2022年6月16日(木)発売の、PS4(PS5), Switch, Xbox One(XSX|S), PC向けベルトスクロールアクションゲーム『ミュータント タートルズ:シュレッダーの復讐』(Teenage Mutant Ninja Turtles: Shredder's Revenge)。
※PS4/Switch版のみ、パッケージ版スペシャルエディションが2022年8月25日(木)発売予定
本作は、1987年にTVアニメが放映され、世界中で多大な人気を博した『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』を、ベルトスクロールアクションゲーム化した作品です。
タートルズのCV(音声:US版)は、当時のオリジナルキャストで収録されているという豪華っぷり。
ハード | PS4(PS5), Nintendo Switch, Xbox One(XSX|S), PC |
開発元 | Tribute Games |
価格 | 通常版:2,599円(税込) スペシャルエディション:5,280円(税込) |
ジャンル | ベルトスクロールアクション |
プレイ人数 | Switch:1~6人 PS4:1~4人(オフライン), 1~6人(オンライン) |
リリース日 | 2022年6月16日(木) ※スペシャルエディションは2022年8月25日(木)発売予定 |
このゲームについて:
タートルズが
宿敵シュレッダーへ挑む!
テレビ局チャンネル6を襲撃し、とある超危険なデバイスを強奪した
シュレッダー一味!
タートルズはシュレッダーの新たな野望を打ち砕くため、
ニューヨークの下水道や異世界であるディメンションXなど
TMNTでお馴染みのさまざまな場所を駆け巡る!
本作は、ピクセルアートで描かれるベルトスクロールアクションゲームです。
ニューヨークを舞台に宿敵シュレッダー率いるフット団との戦いを描くストーリーモードや、スコアを稼いで自分の腕を試すアーケードモード、その他アイテム収集やチャレンジ要素など、楽しめる要素がたくさん詰まっています。
レオナルド、ミケランジェロ、ドナテロ、ラファエロといったタートルズの面々はもちろん、エイプリルやスプリンター先生、ケイシー・ジョーンズなどもプレイアブルキャラクターとして参戦します。
各キャラにはそれぞれ異なった特徴があり、直感的な操作でコンボや必殺技を繰り出せるため、爽快なアクションを誰でも楽しむことが出来ます。
そしてストーリー、アーケードモード共に最大6人でのオンライン/オフライン協力プレイが可能(PS4版でのオフライン協力プレイは最大4人)。
タートルズのCV(音声:US版)は当時のオリジナルキャストで収録されているなど、ミュータント・ニンジャ・タートルズのファンにはたまらない作品となっています。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Launcher (The Washington Post) -最もエキサイティングなタートルズゲーム
Score:95点
本作は単なるファン向け作品にとどまらず、堅実に、かつ全体的に完成度の高い作品に仕上がっています。
豪華なピクセルアニメーションで描かれるアクションやアニメーションは見事の一言であり、クラシックな雰囲気を良く醸し出すことが出来ています。
魅力的なストーリーの中には多くのファンサービスが隠されており、ミュータント・ニンジャ・タートルズの昔ながらのファンであればきっと喜ぶこと間違いなしです。
多様性のあるアクションを含め、根本的なゲームプレイも堅実なクオリティに仕上がっており、今年最もエキサイティングなゲーム体験の1つとなるでしょう。
良かった点
- 全体的に完成度の高いコンテンツ
- 多くのファンサービス
- 豪華なピクセルアニメーション
- 魅力的なストーリー
- バリエーション豊かなアクション
- 堅実なゲームプレイ
悪かった点
- コンテンツボリュームは少なめ
NintendoWorldReport -横スクロールアクションやタートルズ好きであればプレイすべき
Score:90点
カラフルで活気のあるビジュアルで描かれるアニメーションやアクションは、いずれもコミカルかつユニークで、陽気なBGMと合わせて見ているだけで楽しめます。
各ステージはクリアするのに約5~10分程度かかり、ボス戦で興奮が最高潮に達します。特に最大6人でのシームレスなマルチプレイは実に白熱するコンテンツです。
3つの難易度モード、28のゲーム内実績、および各ステージの個別のチャレンジなど、やり込み甲斐のある要素も多く用意されており、何度でも遊びたくなります。
本作は、横スクロールアクションやタートルズ好きな方であれば、絶対にプレイすべき作品です。
良かった点
- カラフルで活気のあるビジュアル
- コミカルでユニークなアニメーション(動き)
- 白熱するシームレスなオンラインモード
- 素晴らしいサウンドトラック
- リプレイ性の高いコンテンツ
悪かった点
- プレイアブルキャラクターが少ない
- ストーリーモードのデータ保存枠が1つだけ
- アーケードモードの保存機能が無い
Jeuxvideo.com -最高のミュータント・ニンジャ・タートルズゲーム
Score:80点
本作には多くの情熱と才能が注ぎ込まれていると感じます。
7人の魅力的なプレイアブルキャラクター達を操作し、パーキングメーター、ショッピングカート、消火栓などマップ上の様々なオブジェクトを活用して敵を打ち倒していく過程は実に爽快です。
特に各ボス敵たちとの戦闘はとても盛り上がります。最大6人でのマルチプレイ時にはなおさらです。
素晴らしいピクセルアートによって描画されるアクションやアニメーションは見ごたえがあり、音楽も雰囲気を盛り上げてくれるものばかりです。
