2020年11月13日(金)発売の、PS4, PS5, Xbox One, XSX, PC向けアクションFPSゲーム『Call of Duty: Black Ops Cold War』(コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー, CoD:BOCW)。
本作は、世界的な人気を誇るファーストパーソンシューティング(FPS)ゲーム『コールオブデューティー(COD)』シリーズの最新作です。
"ブラックオプス" の正式な続編となっており、キャンペーンモードに加えてオンライン対戦、およびゾンビモードも復活しています。また、前作CoD:MWのバトルロワイヤルモード "Warzone" も今作へ統合されます。
ハード | PS4, PS5, Xbox One, XSX, PC |
開発元 | Treyarch |
価格 | スタンダード版:8,690円(税込) 世代互換バンドル:9,680円(税込) アルティメット版:11,880円(税込) |
ジャンル | 一人称シューティング(FPS) |
プレイ人数 | 1~40人 |
リリース日 | 2020年11月12日(木) |
このゲームについて:
『ブラックオプス』第1作の直接の続編となるシリーズ最新作。本作の舞台となるのは1980年初頭、各国が覇権を争う激動の冷戦時代……。
プレイヤーは精鋭の工作員となり、世界の勢力均衡を崩し歴史を変えようと画策する謎の人物“ペルセウス”を追跡する。ウッズ、メイソン、ハドソンといったおなじみのキャラクター、そして策略を阻止しようと奮闘する新たな仲間とともに、陰謀渦巻く世界で闇の核心へと迫っていく。
本作の舞台は1980年初頭。激動の冷戦時代を舞台に、精鋭の工作員であるプレイヤーが世界を揺るがす闇の革新へと迫っていきます。
今まで以上にリアルで白熱したキャンペーンモードが用意されているほか、さらなる進化を遂げたマルチ対戦モードやゾンビモードも搭載。そして大きな人気を博すバトルロワイヤルモード『Warzone』も統合されるなど、非常に幅広いコンテンツが遊べる作品となっています。
▼今後も無料の追加コンテンツが続々と配信されるとのこと。
なお、本作は前世代機(PS4・XB1)と次世代機(PS5・XSX)とのマルチプラットフォームに対応しており、『クロスジェン(世代互換)』版を購入することで前世代機と次世代機のいずれでもプレイすることができます。
購入の際は、各エディションの違いに注意しましょう。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
PlayStation LifeStyle -シリーズの良い点を残しつつ進化を果たした次世代作品
Score:90点
本作は従来作で人気だったキャンペーン、ゾンビモード、バトルロワイヤルモードのすべてを取り入れつつ、さらに進化を果たした作品です。
発売時点で遊べるコンテンツが非常に多く、今後も無料で追加コンテンツが配信されることが予定されています。
ブラックオプスの続きのストーリーは相変わらず興味深い内容であり、映画のような演出に目を惹かれます。
また、PS5版ではコントローラのアダプティブトリガーが、銃の種類によってトリガーの重さの違いをプレイヤーに伝えてくれるため、没入感が高まります。
今後のCODシリーズへの期待値が、今まで以上に大きくなりました。
良かった点
- 非常に多くのコンテンツを搭載
- ブラックオプスの続きの物語を体験できる
- ゲームプレイの純粋な進化
- より遊びやすくなったゾンビモード
- 無料の追加配信コンテンツの数々
- 引き金の重さの違いを再現しているアダプティブトリガー
悪かった点
- キャラクターモデルのクオリティは低い
- キャンペーンモードの体験自体は今までと大差ない
Hobby Consolas -次世代機の力を十分に活かした傑作
Score:90点
本作は次世代機のパワーをうまく活かして制作されています。
4K・60fpsで描かれるグラフィックは実に美しく、オフライン・オンラインのいずれでも安定した高フレームレートでプレイすることができます。
PS5版では環境音を立体的に伝える "3Dオーディオ" と、引き金や反動の感覚を直接伝える "デュアルセンスコントローラー" の機能により、この上ない没入感を実現しています。
そしてマルチプレイヤーでは通常の対戦に加え、ゾンビモード、ウォーゾーンなどのコンテンツがすべて統合されており、非常に満足度の高い内容となっています。
シリーズで最も革新的な作品です。
良かった点
- 何度もプレイしたくなるエンディング分岐要素
- 白熱するキャンペーンモード
- いくつものマルチプレイコンテンツを搭載(ゾンビ、ウォーゾーン、対戦など)
- 没入感を高める "3Dオーディオ" と "デュアルセンスコントローラー"
- 4K・60fps・高速ロード技術
悪かった点
- キャンペーンは短い
Game Informer -常にドキドキしながら没頭できるゲーム内容
Score:88点
本作のグラフィック・サウンドはともに高いクオリティとなっていますが、特に効果音に関しては、迫力がダイレクトにプレイヤーに伝わってきて、常にドキドキしながらゲームに没頭することができました。
キャンペーンモードはリプレイ性が高く、何度でも遊びたくなるような内容です。
マルチプレイはゾンビモード、バトルロワイヤルモード、対戦モードのいずれも堅実に楽しい内容となっています。ゾンビモードでは幅広い難易度オプションが追加されたことで、初心者でも気軽に遊べるコンテンツとなりました。
全体的に優れた最新作であると言えます。
良かった点
- リプレイ性の高いキャンペーン
