『BIGBIG WON Gale Hall』レビュー！ホールセンサー搭載、マクロプログラミングも可能な高性能ゲーミングコントローラー

ゲーム周辺機器の開発・製造・販売を行う「BIGBIG WON」（中国・深圳）は、2024年3月に同ブランドの最新ゲーミングコントローラーとして『BIGBIG WON Gale Hall』をリリースしました！

2023年に発売され人気を博した『BIGBIG WON Gale』のアップグレード版であり、アナログスティックがホールセンサー仕様に変更、スティック自体の交換にも対応するなど、全体的に性能が向上した最新モデルとなっています。

▼前モデル（BIGBIG WON Gale）のレビュー記事はコチラ。

今回、本製品についてメーカー様より提供していただいたので、実際に使用した感想を基に良かった点・悪かった点を分かりやすく紹介していきたいと思います！

BIGBIG WON GALE-HALL 2.4G無線コンピューターコントローラー、3セットの交換可能な高精度ホールセンサージョイスティック、充電ドック付きのBluetooth Switchゲームパッド、PCアプリコントロール、キーボードマッピング、Switch/Switch Lite/Switch OLED/Windows/Android/IOSに対応しています（ブラック）

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今回紹介する『BIGBIG WON Gale Hall』は、有線/ワイヤレス接続対応のゲーミングコントローラーです。ワイヤレス接続に関してはBlutooth / 2.4G無線のいずれにも対応しており、Windows PCやiOS・Android端末、ニンテンドースイッチといった幅広いデバイスとの接続に対応可能です。

コントローラー本体には1,000mAhの大容量バッテリーが内蔵されており、ワイヤレス接続状態で10時間以上の連続使用が可能。パッケージには充電ドックが付属しており、ドックにコントローラーを置くだけでスムーズに充電を開始できます。

モーションコントロール対応、6軸ジャイロスコープ対応、大型デュアルモーター内蔵など充実した設計となっており、コントローラーの前後には豊富な操作インターフェースが用意。公式の無料ソフトウェアを利用することで、操作感度など詳細なカスタマイズを行うことも出来ます。

有線接続時には1,000Hzのハイポーリングレートに対応。競技レベルの仕様となっており、本格的にゲーミングに打ち込みたい方にもうってつけ！

そして前モデル（BIGBIG WON Gale）と比べて多くの点がアップグレードされており、より快適で本格的なゲーミングを楽しめるコントローラーとなっています。

▼ホールセンサースティックへのアップグレード、交換可能なスティック、モーターアップグレード、アルゴリズムアップグレード等がなされています。

▼ホールセンサースティックにより経年劣化や摩耗によるドリフト現象が生じづらくなっており、耐久性が向上しています。

また、公式が提供する無料ツールを利用して各種パラメーターの詳細なカスタマイズが可能。自分に最適なゲーミングコントローラーをつくり出すことができます。

優れたスペックに対して1万円未満のリーズナブルな価格を実現。ゲーミング向きのコントローラーを手ごろな価格で求めている方には、是非オススメしたい一品となっています！

製品本体および付属品

製品本体および付属品について紹介していきます。

▼製品外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

▼ユーザーマニュアルは日本語にも対応しています。

▼USBドングルが付属。2.4G無線接続を行う場合に使用します。

▼交換用アナログスティックも同梱。本体にデフォルトで装着されているものを含め、大・中・小の３種類で調節できます。

コントローラー本体

▼コントローラー本体の外観。デザイン自体はXboxコントローラーと似ています。

▼『BIGBIG WON Gale Hall』（黒）と『BIGBIG WON Gale』（白）を並べた様子。見た目的には全く同じです。

▼本体サイズは105×155×64mm、重量は約230g。握りやすくて持ちやすい大きさです。

コントローラーのインターフェース構成について見ていきます！

▼コントローラーの正面には左右のアナログスティックに加えて、D-padとABXYボタン、ビューボタン、メニューボタン、ホームボタン、スクリーンショットボタン、FNボタンが搭載。

