2022年10月28日(金)発売の、ニンテンドースイッチ向けアクションアドベンチャーゲーム『ベヨネッタ3』(Bayonetta 3)。
本作は、四肢に銃を携えた魔女が、華麗なアクションで敵をねじ伏せる人気シリーズ「ベヨネッタ」の最新作です。
悪魔と一体化する「デーモン・マスカレイド」、魔獣を意のままに操る「デーモン・スレイブ」などの新技を駆使して、ベヨネッタが世界各地を舞台に新たな敵と戦っていきます。
ハード | Nintendo Switch |
開発元 | 任天堂 |
価格 | ダウンロード版:7,600円(税込) パッケージ版:7,678円(税込) |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2022年10月28日(金) |
このゲームについて:
前作から8年の時を経て、全世界が待ち焦がれた∞(ノンストップ)クライマックス・アクションの最新作が、全てを超える究極スケールでついに登場。
突如現れた、天使とも悪魔ともつかない異形の軍勢。消滅の危機に瀕した人間界を救うため、最強の魔女ベヨネッタが立ち上がる。
その身を魔獣と融合させて力を振るう「デーモン・マスカレイド」、大魔獣を召喚して意のままに操る「デーモン・スレイブ」。前作から大きく進化した新たな魔導術で、戦いはよりダイナミックに、さらにサディスティックに。
加えて今作では、ベヨネッタに助けを求める謎めいた“第三の魔女”も登場。日本刀を手に、猫の魔獣チェシャを召喚して戦う彼女の正体は一体……!?
新たな舞台、新たな能力、新たな装いで、麗しき魔女は三たび全世界を席巻する。
人気アクションゲームシリーズの最新作であり、敵の攻撃を直前で回避することで周囲がスローモーションになる「ウィッチタイム」を軸に、打撃と銃撃を組み合わせたコンボを叩き込んでいく爽快な戦闘を楽しむことが出来ます。
お馴染みの主人公 "ベヨネッタ" を操作して、ニューヨークや渋谷など世界各地に襲いかかる未知の敵 "ホムンクルス" を相手に戦います。
刀と魔導術で戦うヴィオラもプレイアブルキャラクターとして登場。刀で敵の攻撃をいなすトリッキーな戦いを楽しむことが出来ます。
▼ヴィオラ
なお、本作ではシリーズ初となる "ナイーブエンジェルモード" が搭載されています。これは、通常よりもお色気表現(身体の露出)を少なくすることで、お茶の間でも気まずい雰囲気にならずに遊べる画期的なモードであるとのこと。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
The Enemy -シリーズファン必見の最新作
Score:100点
ダイナミックかつスリリングなアクション、ユニークで奇妙な敵キャラクターたち、そしてパワフルで楽しい登場人物たちなど、シリーズ特有の魅力は本作でも健在です。
本作では、ベヨネッタ以外のプレイアブルキャラクターでプレイすることも可能となっており、戦闘やアクションに多様性が生まれて楽しいです。
パフォーマンスは全体的に安定しており、ドッキングモード、携帯モードのいずれにおいてもスムーズなゲームプレイが可能でした。
メインストーリーのクリアまで約18時間、やり込みコンテンツの制覇を目指すとさらに数十時間は楽しみ続けられる満足度の高いコンテンツボリュームがあります。
シリーズファンであれば、間違いなく必見の最新作でしょう。
良かった点
- ダイナミックかつスリリングなアクション
- 壮大なストーリー
- パワフルで楽しいキャラクター達
- 臨場感のあるサウンドトラック
- 満足度の高いボリューム
- 安定したパフォーマンス
悪かった点
- ナイーブエンジェルモードがあるものの、露骨に誇張された性的表現が未だ幾つか存在している
SECTOR.sk -最初から最後まで退屈しないゲームプレイ
Score:95点
本作は、今までのシリーズ作品よりも更にダイナミックで感動的なアクションゲームとなっています。
敵との戦闘は常に白熱する体験であり、コンボ技をつなげて連続攻撃を繰り出すと、この上ない爽快感が得られます。
進むにつれて新たな技、武器などを次々に入手できるため、戦闘は変化に富んでおり、最初から最後まで退屈に感じることはありませんでした。
各プレイアブルキャラクターにはキチンとした長所・短所があり、差別化されているため使い分けるのが楽しかったです。
解像度はやや低い一方でフレームレートは安定しており、パフォーマンスの面で不満を感じることはありませんでした。
まさにシリーズファンが待ち望んでいた作品です。
良かった点
- 変化に富んでおり退屈しないコンテンツ
- フレームレートは安定している
- 差別化されているプレイアブルキャラクター達
- 非常にダイナミックなアクション
- 爽快なコンボ技
悪かった点
- 解像度が低い(特にドッキングモード時)
Press Start Australia -Switchでプレイ可能な、最も楽しいアクションゲームの1つ
Score:90点
本作は、シリーズ最新作にふさわしい体験を提供するために、様々な方法でコンテンツに新鮮味を加えています。
武器や利用可能な魔獣の種類は今まで以上にバリエーションが富んでおり、戦闘のリプレイ性を高く保つことに成功しています。
また単純な戦闘以外にも、横スクロールのステルスアクションなど、他のプレイアブルキャラクターを操作したユニークなサイドクエストも用意されており、ゲームプレイ自体にも新鮮さと多様性が生まれていました。
ストーリーの内容は魅力的で、素晴らしいサウンドトラックが全体的に雰囲気を盛り上げれくれます。
グラフィックこそ前2作より劣るものの、ビジュアルデザインは相変わらず質が高く、Switch作品の中でも1,2を争うレベルだと感じられました。
Switchでプレイ可能な、最も楽しいアクションゲームの1つです。
良かった点
- 高いリプレイ性
- より洗練された戦闘システム
