2022年2月8日(火)発売の、PS4, PS5, PC向けカンフーアクションゲーム『師父―Sifu―』(シフ)。
本作は、ステージクリア形式の3Dカンフーアクションゲームです。
倒される度に年齢を重ねて能力が変化する "加齢" システムを採用しており、立ちはだかるチンピラやボディガードたちをなぎ倒し、各ステージのボスである5人の仇に迫っていきます。
ハード | PS4, PS5, PC |
開発元 | Sloclap |
価格 | 通常版:4,180円(税込) デラックスエディション:5,170円(税込) |
ジャンル | カンフーアクション |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2022年2月8日(火) |
このゲームについて:
たった一度の人生でカンフーを極められるか?
『師父―Sifu―』は、家族の命を奪った者たちへの復讐を誓った若きカンフーの使い手の物語だ。己vsそれ以外の人間。味方はなく、目の間に立ちはだかるのは無数の敵。勝って生き残り、一族の名誉を守るため、神秘的なペンダントの力を借りながら独自のカンフーを極めよ。
復讐への道:
ギャングが巣食う郊外から高層オフィスビルの薄暗い通路まで、敵を討つために街のさまざまな場所を探索していく。与えられた時間は一日。しかし、その道を阻む敵は数多。敵に敗れれば、時間がその代償となるだろう。
適応に活路あり:
適切な位置取りと周囲の環境を巧みに利用することが生存の鍵となる。投げられる物、その場しのぎの武器、窓や棚…使えるものはすべて利用せよ。どんなに一方的な状況であろうが、全員が容赦なくあなたに襲いかかって来るのだから。
修行に終わりなし:
カンフーとは、鍛錬を積むことにより生まれる肉体と精神の道である。過ちから学び、独自の技能を編み出し、白眉拳(Pak-Mei Kung-Fu)の至高なる技術を習得するため、内に秘めたる真の力を見つけ出せ。
本作では、家族を殺された主人公が、カンフーを武器に復讐を果たしていくステージクリア式の3Dアクションゲームです。
主人公キャラクターの性別は男女好きな方を選択することができ、ナイトクラブからオフィスビル、街の路地といったさまざまな場所を舞台に、立ちはだかる多くの敵をひとりで打ち倒していきます。
大勢の敵に囲まれることもあり、決して何も考えて突っ込んでいくのではなく、コンボや間合いを考慮しつつ、戦略的かつ大胆に立ち回ることが要求されます。
また本作では、主人公は死を重ねるごとに歳を取っていきます。歳を取ることで攻撃力が上がる一方で体力が減ったり、経験値を獲得して新たなスキルを解放できるなど、様々なメリット・デメリットが存在しています。
しかし、歳を重ね過ぎると寿命に達してリスタートとなってしまいます。いかに年齢を調整しつつステージ最終のボス戦に臨むかが重要となるでしょう。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Multiplayer.it -アクションゲーム好きはプレイすべき作品
Score:90点
本作は、技術的にも芸術的にも優れたクオリティで設計された作品です。
難易度は挑戦し甲斐のある難しさとなっており、ステージをクリアするごとにこの上ない達成感と満足感を味わうことができます。
戦闘はアクション映画のように滑らかで爽快感があり、加齢システムによって戦闘スタイルや立ち回り方を変える必要があるため、ワンパターンに感じることがありません。
マップのデザインも素晴らしく、探索するのが楽しく感じられました。
やりがいのあるアクションゲーム好きであれば、是非プレイすべき作品です。
良かった点
- 爽快で堅実な造りの戦闘システム
- アクション映画のように流動的なアクション
- やり甲斐と満足感のある難易度
悪かった点
- いくつかのバグ
- 攻撃タイミングが不正確な時がある
- コンテンツ寿命はそこまで長くない
Game Revolution -中毒性の高いカンフーアクション
Score:90点
本作の戦闘システムはハッキリ言って難しく、カンフーアクションを完全に取得するためには数十時間かかる可能性があります。
しかしアクションをほぼ完ぺきにマスターすることで、流動的で爽快感のある戦闘を楽しめるようになり、病みつきになる中毒性の高さを味わうことができるでしょう。
ストーリーの内容にも説得力があり、最初から最後まで惹き込まれました。
独特なビジュアルで描かれるステージの数々もユニークな構造、デザインとなっており、視覚的にも退屈することはありません。
個人的に、予想外のゲームオブザイヤー作品となりそうです。
良かった点
- 中毒性のあるゲームループ
- ユニークなステージの数々
- 流動的なアニメーション
- 独特なビジュアル
- 最後まで説得力のあるストーリー
悪かった点
- 一部のプレイヤー(アクションゲーム下手)には難しいかもしれない
Push Square -やりがいのある難易度の高さ
Score:80点
本作は、最初から最後まで一貫して難易度の高い格闘アクションゲームであり、クリアするには何度も試行錯誤を余儀なくされるでしょう。
しかし頑張った分、確実にアクションスキルは向上し、強敵でも打ち倒すことができます。その度に大きな達成感が感じられるため、やりがいは抜群です。
ビジュアル的にも印象的な作品であり、キャラクターデザインからステージ構造まで、優れたアートディレクションとなっています。