- 強烈な効果音とサウンドトラック
- 幅広い難易度オプション
- ゾンビモードの実装
- 堅実に面白いマルチプレイヤー
悪かった点
- ビジュアルは普通レベル
GamesBeat -価格に見合ったコンテンツ量
Score:80点
本作には緊張感のある映画のようなキャンペーンモードと、非常に豊富なボリュームのマルチプレイヤーモードとが搭載されており、価格に見合った内容となっています。
キャンペーン自体は短いものの、いくつかのエンディングへと分岐するため、何度もプレイし直す楽しさがあります。
PvP・ゾンビ・バトルロワイヤルを合わせたマルチプレイヤーモードは、長期間にわたって時間をつぶすことのできるコンテンツです。
特にゾンビモードは、難しくてイライラすることもありますが、プレイすればするほどに楽しくなっていきます。
シリーズ最高傑作とまではいかないものの、次世代機初期の作品としては十分にクオリティの高いゲームです。
良かった点
- 豊富なボリュームのマルチプレイヤーモード
- 緊張感のあるキャンペーン
- 繰り返し遊べるエンディング分岐
悪かった点
- キャンペーンは短い(ミッションが少ない)
- ゾンビモードは難しくてイライラすることがある
- 旧世代機に足を引っ張られていると感じる部分がある(グラフィック等)
Hardcore Gamer -キャンペーンモードが短い
Score:80点
本作のキャンペーンモードは興味深い内容ですが、ボリューム自体は短くてすぐに終わってしまいます。
キャラモデルの質が低かったり、マルチプレイ用のマップが少なかったりと不満点はいくつかありました(おそらくマルチプラットフォーム化で足を引っ張られているのでは)。
しかし、次世代機による高解像度でのゲームプレイは確かに素晴らしく、シングルモードでは高速ローディングにより快適なゲームプレイが実現されています。
そしてPS5版では "アダプティブトリガー" と "触覚フィードバック" の2つの機能により、引き金を引いたときに独自の感覚を得ることができて面白いです。
原文
良かった点
- 興味深い内容のストーリー
- プレイヤーを飽きさせないマルチプレイヤーコンテンツ
- 次世代機による高クオリティグラフィック
- 高速ローディング
- 素晴らしい触覚フィードバックとアダプティブトリガー
悪かった点
- キャンペーンは短い
- 発売時点のマルチプレイ用マップが少ない(8種類)
- マルチプレイでは画質が落ちる
- キャラの顔モデルの質は低い
総評:次世代機の力を十分に活かして進化したCOD最新作
総合Score:86点
GOODな点
- 非常に多くのコンテンツを搭載
- 緊張感のあるキャンペーン
- 何度もプレイしたくなるエンディング分岐要素
- いくつものマルチプレイコンテンツを搭載(ゾンビ、ウォーゾーン、対戦など)
- 没入感を高める "3Dオーディオ" と "デュアルセンスコントローラー"
- 4K・60fps・高速ロード技術
BADな点
- キャラクターモデルのクオリティは低い
- キャンペーンが短い
- キャンペーンモードの体験自体は今までと大差ない
- 旧世代機に足を引っ張られていると感じる部分がある(グラフィック等)
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『Call of Duty: Black Ops Cold War』についての海外メディアの感想となります。
次世代機によってFPS体験が進化
本作は次世代機の力を取り入れることによって、全体的なFPS体験を進化させた作品であるとして、いずれのレビュアーからも非常に高い評価を得ています。
4K・60fpsで描かれるグラフィックは実に迫力があり、臨場感のある3Dオーディオ技術に加え、PS5版ではデュアルセンスコントローラの触覚フィードバック技術も合わさることで、没入感の高い銃撃体験を生み出しています。
特にデュアルセンスコントローラの "アダプティブトリガー" により、銃ごとに引き金の硬さや反動の大きさなどの違いを感じることができるため、とても楽しいとのこと。
オンラインモードでは通常のPvP戦以外にもゾンビモード、バトルロワイヤルモードなど幅広いコンテンツをプレイすることが可能。
今後も大量の追加コンテンツが配信される予定であるため、長期間にわたって没頭できるコンテンツであると評価されています。
旧世代機とのマルチプラットフォーム化に足を引っ張られているか
一方で、キャンペーンモードはボリュームが少なくてすぐに終わってしまうと、いずれのレビュアーも述べています。
また環境のビジュアルは良いものの、キャラクターの顔モデルなどは質が低く、旧世代機並みのクオリティであるとのこと。このあたりは、旧世代機(PS4・XB1)とのマルチプラットフォームでリリースされたことにより、技術的に足を引っ張られている部分もあるかもしれませんね。
今後のさらなる進化が期待される
いずれにせよ、若干マンネリ化しつつあったCODシリーズの体験をさらに向上させることに成功した新作であるとして、全体的に高い評価を得ています。
キャンペーンモード自体は短いものの、ストーリー分岐など何度も繰り返しプレイできる要素が用意されているため、満足度は高いようです。
そしてとにかくマルチプレイのコンテンツが充実しているため、次回作がリリースされるまでの間を十分に保つことができるでしょう。
次世代機のパワーでさらなる進化を果たしたCODを、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか!( ゚∀゚)
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