2024年3月5日(火)発売の、PS4, PS5, ニンテンドースイッチ, Xbox One, XSX|S, PC向けオフロードアドベンチャーゲーム『Expeditions: A MudRunner Game』(エクスペディションズ:ア マッドランナー ゲーム)。
本作は、2020年にリリースされ、高い評価を得た『SnowRunner』の制作会社「Saber Interactive」が手がける革新的なオフロードシミュレーションゲームです。
運搬トラックやジープをリアルに体験するトラックシミュレーションゲーム『マッドランナー』の精神を継ぐ作品であり、大自然の中を車で駆け抜ける感覚を完璧に再現しています。
ハード | PS4, PS5, Nintendo Switch, Xbox One, XSX|S, PC |
開発元 | Saber Interactive |
価格 | 通常版:6,480円(税込) Year 1 Edition:9,800円(税込) Supreme Edition:11,800円(税込) |
ジャンル | オフロードアドベンチャー |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2024年3月5日(火) |
このゲームについて:
アリゾナからカルパティア山脈まで、隠された財宝や忘れ去られた廃墟を探し求めて、広大なオープンワールドを駆けめぐるオフロードアドベンチャー。Expeditions:A MudRunner Gameは、あの高い評価を得た「SnowRunner」の制作会社、Saber Interactiveが手がける革新的なオフロードシミュレーションゲームです。
大自然の環境に対応するため、さまざまな全地形対応車を運転しながら、ハイテクツールを駆使し、キャンプやクルーを管理して、リサーチミッションを指揮しましょう。厳しい大自然に挑み、未踏の地の謎を解明していく科学探険の旅に、さあ出発です。
本作では、未知の土地の謎を解明しながら、自然科学の研究旅行に出て厳しい自然に挑戦していきます。たくさんの宝物や忘れ去られた廃墟が点在している、広大な荒地の乾燥帯砂漠や険しい山、でこぼこな森など、多彩な環境の探検を楽しめます。
バリエーション豊かなオフロードカーで危険な道を運転しながら、最新テクノロジーやハイテクツールを駆使して障害物を避け、リサーチミッションを遂行していきましょう。基地を建設して管理したり、自然の中で生き延びるために車両にドローンやスキャナーなど様々なガジェットを装備できます。
従来作品から大幅に改良された物理演算により、現実のようにリアルな悪路の走行感覚を楽しめます。
なお、製品版リリースから数か月後の無料アップデートにより、協力マルチプレイモードの追加が予定されているとのこと。ほかにも、様々な追加コンテンツが随時導入されるようです。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
CGMagazine -運転シミュレーションゲームの中でも際立つ素晴らしい作品
Score:90点
『Expeditions: A MudRunner Game』は、運転シミュレーションゲームの中でも際立つ素晴らしい作品です。このジャンルで長年遊んできた私(レビュアー)ですが、開発者がゲームに追加する新要素やリアリティの向上を目の当たりにするたびに、その進化には常に感動してきました。
本作は、多種多様なオフロード車で厳しい地形を探検し、様々なタスクをこなすオフロードシミュレーションゲームです。急な丘陵を登ったり、川や泥を通過するなど、各コースは熟練ドライバーでも挑戦しがいのある障害で満載です。
各車両は独自の長所と短所を持ち、それがゲーム体験にさらなる深みを加えています。ドローンの使用やエコーなどの新しい機能も導入されており、未知の地形を事前に調査し、安全に進むことも可能となっています。
運転ゲームを楽しみたい方や、オフロード技術を試したい方にとってまさに最高のゲームと言えるでしょう。
良かった点
- 進化したドライビングシミュレーション
- 初心者にも理解しやすい、充実したチュートリアルが用意
- 多様な地形と挑戦
- リアルなビジュアルと環境ディテール
- ドローンやエコーサウンダーなど、探索を助けるツールが豊富
- それぞれの車両には長所と短所があり、ゲームに深みを加えている
悪かった点
- 特になし
IGN -独特の挑戦と探検の楽しさを味わうことができるオフロードドライビングシミュレーター
Score:80点
『Expeditions: A MudRunner Game』は、意図的にスローペースで設計されたオフロードドライビングシミュレーターです。
このゲームは、険しい地形を亀の速さで進むことに焦点を当てており、立ち向かう環境はプレイヤーのトラックを地面に引きずり込もうとするか、ひっくり返そうとする厳しいものばかりです。しかし本作では、荷物を運ぶだけではなく、森を探索するといった要素も加えられており、手付かずのマップとミッションデザインで新鮮な体験を提供しています。
コロラド、アリゾナ、そして中央ヨーロッパのカルパチア山脈を含む、自然そのものの素晴らしい環境が特徴で、岩の砂漠、湿った渓谷、密林、泥河など、さまざまな地形の探索を楽しめます。新しいクルーメンバーシステムや、地面にアンカーを打ち込んだり、水深を計測するなどの新しいツールが登場し、独特の挑戦と探検の楽しさを味わうことができました。
このゲームは、厳しいトレイルを乗り越える旅が、目的地に到達することよりも重要であることを証明しており、『MudRunner』や『SnowRunner』とは異なる、もっとアプローチしやすいゲームとして位置づけることができるでしょう。
良かった点
- 新鮮味のある探索要素
- 美しい自然環境
- リアルな物理演算を楽しめる地形変化
- 地面アンカーや水深計など新しいツールが用意
- 長時間夢中になれるコンテンツ
悪かった点
- ミッションの目標が繰り返しになりがち
- マップシステムが少し使いにくい
- 発売時点で協力モードが未実装
Gameblog.fr -満足感とリラックスした中毒性のある体験
Score:80点
本作は「SnowRunner」の代わりと言うより、完全に異なる面白さを持つ体験として生まれ変わった作品となっています。
このゲームは、その前身の基本を踏襲しつつも、独自の新しいアプローチを提供しています。荒野で構成される厳しい環境での救助や、極端な荷物の輸送、さまざまな機械の操作など、マッドランナーシリーズの特徴を受け継ぎながらも、探検と冒険に焦点を当てたアプローチを採用しています。
美しい景観と、数百時間分のゲームコンテンツが含まれています。そして今後数年にわたる充実したサポートが用意されており、新しいマップや車両、ガジェットを含むゲームプレイ要素が追加される予定です。
これらの要素が組み合わさり、本作はマッドランナーファンに新しい風をもたらし、探検と戦略のバランスを取りながら、満足感とリラックスした中毒性のある体験を提供します。
良かった点
- 従来作品とはひと味異なる、独自の体験を提供
- 荒野の美しさを生かしたゲームデザイン
- 100時間以上のプレイ時間を提供するコンテンツ内容
- 今後のアップデートで多くの要素が追加予定
- プレイヤーの好奇心を刺激する探検要素
悪かった点
- 野生動物の不足
- 一部のテクスチャ遅延
- 一部のサイドクエストが正常に機能しないことがある
- リリース時には協力プレイが利用できない
- 資金管理が難しい
SECTOR.sk -挑戦的で豊かな体験をプレイヤーに提供
Score:80点
『Expeditions: A MudRunner Game』は、オフロードドライビングに特化したゲームです。これまでの作品と異なり、貨物輸送ではなく科学探査の運転手としての役割を担います。主に小型車両を使用し、時には特殊装置を扱いながら、人類がほとんど手をつけていない自然の中を旅する体験を楽しめます。
このゲームでは、荒野を横断し、科学者や機材を必要な場所へと運ぶ新しいタイプのミッションが特徴です。また、自然を存分に楽しむために、各種の技術的な課題を解決する要素が用意されています。
ドローンを新たなツールとして導入し、未知の地形を探索する際の助けとなります。車両のカスタマイズや基地の建設など、深みのある改良とカスタマイズ要素が用意されており、プレイヤーに豊かな体験を提供しています。
美しい自然の風景を背景に、戦略的にミッションを選択し、適切な車両を搭載することで、挑戦的な環境を乗り越えていきましょう。
良かった点
- 独特のゲームプレイ
- 地形や車両のリアルな物理反応
- 戦略的なゲームプレイを楽しめる
- 豊富な改良&カスタマイズ要素
- 美しい自然景観
悪かった点
- 環境の多様性が不足
- テクスチャ読み込みの遅延が生じる
- 車両の破損表現が限定的
- ミッション中のミニゲームが単調
- ゲーム内の世界には人々の活動がほとんど見られず、生活感が欠けている
Hardcore Gamer -多くのバグや問題が残っている
Score:70点
『Expeditions: A Mudrunner Game』には、明るい面もあれば改善が望まれる点もあります。まず、ゲームの構造が以前のシリーズ作品と異なり、より構造化されたミッションシステムを採用していますが、これにより自由度が低下し、今までのプレイヤーには少し馴染みにくいかもしれません。
また、一部のミッションでは特定の装備が必要となり、小型の偵察クラス車両では対応できない場合があります。これは、車両選択の自由度を制限する要因となっています。さらに、専門家を雇用するシステムや任務に持ち込む装備にはコストがかかるため、予算管理に注意が必要ですが、これがミッションの遂行に余計なプレッシャーを加えることもあります。
そして、ゲームにはまだ多くのバグや問題が残っており、これらはプレイ体験に影響を与えます。例えば、車両が地形に埋まって動けなくなったり、クラッシュによる進行の損失などが挙げられます。また、一部のゲームプレイ要素やシステムが十分に説明されていないため、初心者プレイヤーが試行錯誤を強いられることもあります。
最後に、マルチプレイヤーモードがローンチ時に欠如していることは、多くのプレイヤーにとって大きな欠点であり、この機能が重要であるならば、購入を少し待つことが賢明かもしれません。
ただし、これらの問題にもかかわらず、本作はそのユニークなアプローチと挑戦的なゲームプレイで、多くのプレイヤーが楽しめる体験を提供する作品となっています。
良かった点
- やりごたえのある挑戦的なゲームプレイ
- ドローンを使用した探索が面白い
- 探索と計画に夢中になれる
- 多彩な車両が用意されている
悪かった点
- 自由度の低下
- 特定のミッションで特定の装備が必須となり、車両選択の自由度が制限される
- 予算管理がストレスに感じられることがある
- 多くのバグや問題が残っている
- ローンチ時にマルチプレイヤーモードが欠如
総評:自然の中での挑戦と探索を愛するプレイヤーに最適なゲーム
総合Score:79点
GOODな点
- 美しいビジュアルと環境ディテール
- 初心者にも理解しやすい、充実したチュートリアルが用意
- それぞれの車両には長所と短所があり、ゲームに深みを加えている
- リアルな物理演算を楽しめる地形変化
- 地面アンカーや水深計など新しいツールが用意
- 長時間夢中になれるコンテンツ
- 100時間以上のプレイ時間を提供するボリューム
BADな点
- ミッションの目標が繰り返しになりがち
- マップシステムが少し使いにくい
- 発売時点で協力モードが未実装
- 野生動物の不足
- 一部のテクスチャ遅延
- 多くのバグや問題が残っている
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『Expeditions: A MudRunner Game』についての海外メディアの感想となります。
今までのRunnerシリーズからさらに一歩進んだ作品
『Expeditions: A MudRunner Game』は、自然の中での挑戦と探索を愛するプレイヤーに最適なゲームとして評価されています。従来のRunnerシリーズから一歩進んだこのゲームでは、荒野で構成される厳しい環境での救助や、極端な荷物の輸送、さまざまな機械の操作などを楽しむことができ、マッドランナーシリーズの特徴を受け継ぎながらも、探検と冒険に焦点を当てています。
物理演算は今までに増してリアルなものとなっており、複雑で険しい地形を攻略するのが非常にやり甲斐に満ちています。
ドローンを新たなツールとして導入し、未知の地形を探索する際の助けとなります。車両のカスタマイズや基地の建設など、深みのある改良とカスタマイズ要素が用意されており、プレイヤーに豊かな体験を提供しているとのこと。
未開の自然を舞台にした新しい冒険を求めるプレイヤーに、充実した体験をもたらす最新作として好評な様子でした。
いくつかの問題が存在
一方で、本作はいくつかの課題に直面しているとも述べられています。新しいミッション構造は以前のRunnerシリーズに比べて自由度が低く、特定の装備や車両が必須となるミッションがあり、プレイヤーの選択肢を限定しているとのこと。
また、ミッションに持ち込む装備や専門家にはコストがかかり、予算管理がゲームプレイの一部となっていますが、これがストレスに感じられることもあるといった意見も見受けられました。
ゲーム内には多くのバグや技術的な問題が存在しており、これらはプレイ体験に影響を与える可能性があるようです。
そして何より、ローンチ時にマルチプレイヤーモードが欠如している点について残念がるレビュアーが多くいました。
完成度の高いオフロードアドベンチャーゲーム
何はともあれ、『完成度の高いオフロードアドベンチャーゲーム』であるとして、多くのレビュアーが高い評価を付けていました。
多彩な車両で難易度の高い地形に挑み、効率的に任務を遂行していく過程は、単なるドライブゲームにはない満足感を提供してくれます。さらに、ドローンを使った探索やチェックポイントシステムを利用したルート作成は、ゲームプレイに深みと戦略性を加えているとのこと。
コンテンツボリュームが充実しており、優に100時間以上楽しめる内容となっています。さらに今後数年にわたる充実したサポートが用意されており、新しいマップや車両、ガジェットを含むゲームプレイ要素が追加される予定です。協力プレイモードの実装でゲーム体験の幅がさらに広がるでしょう。
『SnowRunner』や『マッドランナー』が好きな方、運転シミュレーションゲームが好きな方は、ぜひ本作をプレイしてみてはいかがでしょうか!
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