最近では "格安タブレット" と呼ばれる製品が、数多く販売されています。
iPadのように高価なハイエンド機種とは異なり、そこそこの価格で "そこそこの性能" を発揮する格安タブレットは、テレワークやオンライン授業、もしくはゲーム用にタブレットを購入したい方々のあいだで人気です。
しかし人によっては、もっと性能の良い格安タブレットが欲しいな...(´・ω・`) と思っている方も多いのではないでしょうか?
特にタブレット端末で映画やアニメを鑑賞したり、ゲームアプリをバリバリ遊びたい方にとっては、映像の綺麗さも重要だと思います。
そこで今回は、4万円台というリーズナブルな価格に対して、iPadのハイエンドモデルにも迫る性能を発揮する、高コスパなオススメのAndroidタブレット『Xiaomi Pad 5』について紹介したいと思います!
▼11インチ型Androidタブレット
ブランド | XIAOMI(シャオミ) |
型名 | Xiaomi Pad 5 |
発売時期 | 2021年10月 |
ディスプレイサイズ | 11インチ |
解像度 | 1,600 x 2,560(WQHD+)16:10 |
リフレッシュレート | 最高120Hz |
OS | MIUI 12.5(Android 11準拠) |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 860 オクタコアプロセッサー |
RAM(メモリ) | 6GB |
ストレージ | 128GB / 256GB |
SIMカード | 非対応 |
マイクロSDカード | 非対応 |
対応通信規格 | Bluetooth 5.0 Wi-Fi プロトコル 802.11a/b/g/n/ac |
搭載カメラ | フロントカメラ:8メガピクセル リアカメラ:13メガピクセル |
バッテリー容量 | 8,720mAh |
本体サイズ | 高さ:254.69 mm 幅:166.25 mm 厚さ:6.85 mm |
本体重量 | 約511g |
▼公式の紹介動画
今回紹介する『Xiaomi Pad 5』は、Android 11準拠のOSを搭載した、11インチ型のタブレットです。
128GB/256GBストレージの2モデルが販売されており、128GBモデルは現時点(記事執筆時点)において4万円台前半で購入可能。
1,600 x 2,560(WQHD+)解像度、および最高120Hzの高リフレッシュレートに対応しており、非常に美しく滑らかな映像を楽しむことが出来ます。
▼満足度の高い映像視聴が可能な、高解像度ディスプレイ
CPUにはパワフルな "Qualcomm® Snapdragon™ 860 オクタコアプロセッサー" を、RAM(メモリ)は6GBを搭載しており、ほとんどの作業を快適にこなせるだけの性能を発揮します。
通信規格はWi-FiおよびBluetoothに対応。一方でSIMカードやマイクロSDカードの挿入には対応しておらず、LTE回線やGPS通信を行うことが出来ません。
▼本体両側面に計4基のスピーカー(クアッドスピーカー)を内蔵。高品質かつ立体的なサウンドを楽しむことが出来ます。
▼8720mAhの大容量バッテリーを搭載しており、長時間の連続使用も可能となっています。
8メガピクセルのフロントカメラ、および13メガピクセルのリアカメラを搭載しており、自撮りや風景撮影のみならず、ウェブ会議やオンライン授業といった用途にも活用できます。顔認証システムによるロック解除にも対応。
そして本製品は純正の "Xiaomi Smart Pen"(別売り)に対応しています。
スマートペンは4,096レベルの筆圧感度に対応しており、滑らかな描き心地を実現。タブレットをノートブックPCやキャンバス替わりに使用することも可能です。
また、専用の『キーボードケース』(別売り)を装着することで、タブレットPCのような2-in-1利用が可能となります。
▼キーボードケースのレビュー記事はコチラ
-
『Xiaomi Pad 5』のキーボードケースを購入してみた!使い心地や機能などについて紹介
当サイトでは以前の記事で、4万円台で約57.3万点のAnTuTuベンチマークスコアを記録した、高コスパ・高性能なAndroidタブレット『Xiaomi Pad 5』を紹介しました。 ▼Qualcomm ...
続きを見る
このように、基本性能(スペック構成)が優れているだけでなく、幅広い用途に活用できる、汎用性の高いAndroidタブレットとなっています。
今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を元に良かった点・悪かった点などを紹介していきます!