▼上部の様子。Lボタン/左トリガー、Rボタン/右トリガー、Type-Cポートが用意。

▼裏面の様子。

▼背面にはM1/M2/M3/M4背面ボタン、およびペアリングボタンが用意。充電ドックと接続するための端子も搭載されています。

M1/M2/M3/M4背面ボタンは、後述すつ公式ソフトウェアで機能を自由にカスタマイズすることができます。

このように、非常に充実した操作インターフェースを備えたモデルとなっています！なお、構成自体も前モデル（BIGBIG WON Gale）と全く同じです。

充電スタンドが付属

本製品には充電スタンドが付属しています。

▼背面には給電用Type-Cポート、およびUSBドングルを格納できるポートが用意。

▼USBドングルを収納した様子。

▼底部の様子。ゴム製の滑り止めが施されています。

この充電スタンドにType-Cケーブルで給電を行っている状態で、コントローラーをカパッと置くことで、コントローラーに対して充電を行うことが出来ます。

充電が開始されると、スタンド下部およびコントローラーのホームボタンが点灯します。

いちいちコントローラー本体にケーブルを接続しなくても、置くだけでスムーズに充電を開始できるため、ストレスを感じず非常に便利です。

デザイン的にもスタイリッシュで、特に置く時のカパッとハマる感じがクセになるため、心地よい所有感を味わうことも出来ます！

3種類の接続方法に対応

本製品は有線接続（USB Type-C）、ワイヤレス接続（2.4G無線、Bluetooth）の3種類の接続方法に対応しており、ニンテンドースイッチ、Windows10/11、Android、iOSなどのデバイスに対して利用出来ます。

有線接続

有線接続を行う場合、Type-Cケーブルでコントローラーとデバイスを繋ぎます。

これだけでコントローラーの使用準備が完了します。最も簡単な接続方法と言えるでしょう！

Bluetooth接続

Bluetooth接続を行う場合、コントローラーの電源をオンにした状態で、背面のペアリングボタンを長押しすることでペアリングモードに移行します（ホームボタンが素早く点滅）。

そして接続先のデバイス側において、Bluetooth設定画面で「Xbox wireless Controller」を選択します。

これだけでBluetooth接続は完了です。次に接続を行う場合、コントローラーの電源を入れるだけで自動的にペアリングが行われます。

なお、ニンテンドースイッチとPC・Android / iOS端末と接続を行う場合とで、ペアリングモードを切り替える必要があります。

▼切り替える方法はコントローラー裏面に記載されているので分かりやすいです。

2.4G無線接続

2.4G無線接続を行う場合、接続先のデバイスに、付属のUSBドングルを接続します。

あとはドングル ⇔ コントローラー間で無線接続設定を完了するだけで、使用可能となります。

公式ソフトウェアでコントローラーの詳細なカスタマイズが可能

公式が配布する無料ソフトウェア「BIGBIG WON アシスタント」を利用することで、コントローラーの詳細なカスタマイズを行うことができます。

• BIGBIG WON アシスタント | ダウンロード

ソフトウェアをインストール後、ゲーミングコントローラーを有線接続した状態でソフトを起動することで、カスタマイズ画面に移行します。ワイヤレス接続時にはコントローラーがソフト側に認識されないので注意してください。

ソフト上では非常に豊富な項目の調整を行うことが出来ます。

アナログスティック

アナログスティックのデッドゾーンや、スティック曲線の調節が可能。

トリガー

トリガーのデッドゾーンを調節可能。

ボタン

各ボタンのマッピングが可能。

振動強度

左右の振動（バイブレーション）の強さを255段階で調節可能。

マクロのカスタマイズ

コントローラー背面のM1/M2/M3/M4ボタンに割り当てるマクロを作成・変更可能。

▼押し方に応じて異なる機能を割り当てられます。

キャリブレーション

スティックやトリガーのキャリブレーションが可能。

ほかにも、コントローラーのファームウェアアップデートを行うことも可能です。

ソフトウェアを使いこなすことで、自身に最適な操作環境を実現できるでしょう！

非常に快適な操作性

本製品を使用して、実際にゲームを遊んでみました。

有線・Bluetooth・2.4G無線接続のいずれの場合でも、基本的に遅延やラグは感じられず、終始スムーズかつストレスのない操作でゲームを楽しめました！アナログスティックやLRトリガーの感度に関しても、前述したソフトウェアで柔軟に調節できるため、自身に最も適した操作環境を実現できます。

