2020年6月19日(金)発売の、ニンテンドースイッチ向けレーシングゲーム『Burnout Paradise Remastered』(バーンアウトパラダイス リマスタード)。
本作は2008年にPS3・Xbox360向けにリリースされた『バーンアウト パラダイス』を、Switch向けに移植した作品です。
リマスター化によってパフォーマンス等が最適化されているほか、8つの追加コンテンツも全て収録された完全版となっています。
ハード | Nintendo Switch |
開発元 | STELLAR ENTERTAINMENT SOFTWARE LTD |
価格 | 5,500円 |
ジャンル | レーシング, トレーニング |
プレイ人数 | 1~8人(オンラインマルチプレイ対応) |
リリース日 | 2020年6月19日(金) |
このゲームについて:
累計数百万本を売り上げた「Burnout™」シリーズが、初めてNintendo Switchに登場。
自由奔放なカーアクションで、「Burnout™ Paradise Remastered」のオープンストリートを支配しよう。
ドライビングテクニックの限界に挑み、過酷なレース参戦して、スピードの壁をぶち破ろう
喧騒のダウンタウンを抜ければ、荒れた山道も待ち構えている。ストリートを傍若無人に飛ばしてライバルを破壊し、街中を自由に走って近道を発見。
友だちを置き去りにし、クラッシュ時には圧巻の破壊表現を楽しみながら、勝利に向けて自分の道を突き進もう。
リマスター版となる本作では、スイッチ用にフレームレートは60FPSで最適化されており、テクスチャ等の解像度も向上。
指を使ったタッチ操作でマップ上の目的地を簡単に見つけることが出来るなど、インターフェース面でも最適化が成されています。
また本編に加え、『Big Surf Island』『Burnout Bikes』『Cops and Robbers』などを始めとする8つのDLCパックおよび130種類以上のマシンも全て収録されており、まさに完全版と言うにふさわしい作品となっています。
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
God is a Geek -非常に豊富なコンテンツ量
Score:85点
本作にはバーンアウトパラダイスの本編に加え、すべてのDLCが収録されており、コンテンツ量自体は非常にボリュームのある内容となっています。
グラフィックもスイッチゲームの中では最高レベルのクオリティであり、10年以上前のゲームであるにもかかわらず、衝突時のクラッシュ表現などは実に見事なものです。
そしてショートカット満載のレースは爽快感満載です。
バーンアウトの続編が待ちきれない方にはオススメの一作です。
良かった点
- 非常に豊富なコンテンツ量
- スイッチ向けゲームの中で最高レベルのグラフィック
- 全てのDLCが収録
悪かった点
- 値段が高い
- PS4・Xbox One版に比べて画質は落ちる
Vandal -スイッチ向けに最適化された操作性・パフォーマンス
Score:80点
スイッチにはプレイステーションなどのようにR2・L2トリガーは実装されていません。
しかし、それでも操作性はスイッチ向けに最適化されており、ストレスなく激しいドライビングを楽しむことが出来ます。
60FPSで動くグラフィックも実に美しく、すべてのDLCを含んだコンテンツも非常にボリューミーな内容です。
多種多様なジャンルの収録サウンドトラックを聴きながらドライブを楽しむのは、とても楽しい体験です。
良かった点
- スイッチ向けに最適化された操作性・パフォーマンス
- 多くのコンテンツ
- 60FPSで美しいグラフィック
- 豊富なジャンルのサウンドトラック
悪かった点
- 高い価格
- 完全新規のコンテンツは何もない
Nintenderos -作り込まれたマップと隠し要素の数々
Score:80点
本作は発売から10年以上経った今でも、間違いなく素晴らしいドライビングゲームです。
全てのDLCが収録されたほか、オンラインマルチプレイにも対応しているため、優に数十時間はプレイし続けられるボリュームがあります。
都市部を舞台としたマップは細部まで作り込まれており、至る所に隠し要素が用意されているため、すべてを見つけようと思うとさらにプレイ時間を延ばすことが出来ます。
ゲームプレイ自体は若干繰り返し的になるものの、この手のジャンルのゲームが好きな方にはオススメです。
