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ブラウザで動作!GPUレンダリングエンジン『Light Tracer Render』紹介

2020年11月20日

  • 現実そっくりな3Dモデルを作ってみたい!
  • 誰でも簡単に扱えるソフトが欲しい
  • 無料でお試しできるやつが良い!

技術の進歩に伴い、最近では一般人向けのPCでも、リアルでクオリティの高い3Dモデル を作成できるようになってきました。

▼3Dレンダリングソフトを用いて作成(レンダリング)されたモデル。光沢から影まで、ぱっと見で本物と区別がつかない。

しかし3Dモデルのレンダリングと聞くと、多くの方は

  • なんか操作がものすごく難しそう...
  • 高額な編集ソフトが必要なんじゃ...?

なんてことを考えると思います。

そこで今回は、Web(PCプラウザ)上で3Dモデルのリアルタイムレンダリングを行うことができるツールLight Tracer Render』について、紹介していきます!

Web上でリアルタイムレンダリング!無料体験できる便利ツール

『Light Tracer Render』とは、ブラウザベースのGPUレンダリングエンジンです。

インターネット上にオブジェクト(OBJ)モデルデータをアップロードし、PCのグラボ(GPU)を活用してブラウザ上でレンダリングを行うことができる便利なツールです。

▼2つのバージョンが用意されています。

ブラウザアプリ版であればインストールの必要もなく気軽に試すことができるため、是非一度利用してみてください。

動作環境(スタンドアローン版) Windows 10 64bit OS
対応ブラウザ(ブラウザアプリ版) Edge, Chrome, Firefox
価格 【スタンドアローン版】

※14日間の無料期間あり

・月間プラン:7 USD / 月
・年間プラン:5 USD / 月
・永久ライセンス:49 USD

【ブラウザアプリ版】

・無料

推奨GPU ・NVIDIA GeForce 600 以降
・AMD Radeon RX 200 以降
対応形式 OBJ、STL、glTF2.0、GLB、FBX、DAE、VOX、STEP / IGESCAD

本ツールはGPUを使用して、3Dモデルのレンダリングを手軽に行うことができます。

幅広い形式の3Dデータに対応していることも利点。PBRマテリアルを設定できるので、金属、ガラス、木、石、ゴム、プラスチックなどの表面を再現可能。エンジニア、デザイナー、建築家など、幅広い業界で活躍する方に適したツールとなっています。

▼メニュー画面左上より、3Dモデルデータの読み込み・書き出しが可能。

Edge, Chrome, Firefoxのブラウザ上で動作する『ブラウザアプリ版』は無料で利用することができるほか、Windows PCにインストールして使用する『スタンドアローン版』は14日間無料で全機能を試用することが可能です。

なお、Mac PC向けのツールも現在(記事執筆時点)開発中とのこと。

▼開発元の公式Instagramアカウントでは、本ツールを使用して制作された3Dモデルが数多く掲載されています。

 

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▼レイトレーシングをベースとした技術も活用しており、モデルの陰影や金属光沢、光の反射などを現実的に再現(レンダリング)することができます。

ツールの特長

『Light Tracer Render』の特長について紹介していきます。

初心者にも扱いやすいインターフェース

本ソフトウェアのインターフェース(操作画面)は非常にシンプルかつ分かりやすいデザインとなっており、3Dモデル制作を始めたばかりの方でも比較的簡単に扱うことができます。

【基本的な操作】

  • 左クリック:モデルの回転
  • 右クリック:モデルの平行移動
  • マウスホイール:モデルの拡大・縮小

私自身、3Dモデルレンダリングの知識は全くありませんでした。

しかし、公式のヘルプを読みつつ30分ほどツールをいじっているだけで、ある程度カタチになるモデルを作成することができました(*´∀`)

▼直感的に操作できるため、まったくの初心者でもすぐに慣れることができる!

リアルタイムでの "GPUレイトレーシング" に対応

上述した通り、本ツールにはレイトレーシング技術をベースとした機能が備わっています。

そのため3Dモデルに対する光の当たり方、反射の仕方、影の落ち方、光沢などが非常にリアルに表現されます。

既存のHDRIマップをインポートするか、エディターを使用して照明環境を作成することが可能。メッシュエミッタや、球状光源や遠方光源などのエミッタもサポートしています。

また、Nvidiaのグラボ(GTX・RTXシリーズ)を使用した場合、独自の機能である "AIノイズ除去" の機能が利用できます。

GTX 600代の比較的古い世代のグラボにも対応しているため、最新のクリエイターPCを用意する必要もなく、妥協のない3Dモデル作成が可能です。

まさに経済的にも優しいレンダリングツールとなっています!

高速かつ効率的なレンダリング

本ツールはスタンドアローン版・ウェブブラウザ版のいずれにもかかわらず、非常に速いスピードでレンダリングを行うことができます。

設定内容も即座に反映されるため、ストレスのない編集が可能です。

レンダリングプロセスは完全にGPUによって実行されるため、CPU性能はレンダリング時間に大きな影響を及ぼさないものと思われます。

活発なコミュニティ

本ツールは活発なコミュニティを保有しており、Discord(ディスコード)では日夜活発なやり取りがなされています。

また、公式サイトのライブラリでは自身のモデルをアップロードして公開できるほか、世界中のクリエイターが制作した作品をダウンロードして閲覧・編集することもできます

▼いずれも非常にクオリティの高い作品ばかりで、見ているだけでもとても楽しいです!

作品を公開 ⇒ 使用 ⇒ ほかの人と意見交換 という流れで、互いに高めあっていくことのできるコミュニティが育っています。

アクセシビリティの優れた、おすすめの3Dレンダリングツール

『Light Tracer Render』の特長についてまとめると、以下の通りです。

ツールの特長

  • 扱いやすいインターフェース
  • 幅広いファイル形式に対応
  • スタンドアローン版・ブラウザアプリ版のいずれも利用可能
  • ブラウザアプリ版は無料で利用可能
  • GPUレイトレーシングに対応
  • 高速かつ効率的なレンダリング
  • 活発なコミュニティ

このように、アクセシビリティに優れた非常に便利な3Dレンダリングツールとなっています。

レイトレーシングに対応した高機能さにもかかわらず、ウェブブラウザ版であれば無料、PCインストール版でも14日間無料ですべての機能を利用することができます。

3Dレンダリングツールを探している方は、是非一度はこのツールを利用してみてはいかがでしょうか!(*´∀`)

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