2020年7月6日(月)発売の、PS4・Xbox One・PC・Stadia向けレーシングゲーム『F1 2020』。
※日本国内での発売日は2020年9月24日(木)に予定されています。
本作は、F1(フォーミュラワン)公認のゲームシリーズ『F1』の2020年最新作です。
公式ライセンスゲームのため実在メーカー・チーム・選手・コース等が登場するほか、シリーズ初となる要素がいくつか追加されています。
ハード | PS4, Xbox One, PC, Stadia |
開発元 | Codemasters |
価格 | 通常版:7680 円+税 デラックスエディション:9280 円+税 |
ジャンル | レーシング |
プレイ人数 | 1~20人(オフライン・オンラインマルチ対応) |
リリース日 | 2020年7月6日(月)※日本での発売は2020年9月24日(木)予定 |
このゲームについて:
F1 2020はこれまでにないほどF1を網羅したゲームで、世界のトップドライバーたちとの臨場感あふれるレース体験を提供します。
プレイヤーは今回初めて、自分のF1チームを作成することができます。ドライバーの作成からスポンサーやエンジンサプライヤーの選択、さらにチームメイトの雇用までプレイヤーが行って、11番目のチームとしてレースに参戦します。
そして設備を向上させながらチームを成長させ、トップを目指します。
本作ではグラフィック・サウンドの両面で前作よりも強化されているほか、ゲーム体験を向上させるいくつかの追加要素が含まれています。
主な追加要素は以下の通りです。
『マイチーム』モードの追加
新モードの『マイチーム』では、プレイヤーが現実世界の2020年F1で活躍するメンバーのなかから人員を選出し、自分だけのF1チームを結成することが出来ます。
ドライバー・マネージャーの両方の体験が可能であり、キャリアモードとはまた一味異なる体験が可能なモードです。
オフライン対戦(画面分割)の追加
従来のオンライン対戦モードに加え、画面分割で2人でレースを楽しめるオフライン対戦モードが追加されました。
いくつかのオプションにも対応しており、スキル差のある友人とでも白熱のレースをエンジョイできます。
デラックス・シューマッハー・エディションの発売
通常版『F1 2020』の発売と同時に、ミハエル・シューマッハのキャリアを描いた『F1 2020 Deluxe Schumacher Edition(デラックス・シューマッハー・エディション)』もリリース。
7度のワールドチャンピオンを誇るシューマッハの人生を追うことが出来る、ファンにとっては垂涎もののエディションとなっています。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
The Digital Fix -ここ数年で最高のレースゲーム
Score:90点
本作は非常に没入感の高いドライバー体験を提供する、ここ数年で最高のレースゲームです。
グラフィック・サウンドの両面でクオリティが高く、ドライバーやコメンテーターの音声は本当にTV画面を見ているかのようなリアルさです。
各種モードを始めとしてオプション機能も豊富に用意されており、初心者からベテランまであらゆるプレイヤーが楽しめるゲームになっています。
新モードの『マイチーム』でメンバーを管理するのも楽しく、購入して正解のタイトルです。
原文
良かった点
- 非常に没入感の高い体験
- あらゆるプレイヤーに適したモード・機能・オプション
- 高レベルなグラフィック&サウンド
- 楽しい『マイチーム』
悪かった点
- 特に無し
Trusted Reviews -F1レーシングのファンであれば必ず買うべきタイトル
Score:90点
もしもF1レーシングのファンであれば、本作は必ず買うべきタイトルでしょう。
グラフィック・サウンドが向上されたり複数の要素も追加されましたが、特に変化が見られたのはAIドライバー(NPC)です。
AIは非常に頭が良くなっており、本物のドライバーのような挙動・判断を見せるため、シングルモードでも本格的なレースを楽しむことが出来ます。
そしてデラックス版の『シューマッハデラックスエディション』では、シューマッハの有名なキャリアの数々を追体験することができ、これまでで最高のシングルプレイレース体験の1つです。
良かった点
- 豊富なコンテンツ量
- 滑らかなグラフィック表現
- 挑戦しがいのあるAIドライバー(NPC)
- 印象的な『マイチーム』モード
悪かった点
- 読み込み時間が少し長いことがある
- エンジン音が少し不満
Digital Chumps -楽しくて本当にやりがいのあるゲーム
Score:90点
本作はグラフィック・サウンド・ハンドリングなど、全ての面において非常に完成度の高いゲームです。
豊富なゲームモードが用意されているため、ただ高速で走りたいだけのカジュアルゲーマーから、ベストラップを追求したいハードコアゲーマーまで、あらゆるプレイヤーが楽しさを見つけることが出来ます。
特に『マイチーム』モードの追加は素晴らしく、運営者としてドライバーや車両を細かく管理するのは実に新鮮な体験でした。
可能であれば、ステアリングコントローラーを利用することで、より車両の挙動が感じられて没入できてオススメです。
