最近ではリモートワークやオンライン授業などの取り組みが一般的になり、自宅で作業を行う方々が増えてきましたね!
自宅でPCを利用した作業を行うためには "モニター" が必要ですが、大量のデータや情報を扱う場合、モニター1つの画面だけでは足りないと感じることはないでしょうか?
かといってモニターを2台以上連結させてデュアルディスプレイ化するのも面倒ですよね...。
そこで今回は、3440×1440(アスペクト比21:9)という圧倒的な表示領域を擁する、オススメの40インチ『Innocn ウルトラワイドモニター WR40-PRO』について紹介したいと思います!
▼ゲーミングにもオススメのモデルです
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ブランド | Innocn |
型名 | WR40-PRO |
ディスプレイサイズ | 40インチ |
解像度 | 3440×1440(2K・HDR対応) |
アスペクト比 | 21:9 |
リフレッシュレート | 144Hz |
傾き調整 | 前傾:5° ± 2° 後傾:15° ± 2° |
高さ調整 | 95 ± 5mm |
スピーカー | 5Wスピーカー内蔵 |
本体サイズ | 994.1 x 596.4 x 286.8mm(スタンド含む) |
画面サイズ | 994.1 x 286.8 × 82,4mm |
本体重量 | 約10.98kg |
今回紹介する『Innocn WR40-PRO』は、40インチディスプレイを搭載したウルトラワイドモニターです。本体にはスピーカーも内蔵されており、スタンドアローンでサウンドを楽しむことも可能。
▼40インチの大画面に対して、筐体サイズは比較的コンパクトに収まっています。
ディスプレイは2K(3440×1440)解像度・HDR・144Hzの高リフレッシュレートに対応しており、非常に美しく滑らかな映像を楽しむことができます。
▼遅延を最小限に抑えることが可能なため、ゲーミングにも適したモニターとなっています。
そして何より本モニターは21:9のアスペクト比に対応しており、通常タイプのモニター(16:9)よりも横幅が広く、一度に大量の情報量を表示することができます。
▼フレームレス(薄ベゼル)設計のため、デュアルディスプレイ化にも適しています。
横幅が広いぶん、一度に表示できる情報量が多いため、いちいち画面を切り替えたり、見えるところまでスクロールする手間を省くことができます。
▼ウルトラワイドモニターでエクセルを表示した場合。大量のデータを一気に表示することができます。
またPCゲームなどにおいても、横幅が拡張されたぶん視界が広くなるため、他のプレイヤーよりも有利に立ち回ることが可能となります。
▼通常のモニターでは見えなかったターゲットが見えるように!(※画像はイメージです)
また、本製品付属の金具を用いることで、壁掛け設置も可能となっています。
▼壁に設置することで省スペース化を実現!
モニター裏面にはHDMIポートを始め、充実したインターフェースが用意されているなど、拡張性にも優れています。
リモートワークなどの仕事のみならず、ゲーミングや動画視聴にも適した、汎用性に優れたオススメのウルトラワイドモニターです!
今回、開発元より本製品を提供して頂いたので、実際に使用した感想を元に、良かった点・悪かった点などを分かりやすく紹介していきます。
▼同ブランドの29インチモデルのレビュー記事はコチラ
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『Innocn 29インチ ウルトラワイドモニター』レビュー!作業がはかどる圧倒的な表示領域
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製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼中には付属品一式とモニター本体がスッポリと梱包されています。
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧
- モニター本体
- スタンド
- ベース
- ドライバー
- 電源コード
- HDMIケーブル
- DPケーブル
- 壁付け金具&ボルト類
- 手袋
- クリーニングクロス
- 日本語ユーザーガイド
- 色補正レポート
上記のように、付属品が非常に充実しています。
▼説明書は日本語に完全対応しているので、組み立て方や使い方で困ることは無いと思います。
▼電源コード以外にも、HDMIケーブルやDPケーブルが付属。購入後すぐに幅広い機器と接続して利用を開始できます。
▼電源コードの長さは1.5メートルほど。
▼モニターを水平面に設置するためのスタンド
▼同じくモニターを設置するためのベース
▼円盤状の金具は、モニターを壁掛け設置したい場合に使用します。
▼スタンド組み立てや壁掛け設置用のビス(ネジ)もキチンと付属しています。
▼また、組み立て作業用のドライバーや手袋なども付属しています。
自身でビスやドライバーを用意する必要も無いため、実に親切な付属内容だと感じました!
