ゲーム周辺機器の開発・製造・販売を行う「BIGBIG WON」(中国・深圳)は、2023年11月に同ブランドの最新ゲーミングコントローラーとして『BIGBIG WON Gale』をリリースしました!
有線接続(USB Type-C)、ワイヤレス接続(2.4G無線、Bluetooth)の3種類の接続方法に対応したゲーミングコントローラーであり、PCはもちろん、ニンテンドースイッチやiOS・Androidデバイスと接続して使用することも出来ます。
有線接続時には1,000Hzのハイポーリングレートに対応。競技レベルの仕様となっており、本格的にゲーミングに打ち込みたい方にもうってつけのモデルとなっています。
今回、メーカー様より本製品(充電スタンド付属版)を提供していただいたので、実際に使用した感想を基に良かった点・悪かった点を分かりやすく紹介していきます!
メーカー | BIGBIG WON |
モデル名 | BIGBIG WON Gale |
接続方式 | 有線接続(USB Type-C)、ワイヤレス接続(2.4G無線、Bluetooth) |
対応デバイス(OS) | ニンテンドースイッチ、Windows10/11、Android、iOS |
専用ソフト | BIGBIG WON アシスタント |
マクロプログラミング | 50ステップ |
モーションコントロール | 対応 |
6軸ジャイロスコープ | 対応 |
ポーリングレート | 有線接続時:1,000Hz 無線接続時:125Hz |
モーター | 大型デュアルモーター内蔵 |
トリガー調整 | 256段階(0.1mm精度) |
バッテリー | 1,000mAh リチウムイオン電池内蔵 |
動作時間 | 約10時間 |
筐体サイズ | 15×11×4.5cm |
筐体重量 | 233.2g |
『BIGBIG WON Gale』は有線/ワイヤレス接続対応のゲーミングコントローラーです。ワイヤレス接続に関してはBlutooth / 2.4G無線のいずれにも対応しており、PCやiOS・Android端末、ニンテンドースイッチといった幅広いデバイスとの接続に対応可能です。
コントローラー本体には1,000mAhの大容量バッテリーが内蔵されており、ワイヤレス接続状態で10時間程度の連続使用が可能。充電スタンドが付属するパッケージが用意されており、スタンドにコントローラーを置くだけでスムーズに充電を開始できます。
モーションコントロール対応、6軸ジャイロスコープ対応、大型デュアルモーター内蔵など充実した設計となっており、コントローラーの前後には豊富な操作インターフェースが用意。公式の無料ソフトウェアを利用することで、操作感度など詳細なカスタマイズを行うことも出来ます。
▼256段階(0.1mm精度)のトリガー調整が可能。
有線接続時には1,000Hzのハイポーリングレートに対応。競技レベルの仕様となっており、本格的にゲーミングに打ち込みたい方にもうってつけ!
優れたスペックに対して1万円未満のリーズナブルな価格を実現。ゲーミング向きのコントローラーを手ごろな価格で求めている方には、是非オススメしたい一品となっています!
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧
- コントローラー本体
- 充電スタンド
- ユーザーマニュアル
- USB Type-Cケーブル
- 無線USBドングル
▼ユーザーマニュアルは日本語にも対応しています。
▼USBドングルが付属。2.4G無線接続を行う場合に使用します。
コントローラー本体
▼コントローラー本体の外観。デザイン自体はXboxコントローラーと似ています。
▼「Charging Dock-Black」(画像左)と「Charging Dock-White」(画像右)。
▼本体サイズは15×11×4.5cm、重量は約233.2g。握りやすくて持ちやすい大きさです。
▼PS5のデュアルセンスコントローラー(画像左・上)と並べた様子。サイズ的にはほぼ同等です。
コントローラーのインターフェース構成について見ていきます!
▼コントローラーの正面には左右のアナログスティックに加えて、D-padとABXYボタン、ビューボタン、メニューボタン、ホームボタン、スクリーンショットボタン、FNボタンが搭載。
▼上部の様子。Lボタン/左トリガー、Rボタン/右トリガー、Type-Cポートが用意。
▼裏面の様子。
▼背面にはM1/M2/M3/M4背面ボタン、およびペアリングボタンが用意。充電ドックと接続するための端子も搭載されています。
M1/M2/M3/M4背面ボタンは、後述すつ公式ソフトウェアで機能を自由にカスタマイズすることができます。
このように、非常に充実した操作インターフェースを備えたモデルとなっています!
充電スタンドが付属
本製品には充電スタンドが付属しています。
▼背面には給電用Type-Cポート、およびUSBドングルを格納できるポートが用意。
▼底部の様子。ゴム製の滑り止めが施されています。
この充電スタンドにType-Cケーブルで給電を行っている状態で、コントローラーをカパッと置くことで、コントローラーに対して充電を行うことが出来ます。
充電が開始されると、スタンド下部およびコントローラーのホームボタンが点灯します。
いちいちコントローラー本体にケーブルを接続しなくても、置くだけでスムーズに充電を開始できるため、ストレスを感じず非常に便利です。
デザイン的にもスタイリッシュで、特に置く時のカパッとハマる感じがクセになるため、心地よい所有感を味わうことも出来ます!