▼握りやすいサイズ感のおかげで、長時間プレイし続けても手が疲れることはありませんでした。

各ボタンの押し心地も心地よく、気持ちの良いゲーミングを楽しむことが可能でした！

▼実際に操作している様子。

▼ホールセンサースティックにより、経年劣化や摩耗によるドリフト現象が生じづらくなっており、耐久性が向上しています。

▼各ボタン、キーの押し心地も良好。反応性も良く、遅延を感じることもほとんどありませんでした。

▼255レベル（0.1mm精度）のホールセンサートリガーの反応性も良好。上述した公式ツールからデッドゾーンの調整を行うことも出来ます。

長持ちするバッテリー

バッテリーに関して、普通に使っている分には、連続で約10時間程度は持続しました。バッテリー残量が低下した場合も、Type-Cケーブルをコントローラー本体に直接接続することで、有線状態でゲームを遊びつつ充電を行うことができるため、終始ストレスを感じることなくコントローラーを利用することができました！

連射機能を搭載

本製品では連射機能を利用出来ます。

▼本体中央のFNボタンを押しつつ任意のボタンを押すことで、連射機能を付与できます。

逆に、連射ボタンを押しながらFNボタンを押すことで、連射機能を解除できます。

マクロプログラミングが可能

上述した通り、本製品は公式ツールを使用して詳細なマクロプログラミングを行うことができます。

また、ツールを使用せずとも、コントローラー上で簡易的なマクロを組むことも可能です。

方法は簡単。まず正面のFNボタン+背面のM1/M2/M3/M4ボタンを2秒間長押しして、FNインジケータがオレンジ色に点灯するとマッピング状態となります。

あとはマクロを組みたいボタンの組み合わせを押した後、背面のM1/M2/M3/M4ボタンを押すことで、FNインジケータがダブル点滅してマッピング完了を示します。

あとは、設定済みのM1/M2/M3/M4ボタンを押すことで、マクロを利用出来ます。

設定方法が非常に簡単で、機能自体もかなり応用が利きます。慣れればゲーミングがさらに快適になるでしょう！

ホールセンサー搭載、マクロプログラミングも可能な高性能ゲーミングコントローラー

今回紹介した『BIGBIG WON Gale Hall』について、特長をまとめると以下の通りです。

以上の通り、1万円未満という比較的リーズナブルな価格に対して、競技レベルのゲーミングにも利用できる仕様を実現した、高コストパフォーマンスなゲーミングコントローラーとなっています！

全体的な仕様が優れていた前モデル（BIGBIG WON Gale）からさらなるアップグレードがなされており、1万円超えのハイエンドモデルと比べても遜色のないスペック構成です。付属の充電スタンドはデザイン的にもスタイリッシュで、特に置く時のカパッとハマる感じがクセになるため、心地よい所有感を味わうことも出来ました。

有線接続（USB Type-C）、ワイヤレス接続（2.4G無線、Bluetooth）の3種類の接続方法に対応しており、ニンテンドースイッチ、Windows10/11、Android、iOSなどのデバイスに対して利用可能。いずれのデバイスと接続した場合でも、遅延を感じない快適な操作を楽しめました。

カスタマイズ性にも優れており、無料の公式ソフトを利用することで、非常に詳細な調整を行うことが出来ます。

そして連射機能、マクロプログラミング、ジャイロなど、ゲームを最大限に楽しめる機能が充実しています。

同価格帯で本格的なゲーミングコントローラーを探している方には、是非オススメしたいモデルとなっています！

BIGBIG WON GALE-HALL 2.4G無線コンピューターコントローラー、3セットの交換可能な高精度ホールセンサージョイスティック、充電ドック付きのBluetooth Switchゲームパッド、PCアプリコントロール、キーボードマッピング、Switch/Switch Lite/Switch OLED/Windows/Android/IOSに対応しています（ブラック）

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