モニター本体
▼モニター本体の表面。重量は約10キログラムであり、結構なズッシリ感があります。横994.1mm、縦286.8mmの大きさ。
▼モニターの裏面。インターフェース類はこちら側に集約されています。
▼横から見た様子。最も厚い部分で8.2センチほどであり、40インチという大型ディスプレイに対して、比較的コンパクトなサイズ感に収まっていると言えます。
▼裏面左下には『HDMIポート』×2、『DPポート』『USB TYpe-Cポート』『3.5mmオーディオポート』が用意。
▼裏面右下には電源ポートが用意されています。
▼モニター下部には、『電源ボタン』および設定画面の操作のための『アナログスティック』が用意されています。
▼上述した通り本製品にはスピーカーが内蔵されており、モニター下部からサウンドが出力されるようになっています。
モニタースタンドの取り付け(設置方法)
モニタースタンドの取り付け方は 非常に簡単です。
モニター自体を寝かせた状態で取付作業が完結するため、女性や子供でも1人で簡単に組み立てることが可能でしょう。
まずはモニター裏面にスタンドを取り付けます。
▼カチッと音がするようにスタンドを取り付ける。
続いて、スタンドの下部にベースを取り付けます。
この時、使用中にベース部分が外れてしまわないように、付属のドライバーとビス(ネジ)を使ってベース下部を固定します。
これだけの手順で組み立ては完了です!
▼実際に設置した様子。
▼真上から見た様子。スタンドを取り付けた状態でも、あまりスペースを取りません。
▼裏面から見た様子。
▼スタンド部には、コード類を束ねられるように穴が空いています。
このように、モニター自体はスタイリッシュなデザインとなっており、オシャレなオフィスからゲーミングデスクまで、あらゆる場所に溶け込むことができると思います。
また40インチという大型サイズのディスプレイに対して、可能な限り省スペース化を実現した設計となっています。
柔軟な高さ・向き調節が可能
本製品は、モニターの高さ・向きを柔軟に調節できる設計がなされています。
傾きは 前傾:5° ± 2°、後傾:15° ± 2° の範囲で調節可能。
▼また、ディスプレイ高さは接地面に対して 9.0cm~18.7cm の範囲で調節できるようになっています。
このように、自身が最も見やすい角度でディスプレイを調節することができます。
ただし、水平方向(左右)への向き調節が出来ません。その点はちょっと残念ですね。
実際に使用した感想
それでは、実際に『Innocn ウルトラワイドモニター WR40-PRO』を使用した感想について紹介していきます。
一度に大量の情報を表示して作業効率アップ!
まずは、デスクトップPCへ本モニターを接続して使用。
▼PC接続時の解像度は最大3440×1440まで対応しています。
画像を見ても分かる通り、一般的な16:9モニターと比べても横幅の表示領域が圧倒的に広いです。
▼16:9タイプのモニターに対して24%ほど横の表示領域が拡張されているため、一度に表示される情報量が段違いに多い。
▼横に3つのウィンドウを並べて表示しながら作業することも可能です。
▼エクセルを表示した様子。一気にメチャクチャ多くのセルを表示することができます。
このように、一度に大量の情報を表示できるため、いちいちウィンドウを切り替えたり、ページをスクロールする手間を省くことができます。
これにより、仕事やクリエイティブな作業の効率を格段に上げることが出来るでしょう!
画面に集中できるフレームレス(薄ベゼル)設計
本モニターにはフレームレス設計がなされており、画面縁(ベゼル)の幅がとても薄いです。
▼硬貨3枚分ほどの厚み。
これにより、筐体デザインがスタイリッシュになるだけでなく、映像への集中度をさらに増すことができます。
また、モニター同士をつなげてデュアルディスプレイ化する際にも、違和感なくディスプレイ同士を接続することが可能でしょう。
モニター背面のLEDライトが綺麗
本モニターの背面にはLEDライトが内蔵されており、電源に接続した際に、下画像のようなカラフルな点灯を見せます。
点灯パターンはゲーミングモニターのようにリアルタイムで変化していきます。
暗所では特に綺麗に映えるため、インテリアとしての所有感も高いモニターとなっています。
綺麗で滑らかな2K・144Hz対応ディスプレイ
2K(3440×1440)解像度・HDR対応ディスプレイで映し出される映像は、とても綺麗で見やすいです。
▼YouTubeで動作を再生した様子。アスペクト比が16:9の動画を再生した場合、左右に暗い非表示部分が生まれます。
▼クリアかつ色鮮やかで、迫力のある映像を楽しむことができます。
また、本モニターは144Hzの高リフレッシュレートに対応しています。
そのため、再生される映像はとても滑らかに描画され、動きの激しい場面などにおいても遅延や残像を感じることは一切ありませんでした。
ウルトラワイドモニターでPCゲームをプレイ
ウルトラワイドモニターにおいて、PCゲームプレイ時に全画面表示モードにすると、通常よりも遥かに広い視野でゲームを楽しむことができます。
▼PC(Java)版Minecraftプレイ時。ワールド全体が拡張された視野で広がります。
▼通常タイプのモニターよりも映像に迫力があります。
▼こちらはPCゲーム『Sea of Thieves』プレイ時の様子。
FPS視点ゲームである同作をウルトラワイドモニターでプレイすると、一般的なモニターよりも20%以上も広い範囲をカバーすることができます。
▼他プレイヤーよりも広い視野を確保!
