2020年3月26日（金）発売の、PS4, PS5, ニンテンドースイッチ, Xbox One, XSX|S, PC向けワンダーアクションゲーム『バランワンダーワールド』（BALAN WONDERWORLD）。
本作は、スクウェア・エニックスの新規IPによる3Dアクションゲームで、同社のアクションゲームブランド『BALAN COMPANY（バランカンパニー）』の初タイトルとなる作品です。
ミュージカルをテーマとしたアクションゲームとなっており、様々な思い出や感情の詰まった世界を冒険していきます。
| ハード | PS4, PS5, Nintendo Switch, Xbox One, XSX|S, PC |
| 開発元 | Square Enix, Arzest, Balan Company |
| 価格 | 7,678円（税込） |
| ジャンル | ワンダーアクション |
| プレイ人数 | 1～2人（ローカルマルチプレイ対応） |
| リリース日 | 2021年3月26日（金） |
このゲームについて：
『バランワンダーワールド』は、舞台ミュージカルをモチーフとした3Dアクションゲームです。
主人公は、ステージ上にある個性豊かな「衣装」の能力を駆使しながら、現実世界での思い出や風景、大切なものなどが入り混じった不思議な心象世界「ワンダーワールド」を冒険します。
人々の心の中の幸せな記憶や想い（ポジティブ）と、満たされない悩みや不安（ネガティブ）とが入り混じった、不思議な心象世界『ワンダーワールド』が物語の舞台です。
謎のマエストロ バランによってワンダーワールドへと導かれた少年レオと少女エマは、この世界で "大切なモノ" を探し、現実世界へと帰るための旅に出ます。
12の世界で構成されたワンダーランドではそれぞれ異なった特徴をもっており、ワンダーランドの住民達がもつ力を、主人公たちは 衣装 として身にまとうことで、エネミーを倒す、空を歩く、時を止める、ギミックを扱うなど様々なアクションが可能となります。
本作は 2人でのローカルマルチ（画面分割）プレイ に対応しており、友人や家族と一緒に冒険を楽しむことも可能です。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか？
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数（メタスコア）と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います！
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
目次
海外メディアの評価スコア＆レビューコメント
Video Chums -想像力豊かな世界観の作品
Score：82点
本作は心のこもった物語と、想像力豊かな世界の数々、そして多種多様なアクションが詰まった魅力的な作品です。
ゲーム内には衣装がたくさん用意されており、各ワールドにおいて全く異なったギミックを楽しむことが出来ます。
探索要素も用意されており、クリア後でも何度も遊ぶ価値があります。
全体的に明るく、キュートで、カラフルなアクションゲームとなっています。
良かった点
- シンプルかつ奥深いゲームシステム
- 素晴らしい物語
- 魅力的な世界観と音楽
- 多様性のあるゲームプレイ
- 高いリプレイ性
悪かった点
- コアゲームプレイ自体は少し単純すぎる
- 難易度が低い
- 全体的なビジュアルは時代遅れ
Hobby Consolas -想像力豊かな世界観の作品
Score：68点
本作には想像力を刺激する様々な世界観のワールドが登場し、衣装を活用することでバリエーション豊かなアクションを楽しむことが出来ます。
ワールドやキャラクターのデザインも純粋で楽しいものとなっており、80種類の衣装の見た目もユニークで可愛らしいものばかりです。
そして何よりサウンドトラックは夢のような雰囲気を引き立てる素晴らしい出来となっており、間違いなく本作で最も優れた点の１つです。
子供と一緒に楽しむゲームを探している方にはオススメの作品です。
良かった点
- 様々な衣装と物語が用意
- 魅力的な世界観の設定
- 多くのアイデアの数々
- 素晴らしいサウンドトラック
悪かった点
- イライラするカメラワーク
- 子供向けの難易度
COGconnected -想像力豊かな世界観の作品
Score：60点
