- 手振れ防止や顔追跡など、主要な機能が全て揃ったスマホジンバルが欲しい!
- ただし、できるだけコンパクトでリーズナブルな価格のものがいい!
"スマホジンバル" とは、撮影時のブレや揺れを抑えることで、スマホでもクオリティの高い映像を撮影できるようにする機器のことです。
これらは、以前まではデジカメ向けの機器として知られていました。
最近ではスマホのカメラ機能が向上したことで、スマホ向けのジンバルも発売されるようになったのです。
しかし、流通するスマホジンバルの種類が爆発的に増えたことで、ユーザーとしてはどれを選べば良いのか迷ってしまうようになりました。
スマホジンバル選びで重要な点は、以下の3点です。
- 高機能
- 高コストパフォーマンス
- コンパクトさ(持ち運び性能)
そこで今回は、これらをすべて満たすオススメのスマホジンバル『Hohem iSteady X』について、詳しい使い方や、実際に使用した感想も交えて紹介していきます!
"高機能・高コスパ・軽量さ" を全て備えたスマホジンバル
『Hohem iSteady X』とは、"高機能・コスパ・軽量さ" といった点を全て満たしつつ、1万円未満で購入可能なスマホジンバルです。
▼本体色は "黒" と "白" の2色があります。
【1,000円割引クーポンコード】
- ホワイト:DH25ZK6I
- ブラック:YDK7Z5DL
※有効期限:2020年10月10日 23:59まで
製品名 | Hohem iSteady X |
メーカー | Hohemtech |
公式価格 | 69.00 USD |
電源 | バッテリー(USB充電) |
本体サイズ | 179×79×49mm |
本体重量 | 259グラム |
対応スマホサイズ | 横幅:55mm ~ 90mm |
通信方式 | Bluetooth(公式アプリと連動) |
約7,000円というリーズナブルな価格ながら、ハイスペックな機能とコンパクトさとを両立させることに成功しています。
55~90mmの横幅のスマホに対応しているため、記事投稿時点で最新のiPhone11 Proでも使用することが可能です。
主な機能
- 手振れ防止
- 顔追跡
- 自撮り
- エフェクト追加
- 特殊効果付与
- ローアングル撮影
- ライムラプス撮影
- パノラマ動画撮影 など
▼本体を折りたたむことで、携帯がラクになるサイズにまで小さくなる。
重量も約260グラムと超軽量になっているため、ポケットやバッグに入れて持ち運んでも全く邪魔になりません。
それではこの『Hohem iSteady X』は 一体なにがスゴイのか? について、本製品を提供いただいたので、実際に使ってみた感想を紹介していきます!
製品本体および同梱物
▼外箱はこんな感じ
▼フタを開けると製品本体および付属物一式が。
▼中身をすべて取り出した様子。
本製品の同梱物は以下の通りです。
同梱物一覧
- Hohem iSteady X 本体
- 充電用USBケーブル
- 三脚スタンド
- 落下防止ストラップ
▼製品前面のボタン・表示一覧。
▼製品左側面。
▼製品右側面。
このように、スマホ操作を全て片手で行うことができる設計になっています。
また、付属の三脚スタンドを底面に取り付けることで、安定した撮影を行うことが出来ます。
▼スタンドを折りたたむと、自撮り棒の柄の部分として使用できる。
また、落下防止用のストラップも付属しているため、歩きながらでも安心して操作することが出来ます。
使用開始までの準備
続いて、本製品を使用開始するまでの手順を説明していきます。
①:専用アプリのインストール
本製品を使用するためには、専用アプリをスマホにインストールしておく必要があります。
▼iOS・Android対応
撮影に使用するスマホにインストールしておきましょう。
②:本体のセットアップ
本製品を使用しない時は、以下のようにコンパクトに折りたたんでおくことが可能です。
使用を開始する場合は、ツマミを回してアームを起こします。
▼アームを起こした状態(スタンバイ状態)。
※なお、アームには関節ごとにロック機構が備わっていますが、一箇所でもロックされているとアプリが強制的にスリープモードになってしまうので、使用開始時はすべてのロックを開放しておきましょう。
③:スマホの取り付け&ペアリング
続いて、スマホをアームに取り付けます。
このとき、スマホ背面のカメラ位置に注意してください。
▼カメラがアームの逆側になるように取り付けましょう。
そしてインストール済みのアプリを起動し、ホーム画面より "装置検索" をタップします。
※スマホのBluetoothをオンにしておくことを忘れないように。
▼なお、開始時にファームウェアの更新が始まることがあります。
スマホが検出されるとペアリングが開始されます。画面の指示に従って進めてください。
無事にペアリングが完了しスマホと接続されると、本体のコントローラでアームを操作できるようになります。
▼上下左右の広範な可動域を有しています。
▼デフォルトで手振れ防止機能がはたらいているため、アームを大きく動かしても中心の被写体を捉え続けます。
実際に『Hohem iSteady X』を使ってみた感想
それでは、実際に製品を使ってみた感想について紹介していきます!
