2020年5月12日(火)発売の、PS4, ニンテンドースイッチ, Xbox One, PC向け2Dアクションゲーム『Huntdown』(ハントダウン)。
本作は、元々2017年にアーケードゲーム端末向けにリリースされた『Huntdown』を、家庭用ゲーム機向けに移植したものです。
荒廃したサイバーパンク風の未来都市を舞台に、3人のバウンティハンターが犯罪集団を打ち倒していく、コメディ色の強い2Dアーケードアクションとなっています。
※PS4版は北米ストアのみの販売となります。
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ハード | PS4, Nintendo Switch, Xbox One, PC |
開発元 | Easy Trigger Games |
価格 | 19.99ドル(約2,000円) |
ジャンル | 2Dアクション |
プレイ人数 | 1~2人(画面共有プレイ対応) |
リリース日 | 2020年5月12日(火) |
このゲームについて:
犯罪集団が支配し警官隊が踏みにじるのを恐れる未来の騒乱で満たされた通りでは、バウンティハンターだけが犯罪から街を解放することができます。
犯罪者の地下世界に身を置き、秀でた "アクションコメディアーケードシューティングゲーム" を楽しみましょう!
手書きの16ビットピクセルアートによって描かれるアニメーションと、60fpsで展開するアクションが合成された、流れるような2Dアクションゲームとなっています。
プレイヤーは異なった技能を持つ3人の賞金稼ぎ『Anna Conda』『John Sawyer』『Mow Man』を操作して、ヒャッハーな世紀末集団に侵された未来都市を開放していきます。
敵キャラにもバイカーや中華系ギャング、ホッケーマスクを被ったフーリガン集団など様々な派閥があり、ビジュアル的にも楽しむことが出来ます。
また、最大2人での画面共有プレイにも対応しており、互いに協力し合って敵をなぎ倒していきましょう!
そんな今作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
TheSixthAxis -今までプレイした中で最高の横スクロールシューティングの1つ
Score:90点
本作は、私が今までプレイした中で最高の横スクロールシューティングの1つです。
レトロなピクセルアートは信じられないほど雰囲気が良く、60fpsで描かれるアクションもスムーズで爽快です。
そして激しいアクションと射撃によるゲームプレイには中毒性があり、特にボス戦での興奮は最高潮に達します。
武器・敵キャラ・ステージの種類も豊富で、シンセ調のサウンドトラックも相まって飽きることがありません。
協力プレイでは2人目がいつでも好きな時に参加でき、ゲームをさらに楽しくします。
GOODな点
- 豪華な16ビット風のビジュアル
- 飽きない展開ペース
- 素晴らしいボスとの戦い
- 80年代のレトロな雰囲気が良く出ている
- シンセ調で中毒性のあるサウンドトラック
BADな点
- 特に無し
Destructoid -騒々しく・破壊的で・ユニークなゲーム
Score:80点
本作のサウンドトラックは、私が最近聴いた中で最高の音楽の1つです。
荒々しいシンセ調のBGMは荒廃したゲーム内の雰囲気とマッチしており、ヘッドフォンを着けてボリュームを最大にすると興奮の渦に包まれます。
敵を激しくなぎ倒していく様は病みつきになり、これだけの体験を手ごろな価格で味わえるのは嬉しい限りです。
騒々しく・爆発的で・下品なゲーム性の中にクリエイティブな面も併せ持った作品です。
GOODな点
- 下品でユニークなゲーム性
- 昔ながらのカオスな2Dアクション
- 素晴らしい音楽
- 病みつきになる殺戮
- 手ごろな価格でプレイ可能
- 4種類の難易度オプションが用意
BADな点
- 3人ともサブミッションの内容が同じ点が残念
Vandal -ブレードランナーやAKIRAに近い、サイバーパンクな世界観
Score:80点
どこからともなく現れたこのアクションアーケードゲームは、その中毒性のあるゲームプレイと、見事なサイバーパンク風のデザインなどに驚かされます。
鳴り響く銃声・爆発・無惨な死・そしてステージ毎のラストボスとの狂乱的な戦いは、アクションゲーム好きをこの上なく満足させるものになっています。
