宇宙に関する最先端研究機関として広く知られているアメリカ航空宇宙局(NASA)ですが、なんとそのNASAがPS4周辺機器「PlaystationVR(PSVR)」 を用いて宇宙飛行士の訓練を行っている様子を動画で公開しました。
どうやらソニーとは協力体制にある様子。あのNASAが訓練にPSVR使っているなんてスゴイですね!
はぇ~、PSVRってゲームだけじゃなくこんなことにも利用できるのか!( ゚Д゚) それだけ動作が安定したデバイスということなのでしょうかね。
訓練風景
どうやらNASAは、開発した「Robonaut2」という船外作業を目的とした人間型ロボットの操縦訓練に、PSVRを利用しているようです。マウスやキーボードを使用した操作よりも、PSVRの方がより直観的な操作を実現できるとのことで訓練に取り入れられたとのこと。
Oculus RiftではなくPSVRを選んだ理由は、恐らくパフォーマンスがPCのスペックに依って大きく変化してしまうOculus Riftに対し、PS4さえあれば 安定したパフォーマンスを実現するPSVRの方が反復して行われる訓練には向いていると判断されたのではないでしょうか。
しかしながらSONYの売り込み能力は流石ですね。NASAほどの大きな信用を誇る機関が訓練にPSVRを採用しているとなればそれだけで世界に向けて性能をアピールできますし、 ゲーム以外にもVRの応用できる分野を広げていく先見の明・視野の広さは素晴らしいと思います。
▼無重力状態を再現したVR内でロボットアーム操作の訓練を行う
▼ストレスなく快適に操作できている様子からPS MOVEのトラッキング能力の高さが伺える
VRの可能性は無限大!
こういったVRの可能性の広がりを感じる情報は非常にうれしいですね。
今後VRはゲーム目的だけでなく、医療・観光・スポーツ観戦など様々な分野に向けて展開されていくと個人的に確信しています。 3Dテレビはそれほど革新的な技術ではありませんでしたが、今までとは段違いの没入間を生み出すVRはマンネリ化しつつある 各分野の新たなるメディア媒体として普及すれば世の中がより一層面白くなると思います。
PSVR開発の第一人者であるSCEの吉田修平氏も "PSVRを単なるゲーム周辺機器として終わらせるつもりはない" と公言しているので、 今回のNASAの事例のように様々な分野でVR技術が受け入れられるようになればいいですね!
個人的にこないだ行った福井県の恐竜博物館も、いつか観覧にVRを取り入れてくれたらもっと面白くなるだろうな~と勝手に期待しています((´∀`))