本作には確かに魅力的な世界の数々が用意されており、それぞれのワールドにおいて多くのアクションを試すことが出来ます。
衣装によって能力が変わるシステムも面白いものであり、それらを集めることにもやり甲斐を感じます。
そしてサウンドトラックはゲームプレイを盛り上げることに貢献しており、世界観をより魅力的なものに押し上げてくれています。
一方で、アクションや難易度は過度に軟化されており、挑戦しがいがありません。
良かった点
- 魅力的な世界の数々
- 面白い衣装システム
- いくつかの素晴らしいサウンドトラック
悪かった点
- 操作が硬い
- 非常に単純化されたアクション
- 挑戦しがいの無い難易度
GameSpot -無意味で邪魔なだけのミニゲームが頻発
Score：50点
本作における衣装システムは確かにユニークであり、それらによる能力を十分に活かすことのできるステージ設計がなされています。
しかし、キャラクターの操作性が悪い（硬い）ため、しばしばストレスに感じることがあります。
ボス戦を含めた戦闘は簡単すぎて、やり甲斐を感じません。
そして何より、至る所で邪魔なだけのミニゲームが発生し、ゲームプレイのテンポを妨げています。
昨今のタイトルの中では、時代遅れと言わざるを得ません。
良かった点
- キャラクターの能力を活用できるステージデザイン
- 多種多様な衣装の数々
- やり甲斐のある探索要素
悪かった点
- キャラクターの操作性が悪い
- ボス戦が簡単すぎる
- ゲームプレイに一貫性がない
- 無意味で邪魔なだけのミニゲームが頻発
VideoGamer -イライラする操作性
Score：20点
本作では多くの衣装による多種多様なアクションが用意されていますが、いずれもイライラするような操作性によって台無しにされています。
キャラクターデザインは昔のソニックを彷彿とさせる時代遅れのものであり、魅力が感じられません。
至る所で発生するミニゲームやダンスもうっとおしいだけであり、終始イライラさせられます。
良かった点
- 多くの衣装が用意
悪かった点
- 単純なアクション
- イライラする操作性
- 時代遅れのキャラクターデザイン
- うっとおしいダンスやミニゲームの数々
総評：世界観は魅力的だが、一方でやり甲斐に欠ける
総合Score：50点
GOODな点
- 素晴らしい物語
- 魅力的な世界観
- 多様性のあるゲームプレイ
- 高いリプレイ性
- 優れたサウンドトラック
BADな点
- コアゲームプレイ自体は少し単純すぎる
- 挑戦しがいの無い難易度
- 全体的なビジュアルは時代遅れ
- 無意味で邪魔なだけのミニゲームが頻発
- イライラする操作性
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『バランワンダーワールド』についての海外メディアの感想となります。
カラフルで魅力的な世界観
本作には10種類を超える世界が登場し、いずれの世界も想像力あふれた魅力的なデザインとなっています。
登場する多くの衣装を装着することでバリエーション豊かなアクションを楽しむことができ、ゲームプレイがワンパターンになることを防ぐことができているとのこと。
そしてサウンドトラックは実に優れたクオリティとなっており、世界観をより盛り上げるものになっています。
ゲームプレイ自体が単純
一方で、根本的なゲームプレイ自体は非常に単純で、戦闘の難易度も低いため、やり甲斐が感じられないとのこと。
また、至る所で発生するミニゲームには一貫性が無く、ゲームプレイのテンポが阻害されるため、ただ単にイライラさせられるだけと述べられています。
そして折角の多様性のあるアクションに関しても、操作性が悪いため、イライラさせられることが多いとも指摘されていました。
子供向けの純粋なタイトル
全体的な評価としては、子供が遊ぶにはオススメの作品であるとのこと。
確かに世界観やワールドデザインは魅力的なものになっており、それぞれの世界を冒険するだけでも夢のような体験が出来るとのこと。
一方で難易度が低く、アクションも単純なため、アクションゲームに慣れている方にとっては不満を感じる内容となっています。
それでも、小さな子供と一緒に楽しめるゲームを探している方は、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか！
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