2019年9月5日(木)発売のPS4・Nintendo Switch・Xbox One・PC(Steam)向けラリーレースゲーム『WRC 8 FIA World Rally Championship』(以下 WRC 8』。
※ニンテンドースイッチ版のみ、海外向けに10月中に発売します。
以前から続いている "World Rally Championship" シリーズの、2年ぶりの新作となります。国際自動車連盟(FIA)から完全公式ライセンスを取得していることで有名です。
ハード | PS4・Nintendo Switch・Xbox One・PC(Steam) |
ジャンル | レースゲーム |
プレイ環境 | オフライン・マルチプレイ(オンライン) |
発売日 | PS4, Xbox One, PC(Steam):2019年9月5日(木)
Nintendo Switch:2019年10月中 |
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このゲームについて:
WRC チャンピオンシップは世界でもっとも困難で予測のつかないモータースポーツ大会です。ドライバー、交代ドライバー、そしてテクニカルスタッフは絶えず彼らの車を最高に保つべく適応し続ける必要があります。そして日夜を問わず、また天候を問わず、あらゆる路面で最速を目指すのです。
50 のチーム、14 のラリーコースに、2019 年度シーズンから選ばれた 100 を越すスペシャルステージにより、WRC 8 はオフロードレーシングゲームとして最高の内容を提供します。あなたの挑戦をお待ちしています!
本シリーズは以前よりリアルなラリーレーシングを再現しており、今作も車両の挙動、オブジェクトのグラフィックが非常にリアルに作られています。
また今作では新たに天候システムが追加され、雨や雪、激しい嵐などが発生し、路面のコンディションから視界までをダイナミックに変化させます。そのため、路面コンディションも考慮した運転が必要となってきそうです。
そのような伝統あるシリーズの最新作である本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
今回は本作について、現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
God is a Geek -最高のラリーゲームの一つ
Score:85点
車両の操作性(ハンドリング)は良く、車はプレイヤーが意図したとおりに走ってくれます。グラフィックは非常にキレイで、レース場のオブジェクトから、ライトに照らされる雨滴までもがリアルに表現されています。レース時のAIの難易度にもバランスがとれており、間違いなく最高のラリーゲームの一つです。
GOODな点
- 反応に優れたハンドリング
- レース環境における細部のグラフィックや照明効果が素晴らしい
- AI難易度のバランスがとれている
- 豊富なアップグレードオプション
BADな点
- ごちゃまぜ感のあるエクストラキャリアイベント
PlayStation Universe -賞賛に値するドライビング体験
Score:85点
前作より改善された照明効果と、変化し続ける天候システムによって没入感が増し、さらに現実のレース場をそっくり再現したコースもあるので、ボンネットカメラ(主観視点)で運転すると、まるで本当に現地を走っている感覚になります。
GOODな点
- 楽しくて深いキャリアモード
- 忠実に再現された運転体験
- 細かく作り込まれた、息を呑むようなラリーステージ
- 現実のレーストラックをそのまま取り入れたコースがある
BADな点
- 車両モデルの出来はイマイチ(主観モードにすれば気にならない)
- 車両の損傷についても表現が十分ではない(ゴールしても、レース開始前とほぼ同じ車体状態)
Push Square -盛り上がりに欠ける
Score:70点
現実の車種やコースが忠実に再現されており楽しい。しかし競合タイトルである『DiRT Rally 2.0』に比べると操作性が甘く、いきなりスピンアウトするなど、予測不能な動きを見せることがある。レースに関しても、悲鳴を上げるほどスリリングな地形が不足しており、盛り上がりに欠ける。
GOODな点
- 現実のスポーツカー、チーム、公式トラックが再現されている
- スケジュール、メンテナンスチーム、自動車メーカーとの関係性など、さまざまな管理要素があって面白い
BADな点
- レース中の盛り上がりが足りない
- 車が予期せぬ動きをすることがある
Vandal -しっかりと構成された、魅力的なキャリアモード
Score:70点
本作で一番際立っているのはキャリアモードです。ドライバーや管理チームの仕事内容を管理しつつ、トレーニングに費やす日数、チームのR&D(研究開発)に投資する額、雇用するスタッフの決定などを行います。これがきちんとレース結果に反映されてくるため、非常に魅力的で、しっかりと構築されたシステムであると言えます。
GOODな点
- チームのタスクを管理する『キャリアモード』が楽しい
- 変化する気候システムによりリアルさが増している
- 14の公式ラリー、50のチーム、数十種類の公式車両
BADな点
- 一部のオブジェクト(植生やフェンスなど)のテクスチャの出来が甘い
- 車の操作性&挙動については『DiRT Rally 2.0』などのレベルには達していない
総合評価(トータルスコア)
総合Score:78点
GOODな点
- 公式のトラック、チーム、車両が登場する
- レースをより楽しくする天候システムの実装
- 主観モードでの運転体験が楽しい
- キャリアモードにおけるタスク管理が面白い
BADな点
- 車両の損傷やコース上のオブジェクトなど、一部のグラフィック表現に甘いところがある
- 車の挙動・操作性が悪い
- 盛り上がるコースが足りない
※『総合スコア』記事執筆時点のものであり、レビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されています。
以上が『WRC 8 FIA World Rally Championship』の、海外メディア評価のまとめとなります。
新たに実装された天候システムは評判のようで、天候の変化に伴って路面コンディションも変化するため、それに対応する楽しさもあるようです。
また、キャリアモードにおけるタスク管理も好評で、スタッフ人員の雇用から仕事の割り振り、スケジュール管理の結果次第ではレースに影響を及ぼす点が、本作をただのレースゲーム以上に面白いものにしていると絶賛するレビュアーもいました。
一方で、車の挙動についてはライバルソフトである『DiRT Rally 2.0』には負けていると言われ、コースについても、せっかくのダートレースゲームなのに、スリルのあるコースが少ないと不満点が指摘されています。
ですが、さすが国際自動車連盟からの公式ライセンスを貰っているだけあって、現実のコースや公式チーム、車両をそっくりそのまま登場させているので、ダートファンにとってはたまらないゲームになるのではないでしょうか!
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