2022年4月21日(木)発売の、PS4, PS5, Switch, Xbox One, XSX|S, PC向けレーシングゲーム『MotoGP 22』。
※日本語版の発売日は2022年4月28日(木)です。
本作は、世界中で人気の高いモータースポーツレーシングゲーム『MotoGP』シリーズの最新作です。
120名の公式ライダーと20以上のオフィシャルサーキットが収録され、リアルな選手の表情やマシーンの動きも更にリアリティが向上。基礎やテクニックを学べるチュートリアルも用意されており、初心者でも遊びやすい作品となっています。
▼過去作のレビューはコチラ
ハード | PS4, PS5, Switch, Xbox One, XSX|S, PC |
開発元 | Milestone S.r.l |
価格 | 8,778円(税込) |
ジャンル | レーシング |
プレイ人数 | ローカルマルチプレイ(画面分割):最大2人 オンラインマルチプレイ:最大12人 |
リリース日 | 2022年4月21日(木)※日本語版は2022年4月28日(木) |
このゲームについて:
エンジン始動!史上最高の没入感とリアルさが感じられるMotoGP™ゲーム体験をスタートさせよう。 MotoGP™22では仮想と現実がかつてないレベルで融合!
MotoGP™クラスやその他全カテゴリーで、2022年シーズンの全コンテンツを楽しもう。120以上の選手、20種以降の公式サーキットや、公式選手権の興奮があなたを待っている。
過去に遡りたいあなたは、70種以降の歴史的な選手権でMotoGP™歴史の最高の瞬間を再び生きてみよう。新モード「NINE Season 2009」では、MotoGP™史上最もエキサイティングで息を呑むような挑戦と絶賛された2009年シーズンをテーマとして、著名なマーク・ニールがナレーションを付けた当時の映像を通じて、2009年シーズンの印象的な瞬間をテーマとしたチャレンジを体験できます。
本作には、過去の著名なライダー70名を含め、2022年時点のシーズンにおける全120名の公式ライダーと、20以上のオフィシャルサーキットが収録。細部までリアルに再現されたオフィシャルサーキットでレースを楽しむことが出来ます。
自分のチームを新しく作ったり、既存のオフィシャルチームに所属して、自分だけのキャリアを築くことも可能。チームのスタッフメンバーを選び、バイクの性能やエンジン、フレーム等を改良し、選手としてのキャリアを築き上げていきましょう。
Moto2 や Moto3クラスにジュニアチームを作り、パーソナルマネージャーやテクニカルディレクターを雇い、ライダーを選んで、新しいチームで挑むこともできます。
もちろんグラフィックやアニメーションなども刷新。よりリアルになったMotoGPの世界を楽しめます。
最大2人でのオフラインマルチ(画面共有)プレイに対応しているほか、最大12人のプレイヤーによるオンラインモードは世代間クロスプレイに対応。PS4とPS5、Xbox OneとXSX|Sなど機種の世代を跨いで対戦することが可能となっています。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
The Games Machine -新たな進化を果たしたMotoGPシリーズ最新作
Score:84点
本作は、前作(MotoGP21)から堅実な進歩を果たした最新作であると言えるでしょう。
キャラクターの3Dモデルやアニメーションなど、グラフィック面では確かな改善がなされており、よりリアルになったMotoGPの世界でレースを楽しむことが出来ます。パフォーマンスも安定しており、常に滑らかな高フレームレートで楽しめました。
マシンの操縦は現実の挙動をリアルに再現しており、サスペンション制御やタイヤの変形具合なども考慮する必要があります。しかし操作性自体は快適であり、初心者でもすぐに適応できるでしょう。
PS5版ではデュアルセンスコントローラの機能を上手く活用しており、触覚フィードバックやアダプティブトリガーによって運転の感覚を直に感じられて没入感があります。
現実的かつ満足できる作品となっています。
良かった点
- リアルで快適な操作性
- デュアルセンスコントローラの機能を活用(PS5版)
