最近ではリモートワークやオンライン授業など新しい取り組みの広がりに伴って、タブレット端末の需要が急激に伸びてきましたね!
数あるタブレット端末の中でも、特に人気の高いモデルが、格安のAndroidタブレットです。最低でも5万円ほどするiPadなどとは異なり、1~2万円台でもそこそこの性能を擁している点がメリットです。
しかし、下手な格安タブレットを選んでしまうと「性能が低すぎて使い物にならんかった...(´・ω・`)」などという事態にもなりかねないため、格安タブレットは慎重に選ぶ必要があります。
そこで今回は、2万円台というリーズナブルな価格で購入できるにもかかわらず、たいていの作業を快適にこなすことのできるオススメの高コスパタブレット『ALLDOCUBE iPlay40H』について紹介したいと思います!
▼Android 11搭載
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ブランド | ALLDOCUBE |
型名 | iPlay40H |
ディスプレイサイズ | 10.4インチ |
解像度 | 2000×1200(亜2K) |
OS | Android11 |
CPU | Unisoc Tiger T618 オクタコアプロセッサー |
RAM(メモリ) | 8GB |
ストレージ | 128GB |
SIMカード | 対応 |
マイクロSDカード | 対応(最大2TBまで) |
通信規格 | Wi-Fi, Bluetooth, GPS |
内蔵カメラ | フロントカメラ:5メガピクセル リアカメラ:8メガピクセル |
本体サイズ | 24.7 x 15.6 cm |
本体重量 | 約475g |
『ALLDOCUBE iPlay40H』は、Android11を搭載する格安タブレットです。Amazonなどのネットショップにて2万円台で購入できます(記事執筆時点)。
ディスプレイサイズは10.4インチ、解像度は2000×1200に対応しており、ほぼ2K画質に近いカラフルでキレイな映像を楽しむことが可能です。
CPUには『Unisoc Tiger T618 オクタコアプロセッサー』を、RAMは8GBを採用しており、ウェブサイト閲覧から動画視聴まで、あらゆるタブレット用途を快適にこなせるだけの性能を擁しています。
内部ストレージは128GBを用意していますが、必要に応じてマイクロSDカードを挿入することで、最大2TBの拡張が可能となっています。
通信規格はBluetoothやWi-Fi、GPSに対応しているほか、SIMカードを挿入することで外出先でもLTE回線による通信を行うことができます。
前後にはそれぞれ5メガピクセル・8メガピクセルのカメラを内蔵しており、リモートワークやオンライン授業、ウェブ会議などの用途にも活用することができます。
また筐体自体も超薄型&軽量なデザインとなっており、カバンなどに入れて外出先へ手軽に持ち運べるコンパクトさとなっています。
▼最大10時間の連続使用が可能なバッテリーを内蔵。
このように、性能・携行性・リーズナブルな価格 のいずれの点も満たした、オススメの格安タブレットです!
今回、開発元より本製品を提供して頂いたので、実際に使用した感想を元に良かった点・悪かった点などを紹介していきます。
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製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼タブレット本体や付属品がスッポリ収まっています。
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧
- タブレット本体
- USB Type-Cケーブル
- 電源アダプター
- 説明書
- カードスロット開閉用ピン
▼説明書は日本語にも対応しています。
タブレットの外観
タブレット本体はオーソドックスでシンプルなデザインとなっています。
▼10.4インチディスプレイを搭載。購入時には保護フィルムが貼られています。
▼前面中央には5メガピクセルのフロントカメラが内蔵。
▼背面の様子。高級感はあまり感じられませんが、手触りはサラサラしていて良好です。
▼背面右上には8メガピクセルのリアカメラと発光部が搭載。
▼本体重量は約475グラムであり、片手で持ち続けても疲れることはありませんでした。
▼厚みは8ミリほど。カバンなどに入れて持ち運んでも邪魔にならないと思います。
搭載インターフェース
続いて、インターフェース構成について紹介していきます。
▼本体右側面には『電源ボタン』および『音量調節ボタン』が用意。
▼同じく本体右側面に『カードスロット』が用意。
▼付属のピンを用いることでカードスロットを開き、SIMカードやマイクロSDカードの挿入が可能となります。
ストレージ容量に不足を感じる場合は、別途マイクロSDカードを購入すると良いでしょう。
▼本体下部には『USB Type-Cポート』と2基のスピーカーが用意。
▼そして反対側(上部)にも2基のスピーカーが用意されています。
このように計4基のスピーカー(クアッドスピーカー)が搭載されていることで、立体的で高品質なサウンドを実現することができます。
このように、コンパクトな筐体に必要な機能がすべて詰め込まれたインターフェースとなっています。
ただ、個人的には3.5mmオーディオポートが非搭載である点は残念ですね。
AnTuTuベンチマークスコア結果
『ALLDOCUBE iPlay40H』の AnTuTuベンチマークスコア を計測してみました。
AnTuTuベンチマークとは?
スマートフォンやタブレットなどのデバイスの性能を測るための、標準的なベンチマークのこと。
結果は 約24万点 でした!
