2020年3月12日(木)発売の、PS4, ニンテンドースイッチ, Xbox One向け対戦アクションゲーム『僕のヒーローアカデミア One's Justice2』(MY HERO ONE'S JUSTICE 2)。
本作は、人気アニメシリーズ『僕のヒーローアカデミア』を対戦アクションゲーム化したもので、2018年に発売された "僕のヒーローアカデミア One’s Justice" の続編となるタイトルです。
ハード | PS4, Nintendo Switch, Xbox One |
発売元 | バンダイナムコゲームス |
価格 | 7,600円+税 |
ジャンル | 対戦アクション |
プレイ人数 | 1~4人(オンライン対応) |
リリース日 | 2020年3月12日(木) |
このゲームについて:
「僕のヒーローアカデミア」の対戦アクションゲームとして好評を博した前作をはるかに上回るボリュームで、
「僕のヒーローアカデミアOne’s Justice2」がPlayStation®4/Nintendo Switch™/ Xbox One(DL版)で登場!
ステージを縦横無尽に駆け回り、 “個性”を駆使した超人パワーで 大迫力のバトルを体験しよう!
前作よりも全ての点でパワーアップした内容となっており、様々な "個性" を持った40人以上のヒーローやヴィラン達を操作することが出来ます。
▼プレイアブルキャラの一例(公式サイトより)
ゲーム内ショップで購入したり、各モードをプレイすると前作の2倍以上のコスチュームやアクセサリーを手に入れることができ、外見を細かくカスタマイズすることも可能です。
また、最大4人での対戦も実装されており、2 vs 2 のバトルを楽しむことも出来ます。
フルボイスで収録されたストーリーモードではアニメ本編の物語を追体験できるほか、ヒーロー側・ヴィラン側の両方からの視点でストーリーを体験することができます。
ほかにも、好きなキャラクターをスカウトして夢の事務所を作り上げる新たなミッションモードなど、追加要素が豊富な2作目となっています。
そんな今作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
[insert page='amazon-prime-parts' display='content' class='amazon-prime' inline]
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
GameCrate -アニメファンであれば遊ぶ価値アリ
Score:83点
今作のキャラクターモデルはアニメから出てきたかのような素晴らしさであり、アクションもスムーズに演出されてカッコイイです。
攻撃時のエフェクトも鮮やかで、ヒット時に漫画で見られるような擬音語が飛び出すものユニークです。
ストーリーモードではヒーロー側だけでなくヴィラン側の視点でも物語を楽しむことが出来るため、通常のアニメとは異なった新鮮さがあります。
その他、充実したコスチュームカスタマイズ機能などファンを喜ばせる機能が多く搭載されています。
ヒロアカのファンであれば、購入する価値はあります。
GOODな点
- スムーズな戦闘
- 見栄えの良いエフェクト
- アニメに忠実で豪華なキャラクターモデル
- アニメ声優の素晴らしい演技
- 様々な視点で進む興味深いストーリー
BADな点
- 効果音(SE)が非常に小さく、攻撃ヒット時の迫力に欠ける
- バトル自体は次第に単調になっていく
- アーケードモードは、良い意味でも悪い意味でも "普通"
Screen Rant -アニメをそのまま操作しているかのようなゲーム
Score:80点
本作のグラフィックは非常に見事で、スピーディーなアクションによって描かれる豪華なエフェクトの数々は、まるでアニメをそのまま操作しているかのような感覚になります。
気軽にプレイできるストーリーモードから、やり込み甲斐のある豊富なミッションまで、カジュアルユーザーとヘビーユーザーのいずれも楽しむことが出来る、バランスの良いコンテンツとなっています。
さらに豊富になったキャラクター、コンテンツ、および作り込まれた戦闘システムなど、シリーズファンには最適な作品と言えます。
GOODな点
- より向上した戦闘システム
- アニメのように豪華なエフェクトの数々
- 楽しいアーケードモード
- 豊富なミッション
- カジュアルユーザーからヘビーユーザーまで、幅広いプレイヤー向けのコンテンツを用意
- スピーディーなアクション
BADな点
- 前作(1作目)と大した違いは無い
Hobby Consolas -キャラカスタマイズが楽しい
Score:72点
本作のミッションやアーケードモードでは、キャラクターの見た目をカスタマイズできるアイテムが手に入ります。
自分好みに見た目を変更したキャラを、漫画のようなバトルで使用すると、モデリングの素晴らしさも相まって実に壮観で楽しいです。
簡単な操作でコンボを繰り出すことができ、迫力のある必殺技を発動することが可能です。
独創的な点は特にはありませんが、スコア、トレーニング、ストーリー、ミッションなど、格闘ゲームとして必要なものは全て揃っています。
GOODな点
- 全体的に壮観なバトルシーン
- 豊富なキャラクター
- 様々なカスタマイズアイテムが手に入るミッション
- キャラクターの動きとモデリングが素晴らしい
- 簡単にコンボを繰り出せる
BADな点
- ゲーム自体の奥深さが足りない
- 爆発エフェクトや煩雑なカメラの動きより、自分がどこにいるのか分からなくなることがある
-
GeForce Nowとは?スマホやタブレットで高画質PCゲームをプレイ可能!(登録受付中)
世界的な大手半導体メーカーの Nvidia(エヌヴィディア)と Softbank(ソフトバンク) が提携して開発する『GeForce NOW』(ジーフォース ナウ)と呼ばれるサービスが、2020年6月 ...
