2020年4月1日(水)発売の、PS4, Xbox One, PC向けシューティングゲーム(FPS)『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2 キャンペーン リマスタード』(英題:Call of Duty: Modern Warfare 2 Campaign Remastered)(通称:COD: MW2 リマスタード)。
※Xbox One版・PC版の発売日はともに2020年5月1日(金)となっています。
本作は、2009年に発売され世界中で大ヒットを記録した『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2』(PS3, Xbox 360, PC)を、次世代機向けにリマスターしたものです。
HDRに対応することで、全体的な画質やアニメーション(動き)の描画が強化されています。
なお、本作に含まれるのはあくまでキャンペーンモード(本編)のみであり、マルチプレイモードやゾンビモードは含まれていないので注意してください。
▼前作(モダンウォーフェア)のリマスター版
ハード | PS4, Xbox One, PC |
開発元 | Infinity Ward, Beenox |
価格 | PS4版:2,189円 Xbox One版:2,462円 PC版:2,462円 |
ジャンル | シューティング(FPS) |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | PS4版:2020年4月1日(水) Xbox One版:2020年5月1日(金) PC版:2020年5月1日(金) |
CERO | D(17歳以上対象) |
このゲームについて:
2009年の大ヒット作「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2」が高画質にリマスターされて再登場。手に汗握るキャンペーンモードをより美しい映像でもう一度体験しよう。
「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2」キャンペーンモードが完全にリマスターされて、HDRに対応。画質やアニメーションだけでなく、演出など様々な面でもパワーアップしました。
前作(モダンウォーフェア)に引き続き、『モダンウォーフェア2』のキャンペーンモードについてもリマスター化が施され、グラフィック・アニメーション・演出などの面において、よりハイクオリティな体験を楽しむことが出来ます。
なお本作を購入すると、無料マルチプレイゲーム『コール オブ デューティ ウォーゾーン』で利用できる "UDT Classic Ghostバンドル" が付いてきます。
バンドルの内容
- UDT Classic Ghostスキン
- 武器設計図 x 2
- 新しい武器チャーム x 1
- とどめの一撃 x 1
- 決め台詞 x 1
- 動くコーリングカード x 1
- エンブレム x 1
- バトルパスティアスキップ x 2
▼『コール オブ デューティ ウォーゾーン』の紹介&レビューはコチラ
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過去の名作を次世代機でプレイしてみたい!CODウォーゾーンの特別なバンドルが欲しい!
...という方々にもオススメできる一作です。
そんな今作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
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海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Everyeye.it -今プレイしても十分に楽しめるクオリティ
Score:80点
今作は、シリーズ中で最も魅力的なストーリーの『COD: MW2』リマスター化することで、さらにエキサイティングな体験を提供しています。
グラフィックは次世代機に合わせて美しくなっており、フレームレートも60fpsで常に安定しています。
そのおかげで、10年以上前のゲームにもかかわらず、2020年の今プレイしても十分に楽しめるクオリティを維持しています。
非常に優れたリマスター作であると言えます。
GOODな点
- シリーズの中で最も魅力的なストーリー
- アドレナリンの出るエキサイティング・カオスな銃撃戦
- リマスター化でさらに美しくなったグラフィック
- 今プレイしても十分に楽しいゲーム性
BADな点
- マルチプレイモードは付帯しない
Trusted Reviews -テンポが良く、非常に白熱するキャンペーン
Score:80点
今作のストーリーはジェットコースターのように激しく、かつテンポよく進行していきます。
登場人物たちはいずれも魅力的で、キャンペーン内の各ミッションについても、予想だにしない多種多様なことが起こるため、印象的なシーン(瞬間)でいっぱいです。
グラフィックの面についてもかなり強化され、キャラのセリフと唇の動きはキチンとマッチしており、照準を合わせた際の被写界深度(周囲がぼやける描写)も、画面をよりゴージャスなものにしています。
マルチプレイモードが実装されていない点は残念ですが、過去の傑作をさらにパワーアップした状態で楽しみたいのであれば、不可欠な一作と言えます。
GOODな点