- 魅力的なストーリー
- 豊富な種類の武器&魔獣
- 面白いサイドミッションの数々
- 見栄えの良いビジュアル
- 優れたサウンドトラック
悪かった点
- ステージデザインは魅力に欠ける
- グラフィックは前2作に劣る
- いくつかの退屈なボス戦
JeuxActu -アクションゲーム好きとしては、実に食欲をそそられる作品
Score:85点
最初から最後まで、ペース良く展開するアクションゲームとなっています。
戦闘システムはただダイナミックなだけでなく、各技の組み合わせや扱う魔獣の選択、コンボ技のつなぎ方などを工夫することで、さらなる広がりが見える奥深さを兼ね備えています。プレイアブルキャラクターがベヨネッタに限定されていない点も嬉しいです。
敵キャラクター・ワールド背景を含めて全体的に芸術的なビジュアル表現がなされています。解像度こそ低いものの、世界観に魅了されるには十分なクオリティです。フレームレートなどのパフォーマンス面では安定しています。
そして何より、本作の優れたサウンドトラックは、全体的な体験を最終章まで見事に盛り上げてくれました。
アクションゲーム好きとしては、実に食欲をそそられる作品の1つです。
良かった点
- 最後までペースの良い展開
- 奥深い戦闘システム
- 複数のプレイアブルキャラクター
- 芸術的なビジュアル
- クールで迫力のあるアクション
- 種類の豊富な魔獣
- 滑らかなパフォーマンス
悪かった点
- グラフィックは低品質(テクスチャのジャギが目立つ)
- いくつかのカメラワークの問題
- 内容の薄いシナリオ
- ベヨネッタと比べて、ヴィオラに魅力が欠けている
Gfinity -グラフィックの質は低い
Score:70点
本作における戦闘は実に白熱する体験であり、多彩な武器や魔獣を駆使して、アドレナリン全開のアクションを楽しむことが出来ました。
複数の敵が登場する場面でもフレームレートは一貫して安定しており、終始スムーズなゲームプレイが可能な点も素晴らしいです。
一方で、パフォーマンスを安定させる分、グラフィックの質が低く、特に一部のカットシーンはぼやけており非常に見栄えが悪いです。キャラクターモデルに関しても、携帯モードではジャギ(ギザギザ)がかなり目立ちます。
また、もう1人のプレイアブルキャラクターであるヴィオラは、キャラ性、戦闘システムの両面で残念ながら魅力に欠ける存在となってしまっています。
しかし、アクションゲームとしては間違いなく優れた作品であり、シリーズファンの期待に応える出来だと言えます。
良かった点
- アドレナリン全開のアクション
- 安定したフレームレート
- 迫力のある魔獣たち
悪かった点
- ストーリーは平凡な内容
- グラフィックの質は低い(一部のカットシーンは非常に見栄えが悪い)
- ヴィオラは魅力に欠ける(キャラ性、戦闘システムの両面で)
総評:Switch作品の中で1・2を争うほどダイナミックなアクションゲーム
総合Score:89点
GOODな点
- ダイナミックかつスリリングなアクション
- パワフルで楽しいキャラクター達
- 臨場感のあるサウンドトラック
- 満足度の高いボリューム
- 安定したパフォーマンス
- 変化に富んでおり退屈しない戦闘
- 芸術的なビジュアル
BADな点
- 解像度が低い(特にドッキングモード時)
- ストーリーは平凡な内容
- ヴィオラは魅力に欠ける(キャラ性、戦闘システムの両面で)
- いくつかのカメラワークの問題
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『ベヨネッタ3』についての海外メディアの感想となります。
退屈しない、多様性に富んだ戦闘
本作では、従来シリーズ作品よりさらに洗練され、よりダイナミックで迫力のあるアクションを楽しむことが出来ます。
豊富な種類の武器・技・魔獣が追加されたことで戦闘に多様性が生まれており、最初から最後まで退屈しないバトルが楽しめるとのこと。
パフォーマンスも安定しており、複数の敵が同時に出現するような場所においても、フレームレート低下などストレスに感じる現象は生じません。サウンドトラックのクオリティの高さに関しては、いずれのレビュアーも絶賛していました。
ストーリークリアまで約20時間、やり込み要素を含めるとさらに数十時間は楽しめるコンテンツボリュームとなっており、全体的に満足度の高い最新作になっているようです。
解像度が低い
一方で、多くのレビュアーが解像度の低さを指摘していました。
本作ではフレームレートを安定させるためにグラフィックを犠牲にしていると述べられており、キャラクターモデルはジャギ(輪郭のギザギザ)が目立ち、いくつかのカットシーンはぼやけて見えるとのこと。
ただ、ゲームプレイ自体に支障をきたすレベルではないようです。白熱する戦闘を楽しんでいるあいだは、解像度の低さはほとんど気になりません。
他には、プレイアブルキャラクターであるヴィオラについて、キャラ性、戦闘システムの両面で魅力に欠けるとの意見も見受けられました。
アクションゲームとしては一級のクオリティ
いずれのせよ、多くのレビュアーが『アクションゲームとしては一級のクオリティ』であるとして、本作に非常に高い評価を付けていました。
新たな技や武器、魔獣などが追加され、戦闘システムもより洗練されたことで、従来シリーズ作をプレイし尽くした方でも新鮮な気分で楽しめるとのこと。
コンテンツボリュームも豊富で、クリア後のやり込み要素を含めると長く遊び続けられる作品となっています。
解像度は若干低めなものの、その分パフォーマンスが安定しており、終始滑らかなアクションを楽しむことが出来ます。
シリーズファンはもちろん、クオリティの高いアクションゲームを遊びたい方は、是非プレイしてみてはいかがでしょうか!
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