ノートン360でポート開放を行う方法についてわかりやすく解説

PCゲームを遊んだり、特定のPCソフトを利用している方の中には、ネットワークの "ポート開放" を行いたいと考える方も多いと思います。

Windowsでは通常の場合、Windowsセキュリティ ⇒ ファイアウォールとネットワーク保護より、ポート開放の設定を行うことが出来ます。

しかしノートン（Norton）等のセキュリティソフトを利用している場合、ポートの管理をセキュリティソフト側で統括している場合が多く、Win側でポート開放が出来ないこともあります。

▼ポート開放の設定画面を開くことが出来ない。

このような時は、セキュリティソフト側でポート開放の設定を行う必要があります。

そこで今回は、ノートン360においてポート開放を行う方法をわかりやすく紹介していきます！

ノートン360でポート開放を行う方法

ファイアウォールの設定を開く

ノートン360でポート開放を行うには、ファイアウォールの設定画面を開きます。

まずノートン360のトップメニューより、『デバイス向けセキュリティ』の "開く" をクリックします。

すると以下のような画面が表示されるので、"設定" をクリック。

セキュリティ設定画面が表示されるので、ここから "ファイアウォール" をクリックすることで、ファイアウォールの設定画面を開くことが出来ます。

トラフィックルールの追加

ファイアウォールの設定画面より、トラフィックルールの追加を選択しましょう。

▼トラフィックルールのタブを選択し、"追加する" をクリック。

ルールの追加ウィンドウが出現します。

▼ポートを解放したいので、"許可” にチェックを入れます。

▼特に複雑な設定を行う必要のない場合は、"その他のコンピュータへの接続と、その他のコンピュータからの接続" をチェック。

▼ "任意のコンピュータ" にチェック。

すると以下のように、開放するポートのルールを追加する画面が出現します。

ポート開放の設定

ここでポート開放を設定していきます。

まず "許可したいプロトコル" から、ポート開放を設定したいプロトコルを選択します。

続いて、"下記のリストにあるすべてのポートに一致する場合にのみルールーを適用する" にチェックを入れた状態で、"追加する" をクリックします。

ここで開放したいポートを指定しましょう！

▼任意のポート番号のみを開放したい場合は、"個別に指定したポート" にチェックを入れた状態でポート番号を入力します。半角スペースで区切ることで、複数ポートを指定することも出来ます。

任意のポート番号範囲をはとめて開放したい場合は、”ポート範囲" にチェックを入れた状態で "開始ポート番号" と "終了ポート番号" を入力します。

▼入力例：20045 ~ 20500 のポートを開放したい場合。

ポート指定後、OKをクリックするとポート開放ルールが追加されます。

▼作成したルールを確認したうえで "次へ" をクリック。

▼特にこだわりがなければ、"明示性が要求された場合" にチェックを入れましょう。

▼管理しやすいように、作成したポート開放ルールに名前を付けておきます。

▼そして最後に追加ルールを確認したうえで、"完了" をクリックして終了です。

ファイアウォールの設定画面を確認すると、作成したポート開放ルールが追加されていると思います。

▼ポート開放ルールの削除もここで行うことが可能です。

以上で、ノートン360においてポート開放を設定することが出来ました！

セキュリティソフトによっては、ソフト側でポート開放を行う必要あり

ノートン360においてポート開放を行う方法は、以上です。

本記事の手順を参考に、ノートンでポート開放の設定を簡単に行うことが出来ると思います。

このように、セキュリティソフトによってはポート管理をWindowsに代わって担う場合があり、このような時は、セキュリティソフト側でポート開放の設定を行う必要があります。

ノートンでポート開放のやり方が分からない方は、ぜひ参考にしてみてくださいね！

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