良かった点
- 見事な操作性とスピード感覚
- 豊富な種類の車両
- 詳細なマップのデザインと隠された要素
- 優れたサウンドトラックと効果音
悪かった点
- ゲームプレイ自体は繰り返し感が強い
- グラフィックはもう少し綺麗になっても良かった
Jeuxvideo.com -バーンアウトパラダイスをどこでもプレイ可能
Score:75点
スイッチに対応することで、どこでも好きな時に激しいドライビング体験を楽しむことが出来るようになったことは実に嬉しいです。
DLCを含むコンテンツは何時間もの楽しさを提供し、60FPSに対応することで全体のゲーム体験を向上させています。
ただしPS4・XB1版に比べて、コンテンツ自体に変化がないにもかかわらず、価格が少し高いのがネックです。
良かった点
- 体験を向上させる60FPS対応
- バーンアウトパラダイスをどこでもプレイ可能
- スピーディで楽しいドライビング
- 白熱するサウンドトラック
悪かった点
- 実用的でないメニュー画面
- ドッキング(据え置き)プレイ時にジャギが目立つ
- PS4・XB1版(約4,000円)に対して価格が高い
Screen Rant -ゲームプレイ自体は単調(多様性に欠ける)
Score:60点
本作は10年経った今でも楽しいゲームであり続けており、60FPSに対応することで全体的な表現も滑らかになっています。
一方で、ゲームプレイ自体は単調であり、同じようなシチュエーションで同じようなレースを繰り返すことになるので、多様性に欠けます。
またPS4・XB1版と比べるとグラフィックはそこまで向上しているとは言えず、あまりに期待し過ぎるとガッカリするかもしれません。
良かった点
- 今プレイしても楽しいゲーム性
- 60FPSに対応した滑らかなグラフィック
悪かった点
- グラフィックはそこまで綺麗になっていない
- ゲームプレイ自体は単調(多様性に欠ける)
総評:どこでも好きな時に激しいドライビング体験!
総合Score:76点
GOODな点
- バーンアウトパラダイスをどこでもプレイ可能
- 非常に豊富なコンテンツ量
- 全てのDLCが収録
- スイッチ向けに最適化された操作性・パフォーマンス
- 豊富な種類の車両
- 詳細なマップのデザインと隠された要素
BADな点
- 値段が高い
- PS4・Xbox One版に比べて画質は落ちる
- 完全新規のコンテンツは何もない
- ゲームプレイ自体は単調(多様性に欠ける)
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『Burnout Paradise Remastered』についての海外メディアの感想となります。
すべてのDLCを含めた豊富なコンテンツ量
本作では、本編に加えすべてのDLCが収録されており、オンラインマルチプレイモードも含めるとかなりのボリュームで優に数十時間は遊び続けられるコンテンツ量になっているとのこと。
60FPSに対応したグラフィックは滑らかかつ綺麗な見た目になっており、ゲーム体験全体を底上げすることが出来ていると好評な様子です。
パフォーマンス・操作性もスイッチ向けに全て最適化されており、何より外出先でも好きな時にドライビング体験が楽しめることも、スイッチ版の大きなメリットの1つであると評価されています。
価格が高い
一方で、完全新規コンテンツは何も追加されていないにもかかわらず、5,500円というフルプライス価格は非常に高いと、不満の声も上がっていました。
PS4・XB1版は約4,000円であるのに対し、スイッチ版がなぜかワンステップ高い価格となっている点にも疑問の声が上がっていました。
確かに、リマスター版であれば3,000円ほどに抑えてくるのではと思っていたため、若干高めの価格設定であることは否めません。
どこでも好きな時にバーンアウトパラダイスを楽しめる
いずれにせよ、スイッチでどこでも好きな時に『バーンアウトパラダイス』を楽しめる点については、どのレビュアーも喜んでいる様子でした。
スピーディなレースと、激しいクラッシュ表現はこの手のジャンルのゲーム好きには堪らない内容となっています。
激しく爽快なドライビングを楽しみたい方は、ぜひ本作をプレイしてみてはいかがでしょうか!(゚∀゚)
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