2022年10月27日(木)発売の、PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC向けRPG『スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE』(スターオーシャン6 ザ ディヴァイン フォース)。
※PC(Steam)版の発売日は2022年10月28日(金)
本作は、25年以上の長い歴史を持つ人気RPGシリーズ『スターオーシャン』の最新作です。
先進文明(SF)と未開惑星(ファンタジー)において、それぞれの主人公の目線で、壮大な星の海の物語が描かれます。
ハード | PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC |
開発元 | Tri-Ace |
価格 | 通常版:8,778円(税込) デジタルデラックスエディション:11,858円(税込) |
ジャンル | RPG |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2022年10月28日(金) |
このゲームについて:
[空間を自由自在に飛び回る]
本作ではキャラクターは360°自由に活動することができ、空を飛ぶことも可能です。
[立体的な移動と探索 視界の全てが冒険フィールド]
過去最大級のフィールドを、空を飛びながら立体的に移動可能。
岩場や街の屋根を飛び回って探索をしたり、崖の上から飛び降りてシームレスにバトルに突入したりと、
冒険とバトル両面で、これまで以上に自由なアプローチが可能になります。[シリーズ最速、最強アクション]
縦横無尽のプレイ体験は、バトルも進化させます。
キャラクターは超高速移動からの突撃、敵の前から瞬間的に消え去るアクションや、
一撃必殺を可能にするスキルで大量の敵を一網打尽に。
天地を自在に飛び回りながら、爽快で歯ごたえのあるバトル体験を提供します。
ゲームを開始すると、最初に "レイモンド" と "レティシア" のどちらを主人公にして遊ぶかを選択することになります。このダブルヒーローシステムは、シリーズ2作目の『スターオーシャン セカンドストーリー』で初めて登場したものです。
▼レイモンドとレティシア
選んだ主人公によってストーリーは変化しないものの、仲間になるキャラクターに差があったり、パーティが分かれるときに体験する冒険内容などが異なるなどの違いがあります。
本作では過去最大級のフィールドを、空を飛び回りながら縦横無尽に冒険することが出来ます。岩場や街の屋根を飛び回って探索をしたり、崖の上から飛び降りてシームレスにバトルに突入したりと、
冒険とバトルの両面で、今まで以上に自由なアプローチが可能となっています。
戦闘面では、超常的な力を与える謎の存在『DUMA(デュマ)』を駆使した独自のアクションが可能です。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Digitally Downloaded -非常に楽しいJRPG体験
Score:90点
本作では、古典的ですが魅力的で楽しいJRPG体験を堪能することが出来ます。
登場するワールドマップは非常に広大であり、美しいロケーションも数多く存在してるため、隅々まで探索する楽しさがあります。探索要素、やり込み要素も多く用意されています。
登場キャラクター達は見た目・性格のいずれも楽しい存在であり、彼らが互いに軽口を叩いている様子を眺めているだけでも面白いです。
SFとファンタジーの要素を融合させた世界観も魅力的で、ストーリーも惹き込まれる内容でした。
良かった点
- 素晴らしいビジュアルデザイン
- 古典的で面白いRPGのゲームプレイ
- 非常に広大なワールドマップ
- 多くの探索要素
- 見事なロケーションの数々
- 楽しいキャラクター達
悪かった点
- 戦闘はやや洗練が足りていない
- 戦闘スピードが速すぎる
Screen Rant -今年リリースされる最高のJRPGの1つ
Score:80点
本作は広大なワールドを冒険できる王道的なRPG作品であり、今年リリースされる最高のJRPGの1つだと言えます。
ワールドはただ広大なだけでなく、絵のように美しい村からスターオーシャンに登場するような大規模SF都市まで、バリエーション豊かな環境が存在しており、何度でも訪れたくなるロケーションが多いです。
戦闘はスピーディな展開で爽快感があり、深みのある戦略性を楽しむことも出来ます。
スターオーシャンシリーズの中で、これまでで最も安定した作品だと感じました。
良かった点
- 素晴らしい戦闘体験
- 探索するのが楽しいワールド
- 見ごたえのある環境デザイン
- 面白いゲーム性
悪かった点
- 一部のキャラクターが魅力に欠ける
- 回想シーンが多すぎる
Wccftech -シリーズ最高のリアルタイムバトルシステム
Score:80点
本作のリアルタイムバトルシステムは、シリーズ最高の出来です。戦闘ペースは速いですが、ポーズ機能を利用することで現状を逐一把握することが出来ます。キャラクターの切り替えもスムーズで、バトル中にストレスを感じることはありませんでした。
複数のスキルを組み合わせてコンボ攻撃を繰り出したり、『DUMA(デュマ)』を駆使した突進攻撃(VAアタック)によって一気に連撃をキめるなど、戦い方に多様性があって非常に楽しいです。
世界観やストーリーは、従来シリーズ作の雰囲気や良さを継承しており、シリーズファンもきっと気に入るでしょう。
JRPG好きであれば、シリーズ作を遊んだことのない方にも是非オススメしたい一作です。
良かった点
- 魅力的な世界観とストーリー
- 楽しいキャラクター達
- 垂直方向まで広がりを見せるマップデザイン
- シリーズ最高のアクションバトルシステム
悪かった点
- ストーリー展開ペースが遅い
- グラフィックの質は高くない
- たまにフレームレート低下が発生する
- 古典的なRPG体験
CGMagazine -堅実な出来のJRPG作品
Score:70点
