- 停電時でも安心できるように非常用電源を持っておきたい
- キャンプなどのアウトドアな場面で使える持ち運び用バッテリーが欲しい
- ⇒ でも重くてデカいのはイヤ!
外出先でもUSBやコンセントで電子機器を充電するためのガジェットとして『ポータブル電源』というものがあります。
▼どこにでも大容量の電気を持ち運ぶことが出来る便利な機器。
最近では地震などの自然災害時に備えての非常用電源として、需要が急激に高まりつつあります。
しかし市場では非常に多くのポータブル電源が販売されており、
"電気容量 × コンパクトさ × 安価"
の重要な3要素をバランスよく満たした製品はなかなか見つかりづらいです。
そこで今回は、私が実際に使ってみた中で最もオススメの『Anypro ポータブル電源』について、製品の特長も併せて分かりやすくレビューしていきます!
片手で持ち運び可能!Anypro製 大容量ポータブル電源
今回紹介する『Anypro ポータブル電源』は、数あるポータブル電源の中でも、個人的に最も "電気容量 × コンパクトさ × 安価" のバランスに優れた製品です。
ブランド | Anypro |
本体サイズ | 29×12×20cm |
本体重量 | 4.5kg |
電池容量 | 120000mAh/444Wh(リチウムイオン) |
安全認証 | FCC、ROHS、PSE、UN38.3 等 |
AC出力 | 100V-110V 50Hz/60Hz |
DC出力 | 12V/8A MAX |
USB出力 | 5V/3.1A |
TypeC出力 | 45W 5V/3A 9V/3A 12V/2.5A 15V/2A 20V/2.25A |
シガーソケット出力 | 12V/24V |
本製品は、たった30センチ角・4.5キログラムの箱の中に、120000mAh/444Whの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載した持ち運び用電源です。
▼満充電の状態であれば、スマホを約40回、小型の冷蔵庫であれば約7.5時間ほど稼働させることができるパワフルさ。
電気容量に対するコンパクトさ、および価格(約45,000円)のリーズナブルさは、他製品に比べて頭一つ抜きんでていると思います。
片手で持ち運べるコンパクトさ
上述したように本製品のサイズは横29センチ・高さ20センチ・奥行12センチとなっており、重さはたったの4.5キログラムです。
▼上部には手持ちハンドルが付いている。
そのため、女性や子供でも片手でラクラクと持ち運ぶことが出来るようになっています。
車などに搭載しても、場所の邪魔になりません。
多くの出力ポートを搭載
本製品はAC(交流)とDC(直流)の両方の出力に対応しているだけでなく、非常に多くの出力ポートを備えています。
【出力ポート一覧】
- AC コンセント出力(2口):100-110V/50Hz・60Hz変換可能、定格500W
- DC出力(4 口):12V/8A
- USB出力(2口):5V/2.1A
- QC3.0:5V/3A, 9V/2A,12V/1.5A
- Type-C出力: 5V/3A, 9V/3A, 12V/2.5A, 15V/2A, 20V/2.5A
- シガーソケット出力
これにより、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスから、パソコンや扇風機、冷蔵庫などの大型家電まで、ほとんどの電化製品に対して使用することが可能です。
多彩な充電方法に対応
そして出力だけでなく、充電(入力)方法に関しても多様な手段を選ぶことが出来ます。
【充電方法一覧】
- コンセント
- シガーソケット(車)
- ジェネレーター
- ソーラーパネル
自宅のコンセントだけでなく、車のシガーソケットや、市販のソーラーパネルを使った充電にも対応しています。
そのため、災害などで停電した際でも充電することが可能となっています。
▼オススメの持ち運び用ソーラーパネル
そのほか、充電・給電を同時に行うことが出来るパススルー使用にも対応しているなど、メリットの多いポータブル電源となっています。
今回、提携先の企業から本製品をレビュー用にいただくことができました。
そこで以下からは、実際に私が使用した感想 を元にレビューしていきます!