これにより索敵の面で有利に立ち回ることが可能となるため、FPSゲーマーにとって、ウルトラワイドモニターはまさにうってつけのモデルであると言えます。
以上のように、ゲーミング用モニターとしても満足度の高いモニターであると言えますね!
高品質スピーカーを搭載
本製品はスピーカーを内蔵しており、モニター下部からサウンドが出力されます。
実際にいくつか映画やアニメ、音楽を再生してみましたが、音質は結構良い方だと感じました。
この手のモニターは内蔵スピーカーの質が低く、十分に満足できる音質を実現するためには外付けスピーカー等を接続する必要がありました。
しかし本モニターは内蔵スピーカーだけでも十分にクオリティの高いサウンドを実現できており、映画やアニメなどの映像メディアからゲームをプレイした場合においても、満足度の高い体験が可能でした。
中~高音域に関してはクリアで透き通る音質を楽しめます。
ただし、さすがに低音には弱く、音自体の立体感にも欠けるため、高クオリティなサウンドを追求したい場合は外付けスピーカーの接続をオススメします。
▼オススメの高コスパ外付けスピーカー
充実したオプション項目
モニター下部のアナログスティックを操作すると、オプション画面を呼び出すことができます。
▼電源ONの際はアナログスティックが青く点灯しているため、位置を把握しやすいです。
メニュー画面では、明るさ、コントラスト、色温度などの一般的なオプション項目が用意されています。
その他にもプリセット設定が用意されており、用途に応じて最適な画質に自動調整することが可能です。
▼ "RPGモード" や "FPSモード" など、用途や場面に応じたプリセットが用意。
インターフェースもキチンと日本語に対応しています(英語・中国語への切り替えも可能)。
▼『ピクチャーインピクチャー(PIP)機能』が用意されており、2つの入力映像を別々のウィンドウで同時出力することも可能です。
ユーザーごとの用途に合わせて画質を自由に細かく調節できる点は嬉しいですね!
家庭用ゲーム機での使用は要注意
家庭用ゲーム機(PS5やXbox、ニンテンドースイッチなど)用に本モニターを購入したい方もいると思いますが、その場合には注意が必要です。
▼実際にPS5と接続して使用してみました。並べるとモニターの大きさが際立ちます。
PS5などのゲーム機と接続した場合、解像度は 3840×1260(4K・16:9)で出力されます。
しかしウルトラワイドモニター上では映像がフルスクリーンで表示されます。
そのため、本来の16:9のアスペクト比の映像が21:9に無理やり引き延ばされてしまうため、映像にどうしても違和感が出てしまいます。
▼文字を見ても分かる通り、映像が横方向に引き延ばされています。
▼ゲームをプレイすること自体は十分可能ですが、やはり映像に違和感があります。
▼映像は広くて迫力があるけど、やっぱりアス比がおかしくなる...。
画質自体は相変わらず美しく、映像も滑らかでゲームプレイ自体は可能です。
しかしアス比の違いにより、どうしても映像の違和感が気になってしまう方が多いと思います。ほとんどのコンシューマ機では設定でアス比の調整が出来ないため、この状態でプレイし続けるしかありません。
そのため、個人的に本製品のような21:9アス比モニターを家庭用ゲーム機と繋いで遊ぶのはオススメしません。
ウルトラワイドモニターは、あくまでPCゲーム用モニターとして使用することを推奨します。
ゲーミングにも仕事にも適した、汎用性に優れる40インチウルトラワイドモニター
- 性能:(☆5)
- デザイン:(☆4.5)
- 扱いやすさ:(☆5)
- 価格(コスパ):(☆4)
- 総合評価:(☆4.5)
今回紹介した『Innocn WR40-PRO』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 迫力のある40インチ大型ウルトラワイドディスプレイ
- 付属品が充実
- 2K・HDR対応の美しい映像
- 144Hzの高リフレッシュレートに対応
- 一度に大量の情報量を表示して作業効率をアップ
- 優れたスピーカー音質
- 充実したオプション項目
悪かった点
- 水平(横)方向の向き調節に非対応
- 家庭用ゲーム機のような、21:9アス比非対応機器への接続には適していない
以上のように、仕事から映像鑑賞、ゲーミングまで幅広い用途で活躍できる、汎用性に優れたウルトラワイドモニターとなっています。
横方向の表示領域が通常タイプのモニターと比べて圧倒的に広いため、一度に大量の情報量を表示することが可能。いちいちスクロールする手間を省くことができるため、作業効率もアップします。
2K・HDR対応の映像も色鮮やかで美しく、144Hz高リフレッシュレートに対応しているため、激しい動きのゲームなども遅延なく描画されます。
そして何より、この手のモニターの音質には毎回期待していなかったため、本モニターのスピーカー音質の良さは驚かされました。このレベルであれば、外付けスピーカー無しでもある程度満足度の高い体験が可能でしょう。
仕事やPCゲーミング用に実用性の高いモニターを探している方には、是非オススメしたい一品です!
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