ブレードランナーやAKIRAを彷彿とさせるサイバーパンクの世界は非常に優れており、ドット調のグラフィックで細部まで細かい表現が成されています。
メタルスラッグのような爽快感のある2Dゲームを愛する人には、是非オススメしたい作品です。
GOODな点
- ステージ毎の盛り上がるボス敵
- ブレードランナーやAKIRAに近い、サイバーパンクな世界観
- 細部まで作り込まれたステージ
- 非常に堅実なゲームプレイ
BADな点
- 低い難易度でプレイすると、すぐにクリアできてしまう
Hobby Consolas -ブレードランナーやAKIRAに近い、サイバーパンクな世界観
Score:80点
本作は1980年代のドットアクションゲームをリスペクトしつつ、全体的なディテールやパフォーマンスを向上させた、素晴らしい2Dアクションです。
難易度も良く調整されており、高難易度に設定すると、ボス敵との戦闘が挑戦しがいのある死闘になります。
武器の種類は実に豊富で、ショットガン・AKライフルからバット・ホッケースティックなど、プレイヤーのスタイルに合わせて自由に選択できます。
マルチプレイではさらに楽しさが増すものの、できればオンラインプレイにも対応させてほしかったです。
また、プレイアブルキャラの数に合わせて、最大3人での協力プレイにも対応すべきでした。
GOODな点
- 激しくて必死になるゲームプレイ
- 挑戦的な難易度
- 80年代を感じさせるアクションへの見事なアプローチ
- 滑らかな16ビットのグラフィックパフォーマンス
BADな点
- オンラインモードには非対応(ローカルマルチのみ)
- マルチプレイは最大2人まで(キャラが3人いるので、どうせなら3人に対応してほしかった)
総評:80年代のドットゲームをリスペクトした、下品でカオスなアクションゲーム
総合Score:82点
GOODな点
- 下品でユニークなゲーム性
- 昔ながらのカオスな2Dアクション
- 素晴らしい音楽
- 病みつきになる殺戮
- 手ごろな価格でプレイ可能
- ブレードランナーやAKIRAに近い、サイバーパンクな世界観
BADな点
- オンラインモードには非対応(ローカルマルチのみ)
- マルチプレイは最大2人まで(キャラが3人いるので、どうせなら3人に対応してほしかった)
- 低い難易度でプレイすると、すぐにクリアできてしまう
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『Huntdown』についての海外メディアの感想となります。
サイバーパンクな世界で繰り広げられる、激しく自由なアクション
本作は80年代のドットゲームをリスペクトしつつ、グラフィックやパフォーマンスを現代の技術で向上させた、非常に完成度の高い作品であると評価されています。
豊富な武器・アイテムによって繰り広げられる戦闘は実に激しく、特にステージ毎のボス敵との戦いは、まさに死闘とも言うべき興奮が味わえるとのこと。
ゲーム性は基本的にコミカルでユニークなものになっており、シンセ調のサウンドトラックも相まって、独特な世界観が構築されているようです。
そして、リーズナブルな価格に対してプレイした満足度も高いと、いずれのレビュアーからも好評でした。
オンラインマルチ非対応な点は残念
本作は画面分割によるローカルマルチに対応する一方で、オンラインマルチプレイには非対応となっており、レビュアーの中には不満を述べる声もありました。
また、せっかくプレイアブルキャラが3人いるのであれば、ローカルマルチも最大3人対応にすべきだという指摘もありました。
メタルスラッグジャンルが好きなゲーマーには是非オススメしたい作品
いずれにせよ、ソロ・ローカルマルチのいずれでプレイしても、非常に楽しい作品であると高く評価されていました。
ドットで表現されるグラフィックに抵抗感がある方も多いかもしれませんが、アクションゲームとしての爽快感は他の3Dゲームに引けを取らない出来となっています。
メタルスラッグのような、激しくカオスな2Dアクションを体験したい方は、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか!(゚∀゚)
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