- テンポが良く、非常に白熱するキャンペーン
- グラフィックの強化が素晴らしい
- 印象に残るキャラクターやシーンの数々
- 魅力的な重火器の数々
BADな点
- ストーリーのボリュームが短め
- マルチプレイモードが実装されていない
- 特別な追加要素などは無い
JeuxActu -グラフィックを素晴らしく向上させるリマスター
Score:80点
CODシリーズ特有の雰囲気と、しっかりとした堅実なゲームプレイおおかげで、10年以上経った今でも楽しめるゲームです。
照明効果・色彩・被写界深度といったグラフィック面も強化されており、特にPS4 proなどにおける "4K + HDR + 60fps" でのプレイは、素直に驚くべき程のクオリティになります。
キャンペーン中に登場する雪山・中東・ブラジルといった世界各地の風景も素晴らしく表現されており、見ていて飽きません。
一方で、サウンド面に関してはあまり良くなく、特に銃声(射撃音)に関しては見直してほしかったです。
GOODな点
- 激しく多様性のあるアクションシーン
- 堅実なゲームプレイ
- シリーズならではの優れた演出の数々
- グラフィックを素晴らしく向上させるリマスター
BADな点
- キャンペーンが短い
- 武器のサウンド(発射音)は見直すべき
- 価格に対してコンテンツ量が少ない
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SpazioGames -オリジナル要素は何もない
Score:60点
本作にはオリジナル版と同じく、シリーズ中で最高のストーリーが含まれています。
しかし逆に言えば、そのくらいです。
原作と比べてオリジナル要素・追加要素は何もなく、それどころかマルチプレイヤーモードすら含まれていません。
そして数時間でクリアできてしまうコンテンツ量にもかかわらず、値段が高すぎます。
本作は、昔の名作を利用して最大限に収益化しようと目論んだ作品です。
GOODな点
- 楽しいキャンペーン
- シリーズで最高のストーリー
BADな点
- オリジナル要素は何もない
- マルチプレイヤーモードがない
- コンテンツに対して価格が高い
Metro GameCentral -コンテンツ量に対して値段が高すぎる
Score:50点
本作には確かに原作の素晴らしいストーリーが含まれており、グラフィックも全面的に向上しています。
しかし、いくらグラフィックが向上したとはいえ、あくまでリマスター版であるため限界があり、特にキャラクターの表情アニメーションに関してはぎこちなくクオリティが低いです。
また、敵AIの動きも10年前の技術が垣間見える出来です(時代遅れ)。
そしてマルチプレイヤーモードも実装されていないのに、この価格は高すぎると思います。
オリジナル版だけで十分ではないでしょうか。
GOODな点
- 素晴らしい構成のストーリー
- 印象的なシーン・場所の数々
- 向上したグラフィック
BADな点
- コンテンツ量に対して値段が高すぎる
- マルチプレイヤーモードが無い
- 顔(表情)のアニメーションは弱い
- 敵のAIが古い(頭が悪い)
総評:グラフィックは大幅に向上、しかしコンテンツ内容に不満あり
総合Score:65点
GOODな点
- グラフィックを素晴らしく向上させるリマスター
- シリーズの中で最も魅力的なストーリー
- アドレナリンの出るエキサイティング・カオスな銃撃戦
- 今プレイしても十分に楽しいゲーム性
- 印象に残るキャラクターやシーンの数々
BADな点
- ストーリーのボリュームが短め
- マルチプレイモードが実装されていない
- 特別な追加要素などは無い
- 価格に対してコンテンツ量が少ない
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2 キャンペーン リマスタード』についての海外メディアの感想となります。
未だに色あせない名作を高画質で楽しめる!
オリジナル版の『COD: MW2』自体は10年以上前にリリースされたタイトルですが、魅力的な登場人物たちによって描かれるエキサイティングなストーリー展開は、今プレイしても十分に楽しいものであると高評価を得ています。
また、4K・HDR・60fpsに対応したグラフィック面についても、照明効果・被写界深度・色彩などの面でかなり強化された結果、かなりのクオリティの向上が見られるとのこと。
ゲーム体験に関しては、レベルの高いリマスターになっているようですね!
新要素は無く、マルチプレイも非実装
一方で、ほとんどのレビュアーが『マルチプレイモードが無い点』『オリジナル要素が無い点』について指摘していました。
オンラインでのマルチ対戦はCODのみならずFPSゲームの花形モードであり、本作にはそれが無い点についてガッカリしたという意見が多数を占めていました。
また、その割には価格が高いと不満を述べるレビュアーもいました。
確かに、せっかくのリマスター化なのに、数時間ほどのキャンペーンモードで終わってしまうのは少し残念ですね(´・ω・`)
名作のキャンペーンを高画質で遊びなおしたい方にオススメ
ボリューム不足について不満の目立つ本作ですが、ストーリーおよびグラフィックの面に関しては好評な意見が多かったです。
CODシリーズの中でも上位の人気を誇るMW2のキャンペーンモードを、より向上した描画で遊びなおしたい方は、ぜひ本作をプレイしてみてはいかがでしょうか!(゚∀゚)
▼前作(モダンウォーフェア)のリマスター版