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ガジェットレビュー

小型デスクトップPC『ACEPC Mini PC AK2』レビュー!ゲーミング性能についても確認

2021年3月26日

新型コロナウイルスの影響により、最近では自宅でも仕事が出来るように "家庭用PC" を購入する方が増えてきましたね!

中でも、サイズが非常にコンパクトで置き場所に困らず、なおかつ価格も非常にリーズナブルな "ミニ(小型)デスクトップPC" が大きな人気を集めています。

今回紹介するのは、数あるミニPCの中でも、ストレージ容量・搭載ポートなどが充実した実用的なモデルACEPC Mini PC AK2です!

ミニpc Windows 10 Pro 6GB DDR3 120GB SSD ミニ パソコン インテル Celeron J3455 プロセッサー 小型 コンピューター 4Kの2画面同時出力可能 Bluetooth 4.2、2.4G / 5.0G WiFi対応 Mini PC
ACEPC

ブランド ACEPC
メーカー ACEPC
本体サイズ 14×14×4.8cm
本体重量 880g
製品モデル名 AK2(6+120)
解像度 3840×2160(4K)
CPU Intel Celeron J3455
RAM(メモリ) 6GB
ストレージ 120GB SSD Serial ATA
グラフィックス Intel HD Graphics 500(オンボード)
通信規格 Bluetooth, Wi-Fi
OS Windows 10 Pro
外部ストレージ Micro SDカード対応

14センチ角、わずか880グラムの手のひらサイズの大きさに対して、4K解像度出力に対応したミニデスクトップPCです。

OSには Pro版のWindows10 を搭載。

▼小さな筐体で高画質の映像が楽しめる!

CPUにはIntel Celeronを採用、6GBのメモリ(RAM)と128GB SSDのストレージを搭載しており、十分に実用的なスペック構成となっています。なお、グラフィックスはオンボードです。

▼後からSSDを後付けすることができるスロットも用意されています。

本体側面にはUSBポート・LANポート・HDMIポートなど、充実したポートが揃っており、通常のデスクトップPCとほとんど変わらない使用方法が可能となっています。

そして何より、付属のブラケット金具を使うことで、モニターやTVの裏側に本製品を取り付けることが出来ます。

▼コンパクトな筐体は、小さなモニター裏にも設置可能。

このようにモニター・TVと一体化させることで、設置場所をとらず、様々なシーン・用途に対応することが可能となっています。

このように、リモートワーク用のメインPC、もしくはちょっとした作業用のサブPCとして利用するには、十分実用的なミニデスクトップPC となっています。

今回、提携先より本製品を提供して頂いたので、実際に使用した感想を元に、良かった点・悪かった点などを分かりやすく紹介していきます!

製品本体および付属品

製品本体および付属品について紹介していきます。

▼外箱の様子。

▼フタを開けると、ミニPC本体と付属品の入った箱が収まっています。

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧

  • ミニPC本体
  • HDMIケーブル
  • 電源アダプター
  • クイックスタートガイド(説明書)
  • 取り付けブラケット(ビス付き)

▼Amazonの説明では "日本語対応" 説明書となっていましたが、英語の記載のみでした。まあ、使用方法は通常のPCと同様なので、そこまで困ることは無いでしょう。

