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ガジェットレビュー

『INNOCN 15A1F』レビュー!有機ELディスプレイ搭載の高コスパ15.6型モバイルモニター

2022年8月29日

最近ではリモートワークやテレワーク、オンライン授業などが一般化してきましたね!

また、お家時間が増えたことで、ニンテンドースイッチやプレイステーション5(PS5)、PCなどでゲームをプレイする時間が増えた方も多いと思います。

これらに共通している点は、モニターが必要であるということですよね。特に外出先でもモニターを使った作業を行いたい場合には、持ち運びやすい ポータブルモニター が非常に役立ちます。

今回は、持ち運びやすいサイズ&軽さに加えて、自立スタンド付属、そして有機ELディスプレによる深みのある色合いを楽しめる高コストパフォーマンスなINNOCN 15A1F モバイルモニターについて紹介したいと思います!

▼有機EL(OLED)ディスプレイ採用

ブランド INNOCN
モデル名 ‎‎15A1F
ディスプレイサイズ 15.6インチ
パネル種類 OLED(有機EL)
解像度 1920×1080(FHD)
リフレッシュレート 60Hz
コントラスト比 100000:1
色域 100% DCI P3
表示色 10.7億(RGB 8bit+2FRC)
輝度 400cd/m2
搭載ポート USB Type-C ×2
mini HDMI ×1
スピーカー デュアルスピーカー搭載
本体サイズ 359×229×8.2mm
本体重量 約730g

今回紹介する『INNOCN 15A1F』は、15.6インチ、フルHD(1920×1080)解像度、HDR対応の有機ELディスプレイを搭載したモバイルモニターです。充実したケーブル類が付属しており、モバイルモニターを購入後、すぐに多種多様なデバイスと接続して利用を開始できます。

厚さ8.2mm、本体重量わずか約730gという非常に軽量かつコンパクトなデザインとなっており、自宅におけるサブモニターとしての利用だけでなく、外出先での利用にも適したモデルです。

▼マグネット式スタンドも付属しており、横置き・縦置きのいずれにも対応可能。

筐体本体には USB Type-Cポートmini HDMIポート が搭載されており、PCやニンテンドースイッチ、PS5、XSX|Sなどの家庭用ゲーム機はもちろん、スマートフォンへの接続にも対応しています。USB Type-C・USB PD対応機器であれば、ケーブル一本でデバイスの映像伝送が可能です。

モニター側面には2基の高品質スピーカー(デュアルスピーカー)が内蔵されており、スタンドアローンでサウンドを楽しめます。

そして有機ELディスプレイにより表現される映像は、非常に深みのあるカラフルな色合いを楽しむことが可能となっています。

▼100000:1のコントラスト比に対応しており、有機ELならではの深い黒色を表現。映像の迫力と臨場感が増します。

リフレッシュレートは60Hzに対応。応答速度は1msであり、動画視聴はもちろん、ゲーミングにおいても滑らかな映像を楽しめるでしょう。

そして映像がただ綺麗なだけでなく、ブルーライトカット機能も搭載。輝度20%以上はDC調光モード、輝度20%以下はPWM調光モードになるなど、作業用モニターとしても目に優しい設計がなされています。

この価格帯で有機ELディスプレイを搭載している点は珍しく、幅広い用途・デバイスに用いることの出来る、汎用性の高いモバイルモニターとなっています。

製品本体および付属品

製品本体および付属品について紹介していきます。

▼製品外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧

  • モバイルモニター本体
  • mini HDMIケーブル
  • Type-Cケーブル(映像伝送用)
  • Type-Cケーブル(給電用)
  • ACアダプター
  • ユーザーガイド
  • スタンド

▼説明書は日本語に完全対応しています。

▼Type-Cケーブル(映像伝送用&給電用)、mini HDMIケーブルの計3種類が付属。購入後すぐに各デバイスと接続して利用できます。

モバイルモニター本体の外観

▼モバイルモニター本体。359×229×8.2mmのコンパクトな筐体サイズ。

▼背面の様子

▼金属製の筐体は鈍い光沢を放っており、手触りもヒンヤリとサラサラで高級感があります。汚れが目立ちづらい点もGOOD。

▼背面中央には、後述する付属スタンドが吸着する磁石部が用意されています。

▼本体重量は約730gと軽く、10インチ型タブレット端末と同程度の重さで持ち運びに適しています。

▼厚みはわずか8.2mmと超薄型設計。カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないでしょう。

インターフェース構成

続いて、インターフェース構成について紹介していきます。

▼左側面にはmini HDMIポートType-Cポート(映像伝送用)Type-Cポート(給電用)、そしてスピーカー1基が内蔵。

▼反対側の右側面にも、スピーカーが1基内蔵されています。

▼上部には電源ボタン音量調節ボタン(メニュー操作兼用)、LEDインジケータが搭載。

▼下部は接地面であり、特に何もありません。

このように、限られた筐体サイズに対して、必要なポート類・操作インターフェースがすべて詰め込まれたデザインとなっています。

マグネット式スタンドが付属

本製品にはマグネット式スタンドが付属しており、柔軟な設置の仕方が可能です。

▼スタンド

▼先端は100度を超える柔軟な可動域を擁しています。

スタンド先端はマグネットになっており、モニター背面中央に近づけることでピタッと吸着します。

▼装着した様子。

スタンド強度は優れており、角度も柔軟に調節可能。思い通りの設置角でモニターを設置できます。

▼スタンド自体が細く、設置した際にもスマートな印象が崩れません。

また、スタンド向きを90度回転させることで、モニターの縦置きも可能となります。

このように、手軽に設置角度を調整できる点は便利ですね!

