新型コロナウイルスの影響により、最近では自宅で仕事を行う『リモートワーク』や、遠隔地とオンライン上で会議を行う『ウェブ会議』といった形態が一般化してきましたね。
それに伴い、どこにでも手軽に持ち運ぶことのできる ノートパソコン の需要が一気に高まりつつあります。
新年度を迎えて新たな生活を始める方々の中には、初めてのノートPCの購入を検討している方も多いのではないでしょうか?
どうせ購入するのであれば、仕事だけでなく、動画鑑賞やゲームといった娯楽用途にも対応できるPCが好ましいですよね!
そこで今回オススメするのが、Dell(デル)の高性能ノートPC『XPS 17 9700』です!
デル公式サイトで見る
ディスプレイ | 17.0インチ UHD+ (3840 x 2400) フレームレス タッチ 反射防止 500-Nit ディスプレイ |
CPU | 第10世代 インテル® Core™ i9-10885H (16MB キャッシュ, 最大 5.3 GHzまで可能, 8 コア) |
OS | Windows 10 Home (64ビット) |
RAM(メモリ) | 32GB DDR4-2933MHz, 2x16GB |
GPU(グラフィック) | NVIDIA® GeForce RTX™ 2060 6GB GDDR6 Max-Q デザイン 付き |
ストレージ | 1TB M.2 PCIe NVMe SSD |
本体寸法 | 高さ:19.5 mm 幅:374.45 mm 奥行き:248.05 mm 最小重量:2.11 kgi 重量(最大):2.51 kgi |
カメラ | 720 p(30 FPS HD RGB-IRカメラ、デュアルアレイ マイクロフォン) |
スピーカー | ステレオ ウーハー2.5 W x 2およびステレオ ツイーター1.5 W x 2 = 8 W(合計ピーク時) |
バッテリー | 6-セル バッテリー, 97WHr (内蔵) |
『XPS 17 9700』は、大手PCメーカーであるDell(デル)が開発・販売する 高性能ノートPC です。
17インチの大型ディスプレイは4K(3840×2400)解像度出力に対応しており、タッチ操作も可能です。
そしてグラフィック(GPU)に RTX2060(6GBモデル)を搭載しており、4Kディスプレイを十分に活かした美しい映像で快適にPCゲームを楽しむことができます。
▼昨今のAAA級タイトルでも快適に動作するゲーミング性能を誇る。
32GBものメモリ(RAM)を積んでおり、複数ソフトウェアの起動はもちろんのこと、動画・音声のエンコードなどクリエイティブな用途にまで活用できます。
ストレージには1TBの高速SSDを用意。
そして本体前部にはマイクロフォン付きカメラが搭載されているため、これ1台でウェブ会議の準備を整えることが可能となっています。
これほどのスペックを誇りながら、コンパクトなサイズと重量に仕上がっており、外出先に持参してハードな作業を行うには、まさにうってつけのノートPCとなっています。
今回、デルアンバサダープログラムの一環として本製品を提供していただくことができたので、実際に使用した感想を元に、良かった点・悪かった点などを分かりやすく紹介していきます!
▼デルアンバサダープログラムに関する詳細はコチラ
-
デル アンバサダー ALIENWARE体験モニターに当選!登録・申し込み&実際に届くまでの流れを紹介
当サイトは『デル アンバサダープログラム』のモニターに参加しています。 世界的な大手PCメーカーのデル(DELL)は、一般ユーザーに製品を提供したり、交流会を開いて製品を体験してもらう『デル アンバサ ...
続きを見る
製品本体および付属品
▼製品外箱の様子。高級感を感じる佇まい。
▼フタを開けるとPC本体がスッポリ収まっている。
▼PC本体の下には充電アダプター等の付属品一式が。
本製品の付属品一覧は以下の通り。
付属品一覧
- ノートPC本体
- クイックスタートガイド
- 説明書一式
- ACアダプター×2
- USB接続アダプタ
▼ACアダプタ一式。少々大きめですが、カバン等に入れて持ち運ぶ分にはそこまで支障にならない程度のサイズ。
▼PC本体にはType-Cポートしか搭載されていないため、HDMIポートやUSB 2.0 or 3.0のポートを利用したい場合は、付属のアダプタを使用しましょう。
▼『XPS 17 9700』本体。ボディにはアルマイト加工が施されており、キズや汚れが付着しづらくなっています。
▼本体は非常に薄く、ディスプレイを閉じた状態では、最も厚い部分でも 1.3センチほど しかありません。
▼本体重量は 2.51キログラム。片手でも持てるほどの軽さです。
背面には排気口が広く開いており、より多くの放熱容量を確保することで、優秀な冷却性能を実現しています。
搭載ポート
本体に搭載されているポート類について紹介していきます。
▼本体右側面。『USB Type-C』×2『SDカードリーダー』『3.5mmオーディオジャック』が用意。
▼本体左側面。『くさび型ロックスロット』『USB Type-C』×2が用意。
『USB Type-C』ポートはいずれも電源アダプター給電に対応しています。上述した付属のアダプタを使用することで、HDMIケーブルによる外部モニターへの出力も可能です。
▼ディスプレイを開いた様子。
▼ディスプレイ部の可動域は140度ほど。
2-in-1タイプではないため、完全に裏面へ折り曲げたタブレット使用には対応していません。
▼フロント部にはカメラが搭載されており、リモートワークやウェブ会議にも対応することが可能となっています。
極薄ベゼルの17インチ・フレームレスディスプレイ
『XPS 17 9700』には4K対応の17インチディスプレイが搭載されており、迫力のある美しい映像を楽しむことができます。
▼16:10の大画面。
特筆すべきは何と言っても モニター縁(ベゼル幅)の薄さ!