本体外観および搭載ポート

▼本体外観。カタログスペックでは本体重量が880グラムとなっていましたが、実際に持ってみるとあまりの軽さに驚かされます。

▼厚みも5センチ足らずであり、このサイズであればカバンに入れて持ち運ぶことも可能でしょう。

▼裏面には排熱口のほか、TV・モニター裏に取り付けるためのブラケット穴が開いています。

▼本体側面。USB2.0, USB3.0×2, マイクロSDカードスロット, 電源ボタン等が用意されている。

▼本体背面。3.5mmオーディオジャック, LANポート, HDMIポート×2, USB2.0, DC電源ポートなどが用意されている。

LANポートが用意されているため、Wi-Fi接続だけでなく有線でのインターネット接続も可能となっている

また、USBポートが計4つ用意されている点は便利だ。仮に有線のマウス・キーボードを接続した場合でも、あと2つ分の余裕がある。

▼なお、背面上部の引っかかりを右にスライドさせることで、本体上部のフタを開くことが出来る。

▼内部にはストレージ拡張用のスロットが用意されており、最大2TBの2.5インチSATA HDD/SSDを増設することが可能となっています。

デフォルトで128GB分のSSDストレージが搭載されていますが、容量に不足を感じた場合は、自身で増量すると良いでしょう。

このように、本体自体は非常にシンプルかつコンパクトなデザイン となっており、TV・モニター裏に設置することも出来るため、設置場所に困ることは無いでしょう。

本体重量も、実際に手に持ってみると実に軽いため、外出先に持ち運んでも支障に感じることは無いでしょう。

接続~使用開始まで

それでは実際に本機をモニターに接続して、セットアップを行ってみました。

通常のデスクトップPCと同様、電源アダプターとHDMIケーブルを本機に接続します。

▼私の場合、マウスとキーボードも有線のものを使用しました。

▼マウスとキーボードまで有線のものを使用すると、下画像の様にコードだらけになってしまいます。もしもミニPCを使用する場合は、Bluetooth対応のマウス・キーボードの使用を推奨します。

▼オススメのBluetoothキーボード&マウスセット

▼マウスと比較しても分かるこのコンパクトさ!

あとは本体電源を入れることで、Windows10 Proのセットアップが開始されます。

▼システム要件

最初にやっておくべきこと

なお、本機を購入した際にやっておくべきことを紹介しておきます。

Windowsアップデートの実施

本機をスムーズに利用するために、まず初起動時にすべてのWindows Updateを完了させておきましょう。

▼『設定』⇒『Windows Update』から更新を確認することが出来ます。

何度か再起動を繰り返すため、少々時間がかかります。

日本語キーボード設定の変更

また、本製品を購入した時点において、キーボード設定がデフォルトで英語配列設定となっており、半角/全角変換キーが機能しないなど、非常に使いづらいです。

通常の日本語キーボード配列に対応させるために、『設定』⇒『言語のオプション』よりレイアウト変更を選択しましょう。

そして『日本語キーボード(106/109キー)』を選択し、再起動することで普段のキーボードと同様の使用方法が可能となります。

実際に使用した感想

それでは、『ACEPC Mini PC AK2』を実際に使用した感想について紹介していきます。

ウェブブラウジング・動画視聴等は快適

まずはウェブブラウジングや動画視聴時のパフォーマンスについて確認してみました。

最初にいくつかのウェブサイトを閲覧してみましたが、概ねスムーズに閲覧することが可能でした。

▼3840×2160(4K)解像度に対応しているため、細かな文字でも明瞭に表示される。

ただし、画像が多めの重いサイトでは、多少読み込み時にカクつくことがありました。ただし、ブラウジングにそこまでの支障をきたすレベルではありません。

続いて、YouTubeやネットフリックスなどの動画サイトを視聴してみました。

コチラの場合でも、快適に動画を視聴することが出来ていました。

▼4K対応動画でもスムーズに再生可能。

ただし、ニコニコ動画においては、動画再生時に若干のカクつきが見られました

一般的は動画サイトにおいて、フルHD画質程度で動画を楽しむ分には支障ありません。ただしニコニコ動画のように、動作の重いサイトではカクつき・処理落ちなどが気になる場合があります

もしもカクつきがあまりにも気になる場合は、いっそのこと本体の映像出力を1920×1080(フルHD)程度まで下げることをオススメします。

Office等の作業用ソフトウェアも問題なく使用可能

続いて、Microsoft Officeなどの作業用ソフトウェアを使用してみました。

大抵のソフトであれば、問題なくスムーズに使用することが可能です。重めのファイルを開いても、作業中に固まったりフリーズするなどの不具合は見られませんでした。

6GBのRAMを積んでいることもあり、ソフトウェアを複数同時起動しておいても、問題なく作業を行うことが出来ました。

仕事用PCとして本機の利用を検討している場合でも、支障なく作業を行うことが出来るでしょう。

ゲーミング性能の確認

続いて、いくつかのPCゲームをプレイした際のパフォーマンスについて確認してみました。

今回のテストでは『FF14ベンチマークテスト』と『Minecraft(Java版)』を使用しました。

『FF14ベンチマークテスト』の場合

まずは『FF14ベンチマークテスト』の場合。

オンボードグラフィックスということもあり、以下のような最低限の設定でベンチマークテストを実施しました。

  • 解像度:1280×720
  • 品質:標準(ノートPC)
  • モード:ウィンドウモード

結果は以下の通り。

最低限の設定にしても スコア1184 という結果に(´・ω・`)

予想通り、FF14のようなミドルスペックを要求するPCゲームをプレイするのは厳しいですね。

ミニPC最新モデル FF14ベンチマークスコア比較表

当サイトで今まで紹介したミニPCの最新モデルについて、FF14ベンチマークテストを実行した際のスコアを一覧で紹介しています。

ミニPCのゲーミング性能に興味のある方は、是非参考にしてみてください!