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧
- タブレット本体
- 説明書一式
- USB Type-Cケーブル
- 電源アダプタ
タブレットの外観
▼タブレット表面。シンプルかつスタイリッシュな見た目。薄ベゼルデザインのため、11インチサイズのディスプレイに対して筐体自体はコンパクトな大きさに収まっています。
▼前面中央には8メガピクセルのフロントカメラを搭載。
▼裏面の様子。光沢や質感からは高級さが感じられます。
▼背面上部には13メガピクセルのリアカメラを搭載。
▼本体重量は約511グラムと比較的軽く、持ち運びにも適しています。
▼厚みは6.85ミリ。下手なノート本よりも薄いため、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないでしょう。
インターフェース構成
続いて、タブレットのインターフェース構成について紹介していきます。
▼本体上部の様子。『電源ボタン』と2基のスピーカーが搭載。
▼本体下部の様子。『USB Type-Cポート』および2基のスピーカ-を搭載。
このように計4基のスピーカー(クアッドスピーカー)が上下に分かれて配置されることで、立体的なサウンドを実現します。
▼本体右側面の様子。『音量調節ボタン』および、スマートペン充電用の『マグネットポート』(画像左側)が用意されています。
マグネットポートにスマートペンをくっつけるだけで充電を行うことが出来ます。
▼本体左側面。専用のキーボードケースを装着するための端子が用意されています。
▼キーボードケースのレビュー記事はコチラ
-
『Xiaomi Pad 5』のキーボードケースを購入してみた!使い心地や機能などについて紹介
当サイトでは以前の記事で、4万円台で約57.3万点のAnTuTuベンチマークスコアを記録した、高コスパ・高性能なAndroidタブレット『Xiaomi Pad 5』を紹介しました。 ▼Qualcomm ...
続きを見る
このように、非常にスタイリッシュなデザインの筐体に、必要な機能がすべて詰め込まれたインターフェース構成となっています。
ただし上述した通り、カードスロットが用意されていないため、マイクロSDカードやSIMカードの挿入に対応していない点は注意が必要です。
AnTuTuベンチマークスコア結果
『Xiaomi Pad 5』の AnTuTuベンチマークスコア を計測してみました。
AnTuTuベンチマークとは?
スマートフォンやタブレットなどのデバイスの性能を測るための、標準的なベンチマークのこと。
結果は 約57.3万点 でした!
v9.2.5のベンチマークテストにおいて、57万点を超えるスコアを叩き出しました!当サイトで今まで紹介してきたAndroidタブレットの中でも、『Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021』(約72.2万点)に次いで高いスコア結果となります。
ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、原神などの激重ゲームでも問題なく快適に遊ぶことが出来る性能の高さです。
ちなみに、スコアの近い端末として以下のモデルが挙げられます。
- iPad Air 3(6万円前後):約56万点
- iPhone 11(6~7万円前後):約60万点
- iPad mini 5(6~7万円前後):約54万点
上記の各iOS端末モデルと比較しても、『Xiaomi Pad 5』(128GBモデルy)が4万円台で購入可能であることを考えていると、かなりコストパフォーマンスに優れていると言えます。
特にiOS端末にこだわりが無く、主にメディア視聴やゲーミング目的でタブレットを探しているのであれば、個人的には『Xiaomi Pad 5』を強くオススメします!
▼ちなみに、あと1万円出すとAnTuTuスコア70万点超えの『Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021』を購入できます。予算に余裕のある方はコチラもオススメです。
-
『Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021』レビュー!最強クラスの性能を発揮するAndroidタブレット
当サイトでは今までに数多くの格安タブレット・スマートフォンを紹介してきました。 タブレット・スマホレビューまとめ しかし格安タブレットは、リーズナブルなお手頃価格の一方で性能が低めであり、人によっては ...
