な性能に対するコストパフォーマンス的には、以前紹介した『BMAX MaxPad I10』の方が優れています。

しかし『BMAX MaxPad I10』は専用のキーボードケースが存在しません。

タブレットPCとしての2-in-1を考えている方は『PlimPad P50』を、そうでない方は『BMAX MaxPad I10』を選ぶと良いでしょう!

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