2022年6月9日(木)発売の、ニンテンドースイッチ向け鬼殺対戦アクションゲーム『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』(Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba – The Hinokami Chronicles):きめつのやいば。
本作は、大人気アニメ『鬼滅の刃(きめつのやいば)』を対戦アクションゲーム化した作品です。
※PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC版は2021年10月14日(木)に発売されています。
▼PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC版のレビューはコチラ
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『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』海外のレビュースコア&評価コメントまとめ
2021年10月14日(木)発売の、PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC向け鬼殺対戦アクションゲーム『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』(Demon Slayer: Kimetsu no ...
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アニメで描かれた物語を追体験できるソロプレイモードや、自由なキャラを選んで2人でバトルを楽しむ対戦プレイモードなどが用意されています。Nintendo Switch版特典もいくつか用意。
ハード | Nintendo Switch |
開発元 | サイバーコネクトツー |
価格 | 通常版:7,480円(税込) フィギュアマルチスタンド付き数量限定版:11,880円(税込) |
ジャンル | 鬼殺対戦アクション |
プレイ人数 | 1~2人(オフライン・オンライン対戦対応) |
リリース日 | 2022年6月9日(木) |
このゲームについて:
ソロプレイモードでは、家族を殺され鬼に変えられてしまった妹・禰?豆子を
人に戻すため、竈門炭治郎となり鬼に立ち向かっていく
アニメ「鬼滅の刃」で描かれたストーリーを追体験できる!バーサスモードは、竈門炭治郎や竈門禰?豆子をはじめ
アニメ本編に登場するキャラクターから好きなキャラクターを選んで、
オフラインまたはオンラインで最大2名により対戦が楽しめる!シンプル操作で爽快感のあるプレイで最強の鬼狩りを目指せ!
ソロプレイ専用のストーリーモード "ヒノカミ血風譚"(ひのかみけっぷうたん)では、アニメで描かれた炭治郎の物語を、プレイヤーが自分自身の手によって追体験することができます。炭治郎が鬼殺隊に入隊し、さまざまな鬼に立ち向かうTVアニメ "竈門炭治郎 立志編" から、炎柱・煉?獄杏寿郎とともに向かった任務を描いた劇場版 "無限列車編" までのエピソードが収録されています。
アニメで描かれたシーンの数々が再現されたムービーが至る所に用意されているほか、映像に合わせてボタンを入力することで、徳ベルナ演出を見ることも出来るインタラクティブ・アクションも実装されています。
そして探索パートでは、原作に登場したフィールドを走り回り、目的りを目指したり情報を収集するなどの探索要素を楽しむことも出来ます。
▼フィールドには "褒賞パネル" を開放する際に使用できる『キメツポイント』や、キャラクター達の過去などを垣間見ることの出来る『想いの欠片』などが落ちており、やり込み甲斐があります。
そして戦闘場面では、ボタン操作を駆使した激しい連続技やコンボ攻撃、必殺技などを繰り出すことができ、爽快感抜群のバトルを楽しむことが出来ます。
また、"バーサスモード" では総勢18キャラクターから好きなキャラを選んでタッグチームを結成し、オフライン(画面共有)もしくはオンラインでの2人対戦プレイを楽しむことも可能です。
基本的なコンテンツ内容は以前発売されたPS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC版と同様ですが、Nintendo Switch版特典として、最初から以下がゲームデータに含まれています。
【Nintendo Switch版特典】
- キメツポイント:16000ポイント)
- ゲーム内衣装:「蝶屋敷患者衣」(竈門炭治郎/我妻善逸/嘴平伊之助)「キメツ学園追加衣装」(キメツ学園・竈門炭治郎/キメツ学園・竈門禰豆子/キメツ学園・我妻善逸/キメツ学園・嘴平伊之助/キメツ学園・冨岡義勇)
鬼滅の刃の世界を堪能するには、まさにうってつけの作品となっています。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Nintendo Life -非常に堅実な対戦アクションゲーム
Score:80点
本作は非常に堅実な対戦アクションゲームに仕上がっています。
人気アニメ『鬼滅の刃』をそのままゲーム化したアートスタイルは見事であり、魅力的なストーリーやスリリングな戦いを自身で操作して体験することが出来ます。
声優の演技も優れており、情熱のあるセリフの数々で全体的なパフォーマンスを向上させています。
アニメや漫画を読んだことのない方にも、ぜひプレイしてほしい作品です。
良かった点
- 堅実なストーリー
- スリリングな戦闘
- アニメのようなアートスタイル
- 見事な声優の演技
悪かった点
- 戦闘システムの作り込みが浅い
The Mako Reactor -外出先でも鬼滅の刃を楽しめる
Score:80点
本作はSwitch向けに見事な移植がなされています。
画質自体はPS5やXSX|S版に劣るものの、全体的にカラフルで綺麗なビジュアルでゲームを楽しむことが可能です。読み込み時間やフレームレートなどのパフォーマンスも安定しています。
そして何より、外出先でもどこでも鬼滅の刃のゲームを楽しむことが出来る点は、実に魅力的です。この点だけでも、他プラットフォーム版より優れていると言えます。
もしまだヒノカミ血風譚をプレイしたことがないのであれば、ぜひSwitch版でのプレイをオススメしたいです。
良かった点
