崩壊した宇宙ステーションから地球への帰還を目指すVRアドベンチャーゲーム『ADR1FT』がOculus Riftのローンチタイトルとして3月28日にリリースされることが発表されました!
そこで今回は、宇宙空間に一人取り残される恐怖を体感することのできるこの一人称型VRアドベンチャーゲーム『ADR1FT』について紹介したいと思います!
崩壊した宇宙船から地球への帰還を目指す
ゲームプレイ映像
▼ Short ver.
▼ Long ver.
開発元HP:https://threeonezero.com/
開発はカリフォルニアにある「Three One Zero」という会社でUnrealEngine4を採用しており、発売日は3月28日(月)と、先日発売日と価格が公表されたOculus Riftのローンチに合わせたリリースとなるようです。
なおPS4とXBOXoneにも対応するとのことなので、おそらくPlaystationVRにも対応すると思われます。
ゲーム内容
▼美しく広大な宇宙空間での遊泳を体感できる
ゲームの内容としては、何らかの理由により半壊した宇宙ステーション内を酸素の残り残量と戦いつつ探索し、崩壊した原因の究明及び地球への帰還を成し遂げるアドベンチャーゲームです。
ゲームの舞台は宇宙空間のため当然重力は無く、プレイヤーは無重力と慣性力が支配する上も下もない空間を進んでいくことになります。上のプレイ映像を見て映画『ゼロ・グラビティ』を思い出したのは私だけじゃないはず((´∀`))(そもそもエディタのPaul James 氏もそれを意識しているらしい)
▼無重力状態のステーション内。いろんな物が散乱して浮かんでいる
▼光合成によって酸素を生み出すための緑葉植物が壁一面に広がる
▼生きるために最も重要な酸素の入ったボトルを見つけながら先へと進む
▼酸素ボトルを吸引すると右下のO2ゲージが回復していることが確認できる
▼酸素残量が少なくなると酸欠を起こし視界が暗くなってくる。身に迫る死を感じるようで怖い('A`;)
このゲームの最大の特徴としてはとにかく宇宙空間での遊泳をVRで体感できること。宇宙の広大さや孤独感をプレイヤーは今まで以上に感じることができ非常に面白そうです!
私は以前、所持しているGoogleCardboard(詳細)を使用して宇宙空間を舞台とした「Vanguard V」というVRゲームをplayしたことがあるのですが、たった1,000円で購入できる スマホ用のVRですらかなりの没入間を得ることができ、宇宙空間から見下ろす地球の光景に感動すら覚えました。
なのでよりハイエンドなVRデバイスであるOculus RiftやPSVRで得ることのできる宇宙遊泳の没入感は相当なものだと思います。Oculus Riftのローンチタイトルの中ではEVE:Valkyrieに並びAAAタイトルと称されるのではないでしょうか。
VRは宇宙遊泳の夢を実現する?
以前の記事ではPSVRがNASAの宇宙飛行士の訓練に用いられていると紹介しました。
-
NASAが宇宙飛行士の訓練に「PlaystationVR」を用いている映像を公開
宇宙に関する最先端研究機関として広く知られているアメリカ航空宇宙局(NASA)ですが、なんとそのNASAがPS4周辺機器「PlaystationVR(PSVR)」 を用いて宇宙飛行士の訓練を行っている ...
続きを見る
そして今回は一般のゲームユーザー向けに宇宙を舞台としたタイトルがリリースされます。VRというのはこういった常人ならまず体感することのない極限空間での活動を再現するのに非常に向いていますね。いつしか諦めていた宇宙飛行士になるという少年の頃の夢もバーチャルリアリティなら実現可能なのです!つくづく非常に夢のある技術なのだと実感しますね~(´∀` )
個人的にはBioShockみたいな海底都市に行けるVRもやってみたいな~('A` ○)