マジでコンパクト&軽い
"コンパクトさ" と "軽さ" をウリにしているジンバルは沢山ありますが、その中でも本製品はマジでコンパクトです。
▼折りたたんでしまえば、スマホ(iPhone10)とあまり大きさが変わりません。
▼ズボンのポケットにも入れておくことができます。
この製品を持参して様々な場所へ観光に行きましたが、まったく邪魔に感じることが無かったため、スマホ向けジンバルの中ではずば抜けた持ち運び性能であると言えます。
使用開始までが非常にスムーズ
本製品とスマホとを一旦ペアリングしてしまえば、2回目以降は基本的に...
- スマホをセット ⇒ アプリを起動 ⇒ 本体を起動
といったわずか3ステップで使用開始することができます。
面倒な操作は一切不要なため、いきなりベストショットのタイミングに恵まれた際も、スピーディに撮影を開始することが出来ます。
片手のみで全ての操作を行うことができる
上記で紹介したように、製品本体には主要なボタンが揃っています。
- スマホ向き操作
- ズームイン&ズームアウト
- 録画開始
- 縦横の向き変更
そのため撮影に必要な操作はすべて片手で行うことが可能です。
旅行先などで片手がふさがっていても、ストレスなく使用することが出来ます。
手振れ防止機能が凄すぎる!
スマホジンバルは "手振れ防止" において本領を発揮します。
私も試しに本製品を使って、近所を歩きながら風景を撮影してみました。
その際、故意にジンバルを揺らしてみたり、足場の悪いデコボコしたルートを歩いてみることに。
帰宅後、撮影した映像を確認してみたところ、揺れを全く感じることの無い非常に滑らかな映像が撮影できていました!
▼揺れ補正のイメージ画像(クリックで拡大)
街歩きしながら風景を撮影したい時などには、まさにうってつけの機器であると言えます。
豊富な撮影機能を搭載
本製品は、専用アプリに搭載されている様々な撮影機能を利用することが出来ます。
▼撮影時の画面(各種オプション説明)
これらを利用することで、プロ専用機材を使ったようなクオリティの高い映像を撮ることが出来ます。
顔追跡機能
『顔追跡機能』を使うと、カメラに映っている人の顔を認識し、アームが自動で動いて人の顔を追ってくれます。
カメラを設置したまま、特定の人物だけを追って撮影したい場合などには非常に役立つ機能です。
エフェクト付与(フィルター効果)
『エフェクト付与』では、撮影時の映像に様々なフィルター効果を反映させることができます。
映像をより綺麗に魅せるモードから "白黒モード" や "スケッチ描画" まで、ユニークな映像を撮ることのできるエフェクトが揃っています。
フィルター効果一覧(執筆時点)
- Beauty
- Grayscale
- GaussianBlur
- Sepia
- Sketch
- Cartoon
- Bliateral
撮影効果
『撮影効果』では、映画でみられるような特殊な方法で撮影することが可能です。
映像をゆっくりと回転させるモードや、奥行きを強調するモード、360度をゆっくりと撮影するモードなど多彩なものが揃っています。
撮影効果一覧(執筆時点)
- Inception
- ファンタスティックローテーション
- パノラマビデオ
- 縮尺撮影
- Dolly Zoom
- Dynamic
- Lucky
このように、個性豊かな映像が撮影できる機能が多数搭載されています。
また、今後もアプリのアップデート次第で、さらに多くの機能が追加される可能性もあります。
『Hohem iSteady X』のまとめ(良かった点・悪かった点)
実際に使ってみた感想を元に、『Hohem iSteady X』についての良かった点・悪かった点をまとめると以下の通りです。
良かった点
- コンパクトで軽いため、持ち運びには非常に適している
- 一旦ペアリングしてしまえば、すぐに撮影開始が可能
- 片手のみで主要な操作を全て行うことができる
- まったく揺れを感じさせない『手振れ防止機能』
- ユニークな映像が撮影できる、多種多様なモードを搭載
- アプリの更新次第で、今後もさらに機能が拡張される可能性も
悪かった点
- 最初のセットアップ手順が分かりづらかった
このように、"コンパクト・軽量・高機能" のすべての点が揃ったうえで、コストパフォーマンスにも優れたオススメのスマホジンバルとなっています。
最近ではスマホのカメラ機能も着実に進化しており、デジカメにも負けない映像が撮れるようになりました。
しかし "手振れの防止" の点では、スマホは圧倒的に劣っています。
旅行先などでクオリティの高い映像を撮りたい方や、スマホ撮影でも妥協したくないという方は、ぜひ本製品を活用されることをオススメします!(゚∀゚)
▼こちらのサイトさんでも、同製品について紹介されています。
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