12月9日に、PS4対応ゲーム『Star Wars Battlefront(スター・ウォーズ バトルフロント)』のPlaystationVR(PSVR)向け無料追加コンテンツ『Rogue One: X-wing VR Mission(以下、SWVR)』の配信が開始されました!
この追加コンテンツは、2016年12月16日から公開される映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の世界観をテーマに制作されたフライトシューティングです。プレイヤーは反乱同盟軍のパイロットとして戦闘機『X-Wing』に乗り込み、隊の仲間とともにミッションをこなします。
※なお、本コンテンツをプレイするためには、『Star Wars Battlefront』本編を購入している必要があります。SWVR自体の価格は無料です。
▼SWVRプレイ映像
そこで今回はSWVRの魅力を最大限に堪能すべく、PSVRとPS4 Proでプレイした際の感想について、紹介していきたいと思います!
スターウォーズに登場する兵器の迫力を間近で堪能
『Star Wars Battlefront』を起動し、メニュー画面のSWVRを選択してPSVRを装着します。するとまず始めにシリーズでは恒例の帝国軍兵器『AT-AT』が目の前を通り過ぎていき、その大きさに圧倒されます!SWファンならこの時点ですでに落涙ものですよ!
(´;ω;`)スゲー
AT-ATは映画で登場するものと同じ大きさで再現されているらしく、その巨大さに重量感も相まって迫力は満点。間近でAT-ATを見れたことにまずめちゃくちゃ感動しました!
ボタンを押しメニュー画面から進むと、本ゲームで自身が乗り込んで戦うことになる反乱同盟軍の兵器『X-Wing』が出現します。この時各地点を選択することで機体を様々な角度で観ることができ、映画では見ることのできなかった細部まで、実寸大の大きさでじっくりと観察することができます。
またX-Wingの後方にサポート役として一緒に搭乗するチビのアストロメク・ドロイドもウロウロと子犬のようにそこらじゅうを動き回っており、とても可愛い!そばに寄ってきたときに思っていたよりも小さかったのには驚きました。
このように架空の乗り物の実寸大を間近で見ることができることが、VRの大きな特徴の一つですね!(゚∀゚)
そしてこの時点までで感じたことは、PS4 Proめっちゃ綺麗だな!ということです。
なぜかというと、今までノーマルPS4でPSVRタイトルをプレイしていた時は、オブジェクトの端が微妙にギザギザしていたり(ジャギ)、オブジェクトに顔を近づけるとテクスチャの粗さが目立ったりしたのですが、Proを使用してプレイに臨んだ今回はジャギなどが改善されており、全体的に描画処理が非常に向上したと感じました。
画質の良さは没入感に影響しますからね。Pro買ってよかった~((´∀`))
X-Wing機内の多彩なギミック
機体の観察を一通り堪能した後、X-Wingのコックピットに乗り込んでみました。
憧れのX-Wingに乗り込むことができて感動もひとしお!コックピット内は計器やボタンなどで埋め尽くされていて狭く、率直な感想としては、実際に乗ったら最小限の身動きしかできないな~と感じましたよ。
そしてそこら中にあるボタンやスイッチは視線を向けることで押すことができ、様々なギミックを動かすことができます。発進前から雰囲気を盛り上げてくれて気分はもう発進前確認を行うパイロット状態、飛ぶ前から興奮度MAXです!
ギミックに関しては多すぎてここでは紹介しきれないので、是非プレイしたときに自身で試してみてください!
映画さながらの宇宙戦!パイロットの苦労が分かる
そしてコックピットに乗り込んだ後、遂に宇宙でのミッションが開始されます!
ミッション内容を詳しく書くとネタバレになってしまうので詳しい紹介は控えますが、ただ一つ言えることは、SWファンなら絶対体験すべきということです。
内容を簡潔にまとめると、宇宙空間で展開した艦隊の中を縦横無尽に飛び回ったり、敵機との戦闘を繰り広げたりします。しかしその没入感はすさまじく、VR内では巨大なものは巨大に見え、遠くのものは遠くに見えるので、本当に自分が戦闘機に乗り込み、宇宙空間を飛行している感覚になるのです。
▼Proのおかげか、ワープ時や爆発のエフェクトも非常に美しい。近くで爆発されると思わずのけぞってしまうほど。
体験的には同じくVRコンテンツである『EVE:Valkyrie』に似ているのですが、宇宙空間の陰影の表現が増しており、より宇宙空間で闘っている感覚が強くなっています。
また敵に照準を合わせるのもかなり困難になっており、敵を一機撃墜するのにも初めは苦労してしまうほど。陰影の表現が強化された分EVEより全体的に暗くなっており、宇宙の闇に紛れて接近してくる敵機(タイファイター)を視認することさえかなり難しい!本コンテンツを体験しておけば次にSWの映画で宇宙戦を見るときに、X-Wingパイロット達の苦労が痛いほどわかるようになると思います((´∀`*)
おすすめの設定を紹介!HUD非表示で没入感が向上
最後にVRプレイングの没入感を上げるためのおすすめ設定をご紹介します!(あくまで個人的な感覚なので参考程度に...)
明るさの調整
明るさを抑え、全体的な陰影をより強く表現させることにより宇宙のリアル感が増すように感じました(宇宙行ったことないですけど)
『設定』の『ビデオ』から、明るさを初期値の50%から30%あたりにに変更するのがおすすめです!
HUDの非表示
さらにHUD(画面上の表示)を消すことで本当のパイロット視点で操縦している感覚が得られ、没入感が増します。しかし敵の位置などがわかりにくくなるため難易度はかなり増します。自身のある方のみ、『ボタンヒント』以外のHUD表示を『オフ』にしてみてください。
PSVRコンテンツのためにPS4 Proを購入する価値はあり
以上、Proを使用してのSWVRプレイの感想を紹介しました。最新映画の公開に先駆けて、素晴らしい体験をさせてくれたEAに感謝です!
ところでProでプレイすることにより表現が向上すると書きましたが、これはSWVRに限らず、今後発売するPSVRタイトルにも言えることだと思います。
先日リリースされたアップデートにより、『バイオハザード7』体験版にVRモードが追加されました。試しにProとPSVRでプレイしてみると、今までプレイしたどのVRタイトルよりも画質が綺麗だと感じました。
今後発売を控えているVRタイトルは、積極的にPro向けに対応していくと考えられます。よってPSVRの体験を最大まで向上させたい方にとって、VRのためにPS4Proを購入することは十分にアリだと思います!