ニンテンドースイッチ向けのコントローラーには、付属の純正Joy-Con(ジョイコン)や、Nintendo Switch Proコントローラー(プロコン)などが販売されていますよね。
ニンテンドースイッチは発売から長い年月が経ちますが、そろそろ新しいコントローラーに買い替えて、新鮮な気分でゲームを楽しみたいと思っている方も多いのではないでしょうか!
そこで今回は、充実した機能を備えたSwitch用コントローラー『QRD Stellar T3』について、メーカーより提供していただいたので紹介していきたいと思います!
メーカー | QRD |
モデル名 | Stellar T3 |
接続方式 | 直接接続、ワイヤレス接続(Bluetooth 5.0) |
対応デバイス | ニンテンドースイッチ、iOS・Android、PC(Windows10以降) |
マクロ機能 | 対応 |
ジャイロ機能 | 対応 |
振動機能 | 対応(5段階) |
連射機能 | 対応 |
LED | 内蔵(7色点灯&2点灯モード&4段階明るさ調節) |
amiibo(アミーボ) | 非対応 |
バッテリー容量 | 500mAh |
充電時間 | 約2時間 |
連続使用時間 | 約6.5時間 |
本体サイズ | 14.6 x 14.5 x 6.6 cm |
筐体重量 | 約197g(左右合わせて) |
今回紹介する『QRD Stellar T3』は、ニンテンドースイッチ用のワイヤレスコントローラーです。Switch通常モデル/有機ELモデルのいずれにも対応しているほか、iOS・Android、PC(Windows10以降)などのデバイスにもBluetooth接続することができます。
純正Joy-Conよりも一回り大きなサイズの筐体には、充実したインターフェースが搭載されており、マクロ登録に対応した背面ボタンも用意されています。
ホール効果センサーを搭載したジョイスティックにより、高精度な操作を実現。ゲーム内のさまざまなアクションやコマンドを正確に実行できます。
振動機能を備えているほか、ジャイロ機能、連射機能も搭載。全体的に純正のJoy-Conよりも優れたスペック構成となっています。
筐体内部にはLEDが仕込まれており、ゲーミングデバイスらしく様々な色・パターンの光を楽しめます。
そして500mAhの大容量バッテリーを内蔵。約2時間の充電で、最大6.5時間の連続使用が可能となっています。
なお、amiibo(アミーボ)には非対応となっているので注意が必要です。
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧
- コントローラー本体
- ユーザーマニュアル
- USB Type-Cケーブル
- 交換用十字キー
ユーザーマニュアルは一部日本語にも対応しています。
▼交換用十字キーが付属。好みに応じて付け替えることができます。
コントローラー本体
▼コントローラー本体の外観。
▼本体重量は左右合わせて約197gほど。純正Joy-Conよりも一回り大きなサイズで、プロコンと同等のサイズに感じられます。
▼グリップ部分は滑りづらいラバー仕様。
▼正面左側にはアナログスティック、十字キー、マイナスボタン、ターボボタン、スクリーンショットボタンが搭載。アナログスティックは押し込み操作にも対応しています。
▼正面右側にはアナログスティック、ABXYボタン、プラスボタン、ターボボタン、ホームボタンが用意。
▼上部の様子。
▼上部にはL/ZLボタン、R/ZRボタンが用意。
▼下部の様子。左右それぞれ単体で充電できるようにType-Cポートが用意されています。
▼背面の様子。
▼背面にはMボタン、振動ボタン、ML/MRボタンが左右に用意。
振動ボタンを押すことで、バイブレーション(振動)の強度を5段階で調節可能。
Mボタンを利用することで、MR/MLボタンに好きなボタン機能(マクロ)を割り当てることができます。
また、左右背面上部の小さなボタンを押しながらコントローラー左右を上方向にスライドさせることで、純正Joy-Conのように本体部分から分離させることが可能です。
▼コントローラー断面の様子。
このように、インターフェースの充実したデザインとなっています!
純正Joy-Conとの比較
▼純正のJoy-Con(画像下)と並べた様子。『QRD Stellar T5』の方が縦横いずれも一回り大きなサイズ感です。
▼分離した際の比較。
▼『QRD Stellar T3』の方がガッチリしており、手の大きい人にとってはコチラの方が持ちやすいかもしれません。
ニンテンドースイッチとの接続
実際にニンテンドースイッチと接続して、コントローラーを使用してみました!
