テレワークやオンライン授業などの広がりに伴い、タブレットを購入する方々が増えてきましたね!
最近では主に "格安" で購入できるAndroidタブレットが人気です。
しかし、安すぎるモデルを購入した場合、
- 性能が低すぎて使い物にならなかった...
- ゲームアプリがカクついてまともに遊べない...
なんて事態にもなりかねません。そのため格安タブレット選びには慎重になる必要があります。
今回は、リーズナブルな価格と実用的な性能を併せ持ったAndroidタブレット『Alldocube iPlay 50 Pro Max』について紹介したいと思います!
ブランド | Alldocube |
モデル名 | Alldocube iPlay 50 Pro Max |
ディスプレイサイズ | 10.4インチ |
解像度 | 2,000×1,200(FHD+)IPSスクリーン |
OS | Android 12 |
CPU | Helio G99 オクタコアプロセッサー |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB |
マイクロSDカード | 対応(最大1TBまで) |
SIMカード | デュアルnano SIM対応 |
バッテリー容量 | 6,000mAh(18W急速充電対応) |
スピーカー | デュアルスピーカー |
搭載カメラ | フロント:5MP リア:8MP |
対応通信規格 | デュアルバンドWi-Fi(802.11 ac/a/b/g/n), Bluetooth5.2, GPS, 4G LTE |
対応バンド | gsm: b2/3/5/8 wcdma: d1/2/5/8 Tds: b34/39 Fdd: v1/2/3/5/7/8/20/28ab Tdd: b38/39/40/41 |
本体サイズ | 約466g |
本体重量 | 248×157.8×8.4mm |
今回紹介する『Alldocube iPlay 50 Pro Max』は、2万円台というリーズナブルな価格に対し、AnTuTuベンチマークテストで40万点を超えるスコアを記録するほどの性能を擁している、高コストパフォーマンスなAndroidタブレットです。
10.4インチの大画面に対して、筐体自体は248×157.8×8.4mm、本体重量466gという比較的軽量かつ薄型なサイズに収まっており、外出先へ持ち運ぶ用途にもうってつけです。
▼薄型の筐体に充実のインターフェースが搭載。筐体には2基のスピーカー(デュアルスピーカー)が内蔵されています。
Helio G99 オクタコアプロセッサーを採用しており、RAM(メモリ)は8GBを搭載。一般的なタブレット用途であれば問題なくこなせる性能を擁しています。
ストレージ容量は256GBを搭載。十分な容量ですが、こちらも必要に応じてマイクロSDカードを挿入することで、最大1TBまでの容量拡張が可能となっています。
通信規格はBluetooth、Wi-Fi、GPSに対応しています。デュアルnano SIMカードの挿入にも対応しており、4G LTE通信が可能。外出先でもいつでもモバイル通信を行うことが出来ます。
前面には5メガピクセルのフロントカメラを、背面には8メガピクセルのリアカメラを内蔵しており、ウェブ会議やオンライン授業といった用途にも問題なく活用できます。
大容量6,000mAhのバッテリーを内蔵。18Wの急速充電にも対応しており、優れた利便性を実現しています。
そして別売りの専用ケースやBluetoothキーボードを利用することで、タブレットPCのような活用方法が可能。仕事や軽作業にも適したタブレットとなります。
以上のように、バランスの良いスペック構成に対して価格は2万円台と比較的安価であり、数ある格安ミドル級タブレットの中でも、優れたコストパフォーマンスのモデルとなっています。
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼内容物一覧をすべて取り出した様子
内容物一覧
- タブレット本体
- 電源アダプタ
- ユーザーマニュアル
- USB Type-Cケーブル
タブレット本体の外観
▼本体サイズは248×157.8×8.4mm。シンプルかつスタイリッシュなデザインです。
▼前面中央には5MPのフロントカメラを内蔵。
▼背面の様子。
▼背面には8MPのリアカメラが内蔵。
▼本体重量は約466gと軽く、持ち運びにも適しています。
▼背面は金属特有のサラサラとした手触り。
▼金属特有の光沢が見られ、そこそこの高級感もあります。
▼厚みは8.4mmと薄く、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないでしょう。
本体インターフェース
続いて、インターフェース構成について紹介していきます。
▼本体上部には電源ボタン、音量調節ボタン、および1基のスピーカーが用意。
▼下部にはType-Cポート、および1基のスピーカーが内蔵。
▼左側面には特に何もない。
▼右側面にはカードスロットが用意。
▼ピンを用いることで、カードスロットを開きnanoSIMカードおよびマイクロSDカードの挿入が可能。
この通り、必要最低限のポート類が用意された、シンプルなインターフェースとなっています。
タブレットPCのような活用方法も可能
なお、AliExpressには本製品『Alldocube iPlay 50 Pro Max』と専用タブレットケース&Bluetoothキーボード&ガラス製保護フィルムのセットパッケージも販売されています。
タブレットケースはスタンドとしても機能するため、Bluetoothキーボードと併せて使用することで、タブレットPCのような活用方法が可能となります。
▼軽作業にタブレットを用いたい方には、是非オススメしたいパッケージです。
AnTuTuベンチマークスコア結果
『Alldocube iPlay 50 Pro Max』の AnTuTuベンチマークスコア を計測してみました。
AnTuTuベンチマークとは?
スマートフォンやタブレットなどのデバイスの性能を測るための、標準的なベンチマークのこと。
結果は 約43.7万点 でした!
2万円台のタブレットとしては、非常に優れたスコアを記録できていると思います。
ウェブサイト閲覧や動画視聴まで、一般的なタブレット用途は問題なくこなせる性能を擁しています。
原神など処理の重いゲームアプリでも、画質設定次第ではスムーズに遊ぶことが出来るでしょう。
実際に使用した感想
それでは、『Alldocube iPlay 50 Pro Max』を実際に使用した感想について紹介していきます。
一般的なタブレット用途は快適
一般的なタブレット用途に利用した際のパフォーマンスを確認してみました。
まずはブラウザアプリを用いて複数のウェブサイトを閲覧してみましたが、いずれの場合もスムーズかつ迅速にページが表示されました。
▼画像多めのサイトでもスピーディーに読み込まれる。
▼FHD+解像度のディスプレイのおかげで、細かま文字まで鮮明に読み取ることが出来ます。
ページスクロール時に読込遅延やラグが発生することもなく、ストレスのないウェブサイト閲覧が可能でした。
続いて、YouTubeやネットフリックスなどで動画を視聴してみました。
この場合も、スムーズに動画を再生することが出来ました。
▼再生中に動画がストップしたり、ラグったりすることもなく、安定した再生が可能。
▼最高画質設定の動画をスムーズに再生できます。
ディスプレイの発色もカラフルで、映画からアニメまで、深みのある色合いで楽しむことが出来ました。
このように、ウェブサイト閲覧や動画視聴など、大抵のタブレット用途を快適にこなせるだけの性能となっています。
リモートワークやオンライン授業、ウェブ会議用にタブレットを購入した場合でも、ストレスなくタブレットを利用できるでしょう。
スピーカー品質は及第点
続いて、音楽を再生した際の "サウンド(スピーカー)品質" についても確認してみました。
本機には上下に2基のスピーカー(デュアルスピーカー)が内蔵されているため、音圧に関してはそこそこ強く、迫力のあるサウンドが楽しめました。
中~高音域に関しても比較的クリアに響くため、アニメや映画におけるセリフなどは支障なく聞き取ることが出来ます。
しかし一方で低音が完全に潰れてしまっていました。音質に関しては、及第点といったところです。
実用的なカメラ品質
続いて、カメラ性能についても確認してみました。
▼フロントカメラで撮影した映像
画質自体はクリアで、人物の輪郭から表情にいたるまで明瞭に映し出すことができていました。
激しく動いた場合も気になるほどの残像は発生しなかったため、ウェブ会議やオンライン授業用としても十分に耐えうる品質であると思います。
続いて、背面(リア)カメラについて。
▼実際に撮影した画像
リアカメラに関しても画質はクリアで、近景から遠景までクリアに撮影できました。
旅行時の記念撮影用として利用するにはちょっと微妙かな?といったところですが、何かの記録用に利用する分には十分に高い品質を実現できています。
ゲームもスムーズにプレイ可能
最後に、いくつかゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスを確認してみました。
『PUBG』プレイ時
まずはオンラインバトルロワイヤルゲーム『PUBG』プレイ時について。
▼グラフィック品質は "HD" まで設定可能でした。
実際にいくつか試合に参加してみましたが、プレイヤーの密集する場所などでもカクつきを感じることはなく、全体的に快適なゲームプレイが可能でした。
▼HD画質プレイ時。遠くの景色までクリアに描画されます。
▼激しく動き回ったり視点移動した場合でも、フレームレート低下やラグを感じることはありませんでした。
デュアルスピーカーのおかげで、銃声や敵の近づく方向を立体的に把握することが出来るため、有利に立ち回ることが可能です。
『マインクラフト』プレイ時
続いて『マインクラフト』(旧マイクラPE)プレイ時について。
実際にワールドを作成して入ってみましたが、こちらも『PUBG』の場合と同様、スムーズで快適にプレイすることが出来ました。
▼遠くのチャンクまで素早く読み込まれます。
▼処理の重めなチャンクを歩き回っても、気になるカクつきは感じられませんでした。
大規模なチャンクを読み込む場合でも、特にフレームレートが低下することも無く、ヌルヌル動かすことが可能です。
たくさんのMOD(アドオン)を導入してマイクラPEをバリバリ遊びたい方や、友達と一緒にマルチサーバーで遊びたい場合でも、問題なく快適に動作するでしょう。
『原神』プレイ時
そして最後に、激重ゲームとしても有名な『原神』をプレイしてみました。
グラフィック設定はデフォルトで "最低" に設定されており、動作はスムーズでした。
▼設定を "低" にすると負荷が上がりますが、依然としてスムーズなゲームプレイが可能。
▼設定を "中" 以上に上げるとさすがにフレームレート低下が顕著に発生し、まともなゲームプレイはできませんでした。
低画質設定でも、十分に綺麗なビジュアルで原神の世界を楽しめます!
▼多少のカクつきを感じることはありますが、ゲームプレイ自体に支障をきたすレベルではありませんでした。
以上の通り、原神クラスの激重ゲームアプリでも、画質設定を抑えることである程度スムーズに遊ぶことが可能でした。
タブレットをゲーミング用途でも利用したいと考えている方にも、オススメできるパフォーマンスとなっています。
大容量バッテリー内蔵
本製品は6,000mAhの大容量バッテリーを内蔵しています。
実際に使用してみたところ、動画視聴、ウェブブラウジング、少々のゲームアプリ起動などを日中に行ってみましたが、2日間ほど(計15時間ほど)は充電なしでも利用し続けることが可能でした。
外出先に持参しても、充電せずとも1日間は余裕でバッテリーがもつでしょう。
▼18W急速充電にも対応しており、わずかな充電時間であっという間にバッテリーを回復できる点も魅力的です。
高コスパな高性能・格安タブレット
今回紹介した『Alldocube iPlay 50 Pro Max』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- そこそこの高級感もある筐体デザイン
- 優れたスペック構成&パフォーマンス
- 一般的なタブレット用途はスムーズ
- 画質を妥協すれば、原神レベルのゲームアプリもある程度快適に遊べる
- 長持ちする大容量バッテリー
- リーズナブルな価格
悪かった点
- 指紋認証には非対応
- スピーカー品質は及第点レベル
以上の通り、2万円台のタブレットとしては非常に優れたパフォーマンスを発揮するAndroidタブレットとなっています。
基本性能が優れており、ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、マイクラやPUBG、原神などのゲームアプリも比較的スムーズに遊ぶことが出来ました。
カメラ性能はそこそこ良く、ウェブ会議やオンライン授業用として十分活用できるレベルです。
バッテリーの持ちも良く、普通にウェブブラウジングなどに使用している分には、丸1日充電しなくても大丈夫でした。18W急速充電に対応している点も嬉しいですね。
一方でデュアルスピーカーに関しては、音質はそこそこレベルと言ったところ。あまり音質に期待はしない方が良いでしょう。
何はともあれ、この価格帯でこれだけの性能のタブレットを実現したのは非常に素晴らしいと言えます。
できるだけリーズナブルな価格で、使い物になる性能のタブレットを求めている方には、ぜひオススメしたい一品です!
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