- キャラクターモデル、アニメーションなどグラフィック面での改善
- 過去の著名なライダー70名を収録
- 夢中になれるコンテンツ
悪かった点
- 前作から大きな変更点は特に無い
Hardcore Gamer -これまでのシリーズで最高の作品
Score:80点
本作は、今までのシリーズ作品の中でも最高の出来となっています。
マシンの挙動はさらにリアルさを増し、加速度やブレーキ性能、タイヤの摩耗に至るまで、あらゆる要素がマシン挙動へ与える影響を考慮しつつ、レースをこなしていく必要があります。
しかし一方で初心者向けのやさしいチュートリアルも充実しており、シリーズを初めて遊ぶプレイヤーでも、競争力のあるライダーへと育つことが出来るようになっています。
CPU(AI)の頭もよく、本当に選手と競っているかのような感覚を味わえました。
やりがいのあるアンロック要素も多数用意されているため、全体的に中毒性の高いコンテンツであると言えるでしょう。
革新的な新要素はないものの、着実な進歩を果たした最新作です。
良かった点
- よりリアルさの向上したマシン挙動
- 初心者でも遊びやすいシステム
- ビジュアルやサウンド品質の向上
- 頭の良いAI
- やりがいのあるアンロック要素の数々
- 優しいシュートリアルが用意
悪かった点
- 根本的なゲーム性自体は変化がない
- トラック(サーキット)上の一部のオブジェクトモデルはクオリティが低い
NME -バイクレースシミュレーション作品として最良の選択肢
Score:80点
何度もレースに挑み、操作やマシン性能の改善点を見つけて再度挑戦するといった一連のループは中毒性が高く、気が付くと何時間も遊び続けてしまっていました。
CPU(AI)の頭は前作以上に良くなっており、オフラインモードでもやり甲斐のあるレースを楽しむことが出来ます。
素晴らしいドキュメンタリーモードである『NINE Season 2009』が実装されたほか、様々な細かい改善が施されたことで、現時点におけるバイクレースシミュレーション作品としては、最良の選択肢であると言えるでしょう。
特にPS5版では、デュアルセンスコントローラにより衝撃を直接的に感じられるため、ぜひ体験をオススメしたいです。
良かった点
- 優れた『NINE Season 2009』の実装
- 素晴らしいデュアルセンスコントローラの活用(PS5版)
- 挑戦し甲斐のあるCPU(AI)とのレース
- 様々な細かい改善点
- 中毒性の高いゲーム性
悪かった点
- 従来シリーズ作から大きな変化はない
- ビジュアルはそこまで向上していない
- サーキット内のオブジェクトが不足しており、空虚に感じる
SpazioGames -バイク好きならプレイする価値のある作品
Score:74点
今作におけるグラフィックは全体的に向上しており、現実に近い光の表現から滑らかなアニメーション(挙動)、そして細部まで作り込まれた車体モデルなどにより、本当にレースに参加しているかのような没入感があります。キャラクターの顔モデルだけはクオリティが低い点が残念です。
そして今作には強力なAI(CPU)達とのレースに加えて、チーム育成やカスタマイズ、魅力的なドキュメンタリーモードである『NINE Season 2009』、オフライン&オンラインマルチプレイなどバラエティに富んだコンテンツが用意されており、長時間遊べる作品となっています。
バイク好きであればプレイする価値があるでしょう。
ただし、根本的なゲーム性自体は過去作からほとんど変わっていないため、シリーズ経験者にとっては満足度が低いかもしれません。
良かった点
- 細部まで作り込まれたバイクモデル
- 現実に近い光の表現
- 滑らかなアニメーション(挙動)
- 豊富なカスタマイズ要素
- 魅力的な『NINE Season 2009』モード
- バラエティ豊かなコンテンツ
悪かった点
- キャラクターの顔モデルはクオリティが低い
- 攻撃的すぎるAI
- 過去作とほとんど同じ内容
PC Games -ゲームプレイに革新的な要素がない
Score:70点
本作は没入感の高い、リアル指向のレースゲームであり、クオリティの高いグラフィックやサウンドも相まって、現実に近いレース体験を楽しむことが出来ます。
