2022年11月9日（水）発売の、PS4, PS5向けアクションゲーム『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』（GOWラグナロク）。
本作は、骨太で豪快なアクションが支持され、2018年に大ヒットを記録した『ゴッド･オブ･ウォー』の続編です。
クレイトスとアトレウスの親子が、世界に終焉をもたらすとされる “ラグナロク” を乗り越えるための冒険を繰り広げます。
| ハード | PS4, PS5 |
| 開発元 | SCE Santa Monica |
| 価格 | スタンダードエディション：7,590円（税込）/ 8,690円（税込） デジタルデラックスエディション：9,790円（税込） |
| ジャンル | アクション |
| プレイ人数 | 1人 |
| リリース日 | 2022年11月9日（水） |
このゲームについて：
高い評価を得たサンタモニカスタジオ開発の『ゴッド・オブ・ウォー』（2018年）の続編が登場。
激情に駆られたアースガルズの神々が九界を崩壊へといざなう中、クレイトスとアトレウスは世界を終焉へともたらすラグナロクに立ち向かうべく力を尽くす。だがその甲斐も虚しく、フィンブルの冬は容赦なく世界に影を落とす。二人は美しい神話の世界を探索しながら、北欧の神々や異形の怪物に立ち向かうこととなる。
そんな中、刻一刻とラグナロクの脅威が迫り来る。自分たちの身の安全か、はたまた九界の平和か。クレイトスとアトレウスは選択を迫られるのだった……。
2018年に発売された前作『ゴッド･オブ･ウォー』は、美しいグラフィックによる激しいアクションを、ほぼゼロのロード時間で楽しめたため、 "遊べる映画" として非常に高い評価を得ていました。
本作では前作に引き続き、主人公クレイトスと息子アトレウスの親子による、新たな物語を楽しむことが出来ます。親子は旅の道中で何度も仲たがいをしつつも、助け合いながら冒険を進めていきます。
オーディンやトールなど、北欧神話の神々が登場する壮大なシナリオの中に、親子の確かな絆も描かれた作品となっています。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか？
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数（メタスコア）と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います！
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア＆レビューコメント
Gamer.no -最初から最後まで高い緊張感のアクションゲーム
Score：100点
本作は、最初から最後まで緊張感があり、退屈することのないアクションゲームとなっています。
ストーリーとキャラクターは非常に良く作り込まれており、物語は常に気になる展開が繰り広げられるため、私（レビュアー）は常にプレイしたいと言う気持ちになっていました。
アクションの質は圧倒的に高く、北欧神話の神々との力強くダイナミックな戦闘には本当に圧倒されます。グラフィックのクオリティも高く、様々な場面で感動を覚えました。
これまで以上にパワフルになったGOWシリーズ最新作です。
良かった点
- 魅力的なキャラクター達
- 惹き込まれるストーリー
- 力強いアクション
- 最初から最後まで緊張感が高く保たれている
- 素晴らしいグラフィック
悪かった点
- 特になし
IGN Adria -サンタモニカスタジオの集大成
Score：100点
本作は、まさにサンタモニカスタジオの今までの集大成とも言える傑作です。
ビジュアルは前作から大幅に向上しており、特にキャラクターの動き・顔の表情・仕草といった細かな部分が鮮明に描画されるようになったことで、各キャラの感情をより直接感じられるようになり、物語全体に説得力が増しています。
グラフィックの質も非常に高く、ダイナミックで印象的なボス戦を大画面のモニターでプレイするのはとても素晴らしい体験でしょう。パフォーマンスも安定しており、終始80～100fpsで滑らかなゲームプレイが可能でした。
そして戦闘システムは前作を遥かに凌駕する出来になっており、アーマー、ルーン、シールドを装備して自分に最も適したスタイルで戦うことが出来ます。
今までのシリーズ作品の良さを継承しつつ、新たな進化を果たした最新作となっています。
良かった点
- 大幅に改善されたビジュアル
- 惹き込まれるシナリオ
- 安定したパフォーマンス
- 印象的なボス戦の数々
- 完成度の高い戦闘アクション
- ボリュームのあるキャンペーン
悪かった点
- 特になし
GAMES.CH -ゲーム全体として高いレベルに達している作品
Score：91点
本作は、前作以上にゲームとして高いレベルに達している作品と言えます。
多様性の増した戦闘はより変化に富んでおり、敵キャラクターの種類が多く、壮大なボス戦の回数も増えているため、常に退屈せずアクションを楽しむことが出来ました。
グラフィック・サウンドの両面で質が高く、シナリオ自体もエキサイティングでひねりのある展開を最後まで楽しめます。
そして謎解き要素も面白いものが多く、頭をひねって解くことが出来ると、大きな達成感があります。
コンテンツボリュームも多く、シナリオをさらっとクリアするだけでも25時間程度かかりました。
前作に熱中した人は、間違いなく購入すべき作品でしょう。またシリーズ未プレイでも、やりごたえのあるアクションゲームを探している方にはうってつけです。
良かった点
- 大規模な戦闘
- エキサイティングでひねりのあるシナリオ
- 多くの壮大なボス戦
- 敵の種類が大幅に増加