※いずれもレビュー時点で配布されていたベンチマークテストツールによる、1920×1080ウィンドウモードでの実測値です。

モデル名 スコア
標準品質 高品質
MINISFORUM TL50 6719 4002
Beelink GTR5 6161 3805
MINISFORUM EliteMini HX90 5144 3053
Beelink SER4 4962 3190
Minisforum EliteMini HM90 4680 2980
GMK NucBox2 3640 -
Beelink SEI 8 3282 1738
Beelink SER3 2201 1381
NiPoGi Radeon Vega 3 1883 -
Beelink U59 1190 -
ACEPC Mini PC AK2 1184 -
Beelink MINI S 1137 -
CHUWI LarkBox 1052 -

なお、スコア値の目安は以下の通りです。

引用元:ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマークとは

『Minecraft(Java版)』の場合

続いて『Minecraft(Java版)』の場合。

なお、初めから軽量化MODである『Optifine』を導入した状態でプレイしてみました。

  • バージョン:1.16.5
  • 描画距離:普通
  • ウィンドウサイズ:1920×1080
  • 各画質設定:処理優先
  • 導入MOD:Optifine

▼クリエイティブモードで通常のワールドを作成。

▼すべて処理を優先した設定に。

▼計測結果。

軽量化MODを導入して、描画設定を最低クラスにしたにも関わらず、最高で15fps程度しか出ませんでした。

このことから、軽めのPCゲームであっても、プレイするのはキツいと言えるでしょう。

ゲーミング性能に関しては、まだ以前紹介した『CHUWI Larkbox』の方が頑張ってますね。

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本体の熱は持ちづらい

レビューの際、本機を連続で6時間ほど使用してみました。

にも関わらず、本体を触ってみてもほとんど熱を感じませんでした。

▼多少の温かさを感じる程度。

かなり優秀な排熱・冷却性能を実現できているのではないでしょうか。

連続使用中にパフォーマンスの顕著な低下を感じることもなかったので、長時間の使用にも適しているでしょう。

ファンの音はそこまで気にならない

最後に内部ファンの音について。

本体に負荷がかかっていない場合は、ほぼ無音と言って良いほどの静音性を実現できています。

ただし、重めの処理を行っている時は、内部ファンが高速で回転し、キーンという高めの回転音が響くようになります。

音の大きさ自体はそこまで気になるレベルではありませんが、非常に静かな室内において身近に本機を設置して利用する場合は、多少音が気になってくるかもしれません。

それでも、同類他社の製品と比べると、ファンの音は控えめであるとは思います。

『ACEPC Mini PC AK2』のまとめ

今回紹介した『ACEPC Mini PC AK2』について、特長をまとめると以下の通りです。

良かった点

  • 比較的リーズナブルな価格
  • 実用的なスペックとポート構成
  • コンパクトかつ軽量な筐体
  • HDD/SSDの増設が可能
  • 有線LANポートが用意
  • ウェブブラウジング・動画視聴などは快適
  • 本体が熱を持ちづらい

悪かった点

  • 4K映像出力時には多少のカクつきを感じることがある
  • PCゲームのプレイには向かない
  • 初起動時にキーボード設定の見直しが必要(英語⇒日本語)

以上のように、数あるミニPCの中でも、実用的なスペック構成とポート類が搭載された、オススメのミニデスクトップPCとなっています。

128GBのストレージに加えてHDD/SSDの増設も可能であるため、データ保存用のPCとしても重宝するでしょう。

さすがにPCゲームのプレイはキツいですが、ウェブサイト閲覧・動画視聴・ソフトウェアでの作業など、一般的な用途に関しては問題なく行うことが出来ます。

ただ個人的な意見ですが、Pro版のWin10をわざわざ搭載する必要はあったの?とは思いました。

いずれにせよ、出来るだけ安価にPCを手に入れたい方にとって、検討する価値のあるミニPCであると言えます!

ミニpc Windows 10 Pro 6GB DDR3 120GB SSD ミニ パソコン インテル Celeron J3455 プロセッサー 小型 コンピューター 4Kの2画面同時出力可能 Bluetooth 4.2、2.4G / 5.0G WiFi対応 Mini PC
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