私が今までレビューしてきたAndroidタブレットの中でも、AnTuTuスコアが20万点を超えたのは...
そして今回の『ALLDOCUBE iPlay40H』の4機種のみであり、非常に優れたスコア結果であると言えます。
ウェブサイトや動画視聴、ゲームアプリなどいずれの用途においても快適に動作するでしょう。
なお、同価格帯のモデルである『ALLDOCUBE iPlay 40Pro』のスコアは約24.4万点です。
CPUやRAM等の構成は同じであるため、スコア的にはそこまで大差が付かない結果となりました。
他機種とのベンチマーク比較
以下に、最新スマホ・タブレットの機種別ベンチマーク比較表を紹介します。【最新スマホ&タブレット 性能ランキング】
種別 | 機種名 | AnTuTuスコア | 価格 |
スマホ | moto edge X30 | 約 993,000点 | 6万円前後 |
スマホ | Xiaomi 12 | 約 943,000点 | 7万円前後 |
スマホ | Redmi K50 Gaming Edition | 約 852,000点 | 7万円前後 |
スマホ | OPPO Find N | 約 837,000点 | 14万円前後 |
タブ | Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021 | 約 720,000点 | 5万円 前後 |
スマホ | POCO X3 GT | 約 600,000点 | 4万円 前後 |
タブ | Xiaomi Pad 5 | 約 570,000点 | 4万円 前後 |
スマホ | POCO M4 Pro | 約 350,000点 | 3万円 前後 |
スマホ | Xiaomi Redmi Note 10 Pro | 約 330,000点 | 3万円 前後 |
タブ | Blackview Tab 13 | 約 257,000点 | 3万円 前後 |
タブ | ALLDOCUBE iPlay40 | 約 250,000点 | 3万円 前後 |
タブ | Teclast T40 Pro | 約 244,000点 | 2.7万円 前後 |
タブ | ALLDOCUBE iPlay40 Pro | 約 244,000点 | 3.3万円 前後 |
タブ | ALLDOCUBE iPlay40H | 約 240,000点 | 2.6万円 前後 |
スマホ | moto g50 5G | 約 238,000点 | 2.3万円 前後 |
タブ | Teclast T40 Plus | 約 234,000点 | 3万円 前後 |
タブ | BMAX MaxPad I11 | 約 216,000点 | 3万円 前後 |
タブ | Teclast M40 | 約 200,000点 | 2.3万円 前後 |
タブ | BMAX MaxPad I10 | 約 190,000点 | 1.7万円 前後 |
タブ | TECLAST M40SE | 約 188000点 | 1.8万円 前後 |
タブ | VASTKING KingPad K10 | 約 159,000点 | 1.6万円 前後 |
タブ | New Fire HD 10 Plus | 約 155,000点 | 1.9万円 前後 |
ぜひ参考にしてみてください!
実際に使用した感想
それでは、『ALLDOCUBE iPlay40H』を実際に使用した感想について紹介していきます。
非常に綺麗な "亜2K" 解像度
本製品を起動して真っ先に感じるのが、映像の綺麗さでしょう。
2000×1200のUHD解像度で表現される映像は実に美しく、色合いも綺麗です。
▼実際にディスプレイを撮影した様子。
格安のAndroidタブレットの中には、発色が薄いモデルが少なからず存在しています。
しかし本製品の発色(色合い)は良く、常時カラフルな映像を楽しむことが出来ました。明暗の濃淡も深みのある表現がなされているため、映画などを視聴しても満足度の高い体験が可能です。
一般的なタブレット用途は快適
タブレットを様々な用途に利用した際のパフォーマンスを確認してみました。
まずはブラウザアプリを用いて複数のウェブサイトを閲覧してみましたが、いずれの場合もスムーズかつ迅速にページが表示されました。
▼画像多めのサイトでもスピーディーに読み込まれる。
▼スクリプトを多用しているサイトを閲覧しても、スクロール時にカクついたり、読み込みが止まることも無くスムーズに閲覧できました。
続いて、YouTubeやネットフリックスなどで動画を視聴してみました。
この場合も、スムーズに動画を再生することが出来ました。
▼再生中に動画がストップしたり、ラグったりすることもなく、安定した再生が可能。
▼映像もカラフルで綺麗!映画からアニメまで快適に視聴出来ました。
このように、ウェブサイト閲覧や動画視聴など、大抵のタブレット用途を快適にこなせるだけの性能となっています。
リモートワークやオンライン授業、ウェブ会議用にタブレットを購入した場合でも、ストレスなくタブレットを利用できるでしょう。
立体的で高品質なクアッドスピーカー
続いて、音楽を再生した際の "サウンド(スピーカー)品質" についても確認してみました。
上述した通り、本機には4基のスピーカー(クアッドスピーカー)が内蔵されているため、映像・音楽視聴時に 上下からの立体的なサウンドを楽しむことが出来ます。
一般的な格安タブレットでは、スピーカーが1~2基しか用意されておらず、サウンド出力方向に偏りを感じがちで音圧も弱いです。
