最近は屋内だけでなく、キャンプなどのアウトドアな場面にまでスマートフォンを持参することが当たり前になってきましたね!
しかし海や川辺、高温多湿な森林などの過酷な環境では、スマホが故障してしまうリスクがあるため、中々気を遣うと思います。
どんな環境に持って行ってもで壊れづらい、耐久度の高いタフネススマホが欲しい...。
そのように考えている方向けに、今回はIP68 & IP69K等級の防水・防塵規格と、MIL-STD-810H規格の耐衝撃性能を擁する『Blackview BV8800』について紹介したいと思います!
▼米国防総省の超堅牢試験規格「MIL-STD-810H」に準拠
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有効期限:2022年7月4日(月)18:00 ~ 7月11日(月)23:59まで
ブランド | Blackview |
モデル名 | BV8800 |
ディスプレイサイズ | 6.58インチIPS |
解像度 | 2408×1080px(FHD+) |
リフレッシュレート | 90Hz |
OS | Doke OS 3.0 (Android 11ベース) |
CPU(SoC) | MediaTek Helio G96 オクタコアプロセッサー |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB |
防水・防塵・耐衝撃 | IP68 & IP69K & MIL-STD-810H規格 |
マイクロSDカード | 対応 |
SIMカード | デュアルnano SIM対応 |
対応通信規格 | Bluetooth, Wi-Fi, SIM NFC 3G:W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 4G:LTE FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 30 / 66 TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 5G NR:非対応 |
FeliCa(おサイフケータイ) | 非対応 |
搭載カメラ | フロント:16MPフロントカメラ リア:50MPメインカメラ + 超広角8MPカメラ + 深度2MPカメラ + 20MP |
内蔵バッテリー容量 | 8,380mAh(33W高速充電対応) |
筐体サイズ | 約176.2mm × 83.5mm × 17.7mm |
筐体重量 | 約365g |
今回紹介する『Blackview BV8800』は、IP68 & IP69K等級の高い防水・防塵規格と、米国防総省の超堅牢試験規格である『MIL-STD-810H』規格に準拠した耐衝撃性能を備える、タフネススマートフォンです。
筐体自体が非常に頑丈に設計されているため、ちょっと落としたくらいの衝撃で壊れることはありません。
▼アウトドアな場面で活用するにはうってつけのスマホ!
Android11ベースのOSを採用しており、6.58インチIPSディスプレイを搭載。
解像度は2408×1080px(FHD+)、リフレッシュレートは90Hzに対応しており、滑らかで美しい映像を楽しむことが出来ます。
CPUにはパワフルな "MediaTek Helio G96 オクタコアプロセッサー" を、RAMは8GBを採用。ウェブブラウジングから動画視聴まで、一般的なスマホ用途をスムーズにこなせるだけの性能を擁しています。
本体ストレージは128GBを用意。必要に応じてマイクロSDカードを挿入することで、容量を増設することも可能です。
通信規格はWi-FiやBluetooth, GPSに対応しているほか、デュアルnano SIMカードの挿入が可能であり、外出先でもネットワーク通信や通話を楽しむことが出来ます。
前後には高性能カメラを内蔵。特に背面には50MPメインカメラ + 超広角8MPカメラ + 深度2MPカメラ + 20MPを搭載しており、アウトドアな場面において、夜間でも鮮明な映像を撮影することが出来ます。
そして8,380mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、外出先でも充電なしで長時間利用し続けることが出来ます。
▼33Wの急速充電にも対応しており、わずかな時間でバッテリーを回復させることが可能。
このように、高いタフネスさを備えるだけでなく、性能・機能面でも充実したスマートフォンとなっています。
今回、開発元より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基に良かった点・悪かった点をレビューしていきたいと思います!