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良かった点
- 素晴らしい『マイチーム』モードの追加
- 車のメンテナンス(整備)機能が驚異的
- 様々なプレイスタイルに合わせたゲームモード
- 優れたグラフィック
- 車の挙動が伝わってくるハンドリング
悪かった点
- メニュー操作が面倒に感じることがある
- いくつかグラフィックが悪い部分がある
- 『マイチーム』モードでは車両とドライバーをカスタマイズできない
TheSixthAxis -非常にプレイしがいのある『マイチーム』モード
Score:80点
本作の目玉は何と言っても『マイチーム』モードです。F1ファンにとって間違いなく待ち望んでいたコンテンツであると言えます。
『マイチーム』モードでは独自のチームをゼロから構築し、車のメンテナンスをしたり、スポンサー活動にいそしんだり、ライバルを打ち倒したり、若いF2スターをチームに引き入れたりと、何時間も満足度の高い体験が可能です。
給与とパフォーマンスのバランスを考慮したりと本当のマネージャーのような活動を楽しむことができ、普段のF1シリーズとは一味異なった新鮮なモードとなっています。
他のモードに関しては従来シリーズ作から大きな変化はありませんが、『マイチーム』モードが実装されたおかげで新たな楽しみを生み出すことに成功しています。
良かった点
- プレイしがいのある『マイチーム』モード
- 非常に満足度の高いチーム管理
悪かった点
- 『マイチーム』以外のモードは変化に乏しく食傷気味
Twinfinite -より改善・向上されたレース体験
Score:80点
F1シリーズは間違いなく改善・向上し続けており、本作ではこれまで以上に気持ちの良いドライビング体験が可能になっています。
ヘビーユーザーはもちろんのこと、難易度オプションが充実しているため初心者でも問題なく始められます。
新しい『マイチーム』モードを始めとする非常に多くのモードを搭載しているため、コンテンツボリューム自体の満足度は実に高いものになっています。
車両のメンテナンスと部品管理はこれまでになく深いシステムとなっており、コースに出る前の車両のコンディションを実際に改善していることが実感できます。
革新的な変化がもたらされたワケではありませんが、間違いなく今までのシリーズで最高の作品です。
良かった点
- 今まで以上に気持ちの良い運転
- プレイヤーごとに好みの体験が可能な難易度オプション
- 分割画面でのオフラインマルチプレイに対応
- 非常に多くのモードを搭載
悪かった点
- 『マイチーム』モードはオーソドックスなキャリアモードに似ている
- 一部のトラック(レースコース)はありきたり
- メディア要素は影響がほとんどないため面白みに欠ける
総評:新たな楽しみ方が追加された、F1シリーズ最高傑作
総合Score(PS4版):86点
総合Score(XB1番):91点
総合Score(PC版):91点
GOODな点
- 非常に没入感の高い体験
- 豊富なコンテンツ量
- 滑らかなグラフィック表現
- 挑戦しがいのあるAIドライバー(NPC)
- 素晴らしい『マイチーム』モードの追加
- 車のメンテナンス(整備)機能が驚異的
- 車の挙動が伝わってくるハンドリング
BADな点
- 読み込み時間が少し長いことがある
- 『マイチーム』以外のモードは変化に乏しく食傷気味
- 一部のトラック(レースコース)はありきたり
- メディア要素は影響がほとんどないため面白みに欠ける
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『F1 2020』についての海外メディアの感想となります。
新鮮なマネージャー体験が可能な『マイチーム』モード
F1公認のレースゲームとして毎年クオリティの高い作品をリリースし続ける『F1』シリーズですが、新たな機能が追加され、様々な調整が施された今作は非常に高い評価を得ています。
特に新モードの『マイチーム』では、マネージャー視点でチームメンバーや車両の管理などの新鮮な体験ができるとして、いずれのレビュアーからも好評でした。
グラフィック・サウンドの両面も質が向上しており、車体の操作性も改善され、特にステアリングコントローラーを使用してプレイすると高い没入感を感じられてオススメとのこと。
革新的な変化は無い
一方で、『マイチーム』モード以外には革新的な変化は無く、ゲーム性自体も従来シリーズ作とほぼ同じであるとのこと。
また、メディアによるインタビュー要素もゲームに及ぼす影響がほとんどないため、あまり意味のないシステムではないかと指摘されていました。
シリーズ最高傑作との評価を受ける作品
何はともあれ、いずれのレビュアーからも『シリーズ最高傑作』であると高く評価されている作品です。
『マイチーム』以外の従来作から引き継がれたモードに関しても、より洗練され機能が拡充されることにより、以前からのプレイヤーでも満足できる作品となっているとのこと。
また、初めて画面分割によりオフラインマルチプレイに対応することで、自宅で友人・家族とレースで白熱できて喜ぶレビュアーもいました。
F1のみならず、レースゲームに興味のある方であれば買って損をしないゲームであると言えます(゚∀゚)!
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