続きを見る
他機種とのベンチマーク比較
以下に、最新スマホ・タブレットの機種別ベンチマーク比較表を紹介します。【最新スマホ&タブレット 性能ランキング】
種別 | 機種名 | AnTuTuスコア | 価格 |
スマホ | moto edge X30 | 約 993,000点 | 6万円前後 |
スマホ | Xiaomi 12 | 約 943,000点 | 7万円前後 |
スマホ | Redmi K50 Gaming Edition | 約 852,000点 | 7万円前後 |
スマホ | OPPO Find N | 約 837,000点 | 14万円前後 |
タブ | Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021 | 約 720,000点 | 5万円 前後 |
スマホ | POCO X3 GT | 約 600,000点 | 4万円 前後 |
タブ | Xiaomi Pad 5 | 約 570,000点 | 4万円 前後 |
スマホ | POCO M4 Pro | 約 350,000点 | 3万円 前後 |
スマホ | Xiaomi Redmi Note 10 Pro | 約 330,000点 | 3万円 前後 |
タブ | Blackview Tab 13 | 約 257,000点 | 3万円 前後 |
タブ | ALLDOCUBE iPlay40 | 約 250,000点 | 3万円 前後 |
タブ | Teclast T40 Pro | 約 244,000点 | 2.7万円 前後 |
タブ | ALLDOCUBE iPlay40 Pro | 約 244,000点 | 3.3万円 前後 |
タブ | ALLDOCUBE iPlay40H | 約 240,000点 | 2.6万円 前後 |
スマホ | moto g50 5G | 約 238,000点 | 2.3万円 前後 |
タブ | Teclast T40 Plus | 約 234,000点 | 3万円 前後 |
タブ | BMAX MaxPad I11 | 約 216,000点 | 3万円 前後 |
タブ | Teclast M40 | 約 200,000点 | 2.3万円 前後 |
タブ | BMAX MaxPad I10 | 約 190,000点 | 1.7万円 前後 |
タブ | TECLAST M40SE | 約 188000点 | 1.8万円 前後 |
タブ | VASTKING KingPad K10 | 約 159,000点 | 1.6万円 前後 |
タブ | New Fire HD 10 Plus | 約 155,000点 | 1.9万円 前後 |
ぜひ参考にしてみてください!
実際に使用した感想
それでは、『Xiaomi Pad 5』を実際に使用した感想について紹介していきます。
美しく滑らかなWQHD+&120Hzリフレッシュレート
上述した通り、本製品の11インチディスプレイは2560×1600(WQHD+)解像度、および最高120Hzの高リフレッシュレートに対応しています。
これにより、実に綺麗で滑らかな映像を楽しむことが出来ます。
▼リフレッシュレートは設定アプリより切り替えることが可能。
▼細部までクリアに描画されるため、ウェブサイト閲覧時でも小さな文字まで読みやすいです。
▼発色も良好であり、ゲームから動画サイトの映像まで、非常にカラフルに描画されます。
また120Hz高リフレッシュレートのおかげで、ページスクロール時や映像視聴時には、とても滑らかで気持ちよく描画されます。
動画視聴やゲーミング目的にタブレットを購入した方でも、間違いなく満足できる映像品質であると言えます。
高精度の顔認証システム
格安Androidタブレットの中には、顔認証システムの精度が悪く、ロック解除等の認証が成功しづらい製品が多々あります。
しかし本製品の認証システムは精度が高く、iPhoneの最新機種と同等の速度で認証を完了し、スピーディーにロックを解除することが出来ました。
目が多少前髪で隠れてしまっていたり、夜間の暗い部屋でも問題なく認証できたので、全体的にストレスのないタブレット利用が可能でした。
ただ個人的には、指紋認証機能も搭載してくれたらもっと嬉しかったですね。
あらゆる作業を快適にこなせる性能
タブレットを様々な用途に利用した際のパフォーマンスを確認してみました。
まずはブラウザアプリを用いて複数のウェブサイトを閲覧してみましたが、いずれの場合もスムーズかつ迅速にページが表示されました。
▼画像多めのサイトでもスピーディーに読み込まれる。
表示速度はWi-Fiの通信品質に依存するものの、本製品は他の格安タブレットと比較しても、ページが表示される(読み込まれる)速度が体感的にも圧倒的に早いです。
どんな重いページでもキビキビと瞬時に遷移してくれるため、ストレスのないウェブブラウジングを楽しむことが可能です。
続いて、YouTubeやネットフリックス、ニコニコ動画などで動画を視聴してみました。
結果として4K画質の映像を再生した場合でも、スムーズに動画を再生することが出来ました。
▼最高画質設定でも再生中に動画がストップしたり、ラグったりすることもなく、安定した再生が可能。
▼映像もカラフルで綺麗!実車映画からアニメまで、満足度の高い視聴体験が可能です。
以上の通り、ウェブサイト閲覧や動画視聴など、大抵のタブレット用途を快適にこなせるだけの性能となっています。
趣味目的だけでなく、リモートワークやオンライン授業、ウェブ会議用などあらゆる作業に対して、とても快適にタブレットを利用できるでしょう!