接続方法は通常のJoy-Con等と同様、コントローラーの電源をオンにした状態で、Switch側で接続設定を行う、もしくは直接Switch本体に接続するだけです。
▼ワイヤレス接続。HOMEメニューの「コントローラー」→「持ちかた/順番を変える」から、コントローラーを追加できます。
▼本体直接接続。Switch本体に装着するだけで、すぐにコントローラーが使用可能状態となります。
コントローラーが使用可能状態になるとLEDが点灯します。
▼側面に仕込まれたライトも点灯。
本体に直接接続した場合、Joy-Conのときよりも全体的にサイズが一回り大きくなった感じがします。感覚的にはSteam Deckと同程度のサイズ感といったところですね。
コントローラー部分が大きいぶん、筆者のように大きめの手のユーザーはシッカリと握り込むことができました!ただし、手の小さい女性や子供の場合、逆に持ちづらく感じてしまうかもしれません。
▼手の大きなユーザーには馴染むサイズ。
また、ワイヤレス接続時の場合も同様に、Joy-Conと比べてサイズが一回り大きいぶん、しっかりと握り込むことができ、手に持った際の安定性が増したように感じられました!ラバー製のグリップが採用されているおかげで、手が汗ばんでも滑りづらく落としにくくなっています。
LED点灯色・パターンを変更可能
両アナログスティックに仕込まれたLEDの点灯色および点灯パターンは、好みに応じて変更できます。
▼Tボタン+アナログスティック押し込みで色変更。
▼左右で異なる色を設定することも可能。
また、Tボタン+アナログスティック2回押し込みで、点灯パターンをトランジション(色が移り変わる)に変更できます。
▼トランジションパターン
点灯させることでゲーミングデバイス感を出せるほか、コントローラーの電源がONになっていることを一目で把握できるメリットもあります。
なお、点灯が邪魔な場合は再度Tボタン+アナログスティック2回押し込みで点灯をOFFにすることも可能です。
快適な操作性
実際に『QRD Stellar T3』を用いてSwitchのゲームを遊んでみました!
▼ゲームプレイの様子
直接接続、ワイヤレス接続のいずれの場合でも、基本的に遅延やラグは感じられず、終始スムーズかつストレスのない操作が可能でした。アナログスティックやLRトリガーの感度も良好。純正Joy-Conと同等の滑らかさでゲームを楽しめます!ZR/ZLボタンも大きくて押しやすいです。
▼ホール効果センサーを搭載したジョイスティックの感度も良好。高精度な操作が可能です。
各ボタンの押し心地も心地よく、気持ちの良いゲーミングを楽しむことが出来ました!
一方で、各ボタンを押した際のカチッカチッという音が結構大きかったです。個人的にはしっかりと操作できている感があり、心地よい音だと思いますが、人によっては静音性のなさを嫌う方もいるかもしれません。
何はともあれ、操作感的には、プロコンと同じくらいの快適さを実現出来ていると感じられました!
マクロを設定可能
本製品はマクロ機能を搭載しており、背面のMR/MLボタンに好みのボタン機能を割り当てることができます。
機能割り当ての方法はいたって簡単です。
背面のMボタン+MRボタン、もしくはMボタン+MLボタンを押しながら、正面の任意のボタンもしくはアナログスティックを操作します。
するとその内容がマクロとして登録されます。次回以降はMRボタンもしくはMLボタンを押すだけで、設定したボタン機能(マクロ)が再現されます。
Mボタン+MRボタン、もしくはMボタン+MLボタンを押した後に何もボタンを押さなければ、登録したマクロは解除されます。
設定方法が非常に簡単で、機能自体もかなり応用が利く。慣れればゲーミングがさらに快適になるでしょう!
ただし、右側のABXY等のボタンは右側のみ、左側の十字キー等のボタンのみの割り当てとなるので注意が必要です。
連射機能に対応
また、本製品は連射機能にも対応しています。
正面のTボタン+A/B/X/Y/L/ZL/R/ZRボタンを押すことで、そのボタンに連射機能を付与できます。
再度Tボタンを押すことで連射機能は解除されます。
連打が必要なゲームの場面では実に役立つ機能ですね!
汎用性に優れた高性能ゲーミングコントローラー
今回紹介した『QRD Stellar T3』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 点灯色、パターン変更が可能なLED内蔵
- 大きくてしっかりと握り込めるラバー製グリップ
- 快適な操作性
- 接続がスムーズ
- 心地の良い押し込み感(ボタン類)
- マクロ設定可能な背面ボタンを搭載
- 連射機能に対応
- 振動強度の調節が可能
- ジャイロ機能に対応
悪かった点
- Joy-Conと比べてサイズが大きく、人によっては持ちづらいかもしれない
- amiiboに非対応
- マクロ設定がコントローラーの右側・左側とで独立している
以上の通り、非常に機能の充実したゲーミングコントローラーとなっています!
無骨なデザインがかっこよく、内蔵LEDの点灯によりゲーミング感も増し増しで所有感があります。
Joy-Conやプロコンと比べても全体的にサイズが大きく、筆者のように手の大きなユーザーにとってはシッカリと力を入れて握りやすいです。ただし、手の小さな女性や子供にとっては大きすぎて持ちづらいかもしれないので要注意。
操作性は実に快適。Joy-Conやプロコンと比べても全く遜色のない操作感を実現しており、ホール効果センサーを搭載したジョイスティックの精度・感度はともに良好。ボタンを押した際の感触も心地よく、触っていて満足感が得られました。
マクロ設定が可能な点もGOOD。ただし、マクロ設定がコントローラーの右側・左側とで独立しているため、本格的な操作用マクロを組むのはやや難しいかもしれません。
その他、連射機能。ジャイロ機能、振動機能にも対応しているなど、とにかく機能が充実したコントローラーとなっています。
慣れ親しんだSwitchを、普段とは違う感覚で楽しみたい方は、ぜひ本製品を利用してみてはいかがでしょうか!
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