サウンドトラックも魅力的なものが多く、作品の雰囲気に惹き込まれます。
プレイヤーの習熟度がそのままモロにゲームの達成度へ反映される、魅力的なカンフーアクションゲームです。
良かった点
- 非常に優れた戦闘
- やりがいのある難易度
- 完璧な演出
- 素晴らしいアートデザイン
- ユニークなステージ設計
- 魅力的なサウンドトラック
悪かった点
- 何度も試行錯誤を余儀なくされる
- たまにカメラワークが悪くなる
Attack of the Fanboy -決してボタン連打でクリアできるゲームではない
Score:80点
本作は、敵のど真ん中でボタン連打して勝てるゲームでは、決してありません。
長時間かけて戦闘アクションをマスターし、流れるようなコンボをつなぐことでやっと強敵を倒すことができます。何も考えずに楽しめるアクションゲームを求めている方には適していないでしょう。
しかし、アクションをマスターすることで、これまでにない最高の戦闘を楽しむことができます。一流のアニメーションで描かれる流動的なカンフーアクションの数々は、魅力的なビジュアルも併せてこの上ない満足感を提供してくれるでしょう。
加齢システムによって能力が変化していくシステムも斬新で楽しめました。
やりがいのあるアクションゲームを探しているのであれば、この上なく最適な一作です。
良かった点
- 一流のアニメーション
- 優れたサウンドトラック
- 流動的なアクション&ビジュアル
- 最高の戦闘
悪かった点
- 難易度が高い
- 脳死状態でプレイするには適していない作品
Gfinity -非常に難しすぎる
Score:40点
流れるようなアニメーションで描かれる本作のカンフーアクションは確かに爽快で、リズムの良い戦闘も併せて、最初のうちは楽しめる要素がたくさんありました。
しかし、進むにつれて難易度が急上昇していき、次第に同じステージを何度もリプレイする羽目になります。
正直、本作の難易度は高すぎます。そして高すぎる割に、頑張ってクリアした後に納得できる達成感はありませんでした。
何より、加齢システムによって死ぬ度に年齢を重ねて体力が落ちるため、アクション下手なプレイヤーにとってはさらに難易度が上がる悪循環となってしまいます。
この悪循環こそ、本作における問題の核心であると言えるでしょう。
良かった点
- 流れるようなアニメーション
- 爽快なカンフーアクション
- リズムの良い戦闘
悪かった点
- 難しすぎる難易度
- 難しいわりに、そこまで満足感がない
- 繰り返し感が強い
総評:アクションゲームに自信のある方には是非チャレンジしてほしい作品
総合Score:81点
GOODな点
- アクション映画のように流動的なアクション
- 非常に優れた戦闘
- やり甲斐と満足感のある難易度
- ユニークなステージの数々
- 最後まで説得力のあるストーリー
- 素晴らしいアートデザイン
- 魅力的なサウンドトラック
BADな点
- コンテンツ寿命はそこまで長くない
- たまにカメラワークが悪くなる
- 難易度が高すぎる
- 繰り返し感が強い
- 一部のプレイヤー(アクションゲーム下手)には向いていない
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『師父―Sifu―』についての海外メディアの感想となります。
中毒性の高いカンフーアクション
本作では、流れるようなアニメーションで描かれるカンフーアクションを楽しむことができます。
思い通りの技を繰り出すことに最初は苦戦しますが、操作方法やコンボのつなぎ方をマスターすることで、苦戦していた強敵にも打ち勝つことができ、その度に大きな達成感を味わえるとのこと。
加齢システムによってリトライのたびに能力が変化し、その都度戦闘スタイルを変更する必要があるため、戦闘がワンパターンになりづらくなっています。
独特なビジュアルで描かれるステージの数々もユニークなデザインとなっており、隅々まで見て回る楽しさもあります。
ストーリー自体も最初から最後まで説得力のある内容となっており、雰囲気の良いサウンドトラックも相まって惹き込まれる作品となっているようです。
難易度が非常に高い
本作の難易度はかなり高いと、多くのレビュアーが述べていました。
この点に関して、やり甲斐があって楽しいと評価する意見がある一方で、難しすぎて途中でイヤになるというレビュアーも見受けられました。
また、加齢システムによって死ぬ度に年齢を重ねて体力が落ちるため、アクション下手なプレイヤーにとってはさらに難易度が上がる悪循環となってしまうとのこと。
ヒトを選ぶアクションゲームであるかもしれません。
やりがいのあるアクションゲーム好きにはうってつけ!
いずれにせよ、『やりがいを求めているアクションゲーム好きには最適な作品』であるとして、多くのレビュアーから高い評価を付けられていました。
確かに難易度は高めに設定されていますが、慣れることで確実にアクションの腕が向上していき強敵も打ち倒せるようになるため、試行錯誤の過程を楽しめるか否かによって評価が分かれそうな作品ですね。
しかし、アニメーションやカンフーアクションなどの出来は一流であり、多人数との戦闘もリズムさえつかめれば中毒性の高い体験となります。
アクションゲームの腕に自信のある方は、ぜひ本作にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
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