- 素晴らしいサウンドトラック
- やりがいのある謎解き要素
- 長いコンテンツボリューム（クリアまで25時間程度）
悪かった点
- ザコ敵との戦闘が多すぎる
Gamer.nl -美しく壮大な冒険
Score：90点
本作は、すべてにおいて壮大さが感じられる美しいゲームです。
あらゆる点で完璧に仕上げられており、すべてのアニメーションは綺麗で詳細に作り込まれており、バグなどの不具合はほとんどありません。
世界は息を呑むほどの情景が広がっており、細部まで作り込まれているおかげで全体的に活き活きとした雰囲気が感じられます。
コンテンツボリュームも満足度が高く、全てのミッションや探索をこなせば50時間以上は遊べるでしょう。各地に用意された謎解き要素も面白いです。
そして何よりバラエティー豊かなアクションが取り入れられた戦闘は実に壮大で楽しく、何度でも繰り返しプレイしたくなる出来となっていました。流れるような動きでコンボをきめられた時には大きな達成感があります。
クリア後でも、再び遊びたくなるような素晴らしい作品となっています。
良かった点
- 詳細で美しいアニメーション
- 細部まで作り込まれたワールド
- ボリューミーなコンテンツ
- 壮大なアクション
- やり甲斐のある謎解き要素
- 飽きの来ない戦闘
悪かった点
- すべてのエリアを探索できるわけではない
Digital Trends -技術的には前作からあまり進歩していない
Score：80点
主人公のクレイトスは今まで以上に魅力的なキャラクターとして描かれており、感情的なストーリーテリングのおかげで最後まで退屈せずに楽しめました。
ワールド上には畏怖を抱かせる壮大な風景がいくつも広がっており、各地を隅々まで探索するもの楽しい体験でした。素晴らしい戦闘システム、バラエティーに富んだカスタマイズオプションなど、根本的なゲームプレイ自体も満足度の高い出来です。
一方で、技術的な品質は前作からあまり変わっていないように感じました。
グラフィックに関しては前作とほぼ同程度のクオリティで、PS5版でもPS4作品と同じようなビジュアル品質です。
また、本作には大量の謎解き要素、移動中の親子の雑談、収集品の増加などコンテンツボリューム的には前作を凌いでいますが、いまいち心に残るものが無いように感じられました。
それでもなお、他社のアクションゲームと比較して、圧倒的に進んだ最高の作品だと言わざるを得ません。
良かった点
- 非常に魅力的なキャラクター達
- 素晴らしい戦闘
- バラエティーに富んだカスタマイズオプション
- やりがいのある探索
- 畏怖の念を抱かせる風景
- 感情的なストーリーテリング
悪かった点
- ストーリーにはムラがある
- 心に残る要素がない
- 技術的には前作からあまり進歩していない
総評：あらゆる点で前作から大幅な進化を果たしたアクションゲームの傑作
総合Score：94点
GOODな点
- 多くの壮大なボス戦
- エキサイティングでひねりのあるシナリオ
- 敵の種類が大幅に増加
- 素晴らしいサウンドトラック
- 長いコンテンツボリューム（クリアまで25時間程度）
- 細部まで作り込まれたワールド
- 詳細で美しいアニメーション
BADな点
- ザコ敵との戦闘が多すぎる
- すべてのエリアを探索できるわけではない
- 技術的には前作からあまり進歩していない
- 心に残る要素がない
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』についての海外メディアの感想となります。
神々との壮大な戦闘
本作は、前作以上にゲームとして高いレベルに達している作品であると評価されていました。
アクション、戦闘、謎解き要素など多くの点で大幅な進化を果たしており、特に神々との壮大なボス戦は非常にダイナミックで楽しい体験であると絶賛されていました。
冒険するワールドはいずれも細部まで詳細に作り込まれており、畏怖の念を抱かせる風景も数多く広がっているため、探索するだけでも面白いとのこと。
グラフィック・サウンドの両面でクオリティが高く、特にアニメーションに関しては人物の表情や仕草がより細かく描画されるようになったことで、感情的なストーリーテリングを押し上げることに成功しています。
30時間程度のストーリーに加えて、大量の謎解き要素、移動中の親子の雑談、収集品の増加など、ボリューム的にも満足度の高いコンテンツになっているようです。
技術的には大きな進歩はない
一方で、期待の続編ではあるものの、PS4でリリースされた前作と比べて技術的（グラフィック、パフォーマンス等）には大きな進歩は見られなかったという意見もありました。
また、終盤に進むにつれてザコ敵との戦闘が多すぎてイライラするというレビュアーもいました。この点に関しては、戦闘を楽しめるかどうかで評価が分かれそうですね。
アクションゲーム好きにはうってつけの作品
いずれにせよ、多くのレビュアーが『やりがいのあるアクションゲーム好きにはうってつけの作品』であるとして、非常に高い評価を付けていました。
北欧神話の世界を舞台に展開される親子の物語自体も魅力的ですが、本作の醍醐味はなんといっても、シリーズ代々継承されてきたダイナミックな戦闘でしょう。
バリエーション豊かなアクションを駆使して繰り広げられる大型ボスとの戦闘は実に迫力があり、シリーズ未経験者でも満足できる体験となっています。
コンテンツボリューム自体も多く、収集やサイドミッションなどを含めると優に50時間は遊べるとのこと。
シリーズ経験者はもちろん、未経験者でもやりごたえのあるアクションゲームが好きな方であれば、是非プレイしてほしい作品です！
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