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ガジェットレビュー

『OneOdio A10 ヘッドセット アップグレード版』レビュー!サウンド体験の向上した高性能ワイヤレスヘッドホン

当サイトでは、以前の記事でノイズキャンセリング対応ワイヤレスヘッドホン『OneOdio A10』を紹介しました。

リーズナブルな価格に対して高機能・高性能を実現した、マイク内蔵型のワイヤレスヘッドセットとして大きな人気を博した同モデルですが、2023年2月に、同モデルの性能を向上させたOneOdio A10 アップグレード版が発売されました!

▼有線・ワイヤレス接続対応ヘッドホン

ブランド OneOdio
モデル名 A10【アップグレード版】
接続方式 有線&ワイヤレス(Bluetooth 5.0)
型式 オーバーヘッド型
インピーダンス 32Ω±15%
ノイズリダクション深度 -35 dB
伝送距離 10 m/33 ft
再生時間 40時間 (ANC+BT)
50時間 (Bluetoothのみ)
62時間 (ANCのみ)
バッテリー容量 800 mAh
充電時間 約2時間
入力 5 VDC, 560 mA
騒音低減効果 -25dB~-30dB
周波数特性 20 Hz – 40 kHz
マイク 収音マイク2基内蔵
本体サイズ 22 x 16 x 7 cm
本体重量 約295 g

『OneOdio A10 アップグレード版』は、以前紹介した『OneOdio A10』の機能を全体的に向上させ、より満足度の高いサウンド体験を実現したアップグレード版です。

Bluetoothによるワイヤレス接続のほか、オーディオケーブルを使用した有線接続にも対応しています。ただし、2台同時接続には対応していません。

▼デュアルチャンバー構造で伸びのある低音域とクリアな中高音域を楽しめます。

外側のフィードフォワードマイクと、内側のフィードバックマイクの2つを駆使することで、外部の騒音を最大90%カット、最大35dBの騒音を低減させることのできるノイズキャンセリング機構を実現しています。

▼2つのマイクによって騒音が二重低減。高度なノイズキャンセリングを実現します。

筐体に搭載されたボタンにより、ハンズフリーで通話を行うことも出来ます。

▼ボタンのワンクリックで、ANC(ノイズキャンセリング)と "外音取り込みモード" を切り替えることも可能。用途や場面によって柔軟に対応できます。

40mmダイナミックドライバを内蔵しており、明瞭かつ迫力のあるサウンドを楽しむことが出来ます。

▼オンライン通話はもちろん、メディア視聴やゲーミングにも対応できる高品質サウンド。

そして800mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、ワイヤレス接続状態で約50時間、ワイヤレス接続+ノイズキャンセリング機能使用状態で約40時間のバッテリー持続が可能となっています。

▼いちいち頻繁に充電を行う必要のないストレス・レス設計!

この機能性に対して9,000円台と比較的リーズナブルな価格であり、オンライン通話や音楽視聴用に使える安価なヘッドセットを探している方には、まさにうってつけのモデルとなっています!

なお、以前紹介したオリジナル版と、今回紹介するアップグレード版との比較表は以下の通りです。

項目 オリジナル版 アップグレード版
イヤーカップ素材 プラスチック アルミニウム
チップセット クアルコム BES
ANCレベル -20dB -35dB
ANCマイク Single Rear マイク Dual-fed マイク
バッテリー 750mAh 800mAh
バッテリー寿命 with ANC+BT:約25時間
only BT:約40時間
only ANC:約60時間
with ANC+BT:約40時間
only BT:約50時間
only ANC:約62時間
充電時間 約2時間10分 約2時間5分
周波数特性 20 Hz – 20 kHz 20 Hz – 40 kHz
ハイレゾ音楽認識 No Yes
本体重量 約248g 約295g

※ANC = アクティブ ノイズキャンセリング
※BT = Bluetooth

▼オリジナル版『OneOdio A10』はコチラの記事で紹介しています。

『OneOdio A10 ヘッドセット』レビュー!音楽視聴からオンライン通話まで活用できる高コスパヘッドフォン

新型コロナウイルスの影響により、最近ではリモートワークやウェブ会議、オンライン授業に参加する機会が増えてきたのではないでしょうか? それに伴い、オンライン通話用ガジェットの需要も非常に高まっています。 ...

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上表の通り、本体重量がやや増した点以外は、全体的に機能が向上したアップグレード版となっています。

今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を元に良かった点・悪かった点などを分かりやすく紹介していきます!

製品本体および付属品

製品本体および付属品について紹介していきます。

▼製品外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧

  • ヘッドセット本体
  • 専用ハードケース
  • 説明書
  • USB Type-Cケーブル
  • 3.5mmオーディオケーブル

▼説明書は日本語に非対応ですが、図付きなので理解しやすいと思います。

ヘッドセット本体および付属品一式は、同梱されているハードケースに入れることで、手軽に収納・持ち運びを行うことが出来ます。

▼内部に衝撃が伝わりづらいハードケース

▼厚みも控えめであるため、カバンなどに入れても簡単に持ち運ぶことが可能です。

ヘッドセット本体の外観

▼ヘッドセット本体の外観。

アップグレード版ではイヤーカップ素材がプラスチックからアルミニウムに変わっており、高級感が増しています。

▼オリジナル版(左)とアップグレード版(右)の比較。アップグレード版の方が、イヤーパッド部分にアルミニウム特有の光沢が見られます。

 

▼イヤーパッドの内側にはL/Rが大きくプリントされているので、左右どちらの耳かを即座に判別できます。

 

▼手に持った様子。

▼イヤーパッド部分を90度回転させると、装着形態となります。

▼真上から見た様子。OneOdioのロゴが印字されています。

▼登頂にあたる内側の部分は柔軟でプニプニとしており、どのような頭のカタチでも優しくフィットします。

▼頭の大きさに合わせて、両耳の長さを調節することが可能です(可動領域は3.5センチほど)

非使用時には下画像のようにコンパクトに折りたたんでおくことが可能です。

筐体自体はシンプルかつスタイリッシュなデザインとなっており、これといった特徴もありませんが、無駄もないスッキリした見た目です。

▼本体重量は約295g。オリジナル版(約248g)と比べて50gほど重くなっていますが、重さにそこまでの違いは感じられません。

搭載インターフェース

続いて、ヘッドセットに搭載されているインターフェースについて紹介していきます。

▼左耳側には、USB Type-CポートANC(ノイズキャンセリング)スイッチLEDインジケータが搭載されています。

▼右耳側には、電源ボタン音量アップ/曲送りボタン音量ダウン/曲戻しボタン3.5mmオーディオジャックが用意。

以上の通り、コンパクトな筐体に必要な機能がすべて集約されたデザインとなっています。

ほとんどの操作をハンズフリーで行うことができるため、いちいちデバイス上で操作を行わずに済むのが実にラクです。

ボリューム調整やノイズキャンセリング切替えなど、各機能に対してスムーズかつ即座にアクセスできるため、会話に集中したいウェブ会議やオンライン授業などの際にも適していると言えますね!

あっという間にBluetooth接続可能

本製品をデバイスにBluetooth接続する方法はいたって簡単です。

電源スイッチを3秒以上押し続けてヘッドセットを起動すると、LEDインジケータが青・赤に交代点滅します。

この状態でデバイス側のBluetooth設定を確認すると、"OneOdio A10" を選択することができます。

▼スマートフォン画面

▼PC画面

あとはデバイスを選択するだけで、Bluetooth接続が完了します。

PCやスマホ、タブレット端末など、Bluetoothに対応している機器であれば電源ON⇒デバイスを選択するだけで簡単に接続できるため、この手の機器の扱いになれていない方でも安心ですね!

ちなみに有線接続したい場合は、付属の3.5mmオーディオケーブルをデバイスに接続するだけで利用を開始できます。

実際に使用した感想

それでは、実際に『OneOdio A10 アップグレード版』を使用した感想について紹介していきます。

ちなみに今回のレビュー時は、Skype等の会議ツールを使用して、友人と会議通話を行ってみました

満足度の高いオンライン通話を実現

実際にSkypeによる会議通話に本製品を使用してみましたが、音質自体はいたってクリアで、相手側の声を明瞭に聞き取ることができました。

性能の向上したデュアルノイズキャンセリングマイクのおかげで、こちら側の声もノイズを除去した状態で相手側に届けられるため、"まるで対面で会話しているような感覚だった" と友人も述べていました。通話時のマイクのクリアさは、アップグレード版の方が明らかに優れています

ちなみに今回のレビュー時には有線接続・無線(ワイヤレス)接続の両方を試してみましたが、いずれの場合でも、安定して高音質の通話を行うことができていました。接続方法によって音質が左右されない点は嬉しいですね!

リモートワークやオンライン授業などにおいて、快適でストレスのない通話を行うにはうってつけのヘッドセットであると言えます。

優れた "外音取り込み機能"

左耳側のANCボタンを押すと、"外音取り込み機能" のオン/オフを切り替えることができます。

外音取り込み機能をオンにすると、外部の音を取り込んでヘッドセット内から出力することが出来ます。

これにより、デバイス側からのサウンドを視聴しつつ外音にも気を配ることができるため、『ヘッドセットを装着していたせいで大切なアナウンスを聞き逃した!』というような事態を防ぐことができます。アップグレード版の方が、外音を明確に取り入れることが出来ていると感じました。

他の人と同じオフィスで仕事する場合や、自宅で家族や宅配便などの音にも気を配っていたい方には助かる機能です。

伸びのある低音域とクリアな中高音域

また通話だけでなく、音楽や動画を視聴した場合の音質も確認してみました。

満足度の高い音質を実現できていました。

中~高音域に関してはクリアに響き渡っており、音圧も十分に強いです。デュアルチャンバー構造で、伸びのある低音域とクリアな中高音域のサウンドを楽しめました。

流石に数万円クラスのモデルと比べると低音の響きは劣るものの、それでも同価格帯のヘッドセットとしては、重低音の表現はかなり頑張っていると感じました。ハイレゾ対応の高解像度サウンドは、一度味わってみる価値あるほどクリアな音楽体験が可能です。

▼低音を響かせるEDM系でも、爽快なサウンドを楽しむことが出来ました。

音にこだわるサウンド通でもなければ、メディア視聴やゲーミング目的にも十分に活用できるレベルであると思います。

バッテリーの持ちは良好

本製品にはワイヤレス接続状態で約50時間、ワイヤレス接続+ノイズキャンセリング機能使用状態で約40時間持続する800mAhのバッテリーが内蔵されています。オリジナル版よりも50mAh容量が増加しており、その分長持ちします。

実際に1日2時間ほどの頻度で本製品(ノイズキャンセリングON状態)を利用してみたところ、14日間は充電なしで使用し続けることが可能でした。

つまり実質的に、約30時間弱のバッテリー持続時間でした。公称値と比べるとやや短いですが、それでもほぼ2週間はバッテリー残量を気にせずに利用することが可能となっています。

いちいち充電残量を気にして充電を行う必要が無いため、毎日仕事でヘッドセットを利用する方でも、ストレスなく使用できると思います!

なお、充電時間もオリジナル版より10分ほど短縮されており、より短い時間でチャージを完了せることが可能となっています。

イヤー部分がやや蒸れやすい

本機の重量は約295グラムと、マイク搭載モデルとしては比較的軽い部類です。そのため長時間装着し続けても首が疲れづらくなっています。

しかし一方で、イヤー部分は完全に耳を塞いでいるせいか蒸れやすく、特に室温の高くなる夏場などにおいては、10分ほどの装着でイヤーパッドが若干湿ってくるため、使用中に不快感を覚える方もいるかもしれません

オーバーヘッド型モデルの宿命ですが、定期的にヘッドセットを取り外すなどして、蒸れを逃がす必要があるでしょう。

音楽&通話体験が向上したアップグレード版

【個人的な評価】

  • 性能:(☆4.5)
  • デザイン:(☆4.5)
  • 扱いやすさ:(☆5)
  • 価格(コスパ):(☆5)
  • 総合評価:(☆5)

今回紹介した『OneOdio A10 ヘッドセット(アップグレード版)』について、特長をまとめると以下の通りです。

良かった点

  • シンプルかつスタイリッシュな外観
  • オリジナル版よりも高級感を増した筐体素材
  • ハイレゾ対応の高音質サウンド体験
  • 簡単なワイヤレス接続手順
  • 高度なノイズキャンセリング機構
  • 便利な "外音取り込み機能"
  • 音楽視聴にも適したサウンド品質
  • 長寿命バッテリー

悪かった点

  • イヤーパッド部分が蒸れやすい

以上の通り、優れたノイズキャンセリング機構と高いサウンド品質を実現しているヘッドセットとなっています。

筐体はシンプルかつ無駄のないデザインとなっており、アルミニウムを取り入れた外観はオリジナル版よりも高級感が向上。カジュアルなオフィスからオペレーションセンターまで、幅広い場所に適していると言えます。

高度なノイズキャンセリング機構を内蔵している一方で、外音取り込み機能も用意しており、ユーザーの用途や場面に応じて使い方を切り替えることが出来る点は嬉しいですね。ノイズキャンセリングと外音取り込み機能に関しては、オリジナル版よりも明確に性能が向上しているように感じられました。

そして何よりサウンド品質が優れており、通話だけでなく音楽視聴やゲーミングに関しても価格以上の体験が可能であると感じました。ハイレゾ対応の高音質サウンド体験は、一度味わってみる価値ありです。

一方で、耳へのフィット感は良いものの、イヤーパッドが蒸れやすい点はやや問題に感じました。特に夏場においては、室温をうまく調整したり、一定間隔で着脱するなどの対策が必要となるでしょう。

何はともあれ、この価格帯では実に優れたパフォーマンスを発揮する、高性能・多機能ワイヤレスヘッドセットとなっています。

扱いやすくリーズナブル、かつ性能も優れたワイヤレスヘッドセットを探している方には、是非オススメしたい一品です!

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