2022年4月5日(火)発売の、PS4, PS5, Switch, Xbox One, XSX|S, PC向け野球ゲーム『MLB The Show 22』。
本作は、リアルなメジャーリーグが楽しめる野球ゲームとして世界中で人気の高い『MLB The Show』シリーズの最新作です。
※現時点(記事執筆時点)で英語版のみの販売であり、日本語版は発売されていません。
日本語マニュアルが公開されており、コチラからダウンロードできます。
なお、本作のカバーアスリートには大谷翔平選手が抜擢されています。
ハード | PS4, PS5, Switch, Xbox One, XSX|S, PC |
開発元 | Sony Interactive Entertainment San Diego Studio |
価格 | スタンダードエディション:7,590円(税込) MVP Edition:9,240円(税込) Digital Deluxe Edition:10,890円(税込) |
ジャンル | 野球, スポーツ |
プレイ人数 | シングルプレイ:1人 ローカルマルチプレイ:2~4人 オンラインマルチプレイ:2~8人 |
リリース日 | 2022年4月5日(火) |
このゲームについて:
『MLB The Show 22』(英語版)は、かつてないほど多彩な遊び方でメジャーリーグを遊び尽くせる野球ゲーム。現役選手やレジェンド選手を起用して自分だけのドリームチームを作って友達やオンラインのライバルと競い合ったり、自分の分身となる選手を作成して大リーグのキャリアを邁進したり、ホームランランキングを上り詰めたりしよう。
(※本作は北米版と同一の内容となり、ゲーム内の表記・音声はすべて英語となります。また、ゲーム内通貨の購入は行えません)本作のパッケージを飾るのは大谷翔平選手。2021年にはアメリカンリーグMVPを始め11の賞を獲得し、アメリカで大旋風を巻き起こしている大谷選手が、MLBの顔としてもちろんゲーム本編にも登場!
自分のチームを使ってソロでじっくりオフラインプレイをするもよし、他のプレイヤーとオンライン*で対戦するもよし、プレイヤーの好みに合わせてさまざまな遊び方が用意されているのも本作の大きな魅力。「Mini Seasons」を始めとする新モードにも注目だ。それぞれのシーズンごとに新たなチャレンジに取り組もう!
本作は誰でもメジャーリーガー体験ができる『The Show』シリーズの最新作であり、現役選手やレジェンド選手でドリームチームを編成してライバルと競いあったり、自分の分身となる新人選手を作ってスーパースターに育て上げたりと、幅広い遊び方でMLBの世界を遊び尽くすことができます。
従来シリーズ作でおなじみの要素をさらにパワーアップさせたコンテンツが用意されており、さらに自由度を増し、よりリアルになった野球体験を楽しめます。また、そして初心者からベテランプレイヤーまで楽しめるよう新たに2つの難易度が追加されています。
シリーズお馴染みのオンライン対戦も進化を遂げており、1対1でのオンライン対戦に加え、オンラインのフレンドとチームを組み、ほかのプレイヤーたちのチームと 2対2 や 3対3 で対戦することも可能。
ローカルマルチプレイでは2~4人、オンラインマルチプレイでは2~8人での白熱する対戦を楽しむことができます。機種間クロスプレイにも対応しており、ニンテンドースイッチのプレーヤーがPS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PCのプレーヤー達と対戦を楽しむ、といったことも可能です。
なお、本作は現時点(記事執筆時点)で英語版のみの販売となっており、ゲーム内の表記・音声はすべて英語です。一応日本語マニュアルが公開されており、コチラからダウンロードできます。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
GamersRD -野球ファンには是非オススメしたい作品
Score:90点
今作ではグラフィックやサウンドなど、技術的な面で前作よりも向上を果たしており、さらにリアルな野球体験が可能となっています。
PS5版ではデュアルセンスコントローラの機能をうまく活用しており、スイングやヒット時における振動が直接感じられることで、没入感が増しています。
『Road to the Show』モードでは、以前まではユーザーごとに1つのキャラクターしか作成できませんでしたが、今作では最大10人のキャラクターを作成・管理することができるようになりました。これはかなり嬉しい改善点です。
そして何より、マルチプレイモードが非常に楽しいです。オンライン上の見知らぬ人と協力してチームを結成し、他のチームと白熱する試合を楽しむことができました。クロスプラットフォームに対応している点もGood。
全体的なパフォーマンスも安定しており、野球ファンには是非オススメしたい作品となっています。
良かった点
- 向上したグラフィック
- 楽しいマルチプレイ
- 優れたサウンドデザイン
- デュアルセンスコントローラの機能を有効活用(PS5版)
- 安定したパフォーマンス
- 複数キャラクターの作成が可能に
悪かった点
- 選手の顔グラに改善の余地あり
Impulsegamer -より完璧に近づいた野球ゲーム
Score:84点
前作(MLB 21)の時点ですでに優れた作品でしたが、今作ではビジュアルやサウンドなどの技術面、およびゲームプレイに関する細かな調整が行われたことで、より完璧な野球ゲームとなりました。
根本的なゲーム性自体は従来シリーズ作から大きな変化がないものの、細部でいくつもの改善・向上がなされており、リアルな試合を楽しめます。
非常に多くの実名選手が登録されており、数十年前の選手でドリームチームを結成して試合に挑むのは実に楽しい体験でした。
優れたチュートリアルも用意されており、打撃、投球、守備、走者に関する操作を直感的に身に着けることができるでしょう。
野球ファンにとって、本当にエキサイティングな体験が可能な野球ゲームとなっています。
良かった点
- ビジュアルとオーディオ表現の品質が向上
- 非常に多くの実名選手が実装
- 優れたチュートリアルが用意
- 改善されたプレイヤーモデル
悪かった点
- 従来シリーズ作から大きな変更は特にない
Hobby Consolas -多数のゲームモード・オプションが用意
Score:80点
今作にはシングル・マルチプレイのいずれにおいても多数のゲームモード、オプション(操作方法・難易度など)が用意されており、プレイヤーのニーズに合わせて多彩な野球体験が楽しめるようになっています。
キャラクター(選手)のカスタマイズ機能も前作以上に充実しており、顔の各部分から身長、体重、腰のタイプ、腕の太さまで非常に細かく調節して、自分だけの選手を作り出すことが可能です。
多くのスタジアム、選手名簿が収録されているほか、スタジアム作成機能でエキサイティングな球場を創り出すことも出来て楽しいです。
また今作はクロスプラットフォームに対応しているおかげで、多人数でマルチプレイモードを遊びたい場合でも即座にマッチングするので快適です。
課金要素が露骨に目立つなど不満点もありますが、野球ファンの期待に応えるゲームであると言えます。
良かった点
- 多数のゲームモードやオプションが用意
- 多くのスタジアム、選手名簿を収録
- 楽しいスタジアムの作成要素
- 充実したキャラクターカスタマイズ機能
- クロスプラットフォームでのマルチプレイに対応
悪かった点
- たくさんの課金要素
- グラフィック自体は前作から大きな進化が無い
GamesRadar+ -進化し続ける野球シミュレーション
Score:80点
前作と比べて大きな進化はないものの、ボールなどの物理演算や選手の挙動は確かな改善がなされており、リアルなサウンドデザインも相まって、本当に野球の試合をプレイしているかのような感覚になります。
実況音声も新たなレパートリーに刷新されたことで、シリーズ経験者でも新鮮な気分で楽しめるでしょう。
シングル・マルチ向けに多彩なコンテンツが用意されているため、寿命の長い作品だと言えます。ただしオンラインモードでは発売時点でラグなどの不具合が目立つため、今後の改善が望まれます。
そして収録選手が実に充実しており、昔の名選手たちによる試合の様子は、野球ファンにとってノスタルジーを感じられる光景となります。
現時点で最高の野球シミュレーションの1つです。
良かった点
- 懐かしの選手たちも多数収録
- 長く遊び続けられるコンテンツ
- クロスプラットフォーム対応
- 改善された物理演算
- リアルなサウンドデザイン
- 新しい解説音声が収録
悪かった点
- オンラインプレイ中のラグが目立つ
- 従来作から大きな改善はない
Wccftech -ほぼ前作(MBL 21)と同じ作品
Score:65点
今作は、私が今までプレイした中で最も保守的なスポーツゲームの1つです。
確かにゲーム性は堅実な出来であり、前作からいくつかの微々たる改善が施されています。オンライン協力プレイも楽しいです。
一方で、根本的なゲーム性は従来シリーズ作から本当に変化がありません。
ピッチングやフィールディング(守備動作)はほとんど進化しておらず、グラフィックの向上も微々たるものです。
一部の追加要素を除けば、去年リリースされた作品(MLB 21)と同じものをプレイしているように感じられます。
本シリーズを初めてプレイする方は楽しめるでしょうが、往年のプレイヤーが得られるものは少ないでしょう。
良かった点
- 堅実なゲーム性
- オンライン協力プレイが楽しい
- いくつかの細かな改善
悪かった点
- ピッチングやフィールディング(守備動作)はほとんど進化していない
- グラフィックの向上も微々たるもの
- 根本的なゲーム性が進歩していない
総評:堅実な進化見せる、リアル志向野球ゲームの決定版
総合Score:80点
GOODな点
- オンライン協力プレイが楽しい
- 優れたビジュアルとオーディオ表現
- 多くのスタジアム、選手名簿を収録
- クロスプラットフォームでのマルチプレイに対応
- 充実したキャラクターカスタマイズ機能
- 多数のゲームモードやオプションが用意
- 長く遊び続けられるコンテンツ
BADな点
- 根本的なゲーム性が進歩していない
- グラフィックの向上も微々たるもの
- たくさんの課金要素
- オンラインプレイ中のラグが目立つ
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『MLB The Show 22』についての海外メディアの感想となります。
本物の試合を動かしているかのような体験
前作の時点で既にかなりのリアルを誇っていたMLBシリーズですが、今作ではビジュアル・サウンド、選手モデルや挙動などが全体的に改善されたことで、まるで本物の試合をプレイしているかのようなリアルさを楽しめるようになっています。
多くのスタジアム、実名選手名簿が収録されているほか、自分だけの選手・スタジアムの作成要素も充実。
そしてマルチプレイで他のプレイヤーと協力して対戦するモードでは、実に白熱する試合を楽しむことができるとのこと。クロスプラットフォームに対応しているおかげで、マッチングもスムーズに行われるようです。
シングル・マルチ共にコンテンツが多数用意されており、プレイヤーごとに自由な野球体験を楽しめる寿命の長い作品です。
根本的なゲーム性は前作から変化ない
一方で、確かにビジュアルや挙動など一部の点で細かな改善が施されているものの、根本的なゲーム性は前作から変わっておらず、目新しさが感じられないという意見も見受けられました。技術的にも大きな進化はないようです。
そして、たくさんの露骨な課金要素が用意されている点にも、不満を述べるレビュアーが多かったです。
そのほか、オンラインプレイ中のラグが目立つなどの指摘もありましたが、この点は今後の調整で改善が見込まれると思います。
現時点で最も完成度の高い野球ゲーム
いずれにせよ、多くのレビュアーが『現時点で最も完成度の高い野球ゲーム』であるとして、高い評価を付けていました。
確かにゲーム性自体は前作から大きな変化はないものの、前作の時点ですでに完成度の高い作品として仕上がっていたため、決して今作のクオリティが低いというワケではないようです。
ビジュアル・サウンド共に優れており、本当の野球の雰囲気を味わうことができます。
多彩なコンテンツが用意されていますが、特にオンラインマルチプレイの評価が高く、フレンドたちと一緒に試合を行うと、時間を忘れるほど白熱することができます。
クロスプラットフォームに対応しているため、他機種のプレイヤーとマッチングできる点も嬉しいですね。
従来シリーズ作のプレイヤーはもちろん、リアル志向の野球ゲームを探している方には是非オススメしたい一作です!
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