本作は、良くも悪くも堅実な出来のJRPG作品であると言えます。
SFとファンタジーがブレンドされた世界観で織りなされるストーリーには魅力があり、登場キャラクターもユニークな人物ばかりで楽しいです。
広大なワールドには豊富なやり込み要素が用意されており、印象的なロケーションを再訪したり、収集品を集めるなど、リプレイ性は高いと感じました。
各キャラには多岐にわたるスキルツリーが用意されており、解放した新たな能力・技を試すのは楽しい体験でした。
次世代機版ではロード時間が非常に早い一方で、グラフィックの質は平凡、声と唇のアニメーション(リップシンク)が合っていないなど、最新ゲームとは思えない残念な点がいくつか見受けられたのも事実です。
良かった点
- 素早いロード時間
- SFとファンタジーのユニークなブレンド
- リプレイ性の高いコンテンツ
- 豊富なやり込み要素
- 多種多様なスキルツリー
悪かった点
- グラフィックの質はあまり高くない
- 声と唇のアニメーション(リップシンク)が適当
- APが溜まるのを待つのがイライラすることがある
Worth Playing -興味がある場合はセールを待った方が良い
Score:55点
本作には、確かに興味深いアイデアやコンセプトがたくさん詰め込まれており、従来シリーズ作の経験者でも新鮮な気分で楽しめるかもしれません。
声優の演技は見事であり、キャラに必死に命を吹き込んでいます。各ワールド環境は、構造自体は単純ですが見ごたえのあるロケーションがいくつも存在していました。
しかしそれ以外の点に関して見ると、残念ながら本作は平凡なJRPG作品であると言わざるを得ません。
戦闘はスピーディで多様性があるように見えますが、徐々に反復的でただただ面倒な作業と化していきます。
ストーリーの展開も退屈で、いくつも用意されているサイドクエストの内容は薄いものばかりです。
サウンドトラックには個性が感じられず、記憶に残る楽曲はほとんどありませんでした。
そして何よりビジュアルクオリティが低く、各キャラはプラスチック製の人形のように見えます。カットシーンでは各キャラがただじっと棒立ちして虚空を眺めていることが多く、折角の声優の演技も台無しです。
質の高いJRPGを遊びたいのであれば、他にも選択肢はたくさんあります。もし本作にどうしても興味がある場合は、セールを待った方が良いでしょう。
良かった点
- 興味深いアイデアやコンセプトがたくさん
- 見事な声優の演技
- 見ごたえのあるワールド環境
悪かった点
- JRPGとしての出来は平凡
- 戦闘は反復的でバランスが悪い
- 退屈なストーリー
- 個性のないサウンドトラック
- 中身の薄いサイドクエストの数々
- プラスチック製の人形のようなキャラモデル
総評:広大なワールドを縦横無尽に冒険できるSF×ファンタジーJRPG
総合Score:74点
GOODな点
- SFとファンタジーのユニークなブレンド
- 非常に広大なワールドマップ
- 古典的で面白いRPGのゲームプレイ
- 多くの探索要素
- 見ごたえのある環境デザイン
- 楽しいキャラクター達
- 見事な声優の演技
BADな点
- グラフィックの質はあまり高くない
- 声と唇のアニメーション(リップシンク)が適当
- 退屈なストーリー
- 個性のないサウンドトラック
- 中身の薄いサイドクエストの数々
- プラスチック製の人形のようなキャラモデル
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE』についての海外メディアの感想となります。
見事にデザインされた広大なワールド
本作では、水平だけでなく垂直方向にも広がりを見せる広大なワールドを冒険することが出来ます。ただ広大なだけでなく、絵のように美しい村から大規模SF都市までバリエーション豊かな環境が存在しており、何度でも訪れたくなるロケーションが多いとのこと。SF×ファンタジーをブレンドした世界観は非常にユニークです。
ワールド上には隅々まで収集品が隠されているほか、サイドクエストも数多く用意されており、やり込み甲斐のあるボリュームになっているようです。
複数のスキルを組み合わせてコンボ攻撃を繰り出したり、『DUMA(デュマ)』を駆使した突進攻撃(VAアタック)によって一気に連撃をキメるなど、戦闘には多様性があって楽しいです。
登場キャラクター達はいずれも楽しい存在であり、声優の演技も見事。多人数パーティでワイワイと広大な世界を冒険できる、古典的なJRPGの良さを受け継いだ作品となっています。
所々で粗が目立つ
一方で、所々で粗が目立つせいで、全体的には平凡な出来のJRPG作品であるとも述べられていました。
戦闘はスピーディで多様性があるように見えますが、徐々に反復的でただただ面倒な作業と化していくとのこと。
ストーリーの展開も退屈で、いくつも用意されているサイドクエストの内容は薄い。サウンドトラックには個性が感じられず、記憶に残る楽曲はほとんどないとも指摘されていました。
そして何よりビジュアルクオリティが低く、各キャラはプラスチック製の人形のように見えるとのこと。カットシーンでは各キャラがただじっと棒立ちして虚空を眺めていることが多く、せっかくの声優の素晴らしい演技も台無しになっているとの意見もありました。
JRPG好きにはオススメの1作
何はともあれ、『JRPG好きにはオススメの1作』であるとして、多くのレビュアーからそこそこ高い評価を付けられていました。
確かに所々でクオリティの低い部分は見受けられるものの、ワールドデザインは素晴らしい出来であり、広大なワールドをパーティと共に隅々まで探検・探索するといった古典的なJRPGの楽しさは確かに存在しているとのこと。
戦闘に関しては賛否両論でしたが、『DUMA(デュマ)』を採用したバトルシステムは独自性があって、シリーズ経験者でも新鮮な気分で楽しめるようです。
シリーズファンのみならず、シリーズ未経験の方でも、JRPG好きであれば是非プレイしてみてはいかがでしょうか!
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