やりごたえのあるキャリアモードをはじめ、豊富なコンテンツが用意されているため、プレイヤーごとに幅広い楽しみ方が可能でしょう。
一方で、難易度が安定しない点が問題です。CPU(AI)の強さ(運転技術)に一貫性がなく、一気に引き離せたかと思えば、周回ラップごとに驚異的な速さで追いついてくることもあります。この問題は致命的だと言えます。
また従来シリーズ作と比べてゲームプレイに革新的な要素がなく、体験にほとんど変わりはありません。
魅力的なレースゲームではありますが、可能性を台無しにしてしまっています。
良かった点
- リアルな運転体験
- 豊富なコンテンツ
- やり甲斐のあるキャリアモード
- 優れたサウンドデザイン
- デュアルセンスコントローラの優れた活用(PS5版)
悪かった点
- 難易度が安定しない
- AIの挙動がおかしい(強さが安定しない)
- ゲーム性に革新的な部分はない
総評:現時点で最も優れたバイクシミュレーションゲーム
総合Score:81点
GOODな点
- ビジュアルやサウンド品質の向上
- やりがいのあるアンロック要素の数々
- 優しいシュートリアルが用意
- デュアルセンスコントローラの機能を活用(PS5版)
- 魅力的な『NINE Season 2009』モード
- バラエティ豊かなコンテンツ
BADな点
- キャラクターの顔モデルはクオリティが低い
- 過去作とほとんど同じ内容
- 難易度が安定しない
- サーキット内のオブジェクトが不足しており、空虚に感じる
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『MotoGP 22』についての海外メディアの感想となります。
バラエティ豊かなコンテンツが用意
本作ではグラフィックやサウンドをはじめ、細かな点まで前作から改善が施されており、よりリアルで快適なバイクレースゲームに仕上がっています。
マシンの挙動はリアルさを増し、加速度やブレーキ性能、タイヤの摩耗に至るまで、あらゆる要素がマシン挙動へ与える影響を考慮しつつ、レースをこなしていく必要があります。PS5版ではデュアルセンスコントローラのハプティックフィードバック機能に対応することで、レース中の感覚がリアルに感じられ没入感が高まると好評です。
一方で初心者向けのやさしいチュートリアルも充実しており、シリーズを初めて遊ぶプレイヤーでも、競争力のあるライダーへと育つことが出来るようになっているとのこと。
そして何より、キャリアモードに加えてチーム育成やカスタマイズ、魅力的なドキュメンタリーモードである『NINE Season 2009』、オフライン&オンラインマルチプレイなどバラエティに富んだコンテンツが用意されており、長く遊び続けられる作品になっているようです。
根本的なゲーム性自体は前作と大差ない
一方で、前作と比べて革新的な進歩は感じられず、ゲーム体験自体に変化がないとのこと。この点は前作『MotoGP 21』でも同様の指摘がなされていました。
また、全体的なグラフィックは確かに向上したものの、キャラクターの顔モデルに関しては未だにクオリティが低いとのこと。
他には、AI(CPU)の難易度に一貫性がなく、あるレースでは大幅に引き離せたかと思えば、次のレースでは驚異的な加速で周回を追いついてくるなど、バランスの悪さを指摘するレビュアーもいました。
バイクレースゲーム好きは必見の一作
いずれにせよ、前作と比べれば確かに進化している作品であり、バイクゲーム好きには是非オススメしたい一作となっています。
現実世界の最新選手やコースはもちろんのこと、新モード「NINE Season 2009」では、MotoGP史上最もエキサイティングで息を呑むような挑戦と絶賛された2009年シーズンをテーマとしたドキュメンタリー体験が可能であり、Motoファンにとってはたまらないコンテンツになっているようです。
そして今作では初心者向けのやさしいチュートリアルも充実しているため、初めてシリーズに触れる方でも安心して遊べるようになっています。
バイク好きの方は、ぜひMotoGP 22をプレイしてみてはいかがでしょうか!
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