2020年2月18日(火)発売の、PS4, Xbox One, PC向けアクションRPG『Hunt: Showdown』(ハント:ショーダウン)。
※PC版(Steam)は2019年8月より配信されています。また、日本語には現時点で未対応となっています。
本作は、オンライン上でタッグを組み、魔女やモンスターを狩る一人称視点のFPSです。合計5チームのプレイヤーらが1つのエリアに解き放たれ、さながらサバゲ―のように争うPvP・PvE要素のあるバトルロイヤル形式ゲームとなっています。
ハード | PS4, Xbox One, PC |
開発元 | Crytek, Koch Media |
価格 | 39.99ドル(約4,000円) |
ジャンル | シューティング(FPS) |
プレイ人数 | 1~12人(オンライン対応) |
リリース日 | 2020年2月18日(火) |
このゲームについて:19世紀のルイジアナ州を舞台に,2人のプレイヤーがモンスターを狩り,その報奨金を得るというCo-op型ゲームだが,複数のチームが介在するため,チーム内の連携や駆け引きが大きな意味を持ちそうだ。
PvP(プレイヤ vs プレイヤー)とPvE(プレイヤー vs エネミー)を混ぜ合わせた斬新なFPSとして、PC版が発売された当初は話題となっていました。
19世紀のルイジアナ州を舞台に、第一次世界大戦で登場するようなレトロな武器を使って、魔女やゾンビなどのモンスターを狩っていきます。
ソロもしくは2人・3人のタッグを組んだ計12人が1つのマップに降り立ち、他のプレイヤーと争いつつ、目的の賞金首が持つアイテムの奪取を目指します。
他プレイヤーがアイテムを獲得するのを待ってから倒すのも良し、始めから他チームのせん滅にかかるのも良しといった、自由なプレイスタイルと戦略が可能なゲームです。
そんな今作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
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海外メディアの評価スコア&レビューコメント
PlayStation Universe -PvEとPvPの斬新な組み合わせ
Score:95点
本作は悪夢のような世界観を見事に表現できている、素晴らしいFPSゲームです。グラフィックやサウンドはもちろんのこと、モンスター達のデザインや仕草も、それぞれの裏設定を考えさせられるほど、綿密に作り込まれています。
そしてPvPとPvEの素晴らしい組合せは、同ジャンル(FPS)のゲームの中でも目を見張るような斬新さを提供しており、今後何年間も遊び続けられるほどの中毒性を生み出しています。
近接武器、重火器、トラップ、爆弾など多種多様なガジェットを使用することで、各々のプレイスタイルに合わせたプレイが可能です。
最近のシューティングゲームの中では、最もお金を出して買う価値のあるものの一つです。
GOODな点
- PvPとPvEの素晴らしく斬新な組み合わせ
- 何年も遊び続けられるような、中毒性の高いゲーム性
- 優れたグラフィックとサウンド
- 素晴らしい世界観の設定
- 刺激的なモンスター達
BADな点
- まれにテクスチャの貼り遅れが起きる
Gameblog.fr -並外れた雰囲気を醸し出しているゲーム
Score:90点
本作は近年で最高のFPSゲームの一つです。斬新なゲーム性もですが、グラフィックおよびサウンドが非常に素晴らしく、並外れた雰囲気を醸し出しています。
没入感が高く、タッグを組んで協力して目的達成を目指すことで、のめり込んでプレイすることが出来ます。
PS4版やXB1版はPC版と比べ、多少グラフィックは劣りますが、それでも素晴らしい雰囲気が伝わってくることには変わりありません。
没入感の高いマルチプレイシューティングを探している方には、非常にうってつけのゲームです。
GOODな点
- 並外れた雰囲気を醸し出している
- 臨場感のあるサウンド
- 独創性のある武器
- 程よく楽しい難易度
- 怖くて不気味なモンスター達
- 美しいグラフィック
- 各所の(視覚的な)デザインが完璧
BADな点
- (PS4・XB1版は)PC版ほど画質が美しくない
- 水の表現に関して、バグが見られることがある
4Players.de -視覚的・聴覚的に飽きないゲーム性
Score:85点
本作のマップでは、木のきしむ音からモンスターの鳴き声まで、非常に多くの雑音(環境音)で満たされており、視覚的にも聴覚的にも飽きることがありません。
プレイヤー同士の音声チャットも、ボリュームがプレイヤー間の距離に依存して変化するため、没入感が感じられるようになっています。
相互作用性も高く、一人のプレイヤーの行動がマップ上に与える影響が大きいため、各自に存在感が生まれます。その分プレッシャーもかかりますが..。
アクション要素も満載で、洗練された操作性がそれらを快適なものにしています。
PvP・PvEの楽しさをこれほどまでに強力に伝えるゲームは、ほとんどないでしょう。
GOODな点
- 洗練された操作性
- 独特なスキルの数々とアンロック要素
- アクション要素が満載
- 視覚的・聴覚的に飽きないゲーム性
- 相互作用の多いマップ環境
- シングルまたはタッグでのプレイを選択できる
- 音声チャットのボリュームが、プレイヤー間の距離に依存する
- エキサイティングなボス敵
BADな点
- PC版に比べると、画質が落ちる