16ビット世代のアクションゲームファンのための宝物のような作品であり、間違いなく現時点で最高のニンジャ・タートルズゲームでしょう。
良かった点
- 7人の魅力的なプレイアブルキャラクター達
- 白熱するボス敵たち
- とても楽しいゲームプレイ
- 優れたビジュアル&アニメーション
- 素晴らしい音楽
- 最大6人でのマルチプレイが可能
- 多くのやり込み要素
悪かった点
- 各マップの構造自体は単純
- ボス敵の攻略法は、やや古臭い
- 収録音声が英語のみ
- 徐々に繰り返し感が強くなってくる
IGN Spain -何度でも遊びたくなるゲーム
Score:80点
本作は、ビジュアル・サウンド・プレイアビリティのすべての点において優れており、今まででゲーム化されたミュータント・ニンジャ・タートルズ作品の中でも最高傑作の1つでしょう。
優れたビジュアルや音響、芸術的なアニメーションなどのおかげで、キャンペーンクリア後もなんどでもプレイし直したくなります。
戦闘は慣れるまでに若干の時間が必要ですが、コンボを取得して連続攻撃をつなげられるようになると、実に爽快なアクションを楽しめるようになります。
横スクロールアクション、ミュータント・ニンジャ・タートルズの両方のファンにとって価値のある作品です。
良かった点
- 爽快なコンボ攻撃
- 深みのある戦闘システム
- シングルとマルチの両方で楽しい
- 素晴らしいサウンドトラック
- 芸術的なビジュアル
悪かった点
- コンテンツ内容自体はシンプル(ストーリー&アーケードのみ)
Everyeye.it -徐々に繰り返し感が強くなっていく
Score:75点
本作のビジュアルおよびサウンドトラックはいずれも非常に優れており、視覚的・聴覚的に楽しませてくれます。
最初に優しいチュートリアルが用意されているため、この手のジャンルが初めての方でも戦闘に慣れることが出来るでしょう。多人数マルチプレイも実に楽しいコンテンツであり、陽気で面白い体験を楽しめました。
一方で、ステージ設計に多様性が欠けており、徐々にゲーム体験の繰り返し感が強くなっていきます。
また収集要素がいくつか用意されているものの、すぐに発見でき、要素自体は平凡でやりごたえがありません。
以上のような点から、リプレイ性は低いと言えます。
それでも、ミュータント・ニンジャ・タートルズの長年のファンを喜ばせるには十分なクオリティとなっています。
良かった点
- 非常に楽しいマルチプレイ
- 優れたビジュアル
- 全体的に素晴らしいサウンドトラック
- 優しいチュートリアルが用意
悪かった点
- ステージが多様性にかけ、繰り返し感が強い
- 収集要素が平凡でやりごたえがない
- リプレイ性は低い
総評:『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』ゲームの最高傑作
総合Score:87点
GOODな点
- 多くのファンサービス
- 豪華なピクセルアニメーション
- バリエーション豊かなアクション
- 白熱するシームレスなオンラインモード
- 素晴らしいサウンドトラック
- コミカルでユニークなアニメーション(動き)
- 7人の魅力的なプレイアブルキャラクター達
BADな点
- コンテンツボリュームは少なめ
- プレイアブルキャラクターが少ない
- ストーリーモードのデータ保存枠が1つだけ
- アーケードモードの保存機能が無い
- ステージが多様性にかけ、繰り返し感が強い
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『ミュータント タートルズ:シュレッダーの復讐』についての海外メディアの感想となります。
ビジュアル・サウンド・プレイアビリティのすべてにおいて高クオリティ
本作は単なるミュータント・ニンジャ・タートルズのファン作品に留まらず、2Dアクションゲームとしても非常に完成度の高い作品であると評価されています。
ビジュアル・サウンド・プレイアビリティのすべての点において作り込まれており、親切なチュートリアルも用意されているため、この手のゲームに慣れていない方でも安心して楽しむことができるとのこと。
作中のキャラクターは敵味方問わずコミカルでユニークなアニメーション(動き)を見せ、連続コンボを決められるとこの上ない爽快感が得られます。
そして最大6人でのオンライン強力プレイは実に白熱する体験であると好評で、特にボス戦はかなり盛り上がるとのこと。
コンテンツの多様性に欠ける
一方で、コンテンツ不足が指摘されていました。
基本的にストーリーモードとアーケードモードが用意されているのみであり、各ステージの構造も多様性に欠けるため、徐々に繰り返し感が強くなっていくとのこと。
また、プレイアブルキャラクターが少ない点に関しても不満の声が見受けられました。この点に関しては、他にプレイアブルキャラクターにできそうな登場人物が思い当たらないため、仕方が無いかもしれませんね。
2Dゲーム好き、タートルズファンのいずれにもオススメの作品
何はともあれ、多くのレビュアーが『ニンジャ・タートルズのファンだけでなく、2Dアクションゲーム好きもプレイすべき作品』であるとして、非常に高い評価を付けていました。
特にピクセルアートで描かれるビジュアルやアニメーションは必見のクオリティとなっており、コミカルな動きを見ているだけで楽しい気分になれるとのこと。
また、最大6人の強力プレイでボス敵に立ち向かうと、実に白熱する戦いが楽しめると好評な様子でした。
ミュータント・ニンジャ・タートルズのファンはもちろん、マルチ対応の2Dアクションゲームを探している方も、ぜひ本作をプレイしてみてはいかがでしょうか!
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