製品本体および付属品一覧
▼製品の外箱はこんな感じ。
▼内容物をすべて取り出した様子。
同梱物一覧
- ポータブル電源本体 ×1
- ACアダプター充電器 ×1
- 車載用充電シガーソケット ×1
- 自動車用シガーソケット ×1
- 付属品バッグ ×1
- 取扱説明書 ×1
▼コード類一式
▼自動車のシガーソケットから給電するためのコードも付属しています。
スタイリッシュで機能的な本体デザイン
無骨なイメージのあるポータブル電源ですが、Anyproのポータブル電源はブルーのアクセントが入ったオシャレな外観となっています。
▼正面には主要ポート一式、およびAC/DC出力切替ボタンが用意。充電残量などの情報はモニターに表示されます。
▼ラジオのように、片手でラクラク持つことが出来るサイズ感。
▼側面にはコンテンツ2口と、停電時に活用できる懐中電灯が内蔵。
▼手持ち部分のボタンを押すと、ライトが点灯します。
なお、ボタンを押す回数に応じて、点灯パターンがいくつか変化します。
高速の点滅は、夜間の森に迷い込んだ時など、非常時のSOSを伝えることが出来ます。
▼クリックして再生 ※強い点滅に注意
▼反対側の側面にはACアダプタ(コンセント)用充電ポート、および排熱口が用意。
▼底部は滑り止め用にゴム製の足が付いており、斜面でも滑り落ちることはありません。
誰でも簡単に扱えるシンプルさ
本製品は、誰でも簡単に扱うことが出来るシンプルな造りとなっています。
ポータブル電源への充電
充電する際は、主に付属のACアダプタを使ってコンセントにつなぎます。
▼コンセント経由だと、ゼロから満充電まで8時間ほど。
AC(コンセント)出力
ポータブル電源のAC出力ポートから電気を取り出す際は、普通のコンセントと同じように繋ぐだけです。
そして忘れずに、正面の『AC OUT(交流出力)』のボタンを長押ししてください。
▼給電が開始されると、ボタンのランプが点灯します。
この状態で、電化製品に電気を送ることが出来ます。
USB出力
USBポートから給電を行う際は、デバイスをUSBケーブルで接続し、正面の『DC OUT(直流出力)』のボタンを長押ししてください。
▼同じく、給電が開始されると、ボタンのランプが点灯します。
これでデバイスへの給電が可能となります。
▼外出先でもスマホ・タブレットの充電を何回も行うことが出来るので、非常に便利!( ゚∀゚)
排熱音などは特に気にならない
本体側面には排熱口が用意されており、内部の熱を外に逃がします。
しかし、数時間連続で使用した際も、排熱音は全くと気になることがありませんでした。
本体自体もほとんど熱を持たないため、排熱性能に関しては優れていると言えます。
充電・給電の同時使用は可能だが...
上述した通り、本製品は仕様上、充電・給電の同時使用が可能となっています。
しかし、ポータブル電源を充電しながら外部デバイスへの給電を行うという利用方法は、内蔵されているリチウムイオンバッテリーの寿命を縮める可能性が高いです。
そのため、充電・給電の同時使用はできるだけ避けることをオススメします。
とにかく持ち運び性に優れている
私は本製品を1週間ほど使用しました。
その間、友人宅の庭でもバーベキューを含めて、様々な外出先へ持ち運ぶ機会がありました。
そこで分かったことは、とにかく持ち運びやすいという点です。
大容量蓄電池を持ち運んでいるはずなのに、まるで小型のラジカセを持っているかのような感覚になります。
外見もスタイリッシュなので、ちょっぴりフォーマルな空間に運び入れても違和感がありません。
外部への持ち運びを前提に考えている方にとっては、是非オススメしたい製品です。
Anypro ポータブル電源 感想まとめ
今回紹介した『Anypro ポータブル電源』について、感想をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 軽くてコンパクトなデザイン
- 多くの入出力形式に対応
- デバイスを何度でも充電できる大容量バッテリー
- 停電時でも安心のライトを搭載
- 熱を持ちづらい
悪かった点
- 持ち運び用のケースがデフォルトで付属していてほしかった
"電気容量 × コンパクトさ × 安価" の3要素をバランスよく満たした、非常にオススメ度の高いポータブル電源となっています。
ただし持ち運び用のバッグが付属しないため、何かしら別売りのバッグやケースの購入をお勧めします。
また、災害時の非常用電源としての利用を考えている方は、別売りのソーラーパネルを購入しておけば、いつでも電気に困らないと思います。
持ち運び可能な大容量電源を探している方には、是非オススメしたい一品です( ゚∀゚)
▼こちらのサイトでも分かりやすく紹介されています。
災害時・アウトドアの必需品!『Anypro ポータブル電源』片手で持てる大容量バッテリー
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