日本は地震や大雨、台風などが多発する自然災害大国です。自然災害による被害は年々増しており、これから先、いつ自分が大規模な災害に襲われたり、停電などに見舞われてもおかしくありません。
生活の大部分を電化製品に頼っている現代において、電気が使えない状況というのは非常に困りますよね。
- 停電時でもスマホなどを充電したい!
- コンセントのない場所でも電化製品を使いたい!
また、キャンプなどのアウトドアアクティビティを楽しんでいる方の中には...
- 大自然の中でも電気を充電したい!
のように考えている方も多いでしょう。
そこで今回オススメするのが『Joyzis ポータブル電源 1000W(BR1000)』です!
▼270000mAhの大容量蓄電池
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販売店:Shenqjp
ブランド | Joyzis |
型番 | BR1000 |
容量 | 270000mAh/1000Wh |
周波数 | 50/60Hz対応 |
出力 | 1000W / 正弦波 |
出力ポート | USBポート*4、AC出力*2、DC出力*2、シガーソケット出力*1、PD60Wポート*1、ワイヤレス充電器*1 |
入力ポート | DC入力、Type-C入力 |
LEDライト | 読書灯 1000Lm / SOSライト 300Lm |
梱包重量 | 12.5kg |
梱包サイズ | 55 x 30 x 30 cm |
『Joyzis ポータブル電源 BR1000』は、270000mAh/1000Wh の大容量バッテリーを内蔵したポータブル電源です。
ノートパソコン(30W)が約50時間、ドローン(18W)が約45回、スマホ(2500mAh)が約90回、カメラ(1500mAh)が約150回ほど満充電できる電力を溜めておくことが可能です。
本製品は5種類の出力方法(ワイヤレス出力・DC出力・AC出力・USB/PC出力)に対応しており、幅広い電化製品に対して電気を供給することが出来ます。
▼純正弦波による出力が可能であるため、電源制度要求の高いガジェットに対しても使用可能。
▼充電速度の速い "PDポート" も用意しています。
また、ポータブル電源自体に対してはACアダプター(コンセント)充電、Type-C/PD充電、シガーソケット充電、そしてソーラーパネルを用いた充電の、計4つの充電方法に対応しています。
▼ソーラーパネルや車のシガーソケットを用いることで、停電時でもポータブル電源に電気を溜めることが可能。
急速充電にも対応しており、複数の充電方法を併用することで、最速だと8時間ほどで大容量バッテリーを満充電することが出来ます。
▼複数のポートを利用して同時充電を行うことも可能。
以上のように、大容量の電気を溜めておいて、幅広い機器に対して充電(給電)を行うことの出来る、実用的なポータブルバッテリーとなっています。
▼キャンプなどアウトドアな場面はもちろん、災害に見舞われた際の非常用電源としても重宝します。
今回、提携先より本製品を提供して頂いたので、実際に使用した感想を元に良かった点・悪かった点など分かりやすく紹介していきます!
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子。
▼ポータブル電源がスッポリと収まっています。
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧
- ポータブル電源本体
- 説明書
- 検査証明書
- 電源アダプター
- 電源ケーブル
▼説明書は日本語に完全対応しているので安心です。
ポータブル電源外観
270000mAhの大容量バッテリーを内蔵していることもあり、ポータブル電源本体は結構大きいです。
▼本体上部の取っ手を立ち上げると、持ち運べるようになります。
▼本体重量は10キログラム超え。女性や子供、お年寄りの方が片手で持ち歩くのは少々キツイ重さです。
▼本体右側面。多機能LEDライトが搭載されています。
▼本体左側面。より強力なLEDライトが搭載されています。
▼本体背面下部には製品仕様が記載。
▼本体底面。4隅にゴム製の滑り止めが施されています。
搭載インターフェース
続いて、ポータブル電源に搭載されているインターフェースについて紹介していきます。
▼本体前面に、各ポートおよびディスプレイ等が集約されています。
▼左側には『DC入力ポート』『DC出力ポート』『シガーソケット』『AC出力ポート』などが用意されています。
▼シガーソケット対応のケーブルを用いることで、シガーソケットポートから電気を取り出すことができます。ただし対応ケーブルが付属していない点が残念。
▼本体中央部のボタンを1回押すとディスプレイが点灯し、バッテリー残量などの情報を確認することができます。
▼各ポートはスイッチを長押しすることで利用可能状態となります。不使用時には通電させない状態にできるので安心ですね。
▼右側には『PDポート』『USB 3.0ポート』『USB 2.0ポート』などが用意されています。
▼そしてポータブル電源の上部はワイヤレス充電に対応しており、電源ボタンを長押しすることで給電を開始することが可能です。
以上のように、非常に充実した入出力ポートを搭載しており、幅広い電気機器に対して充電(給電)を行うことが可能となっています。
なお、各ポートを同時に使用して多数台充電を行うことも出来ます。
自宅コンセントだけでなくソーラーパネルやPCポート、シガーソケットなど、ポータブル電源自体への充電方法も複数用意されているため、災害用電源として実に優秀であると言えます。
懐中電灯・SOSモールス信号機としても役立つLEDライト
上述した通り、本製品の両側面にはそれぞれLEDライトが搭載されています。
▼左側面のLEDライトの出力は強力であり、強力な光量で、暗い場所でもかなり明るく照らし出します。
▼停電時の懐中電灯や非常灯として役立つでしょう。
また右側のLEDライトは、左側のライトに比べて出力が弱めであるぶん、点灯パターンを変化させることで、複数のモールス信号を送ることが出来る多機能ライトとなっています。
▼実際に点灯させている様子(強い点滅に注意!)
