『アローン・イン・ザ・ダーク』海外のレビュースコア＆評価コメントまとめ

2024年3月20日（水）発売の、PS5, XSX|S, PC向けサバイバルホラーゲーム『Alone in the Dark』（アローン・イン・ザ・ダーク）。

本作は、1992年にリリースされた「Alone in the Dark」のリメイク版です。

サイコホラーと南部ゴシックを融合させた、サバイバルホラーの名作を現代向けに蘇らせた作品であり、サスペンスやホラー要素が満載のシングルプレイヤー・ストーリーを体験できます。

アローン イン ザ ダーク - PS5

THQ Nordic ジャパン

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Alone in the Dark (輸入版:北米) - Xbox Series X

THQ Nordic

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このゲームについて：

本作は1992年発売の名作サバイバルホラー『Alone in the Dark』のリメイク版。

舞台は1920年台のアメリカ。エミリー・ハートウッドは私立探偵のエドワード・カーンビーとともに行方不明の叔父を捜しに行く。2人が足を踏み入れたのは米国南部の精神病棟「デルセト屋敷」。ここには暗い秘密が隠されている。

エドワードとエミリーのどちらかを操作し、デルセト屋敷に潜む名状しがたい恐怖に挑もう。暗闇を恐れず、風景パズルを解き、危険な生物との背筋が凍るような戦いを生き延びない限り、この悪夢を脱することはできない。

本作では、恐ろしい秘密を隠している精神病棟「デルセト屋敷」に足を踏み入れ、依頼人のエミリー・ハートウッド、または私立探偵のエドワード・カーンビーとなり、答えを求めて探索していきます。

▼エミリーは叔父の居場所を、エドワードは事件の真相を探ります。

メインキャラ２人の声優には、ハリウッド女優のJodie Comer（ジョディ・カマー）と、ハリウッド俳優のDavid Harbour（デヴィッド・ハーバー）を起用。迫真の演技により、物語に深みを加えます。

1992年にリリースされた「Alone in the Dark」をリメイクした本作では、ビジュアルが現行機向けに大幅に強化されたほか、次世代のストーリーテリングとゲームプレイにより、雰囲気のあるクラシックホラーを楽しめます。

狂気に満ちたストーリーや、手に汗握る探索、限界を超えた戦闘が好きなプレイヤーにはうってつけのサバイバルホラーとなっています。

そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか？

現時点で出ている海外メディアのレビュー点数（メタスコア）と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います！

※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。

海外メディアの評価スコア＆レビューコメント

Digitally Downloaded -現代のゲーマーでも楽しめるようにあらゆる要素が洗練・向上されたリメイク版

Score：90点

海外レビュアー

1992年にリリースされた「アローン・イン・ザ・ダーク」は、化け物や謎解き要素で満たされた幽霊屋敷を探索する、画期的なホラーアドベンチャーゲームとして、ビデオゲームの歴史における傑作の１つとして認められています。

リメイク版ではオリジナル版の魅力を保ちつつ、現代のゲーマーでも楽しめるようにあらゆる要素が洗練・向上されています。

最近よくありがちなホラーゲームに迎合することなく、独自の緊張を構築し、謎解きとストーリーテリングに焦点を当てており、より緻密で頭脳的なホラー体験を提供しています。特に論理的思考を必要とする謎解き要素は、プレイヤーに探索を促し、ゲーム内の世界観に没頭させます。

本作は、独自のアイデンティティを持ちつつ、チープな驚きや過剰な暴力表現に頼ることなく、緊迫した雰囲気と物語に焦点を当てることで、新たな方向を指し示したリメイク版となっています。

原文

Eurogamer Poland -サバイバルホラーとしての魅力をより一層増している

Score：80点

海外レビュアー

このリメイク版は、オリジナル版の雰囲気や魅力を保ちつつ、フルSDのサバイバルホラーゲームとしての進化を果たしました。

色鮮やかなビジュアル、リアルな陰影の表現、そして不気味な音響効果がプレイヤーに深い没入感を提供します。また、キャラクターの心理描写がより細かくなり、ストーリーに深みが増しています。

２人の主人公がそれぞれ異なるストーリーを持っており、異なるロケーションを探索することで複数のエンディングが見られるという楽しみもあります。

本作は、オリジナル版をリスペクトしつつ、独自の恐怖体験を構築し、物語の深みを増すことに成功しています。綿密に設計された謎解き要素と緊迫感のある戦闘も、サバイバルホラーとしての魅力をより一層増しています。

原文

GamersRD -サバイバルホラージャンルのファンにとって楽しめる作品

Score：70点

海外レビュアー

「アローン・イン・ザ・ダーク」は、サバイバルホラーの先駆者として注目された作品であり、それをリメイクした本作は、Jodie Comer（ジョディ・カマー）と、David Harbour（デヴィッド・ハーバー）が声優を務めることで、大きな注目を集めています。

本作では暗く陰気な雰囲気、豊富な謎解き要素、そして魅力的なストーリーラインが用意されています。特に謎解き要素は本作の大きな魅力の１つですが、一方で戦闘に関してはやや物足りなく感じました。

このリメイク版では、オリジナル版とは異なるストーリー展開が用意されており、原作ファンでも新鮮な気分で楽しめます。２人のキャラクターにはそれぞれの物語が用意されており、ストーリー全体を完全に理解するためには、2回プレイする必要があります。異なる視点から事件を体験できるため、ストーリーへの理解を深めることができるでしょう。

本作はサバイバルホラージャンルのファンにとって楽しめる作品であり、探索とストーリーを重視するゲーマーには特にオススメしたいです。

原文

Shacknews -シリーズが長らく失っていた魅力を取り戻すリメイク版

Score：70点

海外レビュアー

1992年にリリースされたオリジナル版の「アローン・イン・ザ・ダーク」は、サバイバルホラージャンルの基礎を築いた作品であり、本作はその名作を現代向けに見事にリメイクしています。

プレイヤーはエドワードとエミリーの２人の主人公を選択でき、ストーリーは多彩な視点から展開されます。手がかりやカギとなるアイテムを探し、各ステージの謎を解き明かしていく、王道的なアドベンチャー体験を楽しめます。

登場する様々なクリーチャーは非常に異形の姿をしており、遭遇する度に底知れぬ不安を感じさせます。戦闘は満足度が高く、銃で敵を葬るたびに何とも言えない爽快感があります。

ただし、敵AIの頭が悪く、階段で立ち往生するなど間抜けな動きを見せた時には、恐怖が薄れてしまうこともありました。

ほかにも細かなバグや一貫性のない声優の演技がゲーム体験を若干損なうことがありましたが、魅力的な探索要素と心理的な恐怖感によって、「アローン・イン・ザ・ダーク」シリーズが長らく失っていた魅力を取り戻すリメイク版となっています。

原文

Guardian -期待外れの出来となってしまっている

Score：20点

海外レビュアー

「アローン・イン・ザ・ダーク」の最新作は、30年間良作を出していないこのシリーズにとって、退屈なリメイク作となってしまっています。

演出やゲームシステムなどがオリジナリティに欠けており、「バイオハザード2」のリメイク版から大きく影響を受けているように感じられます。

特に問題となるのは、ストーリー展開の問題です。物語のトーンの急変や場所の移り変わりが激しく、混乱を招くばかりでストーリーへの興味を惹かれるどころではありません。

さらに、主人公２人がゲームの大半で離ればなれになる理由に関しても、うまく正当化できておらず違和感しかありませんでした。

せっかくJodie Comer（ジョディ・カマー）と、David Harbour（デヴィッド・ハーバー）という２人の名優が声優を務めているにもかかわらず、不自然なセリフや一貫性のない演技のせいで、ゲームの質を下げてしまっています。

戦闘と謎解き要素も緊張感に欠けており、全体的に「バイオハザード2」の劣化版であると言わざるを得ません。

この作品は、シリーズが直面している「呪い」を象徴するかのように、期待外れの出来となっています。

原文

総評：サバイバルホラーの原点を、現代向けにフルリメイク

総合Score：65点

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※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。

以上が、『Alone in the Dark』についての海外メディアの感想となります。

原作の魅力を受け継いだリメイク版

本作は、1992年に発売された原作の魅力をシッカリと受け継いだリメイク版であると評価されていました。

プレイヤーはエドワードとエミリーの２人の主人公を選択でき、ストーリーは多彩な視点から展開されます。手がかりやカギとなるアイテムを探し、各ステージの謎を解き明かしていく、王道的なアドベンチャー体験を楽しめます。

異なる視点から事件を体験できるため、ストーリーへの理解を深めることができるとのこと。オリジナル版とは異なるストーリー展開が用意されており、原作ファンでも新鮮な気分で楽しるようになっています。

登場する様々なクリーチャーは非常に異形の姿をしており、遭遇する度に底知れぬ不安を感じさせます。戦闘は満足度が高く、銃で敵を葬るたびに何とも言えない爽快感があると述べられていました。

オリジナル版の魅力を保ちつつ、現代のゲーマーでも楽しめるようにあらゆる要素が洗練・向上されているリメイク版となっています。

オリジナリティに欠けるホラーアドベンチャー

一方で、オリジナリティに欠けるホラーアドベンチャーであると述べるレビュアーもいました。

演出やゲームシステムなどがオリジナリティに欠けており、「バイオハザード2」のリメイク版から大きく影響を受けているように感じられるとのこと。戦闘と謎解き要素も緊張感が無く、全体的に「バイオハザード2」の劣化版だと述べる意見もありました。

また、物語のトーンの急変や場所の移り変わりが激しく、混乱を招くばかりでストーリーへの興味を惹かれるどころではないと指摘する意見も見受けられました。

そして、せっかくJodie Comer（ジョディ・カマー）と、David Harbour（デヴィッド・ハーバー）という２人の名優が声優を務めているにもかかわらず、不自然なセリフや一貫性のない演技のせいで、ゲームの質を下げてしまっているとのこと。

探索要素と心理的な恐怖感が魅力的なリメイク作品

いずれにせよ、『探索要素と心理的な恐怖感が魅力的なリメイク作品』であるという意見が目立っていました。

登場する様々なクリーチャーは非常に異形の姿をしており、遭遇する度に底知れぬ不安を感じさせるとのこと。戦闘は満足度が高く、銃で敵を葬るたびに何とも言えない爽快感があるようです。

ただし、敵AIの頭が悪く、階段で立ち往生するなど間抜けな動きを見せた時には、恐怖が薄れてしまうなどの問題も指摘されています。ほかにも、細かなバグや一貫性のない声優の演技のせいで、ゲーム体験を若干損なうことがあるとも指摘されていました。

それでも、サバイバルホラージャンルのファンにとって楽しめる作品ではあるため、探索とストーリーを重視するゲーマーには特にオススメしたいと述べられています。

1992年のサバイバルホラーの原点を現行機で再体験したい方は、ぜひ本作をプレイしてみてはいかがでしょうか！

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Alone in the Dark (輸入版:北米) - Xbox Series X

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