ベゼル幅は 約3.5mm~4mm程度 と非常に薄く、画面に集中することができます。
▼硬貨2枚分ほどの厚みしかない。
このベゼルの薄さが、17インチという大画面に対して、本体を15インチサイズのコンパクトな筐体に収めることに貢献しています。
扱いやすいタッチパッド&キーボード
タッチパッドおよびキーボードは、本体サイズをフルに活かした余裕のあるサイズとなっています。
▼1キーあたり約1.4センチとなっており、タイピングしやすいサイズ感となっています。
実際に本記事を『Dell XPS 17 9700』を使用して執筆していますが、キーの1つ1つが大きくて、シッカリとした打ち込み感もあるため、非常にスムーズにタイピングすることが出来ています。
大学レポートや業務使用の作成など、大量の文字入力をストレスなく行うことが可能です。
▼タッチパッドも広くて操作しやすく、手触りも滑らかです。
なお、キーボードには バックライト が搭載されているため、暗い場所ではキーが光り、タイピングミスが起こりにくい設計がなされています。
実機におけるスペック・構成表
なお、実機上でのスペック・構成表は以下の通りです。
▼システム構成
▼ディスプレイスペック
▼グラフィックスペック
実際に使用した感想
それでは、『Dell XPS 17 9700』を実際に使用した感想について紹介していきます。
ほとんどの操作を快適に行うことが可能
まず最初に、ノートPCの一般的な用途として考えうる様々な操作を行ってみました。
(ウェブブラウジング、動画視聴、Officeソフト操作、会議通話ソフトなど)
32GBのRAMと第10世代Core i9を搭載していることもあり、分かりきった結果ではありますが、ほとんどの操作をスムーズで快適に行うことが可能でした。
SSDストレージを内蔵しており、OSの起動から大容量ファイル移動に至るまで、非常にスピーディでストレスを感じません。
場所を選ばずにバリバリ作業を行いたい方にはうってつけです!
細部までクリアに描画されるUltra HD+映像
Ultra HD+(3840×2400)解像度 で描画される映像は非常に美しく、画素数も921Kまで増加しており従来モデルより生産性が向上。
10% Adobe RGBと94% DCI-P3 P3までの色域により、発色が良好でカラフルな映像を楽しむことが可能です。
▼YouTubeの動画も4K画質で滑らかに再生!
DAZNなどのオンデマンド映像配信サービスにおいても、美しい映像を楽しむことが可能です。
▼動きの激しいスポーツでも、遅延や残存などが発生することなく滑らかに描画されます。
▼通常のウェブブラウジングにおいても、細かな文字まで明瞭に表示されるため読みやすい。
明暗のコントラストが鮮明なため、満足度の高い映像メディア視聴やゲーミングはもちろんのこと、色にこだわりのあるビデオ・画像編集などにも最適です。
▼なお、タッチディスプレイの反応も良く、操作性は良好です。
実用的なカメラ品質
『XPS 17 9700』のフロント部にはウェブカメラが内蔵されており、映像通話が可能となっています。
▼実際に会議通話アプリ『Zoom』を使用した様子。
実際にカメラを使用した感想としては、可もなく不可もなくといったところ。
ウェブカメラに映る映像自体は明瞭で、顔の表情から口の動きまで、クッキリと相手側に伝えることが出来ます。激しく頭を動かしても気になる残像等は見受けられませんでした。
一方で解像度はイマイチで、1万円クラスのウェブカメラを使用した場合と同等の映像を期待すると肩透かしを食らうかもしれません。
しかし、友人との映像通話や、仕事でのウェブ会議に使用するには 十分実用的なクオリティを実現できています。
サウンドは立体的、しかし音質はイマイチ...