- マルチプレイ時にプレッシャーがかかる
- たまに遅延が発生する(主に画面表示関係)
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Metro GameCentral -サバイバルホラーとバトルロワイヤルの素晴らしいミックス
Score:80点
本作で敵ボスを倒しても、次はプレイヤ―に襲われる恐怖と闘わなければならず、PvPとPvEが非常に上手く組み合わさった作品であると言えます。
サバイバルホラーとバトルロワイヤルの要素が素晴らしくミックスされており、ゲームバランスも良いため、常に緊張感を持ってプレイすることが出来ます。
特にサウンド(環境音)は非常にクオリティが高く、モンスターやプレイヤーの存在がよりリアルに感じられます。
中毒性があるためコンテンツ量に対して不満を感じることもありません。シンプルにとても楽しいゲームです。
GOODな点
- サバイバルホラーとバトルロワイヤルの素晴らしいミックス
- 楽しさと恐ろしさが混ざった協力ゲーム
- ゲームのバランスが良い
- サウンド(環境音)が素晴らしい
- 優れたPvPのシステム
BADな点
- 特に無し
Metro GameCentral -ステルス・探索・サバイバル要素を備えた戦略性の高いFPS
Score:78点
本作はステルス・探索・サバイバルの要素を備えた、非常に戦略性の高いFPSです。
登場する武器についてはそれぞれ細かく性能差が設定されており、どの武器を選ぶかが肝心になってきます。
ステージも森林・沼地・食肉処理場など、多種多様なマップが用意されており、臨場感のある3Dサウンドも相まって、緊張感のある雰囲気を表現することに成功しています。
ただし、マッチメイキングが少し遅いのが残念です。今後、パッチなどによる改善を期待します。
GOODな点
- ステルス・探索・サバイバル要素を備えた、非常に戦略性の高いFPS
- 緊張感を感じる雰囲気
- 臨場感のある3Dサウンド
- リアルな性能差のある武器
- 多種多様なステージ
BADな点
- マッチメイキングが遅い
- 初めのトレーニングモード以外にシングルプレイヤーモードが無い
Digitally Downloaded -慣れてしまうと作業的に感じる
Score:60点
本作には個性のある武器、そして恐ろしいモンスター達が登場し、ホラーサバイバルPvPとして楽しめる要素が多く揃っています。
マッチメイキングも安定しており、次から次へとマッチ(試合)を楽しむことが出来ます。
しかし逆に、何度も何度も同じことを繰り返していくうちに、モンスター達への恐怖感も失われ、マップの構造も把握できてしまうため緊張感が失われていきます(作業的に感じるようになる)。
マップ上にもレイアウトの似た場所が多く、雰囲気が損なわれます。
そして個人的にはシングルプレイヤーモードが実装されていない点については残念です。
GOODな点
- 安定したマッチメイキング
- 個性のある素晴らしい武器
- 恐ろしいモンスター達
BADな点
- 慣れてしまうと、モンスターに恐怖を感じなくなる(作業的になる)
- 死んでもペナルティが少ない(緊張感を損なう)
- マップ上のレイアウトが似ている場所が多く、雰囲気を損なう
- シングルプレイヤーに対応していない
総合評価(トータルスコア)
総合Score(PS4版):80点
総合Score(XB1版):78点
GOODな点
- PvPとPvEの素晴らしく斬新な組み合わせ
- 何年も遊び続けられるような、中毒性の高いゲーム性
- 優れたグラフィックとサウンド
- 独創性のある武器
- ステルス・探索・サバイバル要素を備えた、非常に戦略性の高いFPS
- 恐ろしいモンスター達
- しっかりした世界観の設定
BADな点
- まれにテクスチャの貼り遅れが起きる
- (PS4・XB1版は)PC版ほど画質が美しくない
- マッチメイキングが遅い
- 初めのトレーニングモード以外にシングルプレイヤーモードが無い
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『Hunt: Showdown』についての海外メディアの感想となります。
PvPとPvEがミックスされたゲーム性は全体的に評価が高く、プレイヤー同士で協力して中毒性の高いゲームプレイが可能であると述べられています。
本作はグラフィックとサウンドに関する評価も高く、特にサウンドに関しては、環境音、プレイヤー同士の会話、モンスターの鳴き声など、いずれもクオリティが高く臨場感が感じられると評価されています。
武器についても、重火器やトラップ、近接武器といった多種多様なガジェットが登場するため、各々のプレイスタイルに合わせた自由な戦い方が可能になっています。
世界観の設定もしっかりしており、登場する不気味なモンスター達も、そのバックグラウンドが感じられるような綿密な造り込みがなされているようです。
一方で、一部のレビュアーはシングルプレイモードが未実装である点について、不満を述べていました。
また、PC版と比べると、PS4版とXB1版のグラフィックは多少落ちるとも指摘されています。
しかしそれでも、クオリティの高いサウンド(環境音)によって生み出される臨場感は圧倒的であり、サバイバルホラーとして、この上ない緊張感が感じられるゲームとなっているようです。
フレンドと緊張感のあるオンライン対戦ホラーゲームを探している方は、是非プレイしてみてはいかがでしょうか!(゚∀゚)