最近では、家中を全自動で掃除してくれる便利デバイスである『ロボット掃除機』の普及が進んでいます。
▼AIが搭載されており、隅々まで自動走行してゴミや埃を吸い取ってくれるIoT機器。
家事や掃除に時間をとられたくない方にとっては、非常に便利な家電です!
しかし、ロボット掃除機を使ったことがない方の中には...
- ロボット掃除機って本当にキレイに掃除してくれるの?
- ハイテクすぎて使いこなすのが難しそう...
このように考えている方も多いのではないでしょうか?
実際に私も、ロボット掃除機が本当にそこまで使えるモノなのかどうか、今までずっと懐疑的でした。
しかし、今回紹介する『Dreame D9ロボット掃除機』を実際に使ってみたところ、そのような考えが一変したのです!
代理店より本製品を提供して頂いたので、この『Dreame D9ロボット掃除機』の特長や使い方について、分かりやすく紹介していきます。
リーズナブルで使いやすいロボット掃除機『Dreame D9』
今回紹介するロボット掃除機『Dreame D9』は、リーズナブルな価格に対して、強力な吸引能力を実現、そして水拭きにも対応した高機能ロボット掃除機です。
ブランド | DREAME(ドリーミー) |
製品名 | DREAME ロボット掃除機 D9 |
サイズ | 350×350×96.8mm |
本体重量 | 約 3.8 Kg |
電源/出力 | 100〜240V 50/60Hz 0.5A / 19.8v⎓1A |
消費電力 | 消費電力:40W |
ワイヤレス通信規格 | Wi-Fi IEEE802.11b/g/n 2.4GHz |
自動充電/自動帰還 | 〇 対応 |
Alexa(アレクサ) | 〇 対応 |
最大連続稼働時間 | 約2.5時間 |
スマホアプリ | Mi Home(iOS & Android 日本語対応) |
保証 | 1年間 |
この『Dreame D9』は、他社モデルに比べて比較的安い価格である一方で、3,000Paの超強力な吸引力と4モードの吸引力を備えた、強力パワーのロボット掃除機です。
▼小さな粒子から大きなホコリまで、取り逃しなく掃除することが出来ます。
カーペット自動認識機能も搭載しており、カーペット上に乗った時に吸引力を自動でアップさせることも可能です。
ワイヤレス通信にも対応しており、自宅のWi-Fiに接続しておくことで、外出先からでも専用スマホアプリを介して、掃除の指示・状況確認など遠隔操作を行うことが出来ます。
▼指定した部屋・範囲だけを掃除させることも可能。
AIスピーカーである『Alexa(アレクサ)』と連携することで、"掃除をして" と言葉で呼びかけるだけで、掃除機を起動させることもできます。
そして何より、これだけ高性能であるにもかかわらず、操作・お手入れを誰でも簡単に行うことが出来る点 が、最大のおすすめポイントの1つです!
製品外観および付属品について
▼本製品の外箱はこんな感じ。
フタを開けると、説明書や製品本体が収まっています。説明書は日本語に完全対応しているため、使用方法を簡単に理解できます。
さらに下には、付属品一式が収まっています。
本製品の内容物は以下の通りです。
内容物一覧
- ロボット掃除機本体
- 充電ステーション
- 充電コード
- お手入れ掃除ブラシ
- 水タンク
- モップ
- サイドブラシ
- 日本語取扱説明書
掃除機本体は直径35センチの円形で、高さは10センチ未満。白くて清潔感のある見た目となっています。
重量も4キログラムに満たないため、軽々と持ち上げることが可能です。
本体前面には、現在位置を認識するためのセンサーが備えられています。
本体上部には各ファンクションボタンが用意。中央の電源ボタンを押すことで掃除機が起動します。
本体背面には大きな排気口が開いており、3000paの強力な吸引力を実現。
本体上部のフタを開けると、吸い取ったホコリを溜めるためのタンクと、お手入れ用の掃除ブラシがすっぽり収まっています。
本体の裏側には段差を乗り越えるための大きなタイヤが装着されており、ゴミの吸気口が開いています。
このように、掃除機本体のデザインは 実にシンプルなもの になっています。操作ボタンの数も最小限に抑えられているため、初めて使う場合でも混乱することはありませんでした!
