2019年10月4日(金)に日本国内で公開の洋画『IT: CHAPTER TWO(IT 2 THE END)』。
本作は2017年に公開された映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の続編であり、前作と同じくスティーブン・キングの小説『It - イット -』を元に制作されています。
監督は同じくアンディ・ムスキエティ氏。
監督 | アンディ・ムスキエティ |
ジャンル | ホラー |
配給会社 | ワーナーブラザーズ |
公開日 | 北米:2019年9月6日(金) 日本:2019年11月1日(金) |
主な出演者 | James McAvoy Jessica Chastain Bill Hader Isaiah Mustafa Jay Ryan James Ransone Andy Bean Bill Skarsgård |
上映時間 | 169分 |
あらすじ:
子供が消える町に "それ" は現れる。
静かな田舎町で連続児童失踪事件が再び起きた。幼少自体に "それ" の恐怖に襲われたルーザーズ・クラブの仲間たちは、27年前の約束を果たすために町に戻ることを決意する。
なぜ、その町では子供が消えるのか?なぜ、事件は27年周期で起きるのか?"それ"の正体と目的とは?
果たして、彼らはすべてを終わらせることができるのか!?
『IT - イット - 』シリーズは、恐怖のピエロが子供を襲うホラー映画です。今作は、前作の出来事から27年が経ち、大人になった前作主人公らが再びピエロの謎に挑む物語となっています。
北米での1作目の評判は非常に良く、『シックス・センス』が稼いだ2億9,350万ドルを上回る3億2,748万ドルの興行収入を叩き出し、ホラー映画としてはNo.1の大ヒットとなりました。
そのため、続編となる今作には大きな期待がかかっていました。海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
今回は『IT: CHAPTER TWO(IT 2 THE END)』について、現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
EMPIRE -容赦なく心理的にクる続編
Score:100点
Chicago Sun-Times -中々良い映画、だが前作ほど良くない
Score:75点
1作目に続いてペニーワイズ役のビル・スカルスガルドは相変わらずの怪演を見せています。
しかし、怖がらせる対象であるルーザーズクラブの面々が大人になったためなのか、1作目ほどの恐怖は感じませんでした。
Arizona Republic -中々良い映画、だが前作ほど良くない
Score:70点
Total Film -ファンタジー性の強すぎるホラー描写
Score:60点
チャプター2は、キューブリックの「シャイニング」以来見たことのないような、非常に野心的なホラー映画となっています。
しかし一方でホラー描写のファンタジー性が強すぎるので、恐怖が多少欠けており、昨今のフレディ映画のようになっている。
Los Angeles Times -幻想的な不気味さがある
Score:60点
総合評価(トータルスコア)
総合Score:59点
GOODな点
- 容赦なく心理的にクる演出
- キャラの過去やトラウマに踏み込んだ深い内容
- より高められた恐怖
BADな点
- 1作目ほどの恐怖は感じない
- 1作目のデジャヴを感じる描写の数々
- 子供が成長していくのを見る楽しさが失われた
- ラストに詰め込み過ぎ
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
1作目に引き続き、2作目もかなり心理的な恐怖を与えてくる作品に仕上がっているようです。
また、成長したルーザーズクラブの面々を見る楽しさもあります。
しかし、恐怖描写に関しては1作目のデジャヴを感じるため、恐怖感は薄れていると述べるレビュアーが多かったです。
そして1作目は怖がらせる対象が子供でしたが、今作は成長した大人になってしまったため、共感性からいって前作の方が怖かったと述べられています。
それでもホラー映画の中では優秀な部類と評価するレビュアーも多いため、1作目を気に入った方なら続編も楽しめるかもしれません!(゚∀゚)
ちなみに1作目『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は、Amazonプライムビデオなら数百円でレンタルすることができます!
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