上動画を見ると分かるように、ボタンを押すごとに点灯パターンが変化しています。
点灯パターンは以下の3段階です。
- 強い光
- SOSモード(モールス信号)
- フラッシュモード
特にSOSのモールス信号モードは、夜間の森林や会場で遭難した場合などに、救助隊へのSOSメッセージを送ることが出来る非常に重要な機能となっています。
アウトドアな場面にはぜひ持参しておきたいですね!
高速かつ安定した給電が可能
実際に本製品を使用して、所有する電気機器に対して充電(給電)を行ってみました!
▼まずはタブレット端末をACポートに接続して充電(給電)をテスト。
▼充電(給電)開始方法はいたって簡単。アダプターを接続して各ポートのスイッチを入れるだけです。
これだけでタブレット端末に対して給電が開始されます。
タブレットのバッテリー残量が100%近くになるまで充電を行ってみましたが、途中で充電が途切れることも無く、終始安定した給電が可能でした。
充電速度も自宅コンセントから給電した場合と大差なく、約50%の充電が30分ほどで完了できました。
▼なお、給電中はディスプレイに出力情報が表示されます。
続いて、USB3.0ポートからの給電も行ってみました。
▼利用方法はACポートと同様で、ケーブルを接続し、ボタンを長押しして給電を始動するだけです。
USBポートから給電した場合でも、問題なく安定した充電が可能でした。
さすがにACポートと比べると充電速度は劣りますが、それでもデスクトップPC等のUSB3.0ポートに接続した場合と同程度の速度で充電を行うことが出来ました。
多数台充電も可能
なお、本製品は各ポートに複数の電気機器を同時接続した場合でも、安定した充電を行うことが出来ます。
▼USBポートとACポートに機器を同時接続。
▼異なるポートを同時に利用した場合でも給電速度が落ちたり不安定になることも無く、いたって安定した給電を行うことが出来ました。
多数台の機器を並行して充電したい場合でも、問題なく対応可能なポータブル電源となっています!
ワイヤレス充電にも対応
また、ポータブル電源上部の電源を入れるとワイヤレス充電がONになります。
この状態でスマートフォンやタブレット端末など、ワイヤレス充電に対応するデバイスを ポータブル電源上部に置くだけで、簡単に充電を行うことが出来ます。
▼ケーブル等をいちいち接続せずとも充電が行えるので便利!
ワイヤレス給電の安定性も優れており、途中で充電が途切れたり不安定になることもありませんでした。
ワイヤレス給電を利用することでケーブル接続の手間が省けるだけでなく、使用ポートを節約できるため、その分多くの機器を同時に接続することが可能となります。
ポータブル電源の充電
続いて、ポータブル電源自体を充電する方法について紹介します。
本製品はコンセント経由だけでなく、ソーラーパネルやシガーソケットからの充電にも対応しています。
自宅コンセントからの充電
付属のACアダプターを自宅コンセントに接続するだけで、充電が開始されます。
停電が起きておらず、自宅電源を問題なく利用できる環境ならば、これが最も安定かつ高速な充電方法となります。
満充電までは約14時間ほどかかりますが、上述したようにPDポートからの給電を並行して行うことにより、最短で約8時間ほどで満充電を完了することも可能です。
ソーラーパネルからの充電
また今回、私が所有している ソーラーパネル(120W)を使用した充電も行ってみました。
▼ポータブル電源への充電を行う場合は、定格出力100W以上のソーラーパネルを使うことをオススメします。
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▼日光の当たるベランダにソーラーパネルを設置して充電をテスト。
▼ソーラーパネル付属のアンダーソンコネクタ付きケーブルを使用して接続しています。
▼太陽光が当たっていれば、即座に充電が開始されます。
晴天下、120Wソーラーパネルを設置して充電を行ってみたところ、3時間ほどで10~15%分の電気が溜まりました。
スマホ約10回分の満充電が可能な電気が溜まったことになります。
『ポータブル電源』『ソーラーパネル』の2点さえ揃えば、停電時やアウトドアな場面でも、電子機器のバッテリー残量を心配する必要が無くなりますね!
幅広い場面に対応可能!実用性の高い大容量ポータブル電源
- 性能:(☆4.5)
- デザイン:(☆4)
- 扱いやすさ:(☆4.5)
- 価格(コスパ):(☆3.5)
- 総合評価:(☆4)
今回紹介した『Joyzis ポータブル電源 BR1000』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 実用的な大容量電源
- 幅広い機器に対応できるインターフェース
- ワイヤレス給電に対応
- SOSモールス信号機能付きLEDライトを搭載
- 多数機器同時接続時でも、安定した給電が可能
悪かった点
- 女性や子供、お年寄りには持ち運びづらい重量
- 付属ケーブルが1種類(AC電源ケーブル)のみ
以上の通り、アウトドア・災害用電源として非常に実用性が高い容量のポータブル電源となっています。
充実したポート類が用意されたインターフェースが搭載されており、スマホ・タブレット端末のみならず、大抵の電気機器に対して給電を行うことが可能です。多数台の機器に接続した場合でも安定した電力供給を行えます。
両側にはLEDライトを搭載しており、SOSモールス信号機能にも対応しているため、遭難した場合にも助けを求めることができます。
一方で、これだけ充実したポートを備えているにもかかわらず、付属ケーブルがAC電源ケーブル1種類のみである点は解せませんね。
他社製品の中には、シガーソケット対応ケーブルやアンダーソンコネクタ付きケーブルが付属している製品も多々あります。
本製品の価格を考えても、もう少し充実したパッケージ内容にしても良かったのではないでしょうか。
何はともあれ、電気容量的にはかなり実用性が高いため、非常用電源を確保しておきたい家庭には是非オススメしたい一品です!
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