立体的で高品質なサウンドを楽しめる
本製品には上述した通り、計4基のスピーカー(クアッドスピーカー)が内蔵されています。
実際にいくつかの音楽を再生してみましたが、非常にクリアで品質の高いサウンドを楽しむことが出来ました。
特に中~高音域に関してはかなり綺麗に響き渡ります。
低音こそやや響きが弱めなものの、クアッドスピーカーから出力される音圧は十分高く、映画視聴時やゲームプレイ時にも迫力のある立体的な音を楽しむことが出来ました。
数あるAndroidタブレットの中でも、かなり優れたサウンドを実現できていると感じます。
実用的なカメラ性能
また、前後のカメラ性能について確認してみました。
まずは前面(フロント)カメラについて。
▼実際に撮影した画像
画質自体は実にクリアで明るく、人物の輪郭から表情、背景にいたるまで明瞭に映し出すことができていました。発色も肉眼で見た場合に近く、カメラを大きく動かしても気になる残像は発生しませんでした。
続いて背面(リア)カメラについて。
▼実際に撮影した画像(遠景)
▼実際に撮影した画像(近景)
画像を見ても分かる通り、リアカメラに関しても実に品質の高い写真を撮影することが出来ました。
遠景撮影時には遠くの建物までクリアに映し出すことが出来ており、近景撮影時には葉の表面の葉脈に至るまで、詳細に撮影できていました。
発色も良好であり、コチラも肉眼で見た場合に近い色合いを表現できています。
▼夜間撮影の様子。
夜間に撮影した場合でも、昼間ほどではありませんが、ある程度鮮明な夜景写真を撮影できました。
カメラ性能を特別ウリにしたモデルではないにも関わらず、かなり優れたカメラ性能であると言えます。
ウェブ会議やオンライン授業にはもちろん、旅行時などの記念撮影用端末としても活躍できるでしょう。
ゲーミング性能について確認
最後に、いくつかゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスを確認してみました。
ちなみに本製品は、開発元であるXiaomiの提供する "ゲームターボ(Game Turbo)" 機能を利用することで、スマホ処理をゲーム向けに最適化することが出来ます。
▼各ゲームアプリに対する処理能力をブーストして、パフォーマンスを向上。
今回のレビュー時にも、ゲームターボ機能を利用したうえでパフォーマンスの確認を行っています。
『PUBG』プレイ時
まずはオンラインバトルロワイヤルゲーム『PUBG』プレイ時について。
▼グラフィック品質は "FHD" まで、フレーム設定は "ウルトラ" まで設定可能でした(※現時点でUHD対応デバイスは存在していないため、FHDが実質的に最高設定となります)。
実際にいくつか試合に参加してみましたが、プレイヤーの密集する場所などでもカクつきを感じることはなく、全体的に快適なゲームプレイが可能でした。
▼HDR画質プレイ時。光や影の表現が美しく、遠くの景色もクリアに描画されます。
▼色合いもカラフルでキレイです。
▼水面の描画も美しいです!
120Hz高リフレッシュレートのおかげで、素早く動いたり視点移動を行った場合にもラグや酔いを感じることが無く、終始快適なゲームプレイが可能でした。
『マインクラフト』プレイ時
続いて『マインクラフト』(旧マイクラPE)プレイ時について。
ワールドを作成した入ってみましたが、こちらも『PUBG』の場合と同様、快適にプレイすることが出来ました。
▼遠くのチャンクまで瞬時に読み込まれます。
▼負荷の重くなりがちな森林バイオームでも、フレームレート低下やカクつきなどは一切感じられません。
ちなみに、グラフィックを大幅に向上させる "影MOD" を導入した場合でも問題なく動作しました。
▼Android端末への影MOD導入方法はこちら
-
統合版(旧マイクラPE)に無料で影MODを導入する方法を分かりやすく紹介(Android版)
ver1.18.30以降の問題について 2022年4月よりリリースされたver1.18.30以降、影シェーダーやテクスチャが反映されない問題が発生しています。 詳しい原因や対処法については、以下の記事 ...
続きを見る
たくさんのMOD(アドオン)を導入してマイクラPEをバリバリ遊びたい方や、友達と一緒にマルチサーバーで遊びたい場合でも、問題なく快適に動作するでしょう。
『原神』プレイ時
そして最後に、激重ゲームとしても有名な『原神』をプレイしてみました。
『原神』はかなり重めのゲームアプリであり、下手なスマホ・タブレットでは起動すらできません。
しかし『Xiaomi Pad 5』では画質設定がデフォルトで "中" に設定されており、カクつくこともなく快適に遊ぶことができていました。
▼ちなみに、画質設定を "最高" まで上げるとデバイス負荷が "非常に高い" となりますが、この状態でもフレームレート低下をほとんど感じることなくプレイすることが可能でした。
▼画質を "最高" に設定したときの様子。まるでゲーミングPCでプレイしているかのような美しさで楽しめます!
