ゲマステ!- 新作ゲームレビュー, マイクラ, ゲームMOD情報まとめ

ゲーマーズステーション | ゲームを中心に、動画・ブログ制作などのネットコンテンツ全般からレビュー情報まで分かりやすく紹介

機種別ハイスコア(80点~)タイトルを見る

※ 記事内にアフィリエイト広告が含まれています

ガジェットレビュー

『Jlink D34QR4K』レビュー!144Hz対応の34インチ曲面ウルトラワイドモニター

新型コロナウイルスの影響により、最近では自宅で仕事や作業を行う方々が増えてきましたね(テレワーク)。

自宅でPCを利用した作業を行うためには "モニター" が必要ですが、大量のデータや情報を扱う場合、モニター1つの画面だけでは足りないと感じたことはないでしょうか?

そのような場合、モニターを2台以上連結させて "デュアルディスプレイ化" する手段が挙げられますが、接続がメンドクサイし、コードだらけになってしまいます。

一度に大量の情報量を表示できるモニターがほしい...(´・ω・`)

そう考える方々に今回オススメするのが、3440×1440(アスペクト比 21:9)という広い表示領域を擁するJlink D34QR4K 曲面ウルトラワイドモニターです!

▼湾曲パネル採用のウルトラワイドモニター

ブランド Jlink
型名 D34QR4K
ディスプレイサイズ 34インチ
解像度 3440×1440, HDR対応
アスペクト比 21:9
コントラスト比 4000:1
リフレッシュレート 最高144Hz
スピーカー 2基内蔵
インターフェース ・HDMI2.0×2
・USB-UP×1
・USB×1
・LANポート×1
・ディスプレイポート(DP1.4)×1
・3.5mmオーディオジャック×1
・Type-Cポート×1
・電源ポート
調整範囲 ・左/右:20°
・上/下:90mm(±5mm)
・チルト:-5°~ 20°
全体サイズ 81.18 x 36.66 x 1.52 cm
本体重量 約11 kg

『Jlink D34QR4K』は、3440×1440解像度、144Hzのリフレッシュレート、21:9アス比の曲面ウルトラワイドディスプレイを搭載したモニターです。

曲率1500R!隅々までクッキリと観ることが出来ます。

34インチサイズディスプレイは21;9のアスペクト比に対応しており、高解像度も相まって細部までリアルに映し出します。

▼400cd/m2の高輝度、4000:1の高コントラスト比、およびHDR描画に対応。深みのある色合いで臨場感あふれる映像を楽しめます。

仕事やゲーム等において、一般的な16:9のモニターと比べて一度に多くの情報を表示させることが可能。より広い作業空間を実現します。また、PIPと2画面機能も搭載しており、2つ以上の作業を並行して処理することにも適しています。

卓上置きだけでなく、VESAマウント(100×100mm、別売り)を装着することで、壁に簡単に掛けることも出来ます。

最高144Hzリフレッシュレートに対応。レースゲームやシューティングゲームなど、高速な動きによる映像のぼやけを軽減でき、ターゲットの動きなどがより見やすくなります。

▼ゲーミングに便利な機能も多数用意。

その他、ブルーライトカット機能やグレア防止機能も搭載。眼精疲労を低減することも出来ます。

筐体背面にはHDMIポートやUSBポート、Type-Cポートを含む充実のインターフェースが用意されており、幅広いデバイスとの接続に対応しています。

▼PIP・PBP機能を利用して、複数映像を同時出力することも可能。

モニター自体も柔軟な可動域を擁しており、設置場所や用途に合わせて、自身に最適な作業環境を実現することが出来ます。

以上のように、ハード・ソフトの両面で優れた設計がなされた、高コスパな曲面ウルトラワイドモニターとなっています。

製品本体および付属品

製品本体および付属品について紹介していきます。

▼製品外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧

  • モニター本体
  • 電源アダプタ
  • ユーザーマニュアル
  • DPケーブル
  • 電源ケーブル
  • スタンド
  • ベース
  • ビス×3

▼説明書は日本語にも完全対応しています。

▼電源アダプタ。やや大きめのサイズ。デスク上に置くとちょっと邪魔に感じるかもしれません。

▼電源ケーブルを除けば、付属ケーブルはDPケーブル1本のみ。個人的にはHDMIケーブルも付属していてほしかったところですね。

▼モニターの設置に用いるスタンドやベース一式。

▼スタンドを取り付けるためのビスが3本付属。

モニター本体

▼モニター本体。ディスプレイ部分の大きさは81.18 x 36.66 x 1.52 cmで、結構なズッシリ感があります。

▼背面の様子。

▼背面中央には、スタンド接続用のポートが用意されています。

▼背面左下には電源ボタン操作スティックが用意。

▼背面右下には盗難防止ロック穴が用意。

▼両サイドの下部には計2基のスピーカーが内蔵されています。

そして背面下部のフタを外すと、各ポートが姿を現します。

▼右側には電源ポート、HDMI2.0ポート×2, ディスプレイポート(DP1.4)×1, Type-Cポート×1, 3.5mmオーディオジャックが用意。

▼左側にはLANポート×1, USB-UPポート×1, USBポート×2が用意。

このように非常に充実したインターフェース構成となっており、幅広いデバイスとの接続に対応しています。

モニタースタンドの取り付け(設置方法)

モニタースタンドの取り付け方は 非常に簡単です

まずはモニター裏面にスタンドを取り付けます。

▼カチッと音がするようにスタンドを接続。

なお、取り外したい場合は、スタンドのレバーを押すことで簡単に外せます。

続いて、スタンドの下部にベースを取り付けます。

スタンドにベースを挿入した後、底部の穴に付属のネジ×3をドライバーで留めます。

これだけの手順で組み立ては完了です!

ドライバーこそ必要ですが、組み立て自体はシンプルなため、誰でも簡単に設置できるようになっています。

▼実際に設置した様子。

▼角度をつけて見ると、湾曲具合が分かりやすいです。

▼真上から見た様子。スタンドを取り付けた状態でも、あまりスペースを取りません。

▼ディスプレイ部は左右-20~20度の角度で調節可能です。

 

また、ディスプレイ高さも簡単に調節することが可能です。

▼一番高く上げた状態。

一番高く上げた状態で、接地面から約13cmほどの高さ。

▼一番低く下げた状態。

一番低く下げた状態で、接地面から約3.5cmほどの高さ。

▼真横から見た様子。

前傾-5度, 後傾20度の範囲で調節可能です。

 

▼背面から見た様子。

▼スタンド下部には、コード類を束ねられるように穴が空いています。

このように、モニター自体はスタイリッシュなデザインとなっており、オシャレなオフィスからゲーミングデスクまで、あらゆる場所に溶け込むことができると思います。

また、角度や傾き、高さなども柔軟に調節することも可能。優れたユーザビリティを実現したモニターであると言えるでしょう!

実際に使用した感想

それでは、実際に『Jlink D34QR4K 曲面ウルトラワイドモニター』を使用した感想について紹介していきます。

一度に大量の情報量を表示できるウルトラワイドモニター

3440×1440解像度・HDR対応ディスプレイで映し出される映像は、とても綺麗で見やすいです。

ウェブサイト閲覧時でも細かな文字まで鮮明に描画されるため、見やすくて目が疲れづらいです。

▼178度の広い視野角に対応しており、湾曲パネルのおかげもあり、いずれの角度からでも鮮明に見えます。

▼YouTubeで4K動画を再生した様子。高い色域カバー率とコントラスト比によって、深みのある色鮮やかな映像を楽しむことができていました。

▼HDR対応のおかげで濃淡がクッキリと描画されており、深みと臨場感のある色合いを楽しめます。

そして21:9のアスペクト比のウルトラワイドモニターは、一般的なモニター(16:9)と比較して一度に約1.3倍の情報量を表示することが出来ます。

▼16:9タイプのモニターに対して24%ほど横の表示領域が拡張されているため、一度に表示される情報量が段違いに多い。

▼エクセルを表示した様子。一気にメチャクチャ多くのセルを表示することができます。

▼横に2つのウィンドウを並べて表示しながら作業することも可能です。

このように、一度に大量の情報を表示できるため、いちいちウィンドウを切り替えたり、ページをスクロールする手間を省くことができます。

曲面ディスプレイは隅々まで映像が見やすく、仕事やクリエイティブな作業の効率を格段に上げることが出来るでしょう!

▼なお、Type-Cポートを利用した映像出力にも対応しています。

画面に集中できるフレームレス(薄ベゼル)設計

本モニターにはフレームレス設計がなされており、画面縁(ベゼル)の幅がとても薄いです

▼約9mmほどの厚み。

これにより、筐体デザインがスタイリッシュになるだけでなく、映像への集中度をさらに増すことができます

スピーカー品質はイマイチ

本製品はスピーカーを内蔵しており、モニター下部からサウンドが出力されます。

実際にいくつか映画やアニメ、音楽を再生してみましたが、音質は良くも悪くも普通といったレベル

中~高音域に関してはクリアで透き通る音質を楽しめます。

一方で低音には弱く、音自体の立体感にも欠けます。音圧が弱く、映画視聴時やゲームプレイ時にそこまでの迫力を感じることが出来ません。

実用的なサウンド品質ではありますが、あくまで音が聴き取れるだけの最低限の音質といった感じです高クオリティで迫力のあるサウンドを楽しみたい場合は、外付けスピーカー等の接続をオススメします。

▼オススメの高コスパ外付けスピーカー

モニター背面のLEDライトが綺麗

本モニターの背面にはLEDライトが内蔵されており、電源に接続した際に、下画像のようなカラフルな点灯を見せます。

点灯パターンはゲーミングモニターのようにリアルタイムで変化していきます。

暗所では特に綺麗に映えるため、インテリアとしての所有感も高いモニターとなっています。

豊富なオプション項目が用意

ディスプレイ背面下部のスティックを押し込むことで、メニュー画面が表示されます。

▼メニューウィンドウ上部には、現在の映像出力情報が表示されています。

メニュー画面では、明るさ、コントラスト、色温度などの一般的なオプション項目が用意されています。

▼映像視聴用、FPSゲーム用など、用途別のプリセットも充実。

▼ブルーライトフィルターも用意。作業用モニターとしてもうってつけ。

その他、ゲーミングに適した設定も充実しています。

▼FreeSync/G-Sync機能も用意。

▼ゲームアシストでは、タイマーやFPSカウンター、クロスヘアーなどが用意。

▼クロスヘアーを利用すると、好みのマークをモニター中央へ表示させることが出来ます。

▼シューティングゲームなどにおいて、射撃時の目印として役立ちます。

以上の通り、一般的な映像品質設定からゲーミング向けの機能まで、豊富な機能が用意されています。

活用の幅が広いという点も、本製品の優れた要素の1つですね。

▼ちなみに、背面のLEDライトの点灯ON/OFFを切り替えることも出来ます。

高リフレッシュレートで滑らかなゲーミングが可能

そして本製品最大の特徴として、高リフレッシュレートの滑らかな描画を楽しめる点が挙げられます。

▼PCゲーミング時プレイ時

▼PCゲームの設定を変更することで、高リフレッシュレートで滑らかな描画のゲームを楽しむことが出来ました。

一般的な60Hzモニターと比べて、非常に滑らかな映像でゲームを楽しむことが出来ます。

激しいアクション(動き)やエフェクトなどもヌルヌル描画されるため、ゲームプレイ時の爽快感が増すこと間違いなしです!

家庭用ゲーム機(PS5やXbox、ニンテンドースイッチなど)用に本モニターを購入したい方もいると思いますが、その場合には注意が必要です

▼PS5と接続した場合。

PS5などのゲーム機と接続した場合、解像度は 1920×1080 で出力されます。

しかしウルトラワイドモニター上では映像がフルスクリーンで表示されます。

そのため、本来の16:9のアスペクト比の映像が21:9に無理やり引き延ばされてしまうため、映像にどうしても違和感が出てしまいます。

▼見ても分かる通り、映像が横方向に引き延ばされています

画質自体は相変わらず美しく、映像も滑らかでゲームプレイ自体は可能です。

しかしアス比の違いにより、どうしても映像の違和感が気になってしまう方が多いと思います。ほとんどのコンシューマ機では設定でアス比の調整が出来ないため、この状態でプレイし続けるしかありません。

そのため、個人的に本製品のような21:9アス比モニターを家庭用ゲーム機と繋いで遊ぶのはオススメしません。

ウルトラワイドモニターは、あくまでPCゲーム用モニターとして使用することを推奨します。

複数デバイスの映像を同時表示できるPIP・PBP機能

PIP・PBP機能を利用することで、PCやゲーム機、モバイル端末など、モニターと接続している2台以上のデバイス映像を同時出力することが出来ます。

▼『PBP機能』利用時。左側にPC、右側にゲーム機(PS5の画面)の画面を出力しています。

▼『PIP機能』利用時。

▼サブ映像の表示位置・大きさは変更可能です。

▼オーディオソースも選択可能。

この機能を活用することで、フルHDモニター2台でデュアルディスプレイ化した場合と同様の状況を実現することが出来ます。

スーパーウルトラワイドモニターを最大限に活用できる利用方法だと言えますね!

ゲーミングにも作業用にも快適な曲面ウルトラワイドモニター

【個人的な評価】

  • 性能:(☆5)
  • デザイン:(☆5)
  • 扱いやすさ:(☆5)
  • 価格(コスパ):(☆4.5)
  • 総合評価:(☆5)

今回紹介した『Jlink D34QR4K 曲面ウルトラワイドモニター』について、特長をまとめると以下の通りです。

良かった点

  • 薄ベゼルのスタイリッシュなデザイン
  • 柔軟な可動域
  • HDR対応で深みのあるカラフルな映像出力
  • 最高144Hzの高リフレッシュレート対応
  • 充実したメニュー・設定
  • AdaptiveSync対応
  • 隅々まで見やすい湾曲画面
  • 一度に大量の情報を表示できる21:9アス比ディスプレイ

悪かった点

  • HDMIケーブルが付属しない
  • スピーカー性能はイマイチ

以上の通り、ゲームから仕事まで、幅広い用途に活用できる曲面ウルトラワイドモニターとなっています。

一度に大量の情報量を表示することが可能なため、いちいちスクロールする手間を省くことができ作業効率もアップします。

3440×1440解像度・HDR対応・144Hz対応の映像はカラフルかつ滑らかであり、動画視聴からゲーミングまで満足度の高い体験が可能でしょう。

そしてインターフェースも充実しており、PCや家庭用ゲーム機、スマホ・タブレット端末など多種多様なデバイスと同時接続することが出来ます。

曲面ウルトラワイドモニターとしては価格も比較的リーズナブルであり、作業用やゲーミング用にモニターを探している方は、ぜひ本製品の購入を検討されてはいかがでしょうか!

▼こちらの記事もオススメ!

『Jlink E27QP4K ゲーミングモニター』レビュー!2K解像度・165Hz対応の高コスパモデル

モニターメーカーであるJlinkは、2022年8月に『Jlink E27QP4K ゲーミングモニター』を発売しました。 2K解像度の27型モニターであり、HDR、何より最高165Hzのリフレッシュレー ...

続きを見る

『Innocn ウルトラワイドモニター WR40-PRO』レビュー!2K・144Hz対応の40インチディスプレイ搭載

最近ではリモートワークやオンライン授業などの取り組みが一般的になり、自宅で作業を行う方々が増えてきましたね! 自宅でPCを利用した作業を行うためには "モニター" が必要ですが、大量のデータや情報を扱 ...

続きを見る

この記事をシェアする

関連コンテンツ

-ガジェットレビュー
-, , , , , , , ,

Copyright© ゲマステ!- 新作ゲームレビュー, マイクラ, ゲームMOD情報まとめ , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.