使用開始までの準備
本製品を購入してから、実際に使用を開始するまでの手順は いたってシンプル です。
手順①:サイドブラシの取り付け
まず最初に、付属品である『サイドブラシ』を、ロボット掃除機の底面に取り付けます。
▼サイドブラシ(右)。なお、水拭きさせる際はモップ(左)を装着します。
▼サイドブラシは、細かなゴミを絡めとって吸気口へ誘導する役割があります。
サイドブラシを付け忘れると、掃除性能が半減するので注意してください。
水拭きを行わせたい場合
水拭きを行わせたい場合は、付属のモップの裏面を開き、タンクに水を注ぎます。
▼穴から水を注ぎ入れる。
あとは、本体底部にスライドして取り付けることで、湿ったモップが水拭きを行ってくれます。
手順②:充電スタンドの設置
続いて、付属の充電スタンドをコンセントに接続して、ロボット掃除機をセットしておきましょう。
▼付属の充電スタンドは、ロボット掃除機が掃除を終えた際に帰る場所となります。
▼ロボット掃除機の前部を充電スタンドの上に乗せると、充電が開始されます。
手順③:専用アプリインストール&ペアリング(接続)
そして専用アプリ『Mi Home』を、スマホもしくはタブレットにインストールします。
▼掃除機に関する操作を、すべて遠隔で行うことが出来るアプリです。
インストール後アプリを起動し、Miアカウントを作成します。
すると管理を開始するデバイスの選択画面が表示されるので、『Dreame D9』を選択しましょう。
そして掃除機上部の左右のボタンを同時押しし、ペアリング(接続)スタンバイ状態にします。
利用する自宅のWi-Fiネットワークを指定します。一度接続しておけば、常にワイヤレス通信状態となります。
自宅のWi-Fiネットワークに接続すると、Wi-Fi一覧に『dreame-cacuum...』が追加されているので、選択しましょう。
無事に通信が成功すると、インターネットへのペアリング(接続)が完了します。
以上で、機器のセットアップは終了です!
基本的にアプリの指示に従うだけだったため、初めてロボット掃除機を使用した私でも、5分ほどで問題なくセットアップを完了できました!
自宅を隅々までスキャン!部屋の形状を記憶
一度ペアリングを行うと、以降は専用アプリから掃除の指示を行うことが出来ます。
初めて掃除をする際は、まず自宅を隅々までスキャンし始めます。
※スキャン前に、椅子など掃除の邪魔になる障害物は排除しておきましょう。
▼自宅を隅々まで走り回って、各部屋のカタチを記憶します。
掃除中に音は、通常の手持ち型掃除機と同じくらいです。特段大きかったり、耳障りなものではありません。
スキャンを続けていると、徐々に部屋の形状がスマホアプリ上に構築されていきます。
▼通った軌跡が白線で表示される。
スキャンがすべて完了すると、自動的に各エリアが色とアルファベットでマッピングされます。
▼手動でエリアを設定することも可能。
スキャン・掃除が完了すると、自動的に充電スタンドへ戻っていきます。
▼なお、充電時に本体電源を切る必要はありません。
これで次回以降は、掃除機を起動した際に、最も効率の良い経路で掃除を行うことが出来ます。
また、任意のエリアを指定して、その箇所だけ掃除をする指示を送ることも可能です。
実際に1ヶ月使用した感想
それでは、この『Dreame D9ロボット掃除機』を 実際に1ヶ月間使用して感じたこと について、まとめて紹介していきます!
満足度の高い、強力な吸引力
本製品では、アプリから以下の4種類の掃除モードを指定できます。
- マナーモード
- 標準
- 強
- ターボ
私はあまり大きな音が嫌なため、普段は "標準モード" で使用しています。
それでも、かなり強力な吸引力を発揮するため、ロボットが通った後にホコリが残っていることはほとんどありません。
掃除を2回行わせただけで、これほどのホコリを取ることが出来ていました!