3種類の接続方法に対応
本製品は有線接続(USB Type-C)、ワイヤレス接続(2.4G無線、Bluetooth)の3種類の接続方法に対応しており、ニンテンドースイッチ、Windows10/11、Android、iOSなどのデバイスに対して利用出来ます。
有線接続
有線接続を行う場合、Type-Cケーブルでコントローラーとデバイスを繋ぎます。
これだけでコントローラーの使用準備が完了します。最も簡単な接続方法と言えるでしょう!
Bluetooth接続
Bluetooth接続を行う場合、コントローラーの電源をオンにした状態で、背面のペアリングボタンを長押しすることでペアリングモードに移行します(ホームボタンが素早く点滅)。
そして接続先のデバイス側において、Bluetooth設定画面で「Xbox wireless Controller」を選択します。
これだけでBluetooth接続は完了です。次に接続を行う場合、コントローラーの電源を入れるだけで自動的にペアリングが行われます。
なお、ニンテンドースイッチとPC・Android / iOS端末と接続を行う場合とで、ペアリングモードを切り替える必要があります。
▼切り替える方法はコントローラー裏面に記載されているので分かりやすいです。
2.4G無線接続
2.4G無線接続を行う場合、接続先のデバイスに、付属のUSBドングルを接続します。
あとはドングル ⇔ コントローラー間で無線接続設定を完了するだけで、使用可能となります。
公式ソフトウェアでコントローラーの詳細なカスタマイズが可能
公式が配布する無料ソフトウェア「BIGBIG WON アシスタント」を利用することで、コントローラーの詳細なカスタマイズを行うことができます。
ソフトウェアをインストール後、ゲーミングコントローラーを有線接続した状態でソフトを起動することで、カスタマイズ画面に移行します。
▼ワイヤレス接続時にはコントローラーがソフト側に認識されないので注意してください。
ソフト上では非常に豊富な項目の調整を行うことが出来ます。
ジャイロセンサー
ジャイロセンサーの感度、反応曲線などを調節可能。
アナログスティック
アナログスティックのデッドゾーンや、スティック曲線の調節が可能。
トリガー
トリガーのデッドゾーンを調節可能。
ボタン
各ボタンのマッピングが可能。
振動強度
振動(バイブレーション)の強さを変更可能。
マクロのカスタマイズ
コントローラー背面のM1/M2/M3/M4ボタンに割り当てるマクロを作成・変更可能。
▼押し方に応じて異なる機能を割り当てられます。
キャリブレーション
スティックやトリガーのキャリブレーションが可能。
ほかにも、コントローラーのファームウェアアップデートを行うことも可能です。
ソフトウェアを使いこなすことで、自身に最適な操作環境を実現できるでしょう!
非常に快適な操作性
本製品を使用して、実際にゲームを遊んでみました。
有線・Bluetooth・2.4G無線接続のいずれの場合でも、基本的に遅延やラグは感じられず、終始スムーズかつストレスのない操作でゲームを楽しめました!アナログスティックやLRトリガーの感度に関しても、前述したソフトウェアで柔軟に調節できるため、自身に最も適した操作環境を実現できます。
▼握りやすいサイズ感のおかげで、長時間プレイし続けても手が疲れることはありませんでした。
各ボタンの押し心地も心地よく、押した際の音も大きくはないため気が散らず、気持ちの良いゲーミングを楽しむことが可能でした!
▼実際に操作している様子。
▼ニンテンドースイッチにも接続して遊んでみました。
ニンテンドースイッチと接続した場合でも、純正コントローラーと同等以上のスムーズな操作を楽しめました!
▼実際に操作している様子。
バッテリーに関しても、普通に使っている分では、連続で約10時間は持続しました。バッテリー残量が低下した場合も、充電スタンドを利用することでスムーズに充電を開始できるため、終始ストレスを感じることなくコントローラーを利用することができました!
ポーリングレート1,000Hzの競技レベル仕様、カスタマイズ性にも優れたゲーミングコントローラー
今回紹介した『BIGBIG WON Gale』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 持ちやすく、操作しやすい筐体デザイン
- 3つの接続方法に対応
- 優れたカスタマイズ性
- 競技使用レベルのハイポーリングレート
- 長持ちする内蔵バッテリー
- スムーズな充電が可能なスタンドが付属
- 比較的リーズナブルな価格
悪かった点
- 専用ソフトウェアによるカスタマイズは有線接続時のみ可能
- RLトリガーの押し込み深さを物理的に調整できない
以上の通り、1万円未満という比較的リーズナブルな価格に対して、競技レベルのゲーミングにも利用できる仕様を実現した、高コストパフォーマンスなゲーミングコントローラーとなっています!
全体的な仕様が優れており、1万円超えのハイエンドモデルと比べても遜色のないスペック構成です。付属の充電スタンドはデザイン的にもスタイリッシュで、特に置く時のカパッとハマる感じがクセになるため、心地よい所有感を味わうことも出来ました。
有線接続(USB Type-C)、ワイヤレス接続(2.4G無線、Bluetooth)の3種類の接続方法に対応しており、ニンテンドースイッチ、Windows10/11、Android、iOSなどのデバイスに対して利用可能。いずれのデバイスと接続した場合でも、遅延を感じない快適な操作を楽しめました。
そしてカスタマイズ性にも優れており、無料の公式ソフトを利用することで、非常に詳細な調整を行うことが出来ます。
同価格帯で本格的なゲーミングコントローラーを探している方には、是非オススメしたいモデルとなっています!
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