しかし本製品の場合は、両側の方向から均一にサウンドが出力されるため、気持ち悪い偏りを感じることはありませんでした。
音質自体もクリアで、中~高音域に関しては透き通るようなサウンドを楽しめます。
ただし低音には弱く、EDMなどの低音がズンズン響く曲を流しても、迫力はあまり感じられません。もしも音質に不満な場合は、Bluetooth対応イヤホンなどを使用すると良いでしょう。
実用的なカメラ品質
前後のカメラ性能について確認してみました。
まずは前面(フロント)カメラについて。
▼実際に撮影した画像
色合いがやや薄めかな?と感じましたが、画質自体はクリアで、人物の輪郭から表情にいたるまで明瞭に映し出すことができていました。
激しく動いた場合も気になるほどの残像は発生しなかったため、ウェブ会議やオンライン授業用としても十分に耐えうる品質であると思います。
続いて、背面(リア)カメラについて。
▼実際に撮影した画像
リアカメラの場合、色合いもカラフルで肉眼で見た場合に近く、キレイな写真を撮影することができました。画質もフロントカメラより良いです。
旅行などの際に記念撮影用として使えるかと聞かれると微妙な品質ですが、何かの記録用に利用する分には十分に高い品質を実現できていると思います。
ゲームアプリも快適にプレイ可能
最後に、いくつかゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスを確認してみました。
『PUBG』プレイ時
まずはオンラインバトルロワイヤルゲーム『PUBG』プレイ時について。
▼グラフィック品質は "HD" まで設定可能でした。
実際にいくつか試合に参加してみましたが、プレイヤーの密集する場所などでもカクつきを感じることはなく、全体的に快適なゲームプレイが可能でした。
▼HD画質プレイ時。光や影の表現が美しく、遠くの景色もクリアに描画されます。
▼10.4インチディスプレイで遠景までが明瞭に描画されるため、索敵などもしやすいです。
素早く動いたり視点移動を行った場合にも遅延などを感じることはありませんでした。
また、クアッドスピーカーのおかげで、銃声や敵の近づく方向を立体的に把握することが出来るため、有利に立ち回ることが可能です。
『マインクラフト』プレイ時
続いて『マインクラフト』(旧マイクラPE)プレイ時について。
ワールドを作成した入ってみましたが、こちらも『PUBG』の場合と同様、スムーズで快適にプレイすることが出来ました。
▼遠くのチャンクまで素早く読み込まれます。
▼処理の重めなチャンクを歩き回っても、気になるカクつきは感じられませんでした。
大規模なチャンクを読み込む場合でも、特にフレームレートが低下することも無く、ヌルヌル動かすことが可能です。
ちなみに、グラフィックを大幅に向上させる "影MOD" を導入した場合でも問題なく動作しました。
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『原神』プレイ時
そして最後に、激重ゲームとしても有名な『原神』をプレイしてみました。
『原神』はかなり重めのゲームアプリであり、下手なタブレットでは起動すらできません。
今回のレビュー機『ALLDOCUBE iPlay40H』では、遊ぶこと自体は可能でした。
しかし移動時やバトル時などにおいて、結構なカクつきが発生します。
▼グラフィック設定を『最低』にしてみましたが、それでも移動時にフレームレート低下やカクつきが発生しました。
カクつきはゲームプレイ自体に支障をきたすレベルではないので、最低限プレイできれば良いという方にとっては問題ないかもしれません。
ただし、完全にスムーズな状態でプレイしたい!という方は、ゲーミング用途に適したスマートフォンなどの利用をオススメします。
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- 性能:(☆4.5)
- デザイン:(☆4.5)
- 扱いやすさ:(☆4.5)
- 価格(コスパ):(☆5)
- 総合評価:(☆4.5)
今回紹介した『ALLDOCUBE iPlay40H』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- コンパクトかつ軽量なデザイン
- リーズナブルな価格
- 大抵の作業を快適にこなせるパフォーマンス
- ゲーミングもある程度快適(激重ゲームアプリ以外)
- 実用的なカメラ性能
- 立体的なサウンドを実現するクアッドスピーカー
悪かった点
- 3.5mmオーディオポートを非搭載
- 低音はほとんど響かないスピーカー
以上の通り、実用的な性能・優れた携行性を満たしつつ、リーズナブルな価格を実現したオススメの高コスパタブレットとなっています。
筐体サイズは実に軽量かつ薄型であり、カバンなどに入れて持ち運んでも邪魔に感じません。長時間持ち続けても疲れづらいため、子供用タブレットとしてもオススメできるかもしれません。
スペック構成も充実しており、ウェブサイト閲覧や動画視聴、各種アプリの使用まで大抵の作業を快適にこなすことができます。
ゲーミングに関しても、原神など一部の激重ゲームを除けば、スムーズに遊ぶことができました。
できるだけ価格を安く抑えつつ、高い性能を擁するタブレットを探している方には是非オススメしたいモデルです!
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