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧
- スマートフォン本体
- 電源アダプタ
- USB Type-Cケーブル
- ユーザーマニュアル
▼本体前面
▼前面上部には16MPのフロントカメラを搭載。
▼背面の様子。堅牢な造りが見て取れます。
▼背面上部には50MPメインカメラ + 超広角8MPカメラ + 深度2MPカメラ + 20MP暗視カメラが搭載。
▼また、背面下部には落下防止ストラップ等を装着できる機構が用意されています。
▼本体の造りは非常にガッチリしており、実際に手に持つだけでその頑丈さが伝わってきます。
▼本体重量は約365gと、通常のスマホの約2倍ほどの重さ。ポケットに入れて歩くとズボンがズリ下がってしまうかもしれません。
▼堅牢さをうかがわせる無骨なデザインはカッコいいです。
▼厚みは17.7mm。こちらも通常のスマホの2倍ほどの厚みがあります。
▼iPhone XR(画像右)と並べた様子。
▼『Blackview BV8800』がいかに分厚く大きいかが分かると思います。
決して持ち運びづらい大きさではありませんが、小さなポケットなどには入れづらいかもしれません。
本体インターフェース
続いて、インターフェース構成について紹介していきます。
▼本体上部には特に何もありません。
▼本体下部にはType-Cポート、およびスピーカーが1基搭載されています。
▼Type-Cポートは異物の侵入を防ぐため、キャップでガッチリ保護されています。
▼本体右側面の様子。電源ボタン、音量調節ボタンが搭載。
"WATERPROOF"(防水)と刻印されています。
ちなみに、電源ボタンは指紋認証に対応しています。
▼認証制度は高く、ストレスのないロック解除が可能でした。
▼本体左側面の様子。カードスロットに加えて、好みの機能を割り当てることの出来るサイドキーが用意されています。
▼カードスロットにはデュアルnano SIMカード、もしくはマイクロSDカードの挿入が可能です。
このように、インターフェース自体はオーソドックスな構成となっています。各ポートがしっかりと保護されており、過酷な環境下でも故障しづらくなっています。
また、自由な機能を割り当てられるサイドキーが用意されているのは嬉しいですね。カスタマイズ次第では利便性を向上させることができるでしょう!
AnTuTuベンチマークスコア結果
『Blackview BV8800』の AnTuTuベンチマークスコア を計測してみました。
AnTuTuベンチマークとは?
スマートフォンやタブレットなどのデバイスの性能を測るための、標準的なベンチマークのこと。
結果は 約28.6万点 でした!
V9.4.0のAnTuTuベンチマークテストにおいて、28万点超えを記録!
4万円前後のスマホとしては、まずまずといったスコア結果です。ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、ゲームアプリも快適に遊ぶことが出来るでしょう。
ただし、同じくIP68等級の防水防塵仕様で同価格帯の『OUKITEL WP13』は、約34.8万点を記録しています。
耐久度やバッテリー容量的には『Blackview BV8800』の方が優れているため、基本的な処理性能とハード性能、どちらを優先するかによって選択肢が変わってきそうですね。
他機種とのベンチマーク比較
以下に、最新スマホ・タブレットの機種別ベンチマーク比較表を紹介します。【最新スマホ&タブレット 性能ランキング】
種別 | 機種名 | AnTuTuスコア | 価格 |
スマホ | moto edge X30 | 約 993,000点 | 6万円前後 |
スマホ | Xiaomi 12 | 約 943,000点 | 7万円前後 |
スマホ | Redmi K50 Gaming Edition | 約 852,000点 | 7万円前後 |
スマホ | OPPO Find N | 約 837,000点 | 14万円前後 |
タブ | Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021 | 約 720,000点 | 5万円 前後 |
スマホ | POCO X3 GT | 約 600,000点 | 4万円 前後 |
タブ | Xiaomi Pad 5 | 約 570,000点 | 4万円 前後 |
スマホ | POCO M4 Pro | 約 350,000点 | 3万円 前後 |
スマホ | Xiaomi Redmi Note 10 Pro | 約 330,000点 | 3万円 前後 |
タブ | Blackview Tab 13 | 約 257,000点 | 3万円 前後 |
タブ | ALLDOCUBE iPlay40 | 約 250,000点 | 3万円 前後 |
タブ | Teclast T40 Pro | 約 244,000点 | 2.7万円 前後 |
タブ | ALLDOCUBE iPlay40 Pro | 約 244,000点 | 3.3万円 前後 |
タブ | ALLDOCUBE iPlay40H | 約 240,000点 | 2.6万円 前後 |
スマホ | moto g50 5G | 約 238,000点 | 2.3万円 前後 |
タブ | Teclast T40 Plus | 約 234,000点 | 3万円 前後 |
タブ | BMAX MaxPad I11 | 約 216,000点 | 3万円 前後 |
タブ | Teclast M40 | 約 200,000点 | 2.3万円 前後 |
タブ | BMAX MaxPad I10 | 約 190,000点 | 1.7万円 前後 |
タブ | TECLAST M40SE | 約 188000点 | 1.8万円 前後 |
タブ | VASTKING KingPad K10 | 約 159,000点 | 1.6万円 前後 |
タブ | New Fire HD 10 Plus | 約 155,000点 | 1.9万円 前後 |
ぜひ機種選びの参考にしてみてください!
