2020年7月17日(金)発売の、ニンテンドースイッチ向けアクションRPG『ペーパーマリオ オリガミキング』。
本作は、『ペーパーマリオ』シリーズの第6作目にあたる作品です。
ペーパークラフト調にペラペラとなったマリオたちが、ワールドを駆け巡って敵のオリー王に占領されたピーチ城を目指すゲームとなっています。
ハード | Nintendo Switch |
開発元 | Intelligent Systems |
価格 | 5,980円+税 |
ジャンル | アクションRPG |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2020年7月17日(金) |
このゲームについて:
世界をオリガミに作り変えようとするオリー王をとめるべく、マリオと相棒のオリビアがオリガミ軍との戦いに挑みます。
アクションアドベンチャーとRPGの要素を取り入れつつ、戦闘はパズル色が強かったりシューティングのセンスが問われたりと、ユニークな要素をふんだんに取り入れたゲーム性となっています。
キノピオやボム兵・ヘイポーなど従来のシリーズキャラはもちろんのこと、本作オリジナルのキャラも多数登場し、いつものスーパーマリオとは一風異なった体験が可能なゲームです。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Comicbook.com -ユーモアに満ちたストーリー
Score:100点
ペーパーマリオシリーズは魅力的なキャラクターとユーモアのあるストーリーでユーザーを魅了し続けており、今作も例外ではありません。
ワールド上にはいくつもの楽しいパズル要素が用意されており、マリオたちの多彩なアクションを楽しむことが出来ます。
新・旧いずれのキャラクターも愛らしくて可愛く、マリオシリーズのファンにとっては眼福です。
今夏に気軽にプレイできるゲームを探している方には是非オススメしたい一作です。
良かった点
- 楽しいパズル要素
- ユーモアに満ちたストーリー
- 多彩なアクション
- 魅力的なキャラクター達
悪かった点
- 進展のないRPG要素
GamesRadar+ -多くの秘密が隠された美しいワールド
Score:90点
ペーパーマリオシリーズは、通常のマリオシリーズよりもさらにユーモア色の強い作風で描かれており、好きな人にとってはたまらない雰囲気を醸し出しています。
基本的に戦闘はパズル要素を取り入れた独創的なシステムとなっており、バリエーション豊かなアクションを楽しめるためワンパターンになることはありません。
ワールド上には多くのシークレット要素が隠されており、それらを見つけ、収集するのは実に楽しいです。
本作は素晴らしい物語とキャラクターを含む、魅力的な作品となっています。
良かった点
- 素晴らしい物語とキャラクター
- 多くの秘密が隠された美しいワールド
- 独創的な戦闘システム
- ユーモアのある作風
悪かった点
- 難易度が安定しない
Hobby Consolas -想像力と優れたアイデアに満ちた作品
Score:90点
本作は想像力と優れたアイデアの宝庫であり、各ステップが新鮮な驚きに満ちています。
謎解き要素や戦闘などのアクションには実に多様性があり、様々なスタイルが取り入れられています。
ペラペラとした表現で描かれるワールド全体のビジュアルも美しく、どこかジブリやピクサー映画のような雰囲気を思わせます。
純粋な "楽しさ" を求めるのであれば、本作はうってつけのタイトルです。
良かった点
- 美しいビジュアル
- 様々なスタイルを取り入れたアクション
- 非常に面白い戦闘システム
- 優れたアイデアの数々
悪かった点
- 初期のペーパーマリオと比べるとRPG要素が弱くなっている
IGN Spain -攻略に夢中になるステージの数々
Score:85点
ゲーム全体を通して楽しく・魅力的で・非常に多様性のある作品となっています。
ワールド上の各ステージは良く作り込まれており、至る所にアイテムやシークレット要素が隠されているため、既にクリアしたステージも何度でも訪れたい中毒性があります。
ボス敵は挑戦しがいのある難易度となっており、パズル要素を取り入れた戦闘システムのため、慣れない方は苦戦するかもしれません。
ボリューム自体も30時間以上プレイ可能なものになっており、満足感の高い作品と言えます。
良かった点
- これまで以上に優れたユーモア
- 記憶に残る仲間たち
- 攻略に夢中になれるステージ設計
- 挑戦しがいのあるボス
- 直観的なパズル要素
悪かった点
- 難易度が不安定(簡単だったり、時々難し過ぎたり)
- パズル要素を含む戦闘は、時間が経つにつれて退屈になってくる
PCMag -バトルが楽しくない
Score:60点
ワールド自体は探索しがいのある魅力的なものになっており、各地に点在するボスとの戦いも楽しいです。
多くの収集要素が用意されており、やり込みプレイも可能となっています。
一方で、戦闘システムに関しては深みに欠けていると言わざるを得ず、従来の武器要素やRPGのようなターンベースの要素を廃止してしまったため、バトルがワンパターンになりがちです。
にも関わらず、いたるところで戦闘が発生するため、次第にうんざりしてきます。
ゲームの他の部分は魅力的であるだけに、実に残念です。
良かった点
- 探索しがいのある魅力的なワールド
- 楽しいボス戦
- 多くの収集要素
悪かった点
- 定期的に発生する戦いがワンパターンでうんざりする
- 戦闘システムに深みがない
- 武器要素の廃止
総評:ユーモアと可愛さに満ちた楽しいアクションアドベンチャー
総合Score:81点
GOODな点
- 魅力的なキャラクター達
- 多くの秘密が隠された美しいワールド
- 独創的な戦闘システム
- ユーモアのある作風
- 攻略に夢中になれるステージ設計
- 挑戦しがいのあるボス
BADな点
- 難易度が不安定(簡単だったり、時々難し過ぎたり)
- パズル要素を含む戦闘は、時間が経つにつれて退屈になってくる
- 定期的に発生する戦いがワンパターンでうんざりする
- 戦闘システムに深みがない
- 武器要素の廃止
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『ペーパーマリオ オリガミキング』についての海外メディアの感想となります。
探索しがいのある美しいワールド
本作で最も高く好評だったのが、探索しがいのある美しいワールドです。
ワールドは細部まで作り込まれており、あらゆる場所にシークレット要素が隠されているため、駆け回ってそれらを探すのが実に楽しいとのこと。
ボスの待ち受けるステージは攻略しがいのある仕掛けがいくつも用意されており、それぞれで異なったアクションを見ることが出来るためワンパターンに感じることは無いようです。
ボリューム自体も30時間以上は遊べるものになっており、満足感が高いとも述べられていました。
見方・敵キャラともに愛嬌のあるデザインとなっており、女性レビュアーからも好評な様子です。
戦闘システムについて不満の声が多数
一方で、本作の戦闘システムは従来のRPGのようなターン制や武器要素を廃止し、パズル要素を取り入れた独特なものになっています。
これに関して好意的に捉えるレビュアーもいる一方で、多くのレビュアーが "バトルに深みが足りない" と不満の声を上げていました。基本的にザコ戦がワンパターンでめんどくさく感じるとのこと。
また難易度も不安定で、簡単だと思っていたらいきなりボス戦で苦戦を強いられることもあるようです。
気軽に遊べるアドベンチャーゲームを探している方にうってつけ!
いずれにせよ、気軽に遊べるユーモアと可愛らしさが満載のアドベンチャーゲームであるとして、全体的に高い評価を受けている作品です。
上述したように戦闘に独自のシステムを取り入れているため、いつものペーパーマリオシリーズを遊びつくした人でも新鮮な気分で楽しむことが出来ます。
マリオファンのみならずアドベンチャーゲーム好きの方であれば、是非プレイしてみてはいかがでしょうか!(゚∀゚)
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