なお、絨毯の上だけ吸引力をアップさせる設定 も用意されています。
狭い場所にも入り込んで掃除できる
『Dreame D9』の高さは10センチ以下です。そのため、ソファの下やベッドの隙間など、通常の掃除機が入れないような場所でもキレイに掃除することが出来ます。
▼狭い隙間にも入り込める!
腰をかがめて、必死に掃除機を隙間へ突っ込んでいた日常とは、もうオサラバです!(*´∀`)
アプリから立ち入り禁止区域を指定できる
本製品は高い走行性能を擁しており、たいていの段差は乗り越えることが出来ます。
しかし、玄関などの比較的高い段差に対しては、上がれなくなることもあります。
▼玄関から出られない~(´・ω・`)!
そのような場合には、掃除機が立ち入らないように、アプリから "仮想壁" および "制限エリア" を設定することが出来ます。
▼赤く囲まれた場所には掃除機が行かないようになる。
事前にスキャンしてあるマップから直感的に指定できるため、非常に便利な機能です!
外出先からでも掃除の指示・現状確認が可能
アプリを利用することで、外出先のLTE(4G・5G)回線からでも、スマホで掃除の指示を出すことが出来ます。
▼外出先でも、スマホ画面で掃除機の掃除状況を確認できる。
掃除が完了したり、何らかの不具合が発生した場合には、スマホに通知が入ります。
※設定から通知をONにしておく必要があります。
また、アプリの設定より、掃除時間を事前に予約しておくこともできます。
こうしておけば、いちいち自分で指示を出さなくても、決まった時間で勝手に掃除を開始してくれます!
お手入れ・掃除が非常に簡単
本製品のお手入れ・掃除は非常に簡単です。
底部の吸引口のブラシは、左右をつまむだけで簡単に外すことが出来ます。
▼各パーツをバラして掃除できる。
上述したように掃除用のブラシも付属しているため、とても簡単にメンテナンスを行うことが出来ます。
床に散乱するコード類に注意
本製品に限らず、ロボット掃除機のタイヤはコンセントなどのコード類に絡まりやすいという欠点があります。
もしも絡まってしまうと、掃除機は勝手に停止してしまいます。
そのため、ロボット掃除機を作動させる前には、床のコード類を片付けておきましょう。
絨毯の素材によっては進みが悪くなる場合も
背の高い毛羽立ちのある絨毯など、一部の特殊な素材を使用した絨毯によっては、ロボット掃除機の歩みが遅くなる場合があります。
そのような場合は、その絨毯の部分だけ立ち入り禁止区域に指定しておいて、自分の手で掃除を行うことをお勧めします。
『Dreame D9ロボット掃除機』のまとめ
今回紹介した『Dreame D9ロボット掃除機』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- リーズナブルな価格
- コンパクトで軽量な本体
- 誰でも簡単にセットアップ可能
- スマホアプリにより、外出先からでも全ての指示を行うことが可能
- 強力な吸引力
- 水拭きさせることも出来る
- お手入れ・掃除が非常に簡単
悪かった点
- ローラーがコード類に絡まりやすい
- 絨毯の素材によっては進みが遅くなることも
以上のように、"リーズナブルな価格・多機能・扱いやすいシンプルさ" の3点が揃った、非常にオススメ度の高いロボット掃除機となっています。
一度ペアリングを行うだけで、あとはスマホアプリから指示を出したり、決められた掃除時間をセットしておくだけで、全自動で隅々までをキレイにしてくれます。
私は今回はじめてロボット掃除機を使いましたが、これほど便利な製品があったのかと驚かされました。
他社の5万円以上の価格帯の機種と同程度の性能であるにもかかわらず、3万円台という価格設定も非常に魅力的です。
まさにロボット掃除機のエントリーモデルとも言えるでしょう。
もしもロボット掃除機に興味のある方は、ぜひ本製品を検討してみてはいかがでしょうか!
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