実際に使用した感想
それでは、実際に『Blackview BV8800』を使用した感想について紹介していきます。
FHD+解像度 & 90Hzリフレッシュレートの描画
本製品はFHD+解像度および最高90Hzの高リフレッシュレートに対応しており、ウェブサイト閲覧からゲーミングにいたるまで、美しく滑らかな映像を楽しむことが出来ます。
▼ウェブサイト閲覧時も、細かな文字まで読みやすいです。
▼激しく動き回る3Dゲーム等にもうってつけ!FHD+解像度で描かれるビジュアルは精細で美しいです。
▼高リフレッシュレートの描画により、激しく動き回るゲームアプリも快適にプレイ可能です。
ディスプレイの発色も良好なため、動画視聴やゲーミング目的でスマホを利用する方でも、満足度の高いタフネススマホとなっています!
一般的なスマホ用途は快適
一般的なスマホ用途に利用した際のパフォーマンスを確認してみました。
まずはブラウザアプリを用いて複数のウェブサイトを閲覧してみましたが、いずれの場合もスムーズかつ迅速にページが表示されました。
▼画像多めのサイトでもスピーディーに読み込まれます。
ページスクロール時に読込遅延やラグが発生することもなく、ストレスのないウェブサイト閲覧が可能でした。
続いて、YouTubeやネットフリックスなどで動画を視聴してみました。
この場合も、スムーズに動画を再生することが出来ました。
▼再生中に動画がストップしたり、ラグったりすることもなく、安定した再生が可能。
ディスプレイの発色もカラフルで、映画からアニメまで、深みのある色合いで楽しむことが出来ました。
このように、ウェブサイト閲覧や動画視聴など、大抵のタブレット用途を快適にこなせるだけの性能となっています。
リモートワークやオンライン授業、ウェブ会議用にタブレットを購入した場合でも、ストレスなくタブレットを利用できるでしょう。
スピーカー品質はそこそこ
続いて、音楽を再生した際の "サウンド(スピーカー)品質" についても確認してみました。
搭載スピーカー数が1基のみであるにもかかわらず、そこそこ音圧の強いサウンド出力を実現出来ていました。
音質に関しても中~高音域はクリアに響くため、映画やアニメなどでセリフの聞き取りに苦労することは無いでしょう。
一方で、低音に関してはほとんど潰れてしまっており、音圧も弱く、EDMなど低音をズンズン響かせるような楽曲では迫力が半減してしまいます。
メディア視聴自体に支障はありませんが、あくまでスピーカー品質はそこそこレベルであることを念頭に置いておくと良いでしょう。
サイドキーが便利
上述したように、本体左側には好みの機能を割り当てることのできる『サイドキー』が1つ用意されています。
設定アプリより、このボタンに対して好みの機能を付与することが可能です。
▼ワンクリック時・ダブルクリック時・長押し時の3種類の操作方法に対して、好きな機能を割り当てることが出来ます。
任意のアプリケーションの呼び出しからスクリーンショット機能の利用まで、自分の利用方法に合わせた機能を自由に割り当てることが出来るため、サイドキーのおかげで本製品の利便性がかなり向上します。
▼様々な機能を自由に割り当てることが可能。
本製品を購入した際は、ぜひ最初に設定しておきたい機能です!
フロント・リアともに実用的なカメラ性能
前後のカメラ性能について確認してみました。
まずは前面(フロント)カメラについて。
▼実際に撮影した画像
フロントカメラに関しては、実に綺麗な自撮り写真を撮影することが出来ました。
ヒトの顔から背景にいたるまで、クリアに映し出されており、激しく動いた場合でも気になる残像等は発生せず、発色も良好で肉眼で見た場合に近い色合いを実現できています。
ウェブ会議やオンライン授業などにも十分に活用できるレベルです。
続いて、背面(リア)カメラについて。
▼実際に撮影した画像
▼4倍ズーム撮影時
▼近景撮影時
▼メインカメラ(1倍)撮影時
▼広角撮影時
以上の通り、リアカメラに関しても、近景から遠景まで非常に綺麗な写真を撮影することが出来ました。4倍ズーム撮影を行った場合でも、明瞭さは維持されていました。
こちらも、肉眼で見た場合とほぼ同様の自然な色合いを表現できています。
▼暗視カメラを利用すれば、夜間撮影も可能です。
旅行時の風景撮影や、記念日などにおける撮影用のメインカメラとしても活躍できるレベルでしょう!
ゲーミングパフォーマンスの確認
ゲームアプリを遊んだ際のゲーミングパフォーマンスを確認してみました。
『PUBG』プレイ時
まずはオンラインバトルロワイヤルゲーム『PUBG』プレイ時について。
▼グラフィック品質は "HD" まで選択可能でした。
実際にいくつか試合に参加してみましたが、プレイヤーの密集する場所などでもカクつきを感じることはなく、全体的に快適なゲームプレイが可能でした。
▼HD画質プレイ時。光や影の表現が美しく、遠くの景色までクリアに描画されます。
▼激しく動き回ったり視点移動した場合でも、フレームレート低下を感じることはほとんどありませんでした。
このように、最大100人のプレイヤーが同時参加するPUBGにおいて、最高設定でも動作に全く問題のない快適なゲーミングが可能でした。
『マインクラフト』プレイ時
続いて『マインクラフト』(旧マイクラPE)プレイ時について。
ワールドを作成した入ってみましたが、こちらも『PUBG』の場合と同様、快適にプレイすることが出来ました。
▼遠くのチャンクまで瞬時に読み込まれます。
▼動作は滑らかで、処理の重くなりがちな森林バイオームでも、フレームレート低下を感じることはありませんでした。
たくさんのMOD(アドオン)を導入してマイクラPEをバリバリ遊びたい方や、友達と一緒にマルチサーバーで遊びたい場合でも、問題なく快適に動作するでしょう。
『原神』プレイ時
そして最後に、激重ゲームとしても有名な『原神』をプレイしてみました。
『原神』はかなり重めのゲームアプリであり、下手なスマホ・タブレットでは起動すらできません。
『Blackview BV8800』では画質設定がデフォルトで "最低" に設定されており、カクつくこともなく快適に遊ぶことができていました。
▼画質設定を "中" まで上げるとデバイス負荷が "非常に高い" となりますが、この状態でも30fps前後で、比較的快適にプレイすることが可能でした。
▼多少のカクつきを感じることはあるものの、比較的快適に原神を楽しめます。
最も重いゲームアプリの1つである『原神』がこれだけ快適に遊べるのであれば、大抵のゲームアプリは問題なく動作するでしょう。
以上の通り、外出先でゲームアプリを楽しみたい方にもオススメできるモデルとなっています!
長持ちする大容量バッテリー
本製品には8,380mAhの大容量バッテリーが内蔵されており、充電なしでかなり長時間持続させることが可能です。
実際にバッテリー残量が100%の状態で重いゲームアプリを2時間以上遊んでみたところ、容量はまだ70%以上残っていました。
筐体自体もそこまで熱をもたず、同性能の他モデルと比べてバッテリーの消耗速度がかなり抑えられている印象を受けました。
キャンプや釣りなど、アウトドアな場面にスマホを持参する機会の多い方でも、バッテリー残量を気にせず安心して利用することが出来ると思います!
どのような環境にも耐えうる頑強さと、実用的な性能を併せ持ったタフネススマホ
【個人的な評価】
- 性能:(☆4)
- デザイン:(☆45)
- 扱いやすさ:(☆5)
- 価格(コスパ):(☆4.5)
- 総合評価:(☆4.5)
今回紹介した『Blackview BV8800』について、特徴をまとめると以下の通りです。
良かった点
- IP68 & IP69K等級の防水・防塵規格&MIL-STD-810H規格の耐衝撃性能に対応
- 無骨でカッコいいデザイン
- FHD+解像度&90Hzリフレッシュレート対応ディスプレイ
- 便利なサイドキー
- 実用的な性能
- 高性能カメラ搭載
- 長持ちする大容量バッテリー内蔵
悪かった点
- スピーカー性能はそこそこレベル
以上の通り、どのような環境にも耐えうる頑強さと、実用的な性能とを併せ持ったタフネススマホとなっています。
筐体自体はかなりガッチリとした造りとなっており、水没させたりちょっとやそっとの高さから落下させても壊れづらい設計がなされています。その一方で本体サイズがゴツくて重いですが、持ち運びに支障をきたすレベルではありません。
フルHD+解像度および90hzに対応したディスプレイも滑らかで発色が美しく、映画からアニメまでカラフルで滑らかな映像を楽しめます。
また『原神』や『マイクラ』など、ゲームアプリも快適に遊べるほどの性能を擁しています。
カメラ性能も高く、リモートワークから風景撮影に至るまで幅広い用途で活躍できるでしょう。
そして何より、長持ちする大容量バッテリーのおかげで、外出先でも安心して利用し続けることが出来ます。
アウトドアな場面での利用に特化したスマホを求めているのであれば、『Blackview BV8800』は間違いなくオススメです!
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