『XPS 17 9700』のキーボード部の左右には、スピーカーが内蔵されています。
デュアルスピーカーにより左右から音が出力されることで、立体的なサウンドを楽しむことが出来ます。
特にゲームなどにおいては、敵の足音や銃声の聞こえる方向を認識することが出来るため、試合中は有利に立ち回ることが可能です。
しかし、個人的には音質がイマイチなように感じました。
中~高音域に関してはある程度クリアな音声を楽しむことが可能ですが、低音に関してはほとんど響きません。
音やセリフ自体が聞き取りづらいといったことはありませんが、本体価格を考えるともう少し高品質な音を実現してほしいところ。
満足度の高いサウンド体験を実現したい方は、素直に外付けスピーカーやイヤホンの使用をオススメします。
快適なゲーミングが可能
『XPS 17 9700』ではグラフィックに NVIDIA GeForce RTX 2060 6GB を採用しており、大抵のPCゲームを快適に遊ぶことが出来ます。
今回は試しに、『ファイナルファンタジー14(ベンチマークテスト)』および『マインクラフト(Java版)』をプレイしてみました。
ファイナルファンタジー14(ベンチマークテスト)
『ファイナルファンタジー14』のベンチマークテストを実施した際の結果について紹介。
各条件下における計測結果は以下の通りです。
モード | 解像度 | 品質 | スコア |
フルスクリーン | 3840 × 2400 | 最高品質 | 4091 |
1920 × 1200 | 最高品質 | 10490 | |
1920 × 1200 | 高品質 | 12081 |
表の通り、フルHD(1920×1200)解像度であれば、最高品質設定でも10,000点超えの "非常に快適" という結果に。
また、4K(3840 × 2400)解像度の場合でも、最高品質設定で "快適" という結果を得ることが出来ました。
ゲーミングに特化した同社のエイリアンウェアノートPCに対して、大幅にコンパクトな筐体サイズであるにもかかわらず、これだけのパフォーマンスを発揮できている点はさすがと言うしかありません。
FF14クラスの大規模MMOでも、問題なく快適に遊ぶことが可能となっています。
マインクラフト(Java版)
続いて『マインクラフト(Java版)』をプレイした際のパフォーマンスについて。
なお、プレイ環境は以下の通りです。
- バージョン:1.16.5
- 導入MOD:Optifine
- 描画距離:普通
- 描画設定全般:最高
- ウィンドウサイズ:1920×1080
- フレームレート:制限なし
まず "バニラ状態" でプレイした場合について。
バニラ状態では、Optifineを導入しているとはいえ、150fps付近で安定してプレイすることが可能でした。森林や海洋など、重めのバイオームを読み込む際にもカクつきなどは一切発生することはありませんでした。
続いて、描画クオリティを大幅に向上させることのできる『影MOD(SEUS Renewed 1.0.1)』を導入した場合について。
影MOD(シェーダー)を導入した場合でも、70~90fpsで安定してプレイすることが可能でした。
▼非常にリアルで美しい状態で、マイクラの世界を堪能することが出来る。
このように、マインクラフトに重めのMODを導入した場合でも、まったく問題なく快適に遊ぶことが出来ました。
以上の通り、ゲーミングPCを謳ったモデルではないにも関わらず、昨今のAAA級タイトルでも問題なく遊ぶことのできるゲーミング性能を擁していることが確認できました。
『XPS 17 9700』のまとめ
今回紹介した『XPS 17 9700』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 大抵の作業を快適にこなすことのできる高スペック構成
- 3840×2400解像度で表現される美しい映像
- コンパクトで軽量な筐体デザイン
- タイピングしやすい余裕のある大きさのタッチパッド&キーボード
- AAA級タイトルでも快適に動作するゲーミング(グラフィック処理)性能
悪かった点
- スピーカーの音質はイマイチ
- ACアダプタが少し大きめ(持ち運び時には多少の支障になるかも?)
デル公式サイトで見る
この通り、仕事・プライベート・ゲーミングのいずれの用途においても高いパフォーマンスを発揮する、オールマイティなノートPC となっています。
17インチディスプレイに対してコンパクトな筐体を実現しており、外出先で作業を行いたい方にもうってつけです。
また、このサイズ感に対して 非常に優れたグラフィック処理性能 を誇っており、昨今の人気PCゲームを快適に遊ぶことも可能です。
様々な場面に対応できるノートPCを探している方は、ぜひ購入候補の1つに入れてみてはいかがでしょうか。
少々値は張りますが、この『XPS 17 9700』を購入しておけば、間違いなく今後数年は戦い続けることができるでしょう!
▼こちらの記事もオススメ!
-
New XPS 13 2-in-1(7390)レビュー! ゲーミング性能についても検証
当サイトは『デル アンバサダープログラム』のモニターに参加しています。 世界的な大手PCメーカーのデル(DELL)は、ユーザーにPCを貸し出して、製品の魅力を広く紹介してもらう『デル アンバサダープロ ...
続きを見る
-
デル アンバサダー ALIENWARE体験モニターに当選!登録・申し込み&実際に届くまでの流れを紹介
当サイトは『デル アンバサダープログラム』のモニターに参加しています。 世界的な大手PCメーカーのデル(DELL)は、一般ユーザーに製品を提供したり、交流会を開いて製品を体験してもらう『デル アンバサ ...
続きを見る