▼通常移動から戦闘時のアクションにいたるまで、遅延やフレームレート低下を感じることも無く、スムーズに遊ぶことができました。
最も重いゲームアプリの1つである『原神』がこれだけ快適に遊べるのであれば、大抵のゲームアプリは問題なく動作するでしょう。
以上の通り、ゲーミングに適したタブレットを探している方にも、迷うことなくオススメできるモデルとなっています!
バッテリー持ちが良い
本製品には8720mAhのバッテリーが搭載されており、バッテリーの持ちはいたって良好です。
公式はゲームプレイの場合で連続10時間以上の稼働時間を謳っています。実際にバッテリー残量100%の状態からゲームを3時間ほど連続プレイしてみたところ、まだ70%以上の充電残量がありました。
外出先でタブレットをヘビー利用したい場合にも安心の、大容量バッテリーとなっています!
ちなみに充電スピードも速いです。
残量が20%ほどの状態でType-Cケーブルを接続してから、約40分ほどで満充電が完了しました。
※待機アプリなどの条件によって、バッテリー動作に差が生じる可能性があります。
iOSのハイエンド機種に迫る性能の高コスパAndroidタブレット
- 性能:(☆5)
- デザイン:(☆5)
- 扱いやすさ:(☆4.5)
- 価格(コスパ):(☆5)
- 総合評価:(☆5)
今回紹介した『Xiaomi Pad 5』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- ほとんどの作業を快適にこなせるスペック構成
- WQHD+解像度、120Hz高リフレッシュレート対応のディスプレイ
- 優れたカメラ性能
- 高精度の顔認証システム
- 高品質なクアッドスピーカーサウンド
- 『原神』など激重ゲームアプリもスムーズにプレイ可能
- 性能に対してリーズナブルな価格
- 優れた拡張性(スマートペン・キーボードケース対応)
悪かった点
- カードスロットを非搭載
- SIMカード・GPS非対応
以上の通り、4万円台(128GBモデルの場合)というリーズナブルな価格に対して、iOSのハイエンド機種に負けずとも劣らない性能を発揮する、高性能・高コストパフォーマンスなAndroidタブレットとなっています。
基礎性能が優れており、大抵の作業を快適にこなすことが出来ます。『原神』など激重ゲームアプリすらスムーズに動作させることが可能です。
WQHD+解像度、120Hz高リフレッシュレート対応のディスプレイで描画される映像は実に美しく滑らかであり、映像視聴やゲーミング目的にタブレットを購入する方にもうってつけ。
そしてスマートペンやキーボードケースなどを装着することで、幅広い用途に活用できる優れた拡張性も併せ持っています。
一方で、SIMカードやマイクロSDカードの挿入、GPS通信に対応していない点には注意が必要です。あくまでWi-Fi環境下でのゲーミングや映像視聴、作業用タブレットとして用いると良いでしょう。
何はともあれ、価格に対して全体的に優れた品質のAndroidタブレットとなっています。
iPad Proなどのハイエンド機種は高すぎて買えないけど、出来るだけ性能の高いタブレットが欲しい... という方々には、ぜひオススメしたい一品です!
▼こちらの記事もオススメ!
-
『Xiaomi Pad 5』のキーボードケースを購入してみた!使い心地や機能などについて紹介
当サイトでは以前の記事で、4万円台で約57.3万点のAnTuTuベンチマークスコアを記録した、高コスパ・高性能なAndroidタブレット『Xiaomi Pad 5』を紹介しました。 ▼Qualcomm ...
続きを見る
-
『Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021』レビュー!最強クラスの性能を発揮するAndroidタブレット
当サイトでは今までに数多くの格安タブレット・スマートフォンを紹介してきました。 タブレット・スマホレビューまとめ しかし格安タブレットは、リーズナブルなお手頃価格の一方で性能が低めであり、人によっては ...
続きを見る
-
『POCO X3 GT』レビュー!原神を高画質設定で快適に遊べるAnTuTu約60万点の高性能スマホ
『原神』や『マインクラフト』『ウマ娘』など、最近ではスマートフォンでゲームを遊ぶのが、もはや主流になりつつありますね! ゲームアプリによっては、家庭用ゲーム機のタイトルに負けず劣らずのクオリティとボリ ...
続きを見る