2022年5月26日(木)発売の、PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC向けシューティングアクションゲーム『Sniper Elite 5』(スナイパーエリート5)。
本作は、世界中で人気のシューティングアクションゲーム『Sniper Elite(スナイパーエリート)』シリーズの最新作です。
シリーズ作おなじみのスローモーション演出 "キルカメラ" の実装はもちろん、さらに強化されたカスタマイズ要素、細部まで作り込まれたステージの数々など、あらゆる点で前作よりも強化されたステルスシューティングアクションを楽しむことが出来ます。
ハード | PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC |
開発元 | Rebellion |
価格 | スタンダードエディション:8,470円(税込) デラックスエディション:10,890円(税込) |
ジャンル | シューティングアクション |
プレイ人数 | 1~16人(オンラインマルチプレイ対応) |
リリース日 | 2022年5月26日(木) |
このゲームについて:
"数々の賞のノミネート/受賞歴のあるシリーズの最新形態、「Sniper Elite 5」では比類なきスナイピングプレイ、超戦略的な戦闘(サードパーソン視点)、そして進化したキルカメラを堪能できる。
史上かつてないほどの没入感を実現したマップ、実際に存在するロケーションを細部に至るまで再現、そして強化拡充された移動システムで、探索の自由度はこれまで以上のものとなった。
時は1944年のフランス、「大西洋の壁」を崩すべく、ブルターニュ地方沿岸にある敵拠点を狙うアメリカの秘密レンジャー部隊のオペレーションが進行、超一流のスナイパーであるカール・フェアバーンはフランスのレジスタンスと密かに合流する。
やがてナチスの巨大秘密プロジェクトの影がちらつき始める…それは連合軍のヨーロッパ進撃成功を前に戦争を強制終了させうる…その名は「クラーケン」…
エリート狙撃手のカール・フェアバーンが、第二次世界大戦の流れを変えるナチスの陰謀、コードネーム「クラーケン作戦」の阻止を目指す物語となっています。
今作では武器の銃床、弾倉、レシーバー、バレル、スコープ、アイアンサイトなど素材を変更することができ、これまでにないレベルのカスタマイズを楽しむことが可能となっています。
また武器自体に関しても、これまでのSniper Eliteシリーズに登場したすべての銃を合わせたよりも多くの銃を収録していると公式が述べており、幅広いゲームスタイルを楽しむことが出来るでしょう。
ステルス性と戦略性を重視するのか、速攻攻撃するのか、あるいは両方をミックスするかなど、プレイスタイルは自由自在です。
2人でのオンライン協力プレイが可能なキャンペーンに加え、プレイヤーが互いのキャンペーンに参加し、枢軸国の狙撃兵として高い報酬を得ることができる新機能『侵入モード』、そして最大16人のプレイヤーから成る敵対的マルチプレイなど、多くのマルチプレイコンテンツも用意されています。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
PlayStation Universe -シリーズ最高傑作
Score:90点
今作では、従来シリーズ作よりはるかに規模の拡大されたマップで、戦略的な戦闘を楽しむことが出来ます。
敵AIの頭は良く、どのような動作や音に対しても反応するため、狡猾なステルス行動をとる必要があります。
また重火器のカスタマイズ要素も強化されており、装着するアタッチメントによって弾丸の落下、音、照準、反動などに顕著な影響を及ぼすため、最適な構成を考える過程には中毒性があります。
PS5版ではデュアルセンスコントローラの機能(アダプティブトリガーなど)をうまく活用しており、没入感を更に高めてくれます。
そして何より、協力プレイや『侵入モード』などのオンラインプレイ要素が実に楽しく、シリーズ経験者でも新たな楽しみ方を見つけられるでしょう。
今作は、これまでのシリーズで最高の作品であると言えます。
良かった点
- 拡大されたマップスケール
- 戦術的で魅力的な戦闘
- 楽しい『侵入モード』
- デュアルセンスコントローラの機能に対応(PS5版)
- 中毒性の高いカスタマイズ要素
- 頭の良い敵AI
悪かった点
- グラフィックそこまで綺麗じゃない
God is a Geek -自由度の高いプレイスタイル
Score:85点
今作では、今まで以上に自由度の高いプレイスタイルでゲームを楽しむことが出来ます。
豊富な重火器には数多くのカスタマイズ要素が用意されており、自分好みのカスタムを施した銃で、広大なマップを攻略する体験は夢中になれます。マップデザインも優れており、戦略的に立ち回るのは楽しいです。
そしてシリーズ特有の "キルカメラ" も相変わらず素晴らしいものであり、放った銃弾が狙い通りの場所に着弾する様子を眺めるのは、満足感があります。
多くの収集品・アンロック要素、そしてオンラインマルチプレイ要素などコンテンツボリュームも豊富で、長時間楽しみ続けることが出来るでしょう。
今作は、シリーズで最も優れたコンテンツを含む最新作となっています。
良かった点
- 自由度の高いプレイスタイル
- 素晴らしいキルカメラ
- 広大で優れたデザインのマップ
- 満足度の高い戦闘
- 豊富なカスタマイズ要素
- 多くの収集品・アンロック要素
悪かった点
- 声優の演技はクオリティが低い
- ある程度の忍耐も必要
PC Games -豊富なマルチプレイコンテンツが用意
Score:80点
Sniper Eliteシリーズ最新作である今作においても、根本的なゲーム性は相変わらず楽しいものであり、ステルス性を伴った戦略的なアクションで敵を倒していき過程には夢中になることが出来ました。
マップは今まで以上に広大で、ルートも無数に用意されています。そして膨大な重火器とカスタマイズ要素が含まれており、プレイヤーごとに全く異なったプレイスタイルで攻略することが可能です。マップデザインにも多様性があって面白いです。
そして何より、マルチプレイコンテンツが非常に充実しています。
協力プレイでフレンドと一緒にミッションを攻略したり、侵入モードで他プレイヤーを追い詰めることも出来ます。侵入されたくない場合には、オプションでオフにすることも可能です。
最大3人で敵の波から特定のエリアを守るサバイバルモードなども用意されており、何度でも遊びたくなる作品に仕上がっています。
良かった点
- 楽しいゲームプレイ
- 広大なロケーション
- マルチプレイ要素が豊富
- たくさんのカスタマイズ要素
- 幅広いプレイスタイルが可能
- 優れた声優の演技
悪かった点
- ストーリーの内容はイマイチ
- キャラクターモデルの質が低い
- たまに敵が消える(バグ?)
SpazioGames -非常に良く構成された、様々なステージ
Score:75点
今作に登場するステージはいずれも広大なだけでなく、細部まで非常に良く作り込まれており、攻略のしがいがあります。
またキャンペーン攻略中には様々なイベントが発生し、刻々と変化する状況に対応するのも楽しいです。
近距離戦はあまり楽しいものではありませんが、遠距離スナイプは相変わらず面白く、キルカメラも以前に増して壮観になっています。
グラフィック(特にキャラクターモデル)の質が低いなどいくつかの問題を抱えてはいますが、前作から確実な向上を果たした最新作となっています。
良かった点
- 楽しくて正確なスナイピング
- さらに壮観になったキルカメラ
- 非常に良く構成された、様々なステージ
- 多様性のあるキャンペーン
悪かった点
- 近距離戦は面白くない
- キャラクターモデルや一部アニメーションのクオリティが低い
- 双方向性に欠ける環境
Gfinity -スナイピング以外のすべての点に関して、他シューティングゲームより劣っている
Score:40点
今作における狙撃アクションは確かに楽しいものであり、狙った場所に着弾する様子をキルカメラで見ると爽快感があります。
各マップは広大で多様性があり、他プレイヤーの世界に入って邪魔をする『侵入モード』は、今作で最も楽しいコンテンツの1つでしょう。
一方で、狙撃以外の要素に関しては、他のシューティングゲームと比べて劣っていると言わざるを得ません。
敵AIの視力は理不尽なほど優れており、遠距離でキチンと隠れているにもかかわらず発見され、すぐに囲まれるため何度もイライラさせられました。
しかし近づいた場合は、真横にいるにも関わらず気づかれないなどチグハグな難易度となっており、調整不足が伺えます。
ステルス要素が重要になりますが、サイレンサーや静音性の高い重火器を入手するまでには時間がかかり、この点に関してもフラストレーションが溜まります。
根本的には楽しいゲームですが、いくつかの点でイライラさせられる残念な側面も含まれています。
良かった点
- 満足度の高い狙撃
- 楽しい侵入モード
- 広大で多様性のあるマップ
悪かった点
- 頭が悪く、理不尽な敵AIにイライラする
- 狙撃以外の要素の質が低い
- 近距離での銃撃戦はつまらない
- 必要なカスタマイズを行えるようになるまでに時間がかかる
総評:マルチプレイ要素も充実し、より進化したSniper Elite最新作
総合Score:84点
GOODな点
- 自由度の高いプレイスタイル
- 広大で優れたデザインのマップ
- 楽しい『侵入モード』
- 中毒性の高いカスタマイズ要素
- 相変わらず素晴らしいキルカメラ
- 多くの収集品・アンロック要素
- マルチプレイコンテンツが豊富
BADな点
- ストーリーの内容はイマイチ
- キャラクターモデルの質が低い
- 近距離戦は面白くない
- 頭が悪く、理不尽な敵AIにイライラする
- いくつかのバグ(敵がポップアップする等)
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『Sniper Elite 5』についての海外メディアの感想となります。
より広大で攻略しがいのあるステージ
今作に登場するステージはいずれも従来作と比べて規模が拡張されているだけでなく、細部まで細かく作り込まれているため、自身でルートを模索して戦略的に攻略するのがとても楽しいと好評です。
重火器やカスタマイズ要素も充実しており、プレイヤーごとに全く異なったプレイスタイルで楽しむことが出来ます。
シリーズ特有のキルカメラ要素は演出が強化されており、狙った場所に着弾するスローモーション演出は爽快感があるとのこと。
そして何より、新要素『侵入モード』を含むオンラインコンテンツが非常に充実しており、フレンドと一緒に長く遊び続けられる作品となっているようです。
グラフィック(特にキャラクターモデル)の質が低い
一方で、グラフィックの質の低さが指摘されていました。
背景グラなどの出来は良いものの、キャラクターモデルや一部オブジェクトのテクスチャなどは前時代的なクオリティとなっており、没入感に欠けるとのこと。
また、キチンと隠れているにもかかわらず、遠距離からでも発見してくる理不尽な敵AIにイライラさせられるという意見も見受けられました。
従来シリーズ作から確実な進歩を遂げた最新作
いずれにせよ、『従来シリーズ作から確実な進歩を遂げた最新作』であるとして、多くのレビュアーが高い評価を付けていました。
キルカメラなどシリーズ特有の要素を強化しつつ、『侵入モード』など新たな楽しみ方も追加しており、従来シリーズ経験者でも満足できるコンテンツとなっています。
ステージ自体もより広く、より詳細な構造になっており、どのルートでどのように立ち回るかといった戦略的要素も高まっています。
シリーズファンはもちろんのこと、ステルス要素の強い狙撃シューティングゲームを楽しみたい方は、ぜひ今作をプレイしてみてはいかがでしょうか!
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