続きを見る
Everyeye.it -前作の純粋なアップデート版
Score:70点
今作は、前作の純粋なアップデート版であると言えるでしょう。
より多くのコンテンツ(モード・キャラクター等)が追加されたほか、戦闘もよりスピーディで迫力を増したものになっています。
オンラインでも素早くマッチングしてバトルを開始でき、2 vs 2 のより白熱するバトルが楽しめるようになりました。
一方で、キャラクターごとのバランスが取れていないように感じられます。
今作では明らかにスピードの速いキャラクターが有利であり、鈍足のキャラクターでは勝負になりません。
ファンサービス作品として楽しんだ方がよいでしょう。
GOODな点
- より洗練され、流動的になったバトル
- 前作より多くのコンテンツが追加
- 豊富なファンサービス
- スピーディで迫力のあるアクション
- 素早くマッチングできるオンラインシステム
BADな点
- それほど独創的な点はない
- キャラクターによって強さのバランスが取れていない
- 短いキャンペーンモード(数時間でクリア可能)
SpazioGames -明らかに前進してはいるが、格闘ゲームとしては今一つ足りない内容
Score:70点
本作の漫画風に表現される戦闘は、実に壮観で美しく、楽しいです。
キャラクターのバリエーションも豊富になっており、キャラごとの技についても前作から改善されているため、より洗練されたバトルを楽しむことが出来ます。
また、今作ではヴィラン側のストーリーが追加されたことで、新鮮な視点で物語を楽しむことが出来ました。
一方で、バトルシステムに関しては前作同様、単純なコンボの連続であり、本格的な格闘ゲームとは言い難いです。
また、キャラの中にも明らかに強すぎるヤツがちらほらいて、戦闘のバランスを乱す原因となっています。
GOODな点
- 壮観で美しく、楽しい戦闘
- 満足できるキャラクターバリエーション
- 技のアクションの修正
- ヴィラン視点で楽しめるストーリーが実装
BADな点
- 退屈で繰り返し感の強いストーリー
- 明らかに強すぎるキャラクターがいる
- 改善されたが、それでも単調なコンボシステム
Multiplayer.it -格闘ゲームとしては浅い
Score:65点
本作はアニメに忠実なストーリーを、アニメと同じような素晴らしいグラフィックで楽しむことが出来ます。
特にバトル時の必殺技を放つ瞬間は非常に爽快であり、原作ファンであれば喜ぶこと間違いなしです。
一方で、格闘ゲームとしては浅いと言うほかありません。
キャラクターの間には明らかな差があり、強さのバランスが取れていません。
戦闘システム自体も単純な攻撃・回避のみで構成されており、他作品と比べて、これといった独特な点はありません。
GOODな点
- アニメに忠実なストーリー
- アニメスタイルのグラフィック
- 爽快な必殺技
- 1,000種類を超えるアクセサリーの数々
BADな点
- 単純な攻撃・回避で構成されている戦闘システム
- これといって特別な点がとくに無い
- 格闘ゲームとしては浅い
- バランスの取れていないキャラクター
- 分かりづらいチュートリアル
総合評価(トータルスコア)
総合Score:73点
GOODな点
- アニメ声優の素晴らしい演技
- アニメのように豪華なエフェクトの数々
- 様々なカスタマイズアイテムが手に入るミッション
- キャラクターの動きとモデリングが素晴らしい
- 前作より多くのコンテンツが追加
- 素早くマッチングできるオンラインシステム
- ヴィラン視点で楽しめるストーリーが実装
BADな点
- 前作(1作目)と大した違いは無い
- それほど独創的な点はない
- キャラクターによって強さのバランスが取れていない
- 短いキャンペーンモード(数時間でクリア可能)
- バランスの取れていないキャラクター
- 単純な攻撃・回避で構成されている戦闘システム
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『僕のヒーローアカデミア One's Justice2』についての海外メディアの感想となります。
今作で特に評価の高かった点が "アニメ調のグラフィック" でした。
各キャラクタ―のモデル・動きがより洗練されており、バトル中のエフェクトや必殺技も派手に演出されるため、まるでアニメをそのまま操作しているかのような体験ができると好評です。
前作よりも豊富なミッションが用意されており、それらをこなすことで、キャラの見た目を変更することが出来る多種多様なアイテムを入手することができ、やりがいのあるコンテンツとなっています。
原作を忠実に再現したストーリーを体験できることに加え、ヴィラン視点で物語を追うことが出来る点も、新鮮で楽しいと高評価を得ていました。
一方で、不評の多かった点は "キャラごとの強さの調整不足" でした。
本作のバトルは単純な攻撃&回避で構成されており、単純にスピードの速いキャラが有利になってしまい、キャラクターの間に明らかな強さの差が生まれてしまっていると指摘されています。
また、キャンペーンモードには好評な意見が多い一方で、短すぎる(数時間でクリア可能)という意見も少なくありませんでした。
その他、前作と比べて大きく変わったところはキャラの数くらいであり、それ以外の点に関しては、前作とほとんど一緒だというレビュアーもいました。
しかし、ヒロアカの世界を再びゲームで楽しむことが出来る!と、原作ファンのレビュアー達からは概ね好評でした。
『僕のヒーローアカデミア』が大好きで、各キャラを実際に動かしてみたい!というファンの方々には、特にオススメしたい一作です!