- 外出先でもプレイ可能
- 優れたビジュアル
- 安定したパフォーマンス
悪かった点
- PS5版やXSX|S版と比べると、画質は劣る
Hobby Consolas -他プラットフォーム版と比べてパフォーマンスはほとんど劣らない
Score:80点
Switch版では、PS5などの次世代機種版と比べて確かに解像度などで劣る点はあるものの、ほとんどの点でパフォーマンスは決して劣っておらず、ほぼ同様の体験を楽しむことが出来ます。
また、Switch版の特典として、初めからすべての要素(キャラクターなど)が収録されている点は嬉しいです。
アニメのサウンドトラックにのせて展開されるアニメーションや戦闘では、アニメの名シーンの数々を追体験出来て実に楽しいものでした。
他プラットフォーム版からひと足遅れてリリースされたSwitch版ですが、どこでも遊べるという点によって、今作を選ぶ価値はあるでしょう。
良かった点
- 全ての要素(キャラクターなど)が初めから収録
- 他プラットフォーム版と比べてパフォーマンスはほとんど劣らない
- 優れたアニメのサウンドトラック
- アニメの名シーンを追体験できる
悪かった点
- アクションゲームとしての要素は単純(シンプル)
- メンドクサイだけの探索フェーズ
Vandal -Switch向けに見事に移植された作品
Score:70点
今作ではアニメのようなビジュアルを再現するためにセルシェーディング描画法が用いられており、そのおかげで、他プラットフォーム版と比べてSwitch版ではグラフィックの劣化はほとんど感じられません。
そのため壮観な演出の戦闘もそのままのクオリティで楽しむことが出来ます。
戦闘システムが浅い、探索要素が退屈など問題はあるものの、ストーリーモードの内容は面白く、アニメを忠実に再現したショットの数々を眺めるのも魅力的な体験でした。
特に他プラットフォームにこだわりがないのであれば、ポータブルモードでも遊べるSwitch版はぜひ選択肢に入れるべきでしょう。
良かった点
- アニメを忠実に再現したショットの数々
- 面白いストーリーモード
- 壮観な演出の戦闘
- 他プラットフォーム版と比べてグラフィックの劣化はほとんど無い
悪かった点
- 繰り返し感が強く、深みに欠ける戦闘
- ストーリーモードにおける探索要素はあまり意味がない
Multiplayer.it -キャンペーンや戦闘システムなどの内容が薄い
Score:67点
本作は見事なセルシェーディング描画のおかげで、Switch上でもビジュアル面での品質を損なわず、優れたグラフィックでゲームを楽しむことが出来ます。
Switch版の特典として、初めから追加要素がすべて収録されている点も嬉しいです。
一方で、非常に短いキャンペーンモードや自由度の低い探索パート、魅力に欠ける浅い戦闘システムなど、他プラットフォームでも見受けられた問題がやはり残っています。
このコンテンツボリュームに対して、この価格設定というのもやや納得できません。
確かに素晴らしい要素を多数含んだ作品ではありますが、これら作り込みの浅い部分によって、勿体ない作品となってしまっています。
良かった点
- 魅力的なストーリー
- 素晴らしいキャラクター
- 見事なセルシェーディング描画
- 壮大なカットシーンの数々
- 実績のある戦闘システム
悪かった点
- 非常に短いキャンペーン
- 直線的でほとんど自由度のない探索パート
- コンテンツボリュームに対して価格が見合っていない
- 作り込みの浅いアクション
総評:外出先でもヒノカミ血風譚が楽しめる!
総合Score:74点
GOODな点
- 魅力的なストーリー
- 素晴らしいキャラクター
- 見事なセルシェーディング描画
- 外出先でもプレイ可能
- 全ての要素(キャラクターなど)が初めから収録
- 他プラットフォーム版と比べてパフォーマンスはほとんど劣らない
BADな点
- 非常に短いキャンペーン
- 直線的でほとんど自由度のない探索パート
- 繰り返し感が強く、深みに欠ける戦闘
- PS5版やXSX|S版と比べると、画質は劣る
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』についての海外メディアの感想となります。
画質やパフォーマンスの劣化はほとんどない
Switch向けに移植された本作は、PS5やXSX|Sなど他プラットフォーム版と比較しても遜色ないパフォーマンスを実現しています。画質やフレームレートなどに関しても、ほとんど同様の品質で楽しめるとのこと。
しかもSwitch版ではポータブル(携帯)モードで外出先でも場所を選ばずゲームを遊ぶことが出来るため、他プラットフォーム版とよりも優れているという意見もありました。
他プラットフォーム版では発売時点のプレイアブルキャラクターが少ない点が指摘されていましたが、本作では特典として初めからすべての要素(キャラクターなど)が収録されているため、喜ぶ声が多く見受けられました。
繰り返し感が強く、深みに欠ける戦闘
一方で、本格的な格ゲーと比較すると戦闘システム自体はシンプル(単純)な作り込みであり、コンボのバリエーションが少なく、キャラ育成要素も無いため、徐々に戦闘が単調に感じられるとも指摘されています。
また、ストーリーモードの探索パートでは、そもそもマップが直線的であまり広くも無いため、探索の自由度が低くでメンドクサイだけとのこと。
これらの点に関しては、他プラットフォーム版でも同様の指摘がなされており、改善はされていないようです(当たり前ですが)
まだヒノカミ血風譚をプレイしたことのない方にオススメ
いずれにせよ、多くのレビュアーが『まだヒノカミ血風譚をプレイしたことのない方にオススメ』であるとして、中々に高い評価を付けていました。
PS5版やXSX|S版と比べると流石に多少の画質の劣化はあるものの、ほとんど気になるレベルではなく、他プラットフォーム版と遜色ないクオリティで外出先でもゲームを楽しむことが出来ます。
ストーリーやカットシーンの数々はアニメを忠実に再現しており、ビジュアル面も高いクオリティで作り込まれているため、アニメ版とはまた一味異なる迫力が感じられるとのこと。
そして何より、個性豊かな鬼滅キャラを実際に操作できるのはとても楽しい体験です。
鬼滅ファンはもちろん、鬼滅の刃を見たことのない方にもオススメできる作品となっています!
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