最近ではリモートワークの広がりにより、自宅で資料作成などの作業を行う方々が増えてきましたね!
もしも大量の資料データを扱う場合、モニターの画面(ディスプレイ)が小さいと、いちいち画面を切り替える必要があるため、作業効率が落ちてしまいます。
1つのディスプレイに出来るだけ多くの情報量を一気に表示させたい!そう考えている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回紹介するのが、2560×1080の圧倒的な表示領域を擁する『Innocn 29インチ ウルトラワイドモニター』です!
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- クーポンコード:LC29PROHR42
- 有効期限:2021年9月1日(水)~ 9月30日(木)
ブランド | INNOCN |
品番 | WF29-PRO |
パネル種別 | ADS |
ディスプレイサイズ | 29インチ |
解像度 | 2560×1080 |
縦横比 | 21:9 |
視野角 | 178° |
リフレッシュレート | 75Hz |
搭載ポート | HDMI×2, DP×1, USb Type-C×1, USB×3, 3.5mmオーディオポート |
入力電源 | AC100 ~ 220V |
傾斜調整 | 前傾5° ±2°:後傾20° ±2° |
高さ調整 | 120 ± 5mm |
左右回転調整 | ±45° ±2° |
垂直方向調整 | ±90° ±2° |
本体サイズ | 688.6 × 554.3 × 218.9mm |
本体重量 | 約6.4kg |
今回紹介する『Innocn 29インチ ウルトラワイドモニター』は、通常のモニター(16:9)よりも横幅が広く、21:9のアスペクト比に対応したウルトラワイドモニターです。
▼一般的なフルHDモニターと比べて、横幅が640ピクセル分拡張されています。
横幅が広いぶん、一度に表示できる情報量が多いため、いちいち画面を切り替えたり、見えるところまでスクロールする手間を省くことができます。
▼ウルトラワイドモニターでエクセルを表示した場合。大量のデータを一気に表示することができます。
またPCゲームなどにおいても、横幅が拡張されたぶん視界が広くなるため、他のプレイヤーよりも有利に立ち回ることが可能となります。
▼通常のモニターでは見えなかったターゲットが見えるように!
2560×1080(フルHD)解像度に対応した映像は美しく、75Hzの高リフレッシュレートに対応しているため、ゲームや映画などにおいて 滑らかで遅延のない映像 を楽しむことができます。
スピーカーも2基内蔵しているため、スタンドアローンでのサウンド出力が可能。
そして本製品は縦置き・横置きのいずれにも対応しており、重力センサーも内蔵しているため、モニター向きを変更すると映像の向きも自動的に調整されます。
▼高さ・左右角度・チルト角度なども柔軟に調節可能。
HDMIやUSBを始めとする充実したポート類を備えているため、互換性・拡張性にも優れています。
このように、数あるウルトラワイドモニターの中でも、利便性・扱いやすさの面でかなり高クオリティなモデルとなっています。
今回、提携先より本製品を提供して頂いたので、実際に使用した感想を元に良かった点・悪かった点などを分かりやすくレビューしていきます!
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子。結構デカいです。
▼フタを開けると、付属品およびモニター本体がスッポリと収まっています。
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧
- モニター本体
- スタンド
- ベース
- ドライバー
- 電源コード
- HDMIケーブル
- USBケーブル
- Type-Cケーブル
- 壁付け用コネクタ
- クリーニングクロス
- 日本語ユーザーガイド
- 保証カード
モニター以外にも付属品が充実している点は嬉しいですね!
▼説明書は日本語に完全対応しているので安心です。
▼付属のドライバーとコネクタ類は、モニターを壁付け設置する際に使用します。デスク上へ普通に設置する場合は使う必要はありません。
モニター本体
▼モニター本体。シンプルでスタイリッシュなデザインです。
▼裏面の様子。
▼裏面中央には、スタンドや壁付けビスなどを取り付けるためのインターフェースが用意されています。
また、裏面下部には各種ポート類が用意されています。
▼画像左から『USB-A 3.0ポート』×2、『USB-Bポート』『USB-Cポート』『HDMIポート』×2、『DPポート』『3.5mmオーディオポート』『電源ポート』が用意。
これだけ多くのポートが用意されている点は素晴らしいですね。
USB-A、USB-C、USB-Cのポートが揃っており、外部USBデバイスに対してモニター経由で給電を行うことも可能です。
また、本製品はスピーカーを内蔵していますが、3.5mmオーディオポートを利用することで、外付けのオーディオデバイスからサウンドを出力することも出来ます。
モニタースタンドの取り付け(設置)
モニタースタンドの取り付け方は 非常に簡単です。
まずはスタンドの底部をベースに挿入します。
▼スタンド
▼スタンドをベースに挿入して取り付ける。
この時、ベース裏面のネジを捻ってスタンドをしっかりと固定しておきましょう。
▼素手で簡単に締めることができます。
▼取り付けた様子。
続いて、スタンド上部の出っ張りが、モニター裏の穴と重なるように取り付けます。
▼モニター裏の穴に差し込むカタチで取り付ける。
これだけでスタンドの装着は完了です!
ドライバーなどの工具やネジ(ビス)を使わずに取り付けることができ、なおかつ安定性もシッカリと強固なものになっています。
使用中にモニター向きを何度も変更したり、回転させたりしましたが、スタンドが外れてしまうことはありませんでした。
▼ちなみに本体重量は約6.4キログラムほどであり、結構重いです。
設置場所を移動する際には両手で支えるようにしましょう!
高さ・向き・角度・チルトの柔軟な調節が可能
上述したように、本製品は 高さ・向き・角度・チルト などを柔軟に調節することが可能です。
▼まずチルトに関しては、-5° ~ 20°の角度で調節が可能です。
▼またスタンド部は上下にスライドさせることができ、ディスプレイの高さを調節することができます。
▼一番高い位置。
▼一番低い位置。
▼また、スタンドとベースの接合部分は-45° ~ 45°の範囲で回転させることができます。
▼モニター向きも自由に調節可能!
▼そしてスタンドとモニターの接合部分も、左右に360°回転させることが可能です。
▼モニターを縦置きで利用することが可能。
このように、モニターディスプレイ部に関しては、かなり自由度の高い挙動が可能な設計となっています。
自由自在に好きな方向・向きを向かせることができるため、柔軟な使い方ができると思います。
実際に使用した感想
それでは、『Innocn 29インチ ウルトラワイドモニター(WF29-PRO)』を実際に使用した感想について紹介していきます。
広々とした表示領域で作業効率アップ
まずは本製品をデスクトップPCとHDMIケーブルで接続してみました。
▼普通の16:9モニターと比べると、とても横幅が広いです。
フルHD対応の画質も十分に綺麗で、細かな文字まで明瞭に描画されます。
▼どの角度からでもキレイに映ります。
画像を見ても分かる通り、一般的なモニターよりも約24%ほど表示領域が拡張されているため、一度に多くの情報量を映すことができます。
▼ウィンドウを3つ横並びにできるほどの幅広さ。
▼レスポンシブ対応サイトでは、一度に表示される量が多いため、スクロールする手間が省けます。
一度に多くの情報を表示できるという特徴は、ウルトラワイドモニターを一度体験すると、もはや手放せなくなるほど快適です。
▼エクセルで作業している様子。
▼スクリーンショット
エクセルなどの作業用ソフトにおいても、より多くの列データを一目で把握できるようになるため、これらのソフトを用いたリモートワーク時の作業効率も向上すると思います。
▼一方で、YouTubeなどにおいてアスペクト比が16:9の動画を再生した場合は、左右に暗い非表示部分が生まれます。
PCゲームプレイ時の迫力も向上
PCゲームプレイ時に全画面表示モードにすると、通常よりも遥かに広い視野でゲームを楽しむことができます。
▼マインクラフトプレイ時。広い視野が目の前に広がります。
▼ディスプレイのベゼル幅も比較的狭く、目の前に広々とした景色が広がるため、迫力と没入感が増します。
▼スクリーンショットも2560×1080の横長に撮影されます。
▼こちらは『Sea of Thieves』プレイ時。
▼幅広い視野は爽快感を格段に増してくれます。
ウルトラワイドモニターでゲームをプレイする際は、特にFPS(一人称視点)ゲームにおいて真価を発揮します。
特にシューティングゲームでは、一般的なモニターよりも20%以上も広い範囲をカバーすることができるため、相手プレイヤーよりも有利に立ち回ることができるでしょう。
また本製品は75Hzの高リフレッシュレートに対応しているため、いずれのゲームにおいても滑らかな映像を楽しむことができました。
ゲーミング用モニターとしても満足度の高いモデルとなっています。
豊富なオプション項目が用意
なお、ディスプレイ下部のボタンを押すことで、メニュー画面が表示されます。
メニュー画面では、明るさ、コントラスト、色温度などの一般的なオプション項目が用意されています。
また、ゲーミング用の設定項目も用意されており、用途に応じて最適なモードに切り替えることも可能です。
▼『FPSモード』や『RPGモード』など、ジャンル別に適した映像プリセットが用意。
重力センサーが搭載
また、メニュー画面では『重力センサー』のオン/オフが切り替えられます。
重力センサーを "オン" にした場合、ディスプレイの傾きを変更すると、スマホやタブレットのように映像の向きも自動的に調整されるようになります。
▼表示がおかしい場合、PC設定から画面の向きを "縦" に変更しましょう。
▼ウルトラワイドモニターを、まるでビッグサイズのスマホやタブレット端末のように使用できます!
デスク上のスペースの問題で、横にモニターを設置する余地のない場合などには実に役立つ機能だと思います。
活用の幅が広いという点も、本製品の優れた要素の1つですね。
スピーカー音質はイマイチ
上述したように、本製品には下部に2基のスピーカーを内蔵しています。
そのため、モニター単体でサウンドを楽しむことも可能なのですが、正直言って音質はイマイチです。
確かに中~高音域に関しては比較的クリアに聞こえます。映画やアニメなどを視聴していて、セリフが聞き取りづらいといったことはないでしょう。
しかし低音に関しては完全につぶれており、全くと言って良いほど響きません。そのため、映画視聴時やゲームプレイ時の迫力が半減してしまいます。
そもそもモニター類の内蔵スピーカーは一般的に悪いものが多いため、そのために3.5mmオーディオポートが用意されています。
もしもサウンド品質を向上させたい場合には、別途外付けスピーカーの購入をオススメします。
▼私が普段から愛用している外付けスピーカー
家庭用ゲーム機ではアスペクト比がおかしくなる
最後に、プレイステーション5(PS5)を接続してみました。
▼PS5を並べると、以下に横幅が広いかが分かります。
PS5のような家庭用ゲーム機は一般的に、2560×1080出力に対応していません。
そのため大抵は、非表示領域が黒くなるか、アスペクト比が無理やり21:9になるかのどちらかです。
▼PS5の場合は後者でした。
▼PS5では解像度が1920×1080(フルHD)に固定されます。
▼そのため横幅が引き延ばされるため、アスペクト比がおかしくなり、若干違和感のある映像となります。
▼綺麗な映像で十分プレイは可能な映像クオリティですが、アス比の面でどうしても違和感があります。
このため、本モニターをゲーミング用に購入するのであれば、あくまでPCゲーム用モニターとして購入することをオススメします。
PS5やXbox、ニンテンドースイッチ用モニターとして購入すると、どうしても映像に違和感が出てしまうでしょう。
普通のモニターには戻れなくなるほど快適なウルトラワイドモニター
- 性能:(☆4.5)
- デザイン:(☆4.5)
- 扱いやすさ:(☆5)
- 価格(コスパ):(☆4)
- 総合評価:(☆4.5)
今回紹介した『Innocn 29インチ ウルトラワイドモニター』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 高さ・向き・チルト等に関して柔軟な調節が可能
- バリエーション豊かなポート類を搭載
- スタンドの組み立て(設置)が簡単
- 2560×1080、75hz対応の綺麗で滑らかな映像
- ウルトラワイドの広表示領域
- 自動で縦横表示が切り替わる『重力センサー』を内蔵
悪かった点
- スピーカー音質はイマイチ
- 家庭用ゲーム機ではアスペクト比がおかしくなる(横に引き延ばされる)
このように、圧倒的な広表示領域を備えた、オススメのウルトラワイドモニターとなっています。
とにかく一度に表示できる情報量が一気に増えるため、多数ウィンドウを表示する必要のある作業について、効率が上がること間違いなしです。
重力センサーを内蔵しており、縦横表示をスマホのように簡単に切り替えられるため、デスク上の空きスペースの有無にも柔軟に対応できるでしょう。
画質も十分綺麗であり、75Hzリフレッシュレートで描かれる映像も滑らかで見やすいです。
そしてゲーミングにおいては、映像の迫力が増すだけでなく、PvP戦において普通(16:9)のモニターを使用している相手よりも有利に立ち回ることができるかもしれません。
一方で、スピーカー音質はイマイチであるため、外付けスピーカーの購入をオススメします。
また、一般的な家庭用ゲーム機は2560×1080の映像出力に対応していないため、アスペクト比がおかしくなる可能性があるので注意してください。
何はともあれ、一度使用すると、普通のモニターには戻れなくなるほど快適なウルトラワイドモニターとなっています!
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