実際に使ってみた感想

それでは、『INNOCN 15A1F モバイルモニター』を実際に使ってみた感想について紹介していきます!

なお、今回のレビューでは私が所有している ニンテンドースイッチ(有機ELモデル)やPCに接続して使用してみました。

▼スイッチ本体とモニターを、付属のmini HDMIケーブルを用いて接続。

▼モニター本体には、付属の電源供給用Type-Cケーブルを用いて給電する必要があります。

▼接続した様子。

深みのある色合いの有機ELディスプレイ

フルHD解像度対応の有機ELディスプレイでは、実に深みのある綺麗な色合いで映像を楽しむことが出来ました。

流石は有機ELディスプレイ。明るい部分、暗い部分の濃淡の差が実にクッキリと表現されており、映像に臨場感が生まれています。発色もカラフルで、ゲーム中のエフェクトなどの表現も一般的なディスプレイと比較しても鮮やかです。

▼15.6インチディスプレイの映像は十分に迫力があります。

▼フルHD(1080p)解像度の映像は綺麗で、細部まで明瞭に描画されて見やすいです。

リフレッシュレートは60fpsに対応。さすがにハイエンドモデルのモバイルモニターと比べると描画の滑らかさは劣りますが、激しく動き回るアクションゲームやシューディングゲームをプレイした場合でも、ゲームプレイに支障はありませんでした。

▼実際にゲームをプレイしている様子。気になる遅延なども一切見受けられず、滑らかな描画でゲームを楽しめました。

PCに接続した場合も試してみました。

▼ウェブサイト閲覧時。細かな文字まで明瞭に描画されており、目が疲れることはありませんでした。

▼YouTubeなどの動画サイトにおいても、満足度の高い品質で映像を楽しめます。

▼やはり色合いの美しさが、通常のディスプレイとは段違いです。

縦置き表示にも対応可能

上述した通り、付属のスタンドの付け方によって、モニターの縦置きも可能となります。

▼縦置き表示させている場合。

モバイルモニターをPCのサブモニターとして活用する場合にも、役立つ設計ですね!

画面への映り込みは激しい

有機ELディスプレイの特長として仕方がない点ではありますが、やはり画面への映り込みが気になります。

▼鏡のように、ディスプレイへ現実に景色が映り込んでしまう。

使用する際は、室内照明など反射しやすい光源の位置に気を付けて使用する必要があるでしょう。

デュアルスピーカーの音質は及第点

上述した通り、本製品の背面には2機のスピーカー(デュアルスピーカー)が搭載されています。

スピーカーの音質は及第点レベルであり、悪くもなく、そこまで良くもなく、モバイルモニター内蔵スピーカーであればこの程度か、といった感じでした。

▼実際に使用している様子

中~高音域に関してはよく響き、サウンドにも多少の立体感があります。一方で低音に関してはほとんど潰れてしまっており、音圧も弱いため、サウンドの迫力には期待できないでしょう。

そのため、個人的には外部スピーカーへのサウンド出力用に3.5mmオーディオジャックを用意してほしかったところですね。

充実した設定項目

本製品には充実した設定項目が用意されています。

▼上部の『電源ボタン』を押してメニューを呼び出します。

メニュー画面では明るさやコントラストなどの一般的な項目のほか、HDRオン/オフ ブルーライト低減などの調節も可能です。

▼インターフェースは日本語完全対応。

▼ゲームモードやFPSモード、映画モードなど、用途に応じた映像プリセットも用意されています。

好みに応じて、映像品質を細かく調節できるのは嬉しいですね!

有機ELディスプレイ搭載の高コスパ15.6型モバイルモニター

【個人的な評価】

  • 性能:(☆4.5)
  • デザイン:(☆5)
  • 扱いやすさ:(☆5)
  • 価格(コスパ):(☆4.5)
  • 総合評価:(☆5)

今回紹介した『INNOCN 15A1F モバイルモニター』について、特長をまとめると以下の通りです。

良かった点

  • 薄型かつ軽量な筐体サイズ
  • 高級感のあるデザイン
  • 付属品が充実(ケーブル類)
  • 深みのある色合いの有機ELディスプレイ
  • マグネット式スタンドが付属
  • デュアルスピーカー内蔵
  • 充実したオプション項目

悪かった点

  • 画面への映り込みは激しい
  • 画面保護のためのカバーやケースが付属してほしかった
  • 外部サウンド出力用ポート(3.5mmジャック)がほしかった

以上の通り、有機ELディスプレイによる色鮮やかなFHD映像、持ち運びやすい筐体サイズなど、全体的に完成度の高いモバイルモニターに仕上がっています。

OLEDパネルで表現される映像には深みと臨場感があり、満足度の高い映像体験が可能です。PC用のサブモニターとしてだけでなく、次世代ゲーム機のモニターとしても十分に活躍できると思います。

マグネット式スタンドが付属しており、設置角度や場所を柔軟に変更できる点がGOOD。扱いやすいです。

一方で、個人的にはサウンドの外部出力用に、3.5mmジャック等がほしかったところですね。また、持ち運び時に画面を保護するためのカバーケース等が付属していたら嬉しかったです。

なにはともあれ、有機ELディスプレイ搭載モデルとしては価格がリーズナブルであり、実用性の高いモバイルモニターを探している方には、是非オススメしたいモデルの1つとなっています!

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