2019年9月10日(火)発売の、PC・Xbox One向けサードパーソンシューティングゲーム(TPS)『Gears5(ギアーズ5)』。
本作は大人気TPSシリーズ『Gears of War』の最新作で、2017年に発売された『Gears of War4』の発売から約2年ぶりの発売となります。
ハード | Xbox One・PC(Steam) |
開発元 | The Coalition |
ジャンル | サードパーソンシューティング |
プレイ人数 | 1人(オフライン時) 2~3人(Xbox Live ローカル協力プレイ時) 2~5人(Xbox Live オンライン協力プレイ時) 2~10人(オンライン マルチプレイ時) |
リリース日 | PC(Steam)・Xbox One:2019年9月10日(火)
※『アルティメットエディション』は2019年09月06日(金) |
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このゲームについて:
世界で称賛されている Gears シリーズの待望の最新作。手に汗握る 5 種類のゲーム モードを搭載し、重厚なストーリーが展開される。
スワームが統一連合政府のロボット軍団を蹂躙し、人類の居住区とへ迫る。そんな中、自身とスワームとの繋がりを明らかにするため仲間の制止を振り切って旅立ったケイト ディアスは、惑星セラに迫る真の危機を知ることになる…
Gears of Warシリーズは初代Xboxと共に誕生した、大人気のシューティングゲームです。人体欠損や切断など、スプラッタでグロテスクなゲーム内描写が特徴的であり、それが一部のゲーマーの間では人気の要素の一つになっています。
今作は最大3人で楽しめる新たなCoopモード『Escape』に加え、定番のマルチプレイVersusや防衛モードHordeなどを実装。また、マップを自作できるマップビルダーも用意されています。また、Xbox One Xを用いることで4K /HDR・60FPS環境でのゲームプレイが可能です。
そんな大きな期待のかかっている本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Game Rant -完璧なGeas of War体験
Score:100点
アクション満載のカバーシューティング、収集品および武器が隠されたサイドクエストなど、キャンペーンモードはユーザーが望んでいる以上の体験を提供しています。敵の組合せも様々で、コチラも常に武器を切り替えて対処する必要があるため銃撃戦は退屈することはありません。本作はGears of Warシリーズの中で、最もコンテンツが豊富で充実したゲームです。
GOODな点
- 豊富なサイドクエストと探索要素
- 多様性があり退屈しない銃撃戦
- オープンワールドのように広大なマップ(他のシリーズ作品の50倍)
- 息を呑むようなフィナーレ
- 素晴らしいグラフィック
- 安定して面白いオンラインモード
BADな点
- 壮大な物語に対して、JD・フェニックスの出番が少ない
Hobby Consolas -近年で最高のマイクロソフトゲーム
Score:95点
Gears5はすべての点において従来のシリーズより一歩前進しています。相変わらず非常に激しいキャンペーンモード、素晴らしいグラフィックとオーディオ。そして新たなCoopモード『Escape』※により、マルチプレイの可能性をより広げています。近年で最高のマクロソフトゲームです。
※Escapeモード:今作から追加された3人協力モード。複数の部屋に分かれた施設を、有毒ガスから逃げつつ敵をたおし、時にはパズルを解いて屋外を目指すルール。
GOODな点
- 非常に激しいキャンペーンモード
- 優れたグラフィック(RTX搭載PCでの体験は脱帽もの)
- 数百時間も遊べるマルチプレイ
- 武器などの収集要素
BADな点
- 広大なオープンワールドは良いのだが、もう少し活用の余地があったのではないか
Vandal -アクションゲームを愛する人にとって不可欠な一作
Score:93点
相変わらず中毒性のある『Horde』モード、コミュニティが独自のマップを作成でき、協力プレイが楽しい『Escape』モードなど、マルチプレイの体験はより完璧かつ完全なものになっており、数えきれないほどの時間を浪費できます。キャンペーンモードも、常に激しい展開や、多様性のある武器と敵の存在によって飽きることは決してありません。
GOODな点
- 完璧なゲームプレイ体験
- 野心的で革新的な新要素が多く盛り込まれている
- 全てのコンテンツの品質が素晴らしい
- 優れたグラフィックとサウンドトラック
- 何百時間も浪費させるマルチプレイヤー
BADな点
- オープンワールドの一部では、テクスチャや照明効果のクオリティに手を抜いている部分があり、ゲーム体験を損なう
Twinfinite -シリーズ新参者でもベテランでも本作を購入すべき
Score:90点
全体的に美しいグラフィック、感情に訴えかけるサウンドトラック、そして息を呑むような非常にスムーズなパフォーマンスにより、Gears5の体験は完璧なものになっています。マルチプレイにおいても、新参者・カジュアルプレイヤー・ベテランプレイヤーのいずれにも対応できる多数のモードが用意されています。特に『Escape』モードは歓迎すべき素晴らしさです。
GOODな点
- 並外れた技術的パフォーマンス
- たくさん笑うことができ、特に激しく爆発する物語
- これまで以上に改善された戦闘
- 何度もプレイしたくなるマルチプレイモード
- キャンペーンモードをより深くするサイドミッション
BADな点
- オープンワールドのコンテンツ密度は低く、あまりやることがない
COGconnected -誰でも参入しやすいタイトル
Score:87点
本作はキャンペーンとマルチのバランスが取れた、最もコンテンツが充実したタイトルの一つです。あちこちに細かなバグは見られますが、別に気にすることはありません。多くの新要素や新Coopモードが追加されたことにより、シリーズ初プレイの人でも非常にアクセスしやすいものになっています。
GOODな点
- ゴージャスなビジュアル
- スケールの大きい物語
- 乗り物の運転が楽しい
- 充実したコンテンツの数々
- 革新的なオンライン(Coop)モード
BADな点
- いくつかの進行上のバグ(タスクが適切に完了できない等)
- オープンワールドの密度はあまり期待できない
Trusted Reviews -シリーズで最も野心的な作品
Score:80点
新Coopモード『Escape』は何度プレイしても面白く、今後追加マップも配信されるため、おそらくシリーズの主力コンテンツになっていくでしょう。他のマルチプレイモードについても武器スキン、カスタムバナー、デイリー報酬など多くの要素があり、間違いなく今後数ヶ月間プレイし続けられるコンテンツ量が用意されています。
GOODな点
- 全体的に長く、多様性があり、野心的なキャンペーン
- 各キャラクターに深い物語がある
- 銃の使い方や、そのメカニズムについての多様性
- 巨大で潜在力に満ちたオープンワールド
BADな点
- 刺激の欠けているオープンワールド
- たまに置いてきぼりになるカメラワーク
- キャンペーンの最大の山場は、イマイチ盛り上がりに欠ける
USgamer -シリーズで最も野心的な作品
Score:60点
オンラインの『Horde』モードはここ10年程あまり進化しておらず、数回プレイする分には楽しいですが、DLCキャラが追加されるのを待っている間に飽きそうです。また新Coopモード『Escape』では常に走り続けながら素早く出口を目指す必要がありますが、このテンポの速いルールは、カバーシューティングのゲーム性に合っておらず、ただせわしなく混乱するだけである。
GOODな点
- 魅力的なキャラクター
- 新たな方向性のストーリー
- 大群で襲ってくる『群れ』の要素は良い恐怖感を与えてくれる
BADな点
- 『Escape』モードは本ゲームのアクション性に合っていない
- 『Horde』モードは従来とほとんど変わっておらず、コンテンツ寿命は短そう
総合評価(トータルスコア)
総合Score:86点
GOODな点
- 優れたグラフィックとサウンドトラック
- 何百時間も遊べるオンラインモード
- 豊富なサイドクエストと探索要素
- 武器と敵キャラクターの多様性
- 魅力的なキャラクターと物語の展開
- 新たに追加された革新的なオンラインモード
- 群れで襲われた時の恐怖感
BADな点
- オープンワールドのコンテンツ密度はあまり期待できない
※『総合スコア』記事執筆時点のものであり、レビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されています。
以上が『Gears 5』の、海外メディア評価のまとめとなります。
グラフィック・音響効果についてはいずれのレビュアーも絶賛しており、特に次世代グラフィックボード『RTXシリーズ』や『Xbox One X』を使用してのプレイは脱帽ものであると表現しています。
そして新たに追加されたCoopモード『Escape』は新鮮なゲームスタイルを提供しており、Gearsのコミュニティでオリジナルマップをデザインできるため何百時間も遊べる楽しさがあると述べられています。
その他、豊富な武器・敵の種類、楽しい戦闘、サイドクエストの数々、面白いキャンペーンモードなど、ほぼ完ぺきともいえるゲームに仕上がっているようですね。
しかし、どのレビュアーも指摘していたのが "オープンワールドの密度の薄さ" です。今作のマップの広さは従来シリーズの50倍とも謳われていますが、その一方で広すぎるがゆえにビークルでの移動時間が長く、点在しているサイドミッションの数にも限りがあるため、早々にやることがなくなってしまうと述べるレビュアーもいました。
やはり人間の手で制作する限りでは、『MGS V』しかり、どうしても広すぎるオープンワールドの密度は低下してしまいますね。マンパワーの限界もあるため、AIによってコンテンツが自動生成されない限り、どうしようもない問題に思えます。
それでも今作は "最高のGears of War" との声が上がるほどのクオリティに仕上がっています。新参者でも経験者でも間違いなく楽しめる作品であると言えますね(